(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです

  
901:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 21:59:29.98 ID:f2dClSC9O
  

( ・∀・)「おーい!そのジーサンIフィールド使ってるからファンネルかサーベル以外は効かねーぞー!」

川 ゚ -゚)「え?Iフィールドって何?」

( ・∀・)「………」


そしてキュベレイはビームサーベルを構え、ファンネルと共に老人に突進します。

川 ゚ -゚)「どりやぁぁぁぁ!!ファンネル!!」

浮遊していたファンネルが一斉に老人に向かって攻撃を放ちます。

/',З「リフレクタービット!」

川 ゚ -゚)「げぇ!?」

しかしファンネルの放った攻撃はすべてキュベレイにはねかえり、キュベレイは自分の攻撃で吹っ飛んでしまいました

川 ゚ -゚)「いってぇぇぇ!!」


( ・∀・)「やれやれ……」



  
907:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 22:08:23.79 ID:f2dClSC9O
  

川 ゚ -゚)「何しやがったテメェ!」

/',З「………」

川 ゚ -゚)「くそ、今度は……」

突然老人が腕を高く掲げます。

川 ゚ -゚)「?」

/',З「はっ!」


ボンボンボンボン!!!


すると老人のビームサーベルを持っていた手が伸び、浮かんでいたキュベレイのファンネルを次々と破壊していきました。

川 ゚ -゚)「あぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!なんて事しやがる!!!!高かったんだぞアレ!!!」


/',З「さ、これでお前の負けじゃ。おとなしくワシに謝って………」

川 ゚ -゚)「うるせぇ!!弁償しろコノヤロォォォ!!!!!!」



  
916:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 22:16:31.84 ID:f2dClSC9O
  

キュベレイは懲りずにビームサーベルを持って老人に突撃しようとします。
しかしジオングがそれを手で制しました。

( ・∀・)「もうやめとけ。お前じゃあ勝てねえよ」

川 ゚ -゚)「何だと!じゃあお前がやれよ!」

/',З「………」

( ・∀・)「ジーサン、アンタ軍事用のモビルスーツだろ?」

川 ゚ -゚)「!?」

その言葉を聞いた瞬間キュベレイの動きが止まります。

/',З「ウム……」

( ・∀・)「ま、そういう事だ。あのまま続けてたら殺されるぜ、お前」

川 ゚ -゚)「くぅー……でもファンネルが……!!」

( ・∀・)「新しいの買ってやるから我慢しろよ。な?」

川 ゚ -゚)「ち………」



  
927:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 22:23:24.85 ID:f2dClSC9O
  

/',З「物わかりのいい奴がいて助かったわい。まったく……これから説教してやるから覚悟を……」

( ・∀・)「おっとそれはゴメンだ。説教なんてガラじゃないんだ。」

/',З「なに?」


ジオングはそう言うと突然地面に向かってメガ粒子砲を放ちます。

/',З「ぬぉ!?」

辺り一面、土煙が舞い、老人は思わず目を閉じてしまいました。そして目を開けた時には既に二人の姿は消えていたのです

/',З「な……ななななな………………!!!!!!!!」


/',З「ムキィィィィィィ!!!!!!!!!」



  
936:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 22:31:49.14 ID:f2dClSC9O
  

老人は元の姿に戻り、再び歩き始めます……。

/',З「まったく……この街には不良しかいないのか!!」

ここにきて老人の不機嫌度はMAXになってしまいました。


/',З「こうなったらビグザムと一緒にこの街を焼き付くして………!!」


おや……また老人は考え事をしながら歩いています。
次にこの不機嫌最高の老人とぶつかる不幸な人は……


(*‘ω‘ *)「…ぽっぽ〜、ぽっぽー」



  
950:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 22:42:58.19 ID:f2dClSC9O
  


―――――――――――
私、学校が終わって、今はショッピングに来ております。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽー……」

今日は肩のキャノンを買い換えようと思い、店を物色している途中でございます。

(*‘ω‘ *)「ぽ……!?」

ドン!!


/',З「ぐ……またか…!!」

その時、老人とぶつかってしまいました。老人はその衝撃で地面に尻餅をついています

(*‘ω‘ *)「ご……ごめんなさいっぽ…………。立てるますっぽ?」

/',З「!!」

私は手を差し出し、老人を立たせようとします。
しかし老人はプルプルと震えたまま微動だにしません。怪我でもしたのでしょうか



  
958:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 22:52:42.32 ID:f2dClSC9O
  

/',З「感 動 し た!!!」

(*‘ω‘ *)「ぽ……?」

私が戸惑っていると突然老人が立ち上がり、涙を流しながら私の手を握ってまいりました。

/',З「君!実はだね、この店に行くにはどうすればいいのかわかるかい!?」

(*‘ω‘ *)「……ぽ!」

老人が差し出した地図には私がバイトしているパン屋載っておりました。恐らくパン屋に行きたいのでしょう

(*‘ω‘ *)「案内ぽっぽ!」

/',З「おぉ……案内してくれるか!なんと素晴らしい青年なんじゃ……」

私、老人をパン屋に案内する事に致しました。しかしパン屋に何の用があるのでしょう……

/',З「(昔のワシを見ているようじゃあ!!素晴らしい!この不良の街に咲く一輪のたんぽぽじゃ!)」



  
970:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 23:07:55.74 ID:f2dClSC9O
  

(*‘ω‘ *)「ぽっぽー!」

私がパン屋に入るとゲルググMさんと数人のゲルググが忙しく働いていました。

( ゚Д゚)「おう。どうしたガンタンク。今日はバイトの日じゃ……」

/',З「久しぶりじゃの。マリーネ。」

私の後ろにいた老人がヒョコっと顔を出します。

( ゚Д゚)「さ……サイコ大将殿!?何故ここに!?」

/',З「ウム、視察のついでにお前等に会いに来たんじゃ。」

他のゲルググも老人に気付いたのかコッチに近付いてきます。

(*‘ω‘ *)「ぽ……?」


( ゚Д゚)「敬礼!!」
「敬礼!!でごわす」
「敬ー礼!!」



  
984:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 23:20:48.64 ID:f2dClSC9O
  

/',З「ウム。元気そうで安心したわい!」

( ゚Д゚)「ところで大将……ガンタンクとはどんな関係で……?」

/',З「おぉ……ガンタンク君というのか……」


(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」


マリーネさん達が敬礼していたという事はこの人は軍人なのでしょうか?

