(*‘ω‘ *)ちんぽっぽがガンタンクになったようです

  
637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 02:11:32.62 ID:7YX/zH6iO
  
はい、どうも。ガンタンクでございます。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ…………」

今日はなんと日曜日、更にバイトもお休みなので私、ふしょーながらクーラー、扇風機で部屋をガンガンに冷やしております。


(*‘ω‘ *)「ポー………」

これは余談なんですが、私の祖父の家は北海道にありましてね、家に虫一匹入っただけで家族全員大騒ぎ……。
しかもゴキブリが出ないそうですね。いやはやなんとも羨ましい。


(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」


まぁ、私の部屋は綺麗ではありません。子バエがでそこら中に出まくりでございます
まぁ部屋にゴミを散らかした私が悪いんですが



  
648:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 02:27:44.84 ID:7YX/zH6iO
  
あのですね、アニメの主人公じゃあるまいし掃除なんか滅多にしません。
親も私の部屋に入って来ないし、私の部屋が汚くなるのは当然なのです

(*‘ω‘ *)「ぽっぽー………」

しかし何もする事がありません。バイトもないし外になんか行ったら暑くて溶けてしまいます。

(*‘ω‘ *)「………」

ふと、私の頭に掃除が思い浮かびます。ですがわざわざ日曜日に掃除をするなんて………


(*‘ω‘ *)「ぐ………ぽっぽぉ…………!!!」



  
653:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 02:33:54.99 ID:7YX/zH6iO
  
川 ゚ -゚)「待てゴルァァァァァァ!!!!!!!!!」

ξ゚听)ξ「ど、どっちに逃げた!?」

('、`*川「うーん………。」
―――――――――――――――――――――――――――



川 ゚ -゚)「くぅぅぅ!!何て逃げ足の速い野郎だ!!」

ξ゚听)ξ「逃げ足だけですけどね……」

('、`*川「もう……許してあげたら……?」

川 ゚ -゚)「許さん!!またファンネル壊しやがって……!!クソッタレ!アレは高かったのに……」



  
660:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 02:43:26.71 ID:7YX/zH6iO
  
('A`)「くそっアッチーな………」

( ^ω^)「今日は何するんだお?カツアゲでも………」

ビュン!!

(;*゚ー゚)「―――――」




(;^ω^)「………?」

('A`)「あれ?今走っていったの……あのクソッタレ女三人の内の一人か?」

( ^ω^)「さぁ……しらねーよ。」

――――――――――――――――――


カサカサ………


(*‘ω‘ *)「ご、ゴキブリ……!?」



  
664:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 02:57:02.24 ID:7YX/zH6iO
  
(;*゚ー゚)「はぁ…はぁ……」

ドン………

(*゚ー゚)「いてっ!!!っこの野郎、どこ見て歩いてやがる!!ぶちころ……」

(#゚;-゚)「………」

(;*゚ー゚)「あれー兄貴………。」

(#゚;-゚)「ギャプラン……人にぶつかったらちゃんと謝らなきゃダメ……」

(*゚ー゚)「後で!後で聞くから!じゃ!」


ビュン!!


(#゚;-゚)「あ……コラ、待ちなさい!」


―――――――――――――――――――――――――――

(*゚ー゚)「な、なんであんな所で兄貴が……?」

ザッ……

川*゚∀゚)「ちょっと、そこのガキ……。ガブスレイ様にぶつかっといてごめんなさいも無しかい?」

(*゚ー゚)「な……コイツ等あの時の………!!」



  
677:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 03:04:56.95 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「………」

