( ^ω^)の乳首がとんがりコーンになったようです

  
205:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:08 NvwvRyLgO
  

川゚ー゚)「どうした?そんな顔して」

「いや、もう何て言ったらいいかわかんないですお」

人間というのは信じられない事が起こると考えるのをやめてしまうらしい。まったく頭が回らない。

川゚ー゚)「お!バスがきたぞ」

あぁ・・・僕はこの人に振り回され続けるんだろうな。
止まりかけの頭で最後に出てきたのはそんな言葉だった。


バスの中でぐったりする僕。それを見てわざとはしゃぐクーさん。
怒る気にはなれない。なんだかそれが当たり前のような気がしてなぜか怒りは芽生えなかった。

川*゚ー゚)「ふはははははは、関係無いとこでボタンを押すのだー!」

「・・・へ?」

ピンポーン・・・『次、止まります』



  
206:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:09 NvwvRyLgO
  


「クーさん何してるんですかおッ!!」

一人あたふたする僕を後目にクーさんは冷静に座っていた。
バス停につくと前の席の老夫婦が「ありがとう」と言って降りていった。

「クーさん、あの二人のためにボタンを押したんですかお?」

川゚ー゚)「秘密のアッコちゃん」

この寒いギャグは照れ隠しと思っておこう。
クーさんは僕等以外に乗客のいなくなったバスの中で一人語りだした。

川゚ー゚)「なぜアッコちゃんのお父さんは船長からカメラマンに変わったのだろうか?あれではアッコちゃんがお父さんの船を助けるという私の一番好きな話が放送できないというのに・・・」

クーさんは時にマニアックです。



  
207:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:10 NvwvRyLgO
  

「なに言ってるのかよくわからないけど、次でおりますお」

手を伸ばしボタンを押す。すぐに聞こえる電子音。ピンポーン・・・『次、止まります』

バスはしばらく走ると失速し工場前のバス停に止まった。一人230円を払いバスを降りる。

そして作戦会議が行われた。

川゚ー゚)「さて、この工場に潜入するわけだが・・・どこから入る?」

「入り口から入るのはまず無理ですお。どこかの窓から入るのがいいと思いますお」

二手に別れて工場の周りを回る。
僕は潜入出来そうな場所を探した。しばらく歩くと、そう高くない場所に窓があるのを見つけた。鍵はかかっていないようだ
とりあえずはクーさんと合流する事にする。

「潜入出来そうな窓がありましたお」

川゚ー゚)「おぉ、でかしたぞブーン」

二人で窓の場所まで行った
川゚ー゚)「レディーファーストだッ!」

壁を蹴り上げ、身軽な動作で進入するクーさん。僕が呆気にとられていると、

「うわ!なんだお前は!!」

室内から野太い男の声が聞こえてくる。クーさんが危ない!
僕は急いで窓をよじ登る。



  
208:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:16 NvwvRyLgO
  

そこは男子トイレだった。中には気絶して小便器に頭から突っ込むレオタードの男の姿があった。
よく見ると男の服はいたるところに引き裂かれた痕があり、側にクーさんがたっていた。

「・・・クーさんがやったんですかお?」

川゚ー゚)「秘密のアッコちゃん」

クーさんが入ってから僕が入るまでは1分も無かった。いったい何があったのだろうか?

川゚ー゚)「さてと、さっさと用を済ませて帰るぞ」

「ま、待ってくださいお!」

トイレから出る。白い壁と白い天井、廊下は左右に分かれている。

「どっちに行きますかお?」

川゚ー゚)「右・・・だな」

クーさんは一人で歩いていく。僕は少し走って前に出た。

「何があるかわかりませんお。僕が前にでますお」

クーさんは少し笑いながら僕についてくる。
しばらくすると分厚い扉を見つけた。扉には『倉庫』と書かれた札がぶら下がっている。
僕はドアノブを握り左右に回す。

ガチャ ガチャ

どうやら鍵がかかっているようだ。ドアは頑丈そうで簡単に開きそうにない。

川゚ー゚)「作戦かーいぎッ!」




五分後

「じゃあ工場長をぶちのめして鍵を奪うってことでいいかお?」

川゚ー゚)「異論は無い」



  
210:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:17 NvwvRyLgO
  

川゚ー゚)「若さ、若さってなんだぁー♪ 振り向かないことさぁー♪」

「クーさん静かにしないと危ないですお」

川゚ー゚)「愛ってなんだぁー♪」

「クーさん僕の話を聞いて・・・」

m9川゚Д゚)「た め ら わ な い こ と さ !」

クーさんの歌声は廊下に響きわたった。



Ω<おい!いま何か聞こえなかったか!?

