(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです

  
797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 19:26:02.59 ID:f2dClSC9O
  

どうも、ガンタンクでございます。

( ゚∀゚)「えー、ミノフスキー粒子によりトリアーエズやガトルが絶滅し……」

(*‘ω‘ *)「………」

あれから一ヶ月。無事に謹慎期間も過ぎ、私は学校に復帰してまいりました。
バイトは学校があるので行けなくなりますが土日だけは通ってます。


( ゚∀゚)「はい。では今日はここで終了だ。」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

更に嬉しい事にガンキャノン君とガンダム君は万引きがバレて停学中なのです。

なので暫くはあの二人に付き合わないで済むのです。

(*‘ω‘ *)「……」

今日の予定は決まっていませんが、せっかく一人の上、バイト代も入ったので街にショッピングしに行きたいのです。



  
802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 19:37:40.47 ID:f2dClSC9O
  


――教員室――


( ゚∀゚)「ふぅ……。何見てるんです?マゼランさん」

( ・ω・)「うん……今日は確か軍事用モビルスーツの大将さんがこの街にくるとか……」

( ゚∀゚)「あぁ。テレビで昨日やってましたね。
しかし怖いですなー、軍事用はビームの威力も我々一般市民とは大違いだし……」

( ・ω・)「……うん、しかもこの街には不良が多い……。
もし何も知らない不良が大将さんに絡んだりしたら………」

( ゚∀゚)「………」

( ・ω・)「まぁ視察と言っても街中を歩くわけじゃないから大丈夫だとは思うが……」



  
804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 19:51:11.36 ID:f2dClSC9O
  

/',З「………困ったのぅ…道に迷ってしまったわぃ………」

その頃ある所に……じゃなくて街中に一人の老人が歩いていました。
どうやら老人は道に迷っているご様子です。

「ははは!そしたらさぁー」

/',З「………」

老人が、歩いているとコンビニの前に座ってタバコを吸っているヤンキーが大量にいました。
老人はそれを見て顔を歪ませます

/',З「しかしこの街にはヤンキーが多いのぉ……。昔はもっと真面目なトリアーエズやらドンエスカルゴが辞書片手に………ぶつぶつ……」

老人は何やらブツブツ言いながら考え始めました。

('A`)「畜生……停学にしやがって……」

( ^ω^)「まったくだお!」

おやおや、二人組のヤンキーが老人に向かって歩いて来ているではありませんか。前を見ていない老人……これではぶつかってしまいます



  
807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 19:57:36.61 ID:f2dClSC9O
  

ドン!

('A`)「ってぇな!ドコ見てんだよジジィ!」

/',З「んぁ?おぅ……すまんすまん………」

( ^ω^)「ゴメンで済んだら警察はイラネーんだお!」


予想通りの展開です。早速ガンダム君とガンキャノン君は老人に絡み始めました。

('A`)「肩が折れちまった!慰謝料50万だ!」

( ^ω^)「まさか払わないとは言わせないお!」

/',З「……そんな事よりだな、道を……」


('A`)「そんな事とは何だコラ!」

( ^ω^)「俺達はジジィだからって手加減しねーお!」

/',З「……」



  
818:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 20:11:41.79 ID:f2dClSC9O
  

/',З「おい……。ワシは急いでるんじゃ……。」

老人の額にはピクピクと青筋が浮かんでいました。どうやら相当ご立腹なご様子です

('A`)「知らねーよそんなの。通りたかったら金出しな!」

( ^ω^)「撃たれたいのかお!」

そしてガンキャノンは肩の大砲を老人に向けます。
その行動が老人を怒りの頂点に導きました。

/',З「うおおおおお!!!!!!!!!」

('A`)「!?」

瞬間、哀れガンダム君は老人のパンチによって吹き飛ばされ、20b先のビルの壁にめり込んでしまいました。

(;^ω^)「………」

/',З「………」



  
825:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 20:19:14.81 ID:f2dClSC9O
  

( ^ω^)「はは……やだなぁ…冗談ですお!そう本気にならなくても……」

/',З「………ニッコリ」


老人は満面の笑みを浮かべた後………

( ^ω^)「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!!!!」


ガンキャノン君も物凄い勢いで吹き飛ばされてしまいました。
今度はビルを突き抜け、本当に空高く……。ガンキャノン君は星になったのです……。

/',З「まったく………今時の若者は!!!!」

その一部始終を見ていた大勢の通行人はポッカリと口を開けたまま老人を見つめていました。

/',З「さて、誰かに道を………」



  
834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 20:28:32.97 ID:f2dClSC9O
  

/',З「すまんが……道を……」

「!!!」

老人が通行人に話し掛けようとすると、通行人はすごい勢いで逃げてしまいました。

/',З「………」


いつの間にか老人の周りにできていた沢山の人混みも綺麗になくなっていました。

/',З「薄情じゃのぅ……」

そして老人は再び歩き始めます。

/',З「しかしこの街には不良が多い……。いっそ、リフレクタービットで不良を焼き払うかのぅ………ぶつぶつ……」

おやおや、また老人は考えながら歩いてしまっています。


(*゚ー゚)「今日はカラオケだ!」

ξ゚听)ξ「はぁ!?今日はデパートだっつーの!」

('、`*川「どっちでもいいけど」

今度はアクシズの不良が歩いて来ました。さぁ、またまたこのままだと老人にぶつかってしまいます



  
846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 20:41:04.22 ID:f2dClSC9O
  

ドン!