( ´_ゝ`)「おい、姉貴。コイツ、ガブスレイの妹ですぜ」

川*゚∀゚)「なぬ!?」

(´<_` )「監視カメラに写っていたではないか。」

( ´_ゝ`)「あぁ。家中のいたる所に仕掛けたからな。」

(´<_` )「流石だよな、俺等。」


(*゚ー゚)「監視カメラ……?」


( ´_ゝ`)「あぁ、いやコッチの話だ。」

(´<_` )「(流石に犯罪だもんな)」


川*゚∀゚)「んな事はどうでもいいんだよ!!
     ねぇーお嬢ちゃん……少しお兄さんの事について話を……」

(*゚ー゚)「ゴメン!急いでるからまた後で!!」


川*゚∀゚)「ちょ、ちょっと!待って!!」



  
683:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 03:17:39.51 ID:7YX/zH6iO
  
ガサガサ………

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ!!!!」

あのですね、私、部屋の掃除をしておりましてね、ゴミも片付け終わったし掃除機もかけたんですよ

(*‘ω‘ *)「ぽっ……!?」

はい、そしたら見事に綺麗になりました。床も窓もパソコンもピカピカでございます。はい。
しかしですね、思わぬ所に伏兵がいましてですね……

カサカサ……

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ……」

バン!バン!

ベットの下にゴキブリがうじゃうじゃと………。
はい、どう見ても10匹はいます。しかも新聞紙ではすばしっこくてカスリもしません……



  
696:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 03:30:10.95 ID:7YX/zH6iO
  
(*‘ω‘ *)「……ぽっぽぉ!!」

バシ、バシ!!

私の猛攻を嘲笑うように新聞紙を回避しまくるゴキブリ達。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」

こうなったらサイタマン(剣道)でも呼んでゴキブリを退治してもらうしか……

(*‘ω‘ *)「………!!」

その時、その時でございます私、ベットの下に一匹のゴキブリを見付けました。
明らかに他のゴキブリと雰囲気が違います……。親玉、でしょうか?

(*‘ω‘ *)「赤い……ゴキブリ………」

――――――――――――――――――――――――――

――軍事施設

ミ,,゚Д゚彡「お嬢さん、ここに置いておいた赤いゴキブリ知りませんか?」

ξ*゚ー゚)ゝ「ん?ゴキブリ?知らないけど……逃げたんじゃねーのか?」

ミ,,゚Д゚彡「(参ったな……せっかくシャア専用ペンキを塗ったのに……)」



  
707:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 03:38:18.42 ID:7YX/zH6iO
  
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……!!!」

何故……何故コイツ等は私の部屋に集まるんですか?何かフェロモンでも発生してるのでしょうか

(*‘ω‘ *)「ふ………」

しかし、所詮はゴキブリ。モビルスーツ様には敵いません。
そう、流石のゴキブリも対ゴキブリ用近代兵器………、ゴキジェット、バルサン、ママレモン……
こーめーいわく、それらの兵器をコンビニで補給すれば勝利の道が見えるとの事……

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ!!」

次に私がこの部屋にきた時がゴキブリの最後です。



  
735:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 03:58:03.32 ID:7YX/zH6iO
  
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

あの後、コンビニについた私は、早速ゴキジェット、バルサンなどの商品を大量に買います。

「8500円になります」

(*‘ω‘ *)「ぽっ!?」

高い、高すぎます……。たかがゴキブリ、されどゴキブリ、私は泣く泣くサイフの中身を店員に渡しました……


「ありがとうございましたー」


(*‘ω‘ *)「………」

思わぬ出費です。まさかこんな下らない事に8500円も使うとは。


(*‘ω‘ *)「ぽぉ…………」

そして私が溜め息をつき、家路につこうとした瞬間でございます。前方から物凄い勢いで飛んでくる、女のモビルスーツ……

(*‘ω‘ *)「!?」

(*゚ー゚)「どけクソッタレェェェェ!!!!!!!!!」



  
750 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [>>745把握 >>757いえいえ] 投稿日: 2006/07/27(木) 04:14:34.83 ID:7YX/zH6iO
  
(*‘ω‘ *)「アッーー!!!!!!」

ドォォォォォォン!!!

