( ^ω^)がアウターブーンの世界に入り込んだようです
- 1:1 ◆yl3K3xulPc :2006/05/23(火) 23:16:09.85 ID:CNvvzHtf0
- アウターブーン…
それは現実世界の外側にある世界
その世界では現実を超えたあらゆる事が起きる…
このスレを開けばアウターブーンの世界を知る事ができるだろう
ただし「想像力」のない人間には何も見えないだろうが…
- 4:1 ◆yl3K3xulPc :2006/05/23(火) 23:18:14.28 ID:CNvvzHtf0
第一話
「ザ・ワールドウォッチ」
その日は朝から憂鬱な日だった。目を覚ましたらカーチャンがいない。朝飯もない。完璧な遅刻。
だるいだけの学校が終わっても、家で待っているのは週末締め切りのレポートだけ。
それでもいつものように、名前のない歌を口ずさめば、世界は別の色で現れる。
( ^ω^)「ぶんぶぶ〜ん♪」
なんの取り柄もない自分には、アニメのヒーローが輝いて見えた。
強靭な肉体と強力な魔法で悪を倒す勇者。
そして彼らは特殊能力を駆使する。
自分にも類まれな能力があったら冒険の世界が開けるんだろうか?
- 6:1 ◆yl3K3xulPc :2006/05/23(火) 23:19:35.84 ID:CNvvzHtf0
- 最近の彼らは重い過去を持つ傾向がある。
両親がモンスターに殺されたり、恋人を失っていたり。
それでも、ヒーローには仲間がいる。
暗く湿った洞窟や不気味な神殿。
そこを旅するときは決して一人じゃない。
それなら。胸を躍らすような冒険が待っているのなら、何が犠牲になろうともOKじゃないか。
少なくともそれは今の自分の人生より、はるかに魅力的なはずだ。
( ^ω^)「…お? こんなところに時計が落ちてるお…。」
自分にも類まれな能力があったら冒険の世界が開けるんだろうか?
そう。世界の「時」を止めてしまうような――
- 8:1 ◆yl3K3xulPc :2006/05/23(火) 23:20:33.29 ID:CNvvzHtf0
川゚−゚)「こんにちわ皆さん。アウターブーンの案内人、クーだ。」
川゚−゚)「ある男が見つけたのはアウターブーン製の時計。」
川゚ー゚)「果たして彼にその時計を使いこなす事が出来るだろうか…。」
- 10:1 ◆yl3K3xulPc :2006/05/23(火) 23:23:19.32 ID:CNvvzHtf0
( ^ω^)「うはwwwwwテラキタナスwwwww」
( ^ω^)「ブーンはこんなかっこ悪いデザインの時計には興味ないお!!早く帰ってVIPするお!!」
川゚ー゚)「ちょwwwwwwwww」
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