(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです
- 309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 20:43:46.35 ID:Mx5SdYZAO
- 「ザーッ……はい、という訳で始まりました、アテネちゃんと私、アッガイのニコニコラジオー!」
「ザーッ………テメー等のその小さい脳味噌フル稼働してよく聞けよ!!」
「はい、では最初のお便りから!『最近僕の犬が逃げてしまいました……どうすればいいですか?』」
「はぁ!?どうすればいいですか?じゃねーだろテメーの頭はクロマニョン人かボケ!!」
「…………」
「次にこんなゴミみたいな手紙送ってきたらテメーの家に対艦ミサイル撃つぞクソッタレ!アホ!ボケ!死ね!」
(;^Д^)「なんだぁ?このラジオ……」
- 317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 20:54:15.44 ID:Mx5SdYZAO
- 川*^∀^)「はーい!こんなくだらない手紙をくれた人は☆1つ、一つでーす!」
( =〇=)「はい、では次のお手紙ー!!ハンドルネーム、大五郎さんから」
川*^∀^)「またオメーかよ!大五郎!毎日毎日送ってきやがって、ざけんなクソッタレ!!」
( =〇=)「『はぁ……はぁ………もっと、もっと言って下さい……』」
川*^∀^)「…………」
( =〇=)「いや、私が言ってる訳じゃないからね…………。」
- 327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 21:06:04.69 ID:Mx5SdYZAO
- (;^Д^)「…………」
「気色悪いんだよテメー!!!!コロニーレーザーぶっ放つぞ!」
「な、何故私を殴るんだ、アテネちゃん!!」
「ザーッ………」
( ^Д^)「終わりかよ………」
「先生!次の患者さんが来ますよ!」
( ^Д^)「おっと、診察中だったんだ……」
――――――――――――――――――
大五郎↓
(´・ω・`)「妖精さん、明日はどんなの送ろうか?」
(´・ω・`)「はっはっは!そりゃいい!はは、あははは、はは……」
- 332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 21:12:14.86 ID:QwV/ZZx6O
- ( ^Д^)「はい、次の方ー!!」
スッ……
(#゚;-゚)「………」
( ^Д^)「はい、今日はどうしましたか?」
(#゚;-゚)「先生……実は風邪をひいたみたいなんです………」
( ^Д^)「成程、じゃあお薬出しておきますねー。一応点滴も……」
(#゚;-゚)「あ、いや。点滴はいいです!薬だけ下さい!」
( ^Д^)「え……」
(#゚;-゚)「じゃ、じゃあ早くしないといけないのでこれで………」
( ^Д^)「あ……ちょっと!」
( ^Д^)「行ってしまった……。随分せっかちな……」
- 339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 21:20:16.86 ID:QwV/ZZx6O
- ( ^Д^)「今の人のカルテを……」
ガサッ………
( ^Д^)「あれ……?無いな……。さっきまでここにあったのに……」
――――――――――――――――――
川*゚∀゚)「はぁ……はぁ………ガブスレイ様のカルテ………あぁ!こんなにビタミンが…!!!」
( ´_ゝ`)「しかし炭水化物が多いな。」
(´<_` )「パンの食べすぎじゃないか?」
川*゚∀゚)「お黙り!!!」
- 352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 21:38:15.54 ID:QwV/ZZx6O
- ( ^Д^)「(しかしこの街は何か変な事が多いな………。ヤンキーも沢山いるし……)」
( ^Д^)「いやいや、くじけちゃイカン。昨日この街にきたばっかじゃないか」
「次の方どうぞー」
( =〇=)「………」
( ^Д^)「はい、今日はどうしましたか?」
( =〇=)「先生……実は最近胃がきりきり痛むんです……」
(;^Д^)「……」
( =〇=)「なんですかね、コレ……、胃の病気ですか?」
( ^Д^)「最近、何か気に病んでる事とか心配事とかあります?」
( =〇=)「はぁ………そりゃもう沢山……あのガキ……じゃなくてあの人のお陰で……」
- 356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 21:45:03.77 ID:QwV/ZZx6O
- ( ^Д^)「あのですね、ここは精神科じゃないんですよ。ただのストレスです」
( =〇=)「はぁ……」
( ^Д^)「まぁ一応レントゲンを撮りましょう。」
――――――――――――――――――
( =〇=)「どうですか?」
(;^Д^)「(うぉ!なんだコリャ……胃に穴開きすぎ。一体何が原因で………)」
( =〇=)「先生?」
(;^Д^)「え……あぁ。一応お薬出しときますから……。また明後日来て下さい。それと仕事は……少し休む事をお勧めします」
( =〇=)「はぁ………わかりました………」
- 366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 21:55:09.18 ID:QwV/ZZx6O
- 川*^∀^)「おい、どこ行ってたんだよ。本番中に抜け出したりして」
( =〇=)「いや……ちょっと病院に……」
川*^∀^)「はぁ!?病院!?何?ガンにでもなった?」
( =〇=)「………ガン……!?」
川*^∀^)「医者がちょっとでも驚くそぶりをしたらガンらしいぜ!はははははは!!!!!!!」
( =〇=)「ま、まさか………。」
キリキリ………
( =〇=)「あぅ!ま、また………胃が………」
- 446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 22:44:44.20 ID:QwV/ZZx6O