爆音のような音を立てて私達は衝突しました。
いや、実際バズーカに似た衝撃が私を襲いましたよ。はい


(*゚ー゚)「いってぇぇ…………。テメーざけんな!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ………」

何故か私が悪い事になっています。何故でしょう。

(*゚ー゚)「あれ……お前…いつものクソッタレの男三人組じゃねーか。」

(*‘ω‘ *)「ぼっ……?」



  
755:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 04:32:09.03 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「なぁお前さ、どっか隠れる場所知らないか!?」

(*‘ω‘ *)「っぽ?」

隠れる場所、ですか……。この慌てぶりにこの台詞、誰かから追われているのでしょうか?

(*゚ー゚)「なぁ、頼むよ!あのクソッタレ男二人はキュベレイに俺の居場所教えちまいそうだし……!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ………」

そう言われてもですね、隠れる場所なんて……。

(*゚ー゚)「そうだ!!お前の家だ!そこならキュベレイの野郎も知らない筈だ!」

(*‘ω‘ *)「ぽっ!?」

私の部屋……!?いや、女の子から部屋に行きたいと言われるのはこれなんてエロゲ……ですが……

(*‘ω‘ *)「ゴキブリ……」



  
762:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 04:40:02.58 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「はぁ?ゴキブリ?」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……」

いくら何でもゴキブリが……しかも得体のしれない不気味な赤いゴキブリがいる部屋に女を連れこむのは……。

(*゚ー゚)「ゴキブリなんか平気だって!!!今はゴキブリなんかよりキュベレイが怖いんだよボケ!」

(*‘ω‘ *)「ぽっ!?」

(*゚ー゚)「早くオメーの家教えろ!!」

(*‘ω‘ *)「ぽ、ぽっぽ………」

(*゚ー゚)「よし、コッチか!行くぞ!」

(*‘ω‘ *)「!?」

そう言いギャプランは私の頭をガシッと掴むと物凄い勢いで走り出します。


(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!ぽっぽぉ!!!」



  
765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 04:52:09.46 ID:7YX/zH6iO
  
その頃ガンタンクの部屋では………

カサカサ………カサカサ…………

赤ゴキブリ「………」

カサカサ、カサカサ…………

きゅぴぃぃん!!

赤ゴキブリ「……!」


ゴキブリがニュータイプになっていた



  
769:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:06:04.59 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「さぁって、ここがお前の家か。」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ………」

私、ギャプランに無理矢理つれられて家まで帰ってきしまいました。
しかしゴキブリを恐れないとは……

(*゚ー゚)「邪魔するぜ」

(*‘ω‘ *)「……」

(*゚ー゚)「で、オメーの部屋はどこだ?」

(*‘ω‘ *)「二階っぽ……」

(*゚ー゚)「よし、二階に向かう!」

そして私達は二階に上がり、部屋のドアの前に立った時……


きゅぴぃぃん!!


(*‘ω‘ *)「!?」

(*゚ー゚)「どした?」

今、何か物凄いプレッシャーが……気のせいでしょうか……



  
773:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:13:45.08 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「お、何だ……。ゴキブリなんていないし意外に綺麗じゃねぇか……。
    俺はてっきりゴミが散らかり放題で子バエがそこら中に飛んでいるのかと……」

(*‘ω‘ *)「………」

この時ばかりは掃除しといて本当に良かったと思いました。もし掃除してなかったら殴られていたでしょう……

(*‘ω‘ *)「………」

しかし……ゴキブリは姿こそ見えませんが、私にはわかります
そこら中からゴキブリの気配が………

(*゚ー゚)「む……こ、これは……!?」

(*‘ω‘ *)「ぽっ?」



  
778:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:21:41.17 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「こ、これはファンネル……?しかもキュベレイのファンネルと同じ型の……。
    しかも他にも沢山ファンネルが……!!」


(*‘ω‘ *)「ぽっ……」

ギャプランが部屋にあったショーケースの中のファンネルを物珍しそうに眺めていますが…
はい、実は私サイコミュ兵器を集めるのが趣味でございまして……。それはもうレアなビットや有線式まで取り揃えております。

そのためバイトをしているのにも関わらずいつもサイフはカラカラに乾いております

(*゚ー゚)「(こ、このファンネルをキュベレイに渡せば……)」

(*‘ω‘ *)「……?」

(*゚ー゚)「な、なぁ!このファンネル、譲ってくれよ!」



  
786:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:35:49.70 ID:7YX/zH6iO
  
(*‘ω‘ *)「………」

(*゚ー゚)「頼むよ、な!何でもすっからさ!」

何でも……?