/',З「ワシはな、久しぶりにこのような純情な青年を見た……」

( ゚Д゚)「純情……?」

そしつ老人は何かを懐かしむような顔をして、いきなり険しい顔になりました

/',З「おい!貴様等!」

( ゚Д゚)「は、はい!」



  
993:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 23:29:42.90 ID:f2dClSC9O
  

/',З「ガンタンク君をこれからワシの孫だと思え!
もしもイジメる輩がいたりしたら軍のモビルアーマー全員でこの街ごと焼き付くしてやるから覚悟しろ!」

( ゚Д゚)「な……ななななな!?」
「ガンタンクどんが孫でごわすか!?」

(*‘ω‘ *)「……?」


/',З「返事はどうした!!!」

( ゚Д゚)「は、はいぃ!!!了解しました!!!!」


……私、何が起こっているのがよく分かりませんが……。

(*‘ω‘ *)「………ぽっぽ?」

その時、外が騒がしいと思い、外を見るとパン屋の前に大量のパトカーやらヘリコプターが集まっているのが目に入りました。

(*‘ω‘ *)「!?」



  
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 23:45:22.77 ID:f2dClSC9O
  
/',З「おぉ。迎えが来た。ガンタンク君……また会おう。」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」


老人はそう言い、パン屋の外に出て行ってしまいました。

(*‘ω‘ *)「………」

しかし私、あの老人に好かれたようですが……何故なんでしょう……わかりません……


( ゚Д゚)「ガンタンク……お前どうやってサイコ殿に気に入られたんだ……」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ?」


―――――――――――

( ><)「大将!どこにいっていたんですか!視察を抜け出されては困ります!」

/',З「いやいや、少しね……」

( ´∀`)「よし。じゃあ視察に戻りますぜ大将!おら!マスコミ共邪魔だ!!」



  
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/21(金) 23:54:11.93 ID:f2dClSC9O
  
場所は変わってレンポウ高校職員室……


( ゚∀゚)「あ、テレビでやってますよ。」

( ・ω・)「視察の途中に抜け出したんだね……。しかし何事も無くてよかった」

( ゚∀゚)「私はてっきり不良が大将に絡むかと思ってましたが………杞憂だったようですな」

( ・ω・)「それにしても……大将の顔、随分な笑顔だね。何かいい事でもあったのかな?」


―――――――――――

川 ゚ -゚)「あ、コレだ!コレが欲しかったんだよ!」

( ・∀・)「な……なに?一個二万円……?」

川 ゚ -゚)「そりゃそうさ。ブランド物のファンネル、だもんな。」

( ・∀・)「ぐ………あのジジィ……!!」



  
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 01:58:01.19 ID:4WXDB+dIO
  
――警察署――


( ´∀`)「なぁ、こんな話を聞いた事あるか?」

( ><)「何ですか?」

( ´∀`)「昔、ある三人の不良が真夜中に警察署に連れてこられたんだ……」

( ><)「………」

( ´∀`)「でよ、あんまり暴れるからソイツ等は使われなくなった物置に閉じ込められたんだよ。
でもな、不幸な事にその不良は物置に閉じ込められたまま忘れ去られてしまったんだ……」

( ><)「………それで?」

( ´∀`)「でよ……ある日その不良を閉じ込めた警官がふと思い出したんだよ……。そして警官は慌てて物置に向かった。」

( ><)「…………」

( ´∀`)「物置に近付く程、異臭がしてくる……。そして警官は物置の扉を開けた……!!」

( ><)「……!!」



  
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 02:07:23.37 ID:4WXDB+dIO
  
( ´∀`)「物置には不良の死体が三つ……。死因は餓死、だ。」

( ><)「餓死ですか?」

( ´∀`)「しかも物置には争った後があってな……。不良の体は所々噛みちぎられてるんだよ……」

( ><)「……」

( ´∀`)「そう。共食いだ。それからだよ………出るのは………」

( ><)「……何が」

( ´∀`)「真夜中……真夜中だ………。警察署に夜な夜な「さいたま〜……さいたま〜…」という声が聞こえるんだ………。
不審に思った警官がある日の夜中廊下を覗くと……」

( ><)「…………」


( ´∀`)「さ い た まぁぁぁぁ!!!!!」


( ><)「ぎゃぁぁぁぁぁぃぁ!!!」


( ´∀`)「と呟きながら歩く三人の不良の姿が………」

( ><)「驚かさないで下さい!」



  
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 02:13:25.23 ID:4WXDB+dIO
  
( ´∀`)「そう!今もその不良は、夜な夜な食料を探し警察署内をさまよっているという………」

( ><)「ふん、下らないです。もしそんなの出たら狙い撃ちにしてやるです」

( ´∀`)「馬鹿、幽霊だからビームなんて効かねえよ。」


「ザザー……コチラ巡回中のパトカー!不良同士の喧嘩発生!至急応援求む!」

( ´∀`)「クソッタレ!またかよ!?」

( ><)「グチグチ言ってないで行くです!」


( ´∀`)「ち…………。余計な仕事増やしやがって……。」





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