(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです

  
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:17:45.76 ID:sl96ucnPO
  
Ξ( ゚∀゚ )Ξ「さいたま!(行くぞ!防御陣形さいたま!)」
(゚∀゚*)「さいたま!」
(*゚∀゚)「さいたま!」


そして幽霊達はデカいドムを守るように展開し、一人はヒートサーベルを両手に、一人はバズーカを両手に……
そしてデカいドムは素手……でしょうか、徒手空拳で空手らしき構えをしております

('A`)「よし、行くぜ!てめぇ等俺の指示に従え!」

(*゚ー゚)「はぁ!?何でお前の指示に従わなくちゃなんねーんだよ!」

('A`)「俺が一番強いんだから当たり前だろ!いちいちうるせぇな!」

(*゚ー゚)「一番弱いの間違いだろ!この場合俺がリーダーに……」

戦う前から内部分裂です。私、不安になってまいりました……。横にいるガザCも溜め息をついております。



  
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:27:28.69 ID:sl96ucnPO
  
(*゚∀゚)「さいたまぁ!(プゲラwwそのまま一生下らん言い争いをしてろ!)」

その隙を幽霊が見逃す筈はありません。バズーカを二丁、コチラに向けております

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!!」

('A`)「やべ……!」

危ないと思った時には既に遅し、バズーカの弾は既に私達に発射されていました。
その数実に6発、それだけの数をあの幽霊は一瞬にして撃ち放ったのです。

( ^ω^)「テメー等分かれるおぉぉ!!」


私達はその瞬間、一人一人違う方向に走り出しました。しかし……

ξ゚听)ξ「ま、曲がったぁぁ!?」



  
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:41:11.21 ID:sl96ucnPO
  
どうやら私達一人一人にロックオンされているらしく、おまけに追尾弾でございます。
避けられる筈もありませんね。はい。

('A`)「あ、アレだ!壁にギリギリまで引き付けて壁に衝突させれば……!!」

ξ゚听)ξ「それは漫画の話だろーが!!!」

('、`*川「ぶ……ぶつかる……!!」


ドォォォォン!!!


そして夜の警察署に爆発音が六つ……鳴り響きました。
まったくの同時、同時でございます。


(*゚∀゚)「さいたま!?(ひゃははは!死んだ?死んだ?ねぇ死んだ!?)」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「さいたま!(肉片バラバラ降り注ぐー!!ぎゃーっはっはっは!!!)」



  
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:50:48.40 ID:sl96ucnPO
  
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ………」

直撃……です。即死するには至らないまでも、かなりのダメージを受けてしまいました。
他のみんなは大丈夫なのでしょうか。

(゚∀゚*)「さいたま。(どう見ても生きてます。ありがとうございました。)」

(*゚∀゚)「さいたま!(うるせぇ!余計な事言うな!)」

(*‘ω‘ *)「ぽ……?」

私は辺りを見渡します。周りには五つの煙りがモクモクと……

('A`)「おらぁぁぁ!」

(*゚ー゚)「んの野郎!!」

突然、その内の二つからガンダム君とギャプランがビームサーベルを構えながら出てきました。
しかもピンピンしております。流石です

(゚∀゚*)「さいたま!?」



  
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:00:22.34 ID:sl96ucnPO
  
二人はそのまま勇敢に幽霊達に突進します。恐らく白兵戦をしかけるつもりなのでしょう

(*゚∀゚)「さいたま!(速い……!)」

いくら幽霊と言えどもいきなりの事には対応できません。二人はバズーカを持ったドムに斬りかかります……!!

