( ^ω^)がドイツの独裁者になったようです

  
360: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:04:31.00 ID:mT/pQD2O0
  
番外 / ,' 3博士の重戦車 編

第1次世界大戦で登場した、戦車という新兵器は、戦場に登場した後、
またたくまに世界の陸軍に普及した。

歩兵がもたつく鉄条網も、ストップをかける塹壕も、さらには飛んでくる銃弾までも
跳ね返す、無敵の兵器だったからである。
              _ __________
          > ―∠/' ̄ ̄ ̄| | ̄:|  :|._:| ̄ ̄ー-、
         ∠/∠/ :|:   :|:   :| :|  :|  :|  (ニニニl  )
 ヘ    ∠∠∠/   :|:   :|:   :| :|__ :|  :|_,|     /
 l∠)__∠/∠/ .:|:   :|:   :|:   :|/_<.l.:| :|   :|    /
 | / ̄(( ̄((.:|: :|:   :|:   :|:   :|:└―――-┘ /
 -´   ゝ‐ `ゝ――――――――__/二ヽ__ー―^
                  __/二ヽ__゚Д゚)_
              / __/二ヽД゚) / ̄  
           /    (゚Д゚ ) /^
だが、いくつか問題もあった。その車体はあまりに大きく、また装甲も薄く。
大砲や爆弾で撃破されることも多かった。
図体がでかい上に、走行性能もまだまだ貧弱だったのだ。



  
363: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:10:06.56 ID:mT/pQD2O0
  
そこで、開発が進むにつれ、戦車の小型化が進んだ。
小型の砲と機銃を装備し、装甲は機銃弾を防げればよかった。
当時、まだまだ戦車は脇役で、戦局を決める主役は歩兵だったのである。

             ___
            /o__⊥ 突撃するお!
          ∠=√^ω^)  
           //   /
           し≠∩ヨ===┯
          /  / ゝ   ̄ ̄ ̄
         (__)\_)
         ↑伍長時代



  
366: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:21:22.45 ID:mT/pQD2O0
  
ドイツ軍も例外ではなく、戦後は小さいT号戦車から開発し、徐々にそのスペックを
上げていった。
(実は、戦車の配備禁止を定めた条約に違反するため、農業用トラクターの名目だった)

U号、V号、W号など次々と新型の戦車が開発されていったが、
陸軍はここで、重戦車の必要を考え始めた。

もしも戦車同士がぶつかるような事があれば、より強力な砲と分厚い装甲を持っているほうが有利なのだ。
そこで、( ^ω^)は重戦車を開発することを決めた。



  
368: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:28:36.72 ID:mT/pQD2O0
  
( ^ω^)は2つの会社に設計をさせ、より良い方を制式採用することにした。

一つはヘンシェル社という名門の会社。
もう一つは( ^ω^)のお気に入りの/ ,' 3博士の会社である。

( ^ω^)「Y号戦車"タイガー"を作ってくれお!!」

/ ,' 3「戦車の要求スペックkwsk」

( ^ω^)「むっちゃ強い主砲
      敵弾を跳ね返す装甲
      速度は40km/h」

/ ,' 3「ヒッヒッヒッヒ!なぁにそのくらい軽いもんじゃわい!」

/ ,' 3「最高傑作を作ってやるわwwwwwww」

(*^ω^)「マジ期待wwwwwwww」

2社は早速、重戦車の開発に取り掛かった。



  
371: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:39:07.65 ID:mT/pQD2O0
  
そして、それぞれの試作車両が出来上がった。
( ^ω^)は、実際にそれらを見比べることにした。

( ^ω^)「wktkが止まらないwwwwwwww」

( ><)「強い戦車は頼りになるんです!」

まずはヘンシェル社の試作車がお披露目をすることになった。



  
373: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:44:44.73 ID:mT/pQD2O0
  
                        /ニニ∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                        (´∀` ) <  これが私どもヘンシェル社の試作車です
                    ____┌ニ|ニニ二|__ \___________
    _           ┌_,'_"-┬-__,┐'"゙ ̄.モモ| |
  (0) ロ)ュ)ニニニ))二二))___)) ,)-┐.||.   Эモ;;|__| ,,, ,,,,,
     ̄ .    ┌―――┴――┴‐┬┴―――┴――――┐
        ___」__(= )Θ)l.|三|l___|.|______       /
       <――-'――――-'--―― "――'――'-二二'ニニ\
       {=== {」モモモモモモモ{,==== {=()=}/,√Y √Y √Y √l《*》
        ヘ===,y_ゝ――― ヘ=== ヘ_ |ノ,{ { 0.}.{ .0} { .0} { .0}ヘノ
        \==,\" ̄ ̄ ̄ ̄\===\∧∧ノ∧ノ,∧ノ∧ノ/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^ω^)「おお!なんて漢らしいデザインなんだお!」