- どうも。ガンタンクでございます。
夏も中盤に差し掛かり、暑くなってまいりましたが昼と違って夜は冷え込むのでございまし
(*‘ω‘ *)「ぽっくしょん!!……ズズ……」
私、見事に風邪をひいてしまいました。やはり昨日風呂に入った後で散歩したのがいけなかったのでしょうか。
(*‘ω‘ *)「………」
医者……に行きたいんですが私、医者はあまり好きじゃないんです。
いや、別に注射が怖い訳ではなく、医者そのものが気に入らない……と。別に嫉妬じゃありませんゆ。
(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ………ズズ……」
ですが病気は医者にしか治せません。不本意ですが、私近くの病院に行く事にしましょう……。
- 475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 23:02:13.05 ID:QwV/ZZx6O
- (*‘ω‘ *)「………」
私が病院に着くと、待合室は混んでおりました。
私は以前に一度来た事があるので、診察カードをだし、席につきました
(*‘ω‘ *)「………」
そして待つ事数十分……。玄関から見覚えのある顔が……
ゲルググ「やぁ、実は僕、初診なんだが……」
受付メタス「は、はい!じゃ、保健書を…」
やってきたのはパン屋の店員、イケメンのゲルググです。どうやら彼も風邪をひいたのでしょう
ゲルググ「すまない、保健書を忘れたみたいなんだ………。後日、持ってくるという事で出来ないかい?」
受付メタス「あ、大丈夫ですぅ!はい!じゃあここに記入をして………」
(*‘ω‘ *)「……」
- 485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 23:10:17.11 ID:QwV/ZZx6O
- ゲルググ「すまないね、じゃあ……」
受付メタス「はーい!」
(*‘ω‘ *)「………」
そしてイケメンゲルググが待合室で待っている時、またもや玄関から見覚えのある顔がやってきました
げるぐぐ「あの……おいどん初診なんでゴワスが……」
受付メタス「はぁ……じゃ、保健書……」
げるぐぐ「いや、ちょっと忘れてしまったから後日持ってくるのは……」
受付メタス「はぁ……?アナタ、保健書も持たずに病院に来たんですか!?そんなの無理に決まってるでしょ」
げるぐぐ「あ……はは……そうでゴワスよね……はは……」
哀れ、ブサイクなげるぐぐはメタスに追い払われてしまいました。
しかしこうまで差が……
ゲルググ「ガンタンク君。男も女も顔だよ、顔」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ…………」
- 497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 23:19:42.96 ID:QwV/ZZx6O
- ゲルググ「でもね、いい事ばかりじゃないんだよ」
(*‘ω‘ *)「ぽっ?」
――――――――――――――――――
( ^Д^)「はーい、次の方ー」
ゲルググ「どうも、先生」
(;^Д^)「(うぉ!なんだコイツ。イケメソじゃねぇか……)」
ゲルググ「あの、実はですね。風邪を……」
( ^Д^)「風邪ですか。じゃあ点滴しておきますね。」
ゲルググ「はい……」
ブスッ!
ゲルググ「ぬぁ!?」
( ^Д^)「おっと、失礼。血管にうまく刺さらないみたいだ………」
グリグリ……←注射針を刺したまま内部で回転
ゲルググ「ぐ、くぅぅぅぅぅ!!」
( ^Д^)「アレ……血管が消えた……おかしいなー」
- 504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 23:27:47.30 ID:QwV/ZZx6O
- ( ^Д^)「はい、すいませんね。どうも目がボヤけて……」
ゲルググ「は、はぁ……。そうですか……」
( ^Д^)「じゃあ明日来て下さい。また点滴しますから」
ゲルググ「…………」
――――――――――――――――――
(*‘ω‘ *)「………」
ふと思いました。何故私の方が早く来たのにゲルググさんの方が早く呼ばれたんでしょう
メタス「〜♪」
(*‘ω‘ *)「……ムカッ」
- 518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 23:42:45.46 ID:QwV/ZZx6O
- メタス「はーい!また来てくださいねー!!」
ゲルググ「あぁ、また来るよ…」
メタス「ぽっ……」
(*‘ω‘ *)「イライライライラ………」
あのな、喜劇やってるんじゃないんだからさ、そういうのはさぁよそでやってくれ、よそで。
イチャイチャするのはいいけどな、ハタから見ると不愉快なん……
(*‘ω‘ *)「ぽ……」
おっと……失礼。ついネットの口調が出てしまいました。すいません
メタス「はい、次の方。」
(*‘ω‘ *)「ぽっ……」
あぁ。このメタス、ゲルググが帰った途端に嫌な感じになりました。
人としてどうなんでしょうね、この人
- 534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/26(水) 23:53:49.90 ID:QwV/ZZx6O
- ( ^Д^)「はい、どうしましたか?」
(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ………」
( ^Д^)「風邪……ですか。うん、これなら点滴しなくても大丈夫ですね。お薬出しておきますよ、その方が安いし」
(*‘ω‘ *)「ぽ!」
( ^Д^)「はい、お大事にー!!」
今回の教訓
イケメソ・女に優しくされる、男に恨まれるor優しくされる
ブサイク・女に嫌われる、男に優しくされる
超ブサイク・女にも男にも、すべての生物から嫌われれる
――――続く……
オチ無しスマソ
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