(゚∀゚*)「さいたま!」

('A`)「!?」

(*゚ー゚)「!?」


しかし二刀のビームサーベルはドムに届く事無く、同じく二刀のヒートサーベルによりその動きを止められてしまったのです

(゚∀゚*)「さいたま!(俺に白兵戦で勝とうなんて馬鹿じゃねーの!)」

(*‘ω‘ *)「……!!」

見ると二刀流のドムがバズーカドムをかばうようにビームサーベルを受け止めていました。



  
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:13:19.31 ID:sl96ucnPO
  
('A`)「この野郎!」

二人は更にビームサーベルでドムを斬り殺さんと、滅茶苦茶に振り回します。
しかしドムはそのすべてを余裕の表情で、更に恐るべきスピードで受け止めておりました。

(*゚ー゚)「な……なんだコイツ!?」

はたから見てもその差は歴然、まるで素人がプロに挑んでいるかのような戦いでございます……
あの幽霊、生前は剣道の達人だったのでしょうか

(゚∀゚*)「さいたまぁぁぁぁぁぁ!(さいたま二刀流、さいたま飛ばし!)」

(*゚ー゚)「ぬぁ!?」

そしてドムはそのまま二人を弾き飛ばします。二人はそのまま尻餅をついて転がってしまいます……



  
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:23:46.26 ID:sl96ucnPO
  
(゚∀゚*)「さいたま!(串刺しが、串刺しがええなぁ!)」

更に床に転がった二人を串刺しにせんと、ドムが追撃を仕掛けるようです

('、`*川「早く援護射撃を……!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!?」

いつの間に横にいたのか、ガザCがナックルバスターをドムに向けて構えておりました。
私もすかさずキャノン砲をドムに放たんと、砲口をドムに向けた瞬間……

(*゚∀゚)「さいたま!(バーカバーカ!よそ見禁物!)」

(*‘ω‘ *)「!?」

私、ドムが私に向かって八発のバズーカを発射するのが目に入りました。
しかも全弾私にロックオンでございます……。



  
461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:33:44.28 ID:sl96ucnPO
  
( ><)「う………ん……?ここは………?」

シーン………

( ><)「職務室……。そうだ………。幽霊が来て……」

( ´∀`)「……」

( ><)「あ、パワードさん………」

警官一同「………」


( ><)「………?何でみんな裸なんです……?」


( ´∀`)「………さいたま…」

( ><)「ちょ……何近付いて……」

警官一同「さいたま……!!」


( ><)「やめて、やめて下さい!!やめてください!」

( ´∀`)「さいたまぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


( ><)「アッーー!!!!!!!!アッーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



  
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:44:21.96 ID:sl96ucnPO
  
(*‘ω‘ *)「アッーー!!!!!!!!!」

(*゚∀゚)「さいたま!(バラバラ!バラバラ!)」

八発の追撃ロケット弾……。こんなもの避けられる筈がありません。

(*‘ω‘ *)「!?」

しかし私が死を覚悟した瞬間、向こうの通路で何かをしているハイザックとガンキャノン君の姿が目に入りました。

( ^ω^)「固定した!早く撃ておノロマ!」

ξ゚听)ξ「けっ、テメーだろノロマは!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぽぽ!?」

ハイザックは何やら巨大な大砲をコチラに向けております。まさか私ごと幽霊を攻撃するつもりなのでしょうか

ξ゚听)ξ「スキウレ砲、発射ぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」



  
471 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [>>464そうでございます] 投稿日: 2006/07/23(日) 05:56:51.97 ID:sl96ucnPO
  
('、`*川「飛行します!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!?」

瞬間、私に物凄い衝撃が襲ってきました。どうやらガザCが私を抱えながら飛行……もとい横にジャンプしたようです。

('、`*川「重い…!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ……」

重いのはキャタピラのせいなので私に文句を言われても……


ξ゚听)ξ「発射ぁぁぁぁ!!!」


そして私達が横に飛んだと同時にハイザックの巨大ビームの砲撃が発射されました……。ほぼ同時です……。

(*゚∀゚)「!?」

ビームはロケット弾を根こそぎ焼き払い、瞬く間にロケット弾ごと幽霊を巻き込みました。
凄い熱気がここまで伝わってまいります



  
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 06:06:24.96 ID:sl96ucnPO
  
('、`*川「ア…!!」

ハイザックのビームを完全に避けきれなかったのか、ガザCの足にビームが僅かにカスってしまったようです。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……?」