  
374: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:50:50.26 ID:mT/pQD2O0
  
( ^ω^)「とりあえず、性能をkwsk頼むお」

ヘンシェル社員「はい。マイバッハ製エンジン搭載の5人乗りです」

ヘンシェル社員「主砲はドでかい88mm、装甲は最大100mmです!」

( ^ω^)「10cmってwwwwwwwwwww電話帳か」

ヘンシェル社員「はは。うちの戦車は無敵ですよ。ぜひご採用を!」

(*^ω^)「おっお。これはポイント高いおwwwwww」

/ ,' 3(むむむ・・・これは負けフラグ・・・ヘンシェルなぞに負けてたまるものか!)

次に/ ,' 3博士の試作車がお披露目されることになった。



  
379: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:55:25.15 ID:mT/pQD2O0
  
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 / ,' 3< これがわしの自信作!名づけて/ ,' 3タイガーじゃ!
               / U二 ]」 \__________
              ┌|| ̄彡 ̄ ┬=二__              _
             | |+2ch o||  ((__((〓〓〓I〓〓〓〓〓(((O
    v――――――┴┴――――-┬―┴――‐ヽ        ̄
   / ⌒⌒⌒――D~~~⌒⌒~~°   |_     目」_
  / ̄\_________/ ̄ ̄ヽ‐―┬――――┬ヽ
   /○) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄((*))}===)        〕==)
  λ__◎_◎_◎_◎_◎_◎_/==ノ――――-< ==ノ

(;^ω^)「・・・砲塔が前寄りになっただけで大して変わらないお・・・」



  
380: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 00:59:56.19 ID:mT/pQD2O0
  
/ ,' 3「だって要求が一緒なら似た様な外見になるじゃろ!プンプン!」

(;^ω^)「まあまあ。じゃあスペックをkwsk頼むお!」

/ ,' 3「この戦車はすごいぞー!今までの常識を打ち破るぞーヒヒヒヒ」

( ^ω^)「早くしろ」

/ ,' 3「主砲は太くて黒い!88mm!装甲はななんと!110mm!」

(;><)「・・・ヘンシェル社と大して変わらないんです」



  
385: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:13:18.07 ID:mT/pQD2O0
  
(*^ω^)「性能が変わりないなら・・・ヘンシェル社のほうがカッコいいんだお・・・」

ヘンシェル社員「はははwうちのデザイナーに総統のお言葉を聞かせてやりたいですよ!」

/ ,' 3(むむむ・・・これはまずい・・・重戦車の発注なんて大仕事を取られたら・・・)



  
387: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:14:08.07 ID:mT/pQD2O0
  
      /     _     /  ̄/ 
     /      _  /      ./ 
    /──\ __/ 三|  _/  

       ,  -‐- 、
   ♪    /,ィ形斗‐''' ´  ̄`''‐- 、      フン♪
       //ミ/           ヽ  ♪
     , - 、!({ミ/             ヽ
    / 、ヽ⊂!´/ ''''''    ''''''     「i「i}i、      フン♪
  /冫┐ i'´.l (●),   、(●)  ,{  ノ
   ̄  l  l l    ,,ノ(、_, )ヽ、,,    ーゝ 'ヽ、   ♪
        !  l ',    `ヒェェェイ '     /ヽ \    
       l  ヾ,、    `ニニ´    / -‐、‐ヽ  >
      t     /` ー- 、___,ォュ'´   ヽ、  /
         ` ー-!    、`ーi 「´     , -‐'´
          ` ー- 、l  l」      |
               |        |
               \_     .|
               / l`、     ノ
           ,...-‐''"  _.l::::`ー,=-'(
         /     ´ ,.!_;;;:r''..   ` 、
      ,...-‐'   _,....-‐'"  `'-、::    ` 、
     /..  ,....―'"        `ー、__  `l
    /_;::::-'"            /::::::::::::::::ノ
 ,.../._r'"               ヽ`''「 ̄ ̄
(__ノ'                 \_\

/ ,' 3「それは嫌じゃああああああっ!!!!!」



  
393: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:25:10.67 ID:mT/pQD2O0
  
/ ,' 3「総統!待ってくだされ!もう一つ大事なポイントがぁ!!!」

( ^ω^)「うん?何かお?(まだいたのかお?)」

/ ,' 3「ヒヒヒ・・・ヘンシェルの。おまえのところの戦車のエンジンはどんな方式だったかの?」

ヘンシェル社員「はあ・・・ガソリンエンジンですが?」

/ ,' 3「ぶあっはっはwwwwwww何とひねりの無いwwwwwwwww」

( ^ω^)「お前何が言いたいんだお」

/ ,' 3「ふふふ、わしの戦車はエンジンも今までと違うのじゃ!!!」

( ^ω^)( ><)「な、なんだってー!!」



  
396: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:29:26.16 ID:mT/pQD2O0
  
/ ,' 3「わしの戦車は、世界初の"電動式戦車"なのじゃ!!!」

( ^ω^)「mjsk!?sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee」

( ><)「ちょっと気になるんです!」

/ ,' 3(ヒヒヒ・・・乗ってきたわいwwwwww)