(*‘ω‘ *)「じゃ、じゃあ裸に………」


ドゴッ!


(*‘ω‘ *)「んぽっ!!!!!!!!」

私がそう言おうとした趣味、ギャプランの拳が私のみぞおちにクリーンヒットいたしました。
なんという早業でしょう……

(*゚ー゚)「あのな、できる事と出来ない事があるんだよ……。分かるよな?な?」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽぉ………」

何でも……と聞こえたのは私の気のせいでしょうか。
しかし他に頼む事と言えば……

(*‘ω‘ *)「………!」



  
790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:43:07.55 ID:7YX/zH6iO
  
(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

(*゚ー゚)「……何だコリャ?」

私、コンビニの袋からゴキジェットを取り出しギャプランに手渡します。
えぇ。今頼みたい事はただ1つ

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

(*゚ー゚)「それでゴキブリ退治を手伝え……?ほ、ホントにそんな事でいいのか!?」

(*‘ω‘ *)「ぽっ。」


(*゚ー゚)「い、いい奴だなお前……!!」

(*‘ω‘ *)「………」

どうせ無理難題ふっかけても断るくせに……白々しいですね、まったく



  
792:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:50:07.70 ID:7YX/zH6iO
  
シューーっ!!!



赤ゴキブリ「!?」

ゴキブリ「(く、苦しい……!!)」

パタ……

赤ゴキブリ「………」

ゴキブリ「(ぐるしぃでゴワス……!!!)」

パタ……パタパタ……

赤ゴキブリ「…………」



「なぁ、これでホントに効くのかよ?」

「ぽっぽ!ぽっぽ!」

「わかったわかった、そう怒鳴るな……」

シューー………

赤ゴキブリ「…………」



  
797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 05:59:44.72 ID:7YX/zH6iO
  
シューー………

(*‘ω‘ *)「…………」


あらかたゴキジェットを部屋中に撒き散らした時でしょうか、部屋が段々煙っぽくなってまいりました

(*゚ー゚)「ゴホッ、ゴホッ!!お、おい、窓開けろ……」

(*‘ω‘ *)「………」

まぁ大量に撒き散らしたからもう窓を開けても大丈夫でしょう……。

ガラガラ……


(*゚ー゚)「ゲホ、ゲホ……。あぁ、涼しい……」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……?」

しかしあの赤いゴキブリも死んだのでしょうか……。私、それが心配でなりません……



  
801:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 06:18:53.66 ID:7YX/zH6iO
  
きゅぴぃぃん!!

(*‘ω‘ *)「!!」


その時、私は後ろから何かを感じとりました。なんでしょう、この感じは?

赤ゴキブリ「………」

(*゚ー゚)「うぉ!?何だアレ!?」

(*‘ω‘ *)「…………」

振り向くとそこには宙に羽ばたく赤いゴキブリ……。コチラの方をジーッと見つめています。

(*゚ー゚)「まだ残ってたか!!!くらえ、ゴキブリ!!」

そしてギャプランはゴキジェットをゴキブリに放たんと矛先を向けますが、ゴキブリはそれよりも速く接近し、ギャプランの顔にピタッと止まりました。

(*゚ー゚)「……………」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……!?」


(*゚ー゚)「ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



  
804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 06:35:19.76 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「と、とってくれ、早く、早く!!!!!!!!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!」

私、ゴキブリを撃退しようと、ギャプランの顔にのっているゴキブリに向かってゴキジェットを噴射いたします。

(*゚ー゚)「馬鹿!やめろ!顔に……」

シューー!!!!