そして私を抱えたまま、ビームの射程外に出たガザCは膝をついてうつ向いてしまいます。
大丈夫でしょうか。私が足手まといに……

('、`*川「………ヤロー……」

(*‘ω‘ *)「ぽ……?」

なんでしょう。今、舌打ちらしき音が聞こえてきたんですが……。空耳でしょうか……?



  
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 06:22:06.88 ID:sl96ucnPO
  
(*゚∀゚)「さいたまーーー!?」

そしてハイザックのビームは幽霊の一人に直撃……。哀れ幽霊はボールのように吹っ飛んでしまいました

(゚∀゚*)「さいたま!?(さいたま右!?)」

ξ゚听)ξ「あははは!!一人死亡!!所詮旧式、新型に勝てるかよ!」

( ^ω^)「よく言うお……」

(*‘ω‘ *)「………」

確にすごい威力なのですが、あんなデカい物をどこから出したのでしょう

(゚∀゚*)「さいたまぁ!(の野郎!ぶち殺してやる!)」

('A`)「おっと動くな。」

(*゚ー゚)「少しでも動いたら、頭バン!だ」

(゚∀゚*)「さいたま……!?」

いつの間にかガンダム君とギャプランはビームライフルを、二刀流のドムの頭に押し付けていました。
恐らくドムがビームに気をとられている間に後ろから忍び寄ったのでしょう。
卑怯この上ないです。



  
484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 06:33:08.27 ID:sl96ucnPO
  
(゚∀゚*)「このクソッタレ野郎!正攻法で敵わないからって卑怯な戦法とりやがって!」

('A`)「お……なんだ?普通に喋れんのかよお前」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

幽霊、普通に喋れたんですね。さいたまさいたましか言わないからそれしか喋れないのかと
まぁどうでもいいんですけど

(*゚ー゚)「でもさぁ、何言ってんのコイツ?」

(゚∀゚*)「……?」

('A`)「俺達不良だぜ?普通の戦い方なんてするワケねーじゃねーか!
おめでたいヤローだな!ギャハハハハハ!」

(*゚ー゚)「まったくだ!幽霊になって脳味噌腐ったみたいだな、コイツ!あははははははは!」


(*‘ω‘ *)「………」

そうでした。コイツ等、まともにやって敵わなかったららズルを平気でするタイプでした。



  
487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 06:43:37.02 ID:sl96ucnPO
  
(゚∀゚*)「う……ううう………」

('A`)「あ?なんだコラ?何か文句でも……」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「こ、こらえろ、左!」

(*゚ー゚)「はぁ?」


(゚∀゚*)「う……」

ξ゚听)ξ「う…?」




(゚∀゚*)「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!助けてママンーーー!!」

(*‘ω‘ *)「…………」
(;^ω^)「………」
ξ゚听)ξ「…………」
('、`*川「………」


Ξ( ゚∀゚ )Ξ「あぁ……もうだめだ……。」

いきなりの事に、呆然とする一同。これまでヤンキーぶってた突然幽霊が泣き出してしまったのです……。
どういう事なのでしょうか……?