/ ,' 3「この戦車はエンジンで発電し、その電力で走行するのじゃ!!!」

/ ,' 3「だから変速機いらず!壊れ安いこの変速機がなくなって、整備性大幅うpじゃ!」

( ^ω^)( ><)「sugeeeeeeeeeeee!!!!!!」



  
400: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:36:42.36 ID:mT/pQD2O0
  
/ ,' 3博士の言ったことはとても魅力的だった。
戦車はその大重量がゆえに、変速機に多大な負担がかかるのが悩みだったし、
発電をするだけなら、直接内燃させるよりガソリンが少なくて済むからだ。

(*^ω^)「( ><)!聞いたかお!?電動だってお!」

( ><)「すごいんです!!修理用の部品も、燃料も減らせる・・・」

(*><)「そのうえ重戦車!夢がひろがりんぐなんです!」

(*^ω^)「さっそく走らせてみてくれお!!」

/ ,' 3「ヒヒヒヒwwwww未来の戦車の姿を御覧あれ!!!!」

ヘンシェル社員「・・・・・・」

こうして、実際に走ってみせることになった。



  
405: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:42:40.92 ID:mT/pQD2O0
  
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 / ,' 3< / ,' 3タイガー発進!
               / U二 ]」 \__________
              ┌|| ̄彡 ̄ ┬=二__              _
             | |+2ch o||  ((__((〓〓〓I〓〓〓〓〓(((O
    v――――――┴┴――――-┬―┴――‐ヽ        ̄
   / ⌒⌒⌒――D~~~⌒⌒~~°   |_     目」_     キュラキュラキュラキュラ
  / ̄\_________/ ̄ ̄ヽ‐―┬――――┬ヽ
   /○) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄((*))}===)        〕==)
  λ__◎_◎_◎_◎_◎_◎_/==ノ――――-< ==ノ

( ><)「おお!いくらか静かなんです!」

(*^ω^)「深夜の住宅街でも安心ですNE!」

/ ,' 3博士の戦車は、とても快調に発進した。新世代戦車の到来を感じさせた。



  
407: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:46:02.83 ID:mT/pQD2O0
  
/ ,' 3「はっはっはwwwwwwヘンシェルの!お前の会社にこんな先進的な戦車が作れるか!?うん?」

ヘンシェル社員「ぐっ・・・」

( ^ω^)「じゃあ、Y号戦車は/ ,' 3社の方向で・・・」

( ><)「陸軍は文句無いんです!」

大勢が決まりかけたころ、それは突如として起こった。



  
408: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:49:40.21 ID:mT/pQD2O0
  
プスプスンプスン・・・ガコッ

なんと快調に走っていた電動戦車が、突然停止してしまったのだ。

/ ,' 3「あれっ!?」

( ^ω^)「どうしたのかお?」

/ ,' 3「はっはっはww出来たてですから、ちょいとエンストしたようですじゃ!」

( ><)「大丈夫なんですか?」

/ ,' 3「ご安心を!電動ですから、すぐに直せます!」

/ ,' 3は、エンジンルームに潜り、なにやら修理を始めた。



  
410: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:54:31.99 ID:mT/pQD2O0
  
30分後

( ^ω^)「治ったかお?」

/ ,' 3「ははは、なにぶん新技術ですから、わしも慣れないんじゃよwwww」

( ><)「制式採用のおりには頑丈にしてください!」

さらに30分後

( ^ω^)「修理マダー?」

/ ,' 3「あ、もうそろそろ出来ますぞ!」

/ ,' 3(おかしいな・・・ここの配線が・・・いや違うな・・・むむ)



  
413: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 01:58:12.19 ID:mT/pQD2O0
  
さらに1時間後

(#^ω^)「もう1時間経ったお!遅いお!」

/ ,' 3「ギクリ」

/ ,' 3「もうすぐ!もうすぐですぞ!あと156cm!」

(#^ω^)「いったい何の長さだお!!」

(;><)(・・・電撃戦でこの修理の遅さは致命的なんです・・・)



  
416: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 02:04:03.86 ID:mT/pQD2O0
  
そして、走行停止から3時間が経った。

/ ,' 3「グスッ・・・うう・・なんで動かないんじゃ・・・ヒック」

/ ;3「動けよぉバカ戦車ぁ!!!!うわああああああああん!!!!」(ペンチを叩きつける)

