( ^ω^)は幻の大地の住人のようです

  
15: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:19:35.56 ID:t4bYji790
  
*第三章 一三話*





 ドクオ達が 上の世界で ムドーを 倒し

    それから 数日が 経過した!








  
19: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:21:22.99 ID:t4bYji790
  
〜トルッカ周辺〜

( ゚∀゚)o彡゜「オラオラオラオラ、どうしたブーン攻撃してこいよ!」

(;^ω^) (くっ、勝つには攻める事……
       でも、ながおかの怒涛の攻撃の前に防御しかできないお……
       …………! いいこと思いついたお!!)

( ^ω^)「ながおか! 大発見したお!!!111」

( ゚∀゚)o彡゜「ん、どうした?」


( ^ω^)「コナンと新一は同一人物だお!!」


( ゚∀゚)「バーローwwwwwwwwwwねーよwwww」

 ながおかは 笑い転げている!


( ^ω^)「隙ありだお!!」

 ブーンの 攻撃!
 ながおかに 17の ダメージ!!



  
20: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:22:33.79 ID:t4bYji790
  
(;゚∀゚)「くっ……方法はともかく、なかなかいい攻撃ができるようになってきたじゃないか」

( ^ω^)「そうかお?
      ところでながおかはブーンにつき合ってばかりで自分の修行をしてないけど
      それで大丈夫なのかお?」

( ゚∀゚)「ああ、そっちのことは問題ねぇ、効率のいい修行方法を見つけたからな」

( ^ω^)「お、ブーンにも教えてくれお」

( ゚∀゚)「多分お前には無理だ。結構体力のいる方法だからな」

( ^ω^)「そうかお……ならブーンは普通のやり方でがんばるお」

( ゚∀゚)「それがいい、無理して体壊したら全て無駄になるからな。
     これから、ちょっと休憩をかねて戦術的な話をしよう」



  
21: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:23:49.78 ID:t4bYji790
  
( ゚∀゚)「お前の、相手に隙を作ってから、足の速さを生かしての攻撃は悪くない。
     問題はどうやって相手に隙を作るかだ」

( ^ω^)「う〜ん、なにかいいアイデアはないかお?」

( ゚∀゚)「攻撃呪文が使えりゃ、攻撃パターンに幅が出るんだが」

( ^ω^)「攻撃呪文かお……。ショボンとツンに相談してみるお!!」

( ゚∀゚)「なら俺も行くぜ、ちょっと魔法力を高める修行もしておきたいからな」

( ^ω^)「ながおかが、魔法かお……? にあわねーおwwww」

( ゚∀゚)「少しでも使えたほうがいいだろ? さっきも言ったように攻撃パターンに幅が出る」

( ^ω^)「じゃあ、二人に聞きにいくお」



  
23: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:25:49.71 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「『デーモンの召喚』を召喚!! 魔降雷!!」

ξ゚听)ξ「くっ、『マジックバリア!!』」

 ツンの周りに 魔法に対するバリアが 張られた!

 ツンに 24の ダメージ!!

ξ゚听)ξ「反撃よ! 『メラミ!!』」

 ツンは メラミを 唱えた!
 デーモンの召喚に 62のダメージ!!
 デーモンの召喚を 倒した!!

(;´・ω・`)「やるねツン」

ξ゚听)ξ「ショボンもね。なかなか強力な奴を召喚できるようになってきたじゃないの」


( ^ω^)「お〜い、ショボンとツン〜〜〜!!」


(´・ω・`)「あっ、ブーンとジョルジだ」



  
25: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:28:06.65 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「どうだい二人とも? 修行ははかどってるかい?」

( ^ω^)「なかなかいい感じだお。実は二人に魔法のことについて聞きにきたお」

ξ゚听)ξ「あんた達が魔法ねぇ……。無理じゃない?」

( ゚∀゚)「そこを何とか頼むぜ、やれることは全てやっておきたいからな」

(´・ω・`)「まぁ、やるだけやってみればいいんじゃないかな?」

ξ゚听)ξ「じゃ、まずは基本から教えましょうか」



  
27: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:29:19.73 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「まずは自分の得意な呪文の系統を知る必要があるんだ」

( ^ω^)「どうやったら分かるんだお」

(´・ω・`)「チャクラに反応しやすい感応紙を使うのが一般的だけど、
      今は持ってないから水見式という方法を使うよ」

ξ゚听)ξ「まずコップのに水を入れて、そこに葉っぱを浮かべるの。
      それに魔法力を込めて、反応の仕方で得意な系統が分かるわ」

( ^ω^)「うはwwテラH^2wwwwwww」

(´・ω・`)「早速やってみようか」



  
28: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:30:59.25 ID:t4bYji790
  
ξ゚听)ξ「用意できたわよ」

( ^ω^)「まずはブーンからいくお。wktk」


 ブーンはコップに魔法力を込めた!!