  
489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 06:52:24.53 ID:sl96ucnPO
  
Ξ( ゚∀゚ )Ξ「ごめんなさい……出来心だったんです……」
(゚∀゚*)「……」
(*゚∀゚)「………」

それから、私達は泣き虫幽霊達に正座をさせて、事情を聞く事になりました。

( ^ω^)「で、お前等なに?」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「実は……私達は不良じゃないんです……。」

('A`)「はぁ!?自分で不良とかって言ってただろ!」

(*゚∀゚)「ヤンキーに憧れてて……。なんちゃってヤンキーなんです……」

ξ゚听)ξ「な……なんちゃってヤンキー……」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「そう……私達が生前捕まった時も……」

(゚∀゚*)「ヤンキーの真似をしようとして、運悪く警官に……グス……」



  
490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:00:45.95 ID:sl96ucnPO
  
(*゚ー゚)「なにやったんだよ?」


Ξ( ゚∀゚ )Ξ「レイプ」

その瞬間、幽霊はギャプランによって殴られました。
しかも顔面でございます。

('A`)「不良はレイプなんて汚い事しねーよ!」

( ^ω^)「そうだお!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぽぽ!!」


ξ゚听)ξ「オメー等………」


しかし不良ではない普通の学生が何故あんなに強かったのでしょうか。それが不思議でなりません

('、`*川「ヤンキーじゃないのに……随分強いんだね」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「はぁ……。コイツ等は剣道の全国大会、射撃の全国大会に出た事もありますから……」

( ^ω^)「……お前は?」



  
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:11:06.53 ID:sl96ucnPO
  
Ξ( ゚∀゚ )Ξ「あ、私はただの見掛け倒しのドムです。この二人のように特技は何もありません!」

(;^ω^)「………」

(*゚ー゚)「テメーそのデカイ体は見掛け倒しかよ!!ざけんなよコラ!!」

ξ゚听)ξ「で、どうすんのコイツ等。ここで殺す?」

(゚∀゚*)「!!」
(*゚∀゚)「!!」

('A`)「そうだよなぁ……。コイツ等ヤンキーじゃないけど危険な事には変わりないもんなぁ……」

(*‘ω‘ *)「………」

私もそう思います。なまじ強いからこの幽霊、百害あって一利無しでございます。
ここはきっぱりと成仏をさせて……

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「そ……そんな殺生な!どうか……何でもしますから……!!」

( ^ω^)「何でも……?」



  
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:23:39.88 ID:sl96ucnPO
  
Ξ( ゚∀゚ )Ξ「そ、そうだ!私、一つ得意な事があります!」

(*゚ー゚)「あ?なんだよ。」

そう言うと幽霊は私達、男連中に小さく耳打ちをし始めました。
何でしょう、女には聞かれてはいけないのでしょうか

('A`)「んだよ……うぜぇな……」

( ^ω^)「どうせくだらない特技だお……」

(*‘ω‘ *)「……」


Ξ( ゚∀゚ )Ξ「(実は私、盗撮のプロでございます。)」



('A`)「なに……!?盗撮だと!?」

( ^ω^)「そ、それはどういう……!?」

(*‘ω‘ *)「ぽ、ぽっぽぽぽ!?」


Ξ( ゚∀゚ )Ξ「いいですか、見ててくださいよ」



  
499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:35:12.24 ID:sl96ucnPO
  
そう言ってドムは目を閉じ、何やら集中し始めました。

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「ぬ……むぐぐぐ!!」

('A`)「……?」

すると幽霊の手には三枚の写真らしき物がうっすらと浮かびあがってきます。
念写……という奴でしょうか

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「エロイヌエッサァイム!!!!」

そして幽霊が叫んだと同時に写真が完全に具現化致しました。
そこに写っていたのは……

('A`)「こ……これは!?」

( ^ω^)「……まさか!?」

(*‘ω‘ *)「……はぁ、はぁ……!!」


Ξ( ゚∀゚ )Ξ「はい、そこにいる女子、三人のスカートの中の映像でございます」



  
502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:44:18.35 ID:sl96ucnPO
  
('A`)「はっはっはっは!!!」

(*゚ー゚)「ビク!?」

ξ゚听)ξ「あ……?」

( ^ω^)「いや、幽霊君、君達はヤンキーの素質があるよ!」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「ほ、ホントですか!?」

(*゚∀゚)「ヤンキー!!」
(゚∀゚*)「ヤンキー!!」


(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

私も真にそう思います。何故、何故その力をもっと早く言わないのでしょう!