(;^ω^)「これはもう駄目かもわからんね」

(;><)「さすがに、この戦車を大量配備はちょっと・・・」

その時、もう諦めて帰ろうかとしていた2人の耳に、低くうなるエンジン音が聞こえてきた。



  
418: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 02:06:58.19 ID:mT/pQD2O0
  
ゴゴゴゴゴゴ                               __
                                    ∧_/o,,l
                                    (´∀`(ll) パンツァーフォー!なんちゃって
                                    と`l' ロ l_ヽ
                                    l 二二 (,,ノi! __
          _                __ ,-、,,--‐─'" ̄ ̄ ゙̄l ̄ l;;:l
          [l ロ::liニニニニニニニニニl二二二ll__ill|:li〈 o  (::)    li :l .l   l;;:l        ,-、.、
           ̄               (lニl-、,,゙-'`t-、__________,,└t-r''.,---lll≡≡ll=l:::i
                          ━(il|l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ll=l:::l
                           ,-‐=l二二二二l二二二二二l二二二二二l二二二二l::::: l
                    i!, ========================== 、-‐'
                    (γ⌒ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;γ⌒ヾヽ
                     ヾ、__,,γ⌒ヽ'⌒γ⌒ヽ⌒γ⌒ヽ⌒γ⌒ヽ⌒ヽ;;(@);;):}
                      ヽ,,__ヽ,,__ソ、_,, ヽ,,__ノ、_,,.ヾ,,__ノ、_,,ヽ,,__ソ、_,,ノ、___ノソ

ガソリンエンジンを始動させ、ゆっくり動き始めたヘンシェル社の戦車だった。



  
422: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 02:10:53.86 ID:mT/pQD2O0
  
(;^ω^)「どどどど童貞ちゃうわ!!」

(;><)「!?」

(;^ω^)「じゃなかった、ちょちょちょっと待ってくれお!」

ヘンシェル社員「はい?」

( ^ω^)「おまいらどこに行く気だお!?」

ヘンシェル社員「もう駄目っぽいので・・・50km先の工場に帰ろうかと」

( ><)「50kmも自走できるんですか?」

ヘンシェル社員「はい。ガソリンエンジンですから(笑)200kmくらいは行けますよ」



  
424: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 02:16:51.03 ID:mT/pQD2O0
  
( ^ω^)「・・・」

( ><)「・・・」

ヘンシェル社員「どうしました総統?」

( ^ω^)「・・・Y号戦車はヘンシェル社に発注するお」

ヘンシェル社員「!!!本当ですか!!やった!!!!」

( ^ω^)「その戦車に乗せてくれお・・・」

( ><)「/ ,' 3博士はどうするんですか?」

( ^ω^)「・・・置いていくお」

( ><)「・・・そうですね」

/ ,' 3「グスッ・・・いやおかしいな・・・あれれ!?ヒック・・・ここの配線は・・・」

試験場には、戦車と格闘する/ ,' 3博士だけが残されたのであった。



  
427: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 02:20:51.04 ID:mT/pQD2O0
  
かくして、Y号戦車"タイガー"はヘンシェル社によって量産された。
タイガー戦車は、その巨砲と重装甲で、常に他国の戦車より優位に立ち続けた。

その強さは、ドイツ陸軍戦車部隊の象徴となった。
かっこいい外見はプラモデルになっても大人気になり、
後世の少年の心を捉えたのである。



  
430: 愛のVIP戦士 :2007/02/15(水) 02:26:07.77 ID:mT/pQD2O0
  
/ ,' 3博士の開発した、電動式戦車は、当時としては画期的なものだった。
しかし、あまりにも時代を先取りしすぎていたのである。

当時技術先進国だったドイツでも、まだまだガソリンエンジンの信頼性には勝てなかったのだ。
だが、/ ,' 3博士はタダでは転ばなかった。

              二   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             / ,' 3 < 余った車体を利用して、もっと強いのを作ったぞい!!
     / ̄ ̄ ̄ ̄ニニニニ _\_______________
    /          |  ┌ニニ┐               _
    /           |  〈 ( | (( ̄(二(〓〓〓〓〓〓(二( (( O
    v――――――‐┴―┴―┴┴‐┬―――‐ヽ       ̄
   〈 ⌒⌒⌒――D~~~⌒⌒~~°    |_     目」_
  / ̄\_________/ ̄ ̄ヽ‐―┬――――┬ヽ
   /○) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ((*))}===)       〕==)
   \_◎_◎_◎_◎_◎_◎_ /==ノ――――- < ==ノ

なんと88mmの主砲に200mmの装甲を持つ駆逐戦車を作ったのであった。

/ ,' 3博士の重戦車 編    完



戻る