赤ゴキブリ「!?」

(*゚ー゚)「ぬぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!目が、目がぁぁぁ!!馬鹿野郎ー!!!!!!!!!」

(*‘ω‘ *)「ぽっ!」


ギャプランには悪い事をしましたが、流石にゴキジェットの直撃を食らったのがこたえたのか、赤ゴキブリはよろよろと飛びさり、床にポテッと墜落いたしました

(*‘ω‘ *)「………?」

死んだ……のでしょうか?ピクリとも動かなく………

(*゚ー゚)「おい…………」

(*‘ω‘ *)「!!!」



  
807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 06:52:32.67 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「ぐ……まぁいい………」

(*‘ω‘ *)「ぽっ………?」

(*゚ー゚)「見ろよ、ゴキブリ死んだだろ?」

(*‘ω‘ *)「………」

(*゚ー゚)「と、いうわけでー……ファンネル、もらうぜ」

(*‘ω‘ *)「ぽっ!?」

そう言いギャプランはショーケースに入っていた高級ファンネルセット(十個入り)のケースを取り出し、脇に抱えだしました。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!!」

そのファンネルセットは一番高かった兵器です……。いくらなんでもゴキブリごときを退治しただけでは渡せません

(*゚ー゚)「オメー……俺の顔にゴキジェットぶっかけたの忘れたか……?なんなら今その落とし前つけてもいいんだぜ?」

(*‘ω‘ *)「ぽ……!?」



  
812:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 06:59:28.71 ID:7YX/zH6iO
  
(*゚ー゚)「じゃ、そういう事で!中々楽しかったぜ、ゴキブリ退治」

(*‘ω‘ *)「………」

そしてギャプランは部屋を出て行ってしまいました。その脇にファンネルセットを抱えて…………

(*‘ω‘ *)「ぽっ………?」

そして私、ふと床に違和感を感じて下を見るとあの赤いゴキブリの死体が消えているではありませんか。

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……!?」

ま、まさか生き返ってこの部屋のどこかに………!?


―――――――――――――――――――――――――――

(*゚ー゚)「へ、これでキュベレイも許してくれるだろ……!!」


赤ゴキブリ「………」

(*゚ー゚)「(ん……?何かケースの中が動いてる……?何だ……?)」



  
816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 07:07:06.43 ID:7YX/zH6iO
  
――そして………


川 ゚ -゚)「見つけたぞ!テメー!!!!!!!!!」

(*゚ー゚)「げ、キュベレイ……さん」

川 ゚ -゚)「テメー今度という今度は許さんからなコラ!!!!ぶち殺してやる!!!!!!!!」

ξ゚听)ξ「あーあ……可哀想に………」

('、`*川「………」


(*゚ー゚)「あ、あのー……コレでどうか勘弁してくれません……?はは、はははは…………」

川 ゚ -゚)「ん……?」



川;゚ -゚)「(こ、これは最高級ファンネル……!!しかもアタシの使ってたのより高いやつ……!!)」

(*゚ー゚)「へへ……どうです?」

川;゚ -゚)「う………………………チッ……」



  
821:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/27(木) 07:14:44.61 ID:7YX/zH6iO
  
―――その夜……

川 ゚ -゚)「〜♪」


川 ゚ -゚)「あぁ、綺麗な色………まるで宝石みたいだ……。使うのがもったいない……」


きゅぴぃぃん!!!!!!!!!!!!!


川 ゚ -゚)「む!!殺気!?」



川 ゚ -゚)「…………気のせいか…」


カサカサ………カサカサ………

赤ゴキブリ「(おぉ……女じゃ、女の家じゃ……)」


シャアブリ、ガンタンク宅→キュベレイ宅に引っ越し完了………


――――続く……





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