('A`)「なぁ、女共。この幽霊は可哀想な奴等なんだ!見逃してあげようではないか!」

ξ゚听)ξ「はぁ……?」

( ^ω^)「そう!この幽霊達は悪くない!すべては警官は悪いんだお!」

(*゚ー゚)「(な……なにをされたんだ…?何故いきなり……!?)」



  
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:57:59.38 ID:sl96ucnPO
  
(*゚ー゚)「ま……まぁいいけど、元の世界に戻してくれるんだろうな?」

Ξ( ゚∀゚ )Ξ「あ……はい。今すぐにでも……」

('A`)「そうか!じゃあ送ってくれよ!」

(゚∀゚*)「さいたま!もうすぐ目覚めるよ!」

(*゚∀゚)「さいたま!お別れだ!」


(*‘ω‘ *)「……?」

幽霊がそう言った時、私達の体はうすく、透けていました。
このまま転送されるのでさょうか?

( ^ω^)「また来てやるお!」

('A`)「じゃあな!幽霊共!立派なヤンキーになれよ!」

そのコトバを聞いて幽霊は何だか……微笑んだような気がしました。



  
504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 08:05:22.85 ID:sl96ucnPO
  
('A`)「………あ?」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」

気が付くと、私達は薄暗い部屋にいました。ここは……物置、でしょうか?

( ^ω^)「ふぁぁ……よく寝たお……」

('A`)「ったく、あのオヤジ、ふざけた真似しやがって……!」

(*゚ー゚)「でも結局何も出なかったな。」

ξ゚听)ξ「当たり前だろ。幽霊なんているわけねーよ!」

(*‘ω‘ *)「……?」


皆さん……もしかして覚ええて無いのでしょうか……?

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぽぽ……?」

夢……?それにしてはあまりにもリアルな夢です……。痛みも、興奮も感じる夢なんて……



  
505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 08:16:54.96 ID:sl96ucnPO
  
(*‘ω‘ *)「………」


そんな事を考えていると物置の扉がギィィ……と不気味な音をたてて開きます。

( ´∀`)「おーい。糞ガキ共!朝だ……ってもう起きてるか。」

ξ゚听)ξ「て……てめぇ……!!」

('A`)「約束通り釈放してくれるんだろうな!!」

( ´∀`)「わかってる。もう帰っていいぜ。」

(*゚ー゚)「ち……」

そう言ってみんなはゾロゾロと物置の外に出ていきます。

(*‘ω‘ *)「……?」

ふと、私はポケットの中に何か紙らしき物を入っているのを見付けました。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……?」



  
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 08:23:07.72 ID:sl96ucnPO
  
(*‘ω‘ *)「………」

( ´∀`)「おい!何やってんだ!みんなもう帰ったぜ!」

(*‘ω‘ *)「ぽ……」


やはり、夢では無かったようです。
そう、私のポケットにはあの三枚の写真が入っていました。
しかし何故私だけが覚えているのでしょう……?


( ´∀`)「早く!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっ!!」

この写真は記念としてもらっておきましょう。またいつか……念写してもらいたいものです。



('、`*川「…………」



  
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 08:31:15.24 ID:sl96ucnPO
  
( ´∀`)「やれやれ……。やっと帰ったかあのガキ共……。」

( ><)「しかし昨日は何もありませんでしたね。せっかく監視カメラまで仕掛けたのに……」

( ´∀`)「うーん……予想が外れたか……。何かあると思ってたんだが……」

( ><)「………」

( ´∀`)「あ?どうした?」

( ><)「いや……なんかさっきからオシリがムズムズして……」

( ´∀`)「お前もか?俺もなんかケツの穴が痛いんだよ。」

( ><)「何ででしょうかねぇ………」




続くーー





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