(*゚ー゚)「うわ!?」

/',З「おっと……スマンのぅ……」



(*゚ー゚)「ってぇな!このジジィ!!」

ξ゚听)ξ「おいおい、このジジィボケてんじゃねぇの?前ちゃんと見て歩けボケ!」

('、`*川「ちょっと……相手はジジ……おじいさんなんだから……」

/',З「………」


老人はまたか、と溜め息をつきます。この街には不良しかいないのでしょうか


(*゚ー゚)「おい、コラ!何とか言えボケ!ぶっ殺すぞ?」

/',З「……イライラ…」


ξ゚听)ξ「ねー、このジジィ監禁して金巻き上げようよー」

(*゚ー゚)「お!いいねそれ。」

更にさっきの二人よりタチが悪かったりします。老人はもう限界です。



  
850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 20:50:23.19 ID:f2dClSC9O
  

/',З「変形じゃぁぁぁ!!!!!」

(*゚ー゚)「!?」

ξ゚听)ξ「!?」

('、`*川「!?」


その瞬間、突然老人の体が光に包まれムクムクと大きくなっていきます。

(*゚ー゚)「な、なななな!?」

そして光が収まった時、老人の体は張り避けんばかりのムキムキの筋肉に埋め尽され、マッチョな体になっていました

/',З「ふしゅぅぅぅ………」

ξ゚听)ξ「…………ポカーン」


/',З「よぉ…………」


(;*゚ー゚)「…………はは……は……」



  
871:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 21:01:56.81 ID:f2dClSC9O
  

/',З「ダメだよなぁ……善良な市民に絡むなんて……」

ξ゚听)ξ「オメーのどこが善良な市民だ!!」

/',З「何か言ったか!?」

ξ゚听)ξ「あ……スイマセン………」

/',З「しかも何だそのチャラチャラした……」



(*゚ー゚)「隙アリだゴルァ!!」

/',З「?」

ギャプランが老人の隙を狙ってビームライフルを撃ちまくります。
しかしビームは老人の体に当たる前に拡散し、完全に消えてしまいました。

(*゚ー゚)「…………あれ?」

/',З「Iフィールドも知らんのか……。」


ξ゚听)ξ「チャンス……!」

今度は老人がギャプランに気を取られている隙に、ハイザックがこっそりビームサーベルを起動させます……



  
879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 21:12:30.54 ID:f2dClSC9O
  

/',З「む!殺気!?」

ξ゚听)ξ「死ねぇぇぇぇぇ!!!!」


ハイザックがビームサーベルで老人を襲おうとした瞬間です。
突然老人の手から巨大な、ハイザックの背丈の二倍以上あるビームサーベルが出現します。

ξ゚听)ξ「なぬ!?」

それを見て少女の動きはピタっと止まりました。
あんなのに斬られたら蒸発してしまうでしょう。

/',З「………」

ξ゚听)ξ「………」

(*゚ー゚)「………」

('、`*川「………」


/',З「き……貴様………!!!」

老人が叫ぼうとしたその時です。少女達はコチラに向かって来る二つの人影を発見しました。

(*゚ー゚)「ジオングさん!……とキュベ野郎……」



  
884:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 21:19:38.76 ID:f2dClSC9O
  

( ・∀・)「ん?何やってんのお前等?」

川 ゚ -゚)「ち……せっかくのデート中なのに……」


老人の背後から現れたのは一組のカップルでした。そう、ジオングとキュベレイです

(*゚ー゚)「ジオングさん!助けて!あのジジ…お爺さんがいきなり絡んできて!!」

ξ゚听)ξ「キュベレイさん!あのジジィぶっ殺して下さい!!」


('、`*川「いや……悪いのはギャプランなのでは……」

/',З「………」



  
887:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 21:27:17.43 ID:f2dClSC9O
  

そして二人はマッチョに、しかも巨大なビームサーベルを持っている老人を見ます。

(;・∀・)「(おいおい……何だよアレ……まんまジェイソンじゃねぇか)」

川;゚ -゚)「いやー……流石にアレは………」

流石の二人もアレには脅えるようです。

(*゚ー゚)「じゃ!私達はこれで!」

ξ゚听)ξ「頑張って下さい!」

('、`*川「あ、待って!」


川 ゚ -゚)「ちょ……待てお前等!!」

そう言って三人の少女は逃げてしまいました。
そしてその場には老人と二人が残されます……


/',З「お前等が……ヤンキーのリーダーか?」

( ・∀・)「まぁ……リーダーを名乗ったつもりはないけどな……。いつの間にかそうなってただけさ。」



  
899:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 21:50:03.93 ID:f2dClSC9O
  

/',З「そこになおれ!説教してやるわ!!」

( ・∀・)「………やれやれ……キュベレイお前は後ろで見てろ」

川 ゚ -゚)「はぁ?何言ってんの?アンタが後ろで見てなさいよ。」

( ・∀・)「おま……」


川 ゚ -゚)「行くぜジジィ!死んでも知らねえからな!」

そう言うとキュベレイはファンネルを自分の周りに浮遊させます。

( ・∀・)「はぁ……知らんぞ俺は。」

ジオングは呆れたように後ろに下がります。どうやら喧嘩には参加しないようです


/',З「ムキーー!素直に謝れば許したものを……!!」





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