Ω<宇宙刑事ギャバンの主題歌が聞こえたぜ!

Ω<うへへへ・・・雑巾うめぇwwwww


何人かの作業員が集まってくる。僕はクーさんの手を掴んで走った。

川;゚ー゚)「うわッ!ブーン、早いッ!!」

クーさんを気にしている暇はない。見つかれば終わりだ。火薬を手に入れるためにも今はどこかに隠れないと・・・。

川;゚ー゚)「ブーン!あれだッ!!」

目の前には少し大きめのロッカー。右手で音をたてないようにロッカーを開け先にクーさんをねじ込む。

川;゚ー゚)「ふぎゃッ」

残ったわずかな隙間に僕が入って扉を閉める。


Ω<あれ?このへんに誰かいなかったっけ?

Ω<ギャバンは気のせいだったのか・・・

Ω<ケツに酢昆布うめぇwwwww



  
211:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:18 NvwvRyLgO
  

ロッカーの中は外から見るより小さかった。
互いの間はわずか10センチ程度の距離しかない。息を押し殺して僕等はじっと待った。

川*゚-゚)「・・・。」

心なしかクーさんの顔が赤い。さっきから上目遣いで僕の事を見てくる。

にょきにょきにょき

・・・あ、ちんこ起ってきた。

川*゚-゚)「せ、狭いな・・・」

「もう少しの我慢ですお」

やばい・・・今はまだ50%だからバレてはいないけど、もし100%になったらチャックが破裂する。

「ガチムチ兄貴がウッホウッホ、ガチムチ兄貴がウッホウッホ・・・」

ブーン家の男子に伝わる勃起改善方である。

川*゚-゚)「何を言ってるんだブーン・・・あっ!」

クーさんが体のバランスを崩し僕の胸に顔を押し当てる。

川//-//)「ごっ、ごめん!」

にょきにょき

バチンッ

ぽろりん

/⌒ヽ
(^ω^)<最初から
| |クライマックス
|#|だぜ!
| |



  
212:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:21 NvwvRyLgO
  

川*>Д<)「きゃあぁぁあぁぁぁあ!!」

「ご、ごめんなさいだおッ!でも叫ぶと見つかるお!!」

とっさにクーさんの口を塞ごうとした。だが、それを払いのけロッカーから逃げだそうとする

川*;Д;)「ふ、触れるなぁぁぁあぁあぁぁぁあ!!!」

「とりあえず落ち着いてほしいお・・・」

川*;Д;)「はぁはぁ、すまない取り乱した・・・ブーン、早くそのイチモツをしまってくれないか」

僕のジュニアは出たままになっていた。チャックは壊れているので、とりあえずパンツにジュニアを収納しようと試みた。だが・・・




(^ω^)))≡  (((^ω^)
 \ \  ≡/ /サッ
サッ \ \ / /


「何ッ!?質量を持った残像だと!!!」

(^ω^)<俺を甘く見すぎ| |だぜダディ
|#|




川゚-゚)「死にてぇ」



  
213:◆qN/NuPH40c 02/25(日) 14:23 NvwvRyLgO
  

作者は時に暴走する時があります。
気をつけましょう



おまけ

しょっぺぇくてなにがわりぃ!これがわいの人生じゃい


動きゃあそりゃ汗もでるわい
わいは男や侍や
しょっぺぇ人生、浪花節
わいはアホじゃけ言葉はいらん
しょっぺぇ拳で語るんじゃい
汗にまみれたわいの姿に惚れるな街のお嬢さん
わいのしょっぺぇ人生にゃ
あんたの涙は似合わねぇ
しょっぺぇしょっぺぇ
それがわいの人生じゃい



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