 コップの中の水が凍っていく……


(´・ω・`)「おっとこれは……」

ξ゚听)ξ「へぇ、以外ねぇ」

( ^ω^)「水が凍ったお! これは何系の反応なんだお?」

(´・ω・`)「水が凍るのは、見てのとおりヒャド系の反応だよ」


( ゚∀゚)「次は俺の番だぜ!!」



  
32: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:33:30.53 ID:t4bYji790
  
( ゚∀゚)「行くぜ――――!! だっは―――――っ!!!!」


 ながおかはコップに魔法力を込めた!!

 コップの葉が動いている!!


(´・ω・`)「こ、これは……!!」

( ゚∀゚)「どうだ、何系なんだ!?」

( ^ω^)「きっと、操作系だお!!」

ξ゚听)ξ「こんな反応ないわよ、ただ風で揺れてるだけね。
       あんた才能なし!」

(;゚∀゚)「えっ!?」

(´・ω・`)「残念だけどそういうことだね」



  
35: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:36:48.10 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「各系統の反応は
      ・葉っぱが燃える → メラ系
      ・水が蒸発する → ギラ系
      ・コップが割れる → イオ系
      ・水が凍る → ヒャド系
      ・葉っぱが真っ二つに → 聖風系(バギ、ホイミ)
      ・コップに雷が落ちてくる → デイン系
      だよ」


(´・ω・`)「ちなみに僕は……」


 ショボンはコップに魔法力を込めた!!

 なんと 葉っぱが 真っ二つに切れた!!


( ^ω^)「見事に真っ二つだお! って事は聖風系だお!」

(´・ω・`)「Exactly(その通りでございます)」



  
40: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:39:20.84 ID:t4bYji790
  
ξ゚听)ξ「次は私ね……」


 ツンはコップに魔法力を込めた!!

 みるみる 水が蒸発し 体積が減っていく!!


ξ゚听)ξ「というわけで、ギラ系が得意系統よ」


( ^ω^)「でも、ツンはメラ系もバリバリに使えるお」


(´・ω・`)「じゃあそれについても説明しようか」


(;゚∀゚)「俺ひとり置いてけぼりかよ……」

ξ゚听)ξ「あんたは滝で精神修行でもしてMP上げてなさい。
       いざというときに私がマホトラでMP回復する時に使うから」



  
43: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:42:34.73 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「自分の得意系統以外でも一応おぼえる事はできるんだ
      ただその分苦労するけどね。まずはこの図を見て落ち着いてほしい」


   火─閃    火:メラ   . 聖:バギ、ホイミ
 /     \   閃:ギラ    電:デイン
爆   電  ○  爆:イオ    ○:該当の属性なし
 \      l  氷:ヒャド   魔:バギ、ザキをはじめとする魔の力
   聖(魔)―氷 


(´・ω・`)「この図で隣り合ってる物は比較的楽に習得できる。
      ただ離れれば離れるほど習得は難しい」

ξ゚听)ξ「私だったら、隣のメラ系が習得しやすいって事
     逆に離れている聖風系は習得しにくいの
     ギラ系とヒャド系は片隣が空白だから少し損ね」

( ^ω^)「じゃあブーンはヒャド、ホイミ、バギ系は覚えやすくてメラ系はだめってことだお」

ξ゚听)ξ「Exactly。なかなか理解が早いじゃないの」


(´・ω・`)「全ての系統の呪文を使いこなそうとしたら並大抵の努力じゃ無理だろうね
      種族とか生まれ持っての才能とかそういうセンスが必要になるよ」



  
44: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:44:58.74 ID:t4bYji790
  
( ^ω^)「そういえばデイン系はどうなんだお? 図の真ん中にあるお?」

(´・ω・`)「デイン系は特殊なんだよね。
      得意系統がデイン系の人以外はいくらがんばっても無理
      逆に得意系統がデイン系なら、他の系統もバランスよく習得できるんだ」

(;^ω^)「それ反則な気がするお……」

ξ゚听)ξ「まぁデイン系が得意系統な人はめったにいないわ
      勇者とかそういう特別な人だけね」

( ^ω^)「まぁブーンには関係ないからどうでもいいお。
      スカラとかルーラみたいな補助呪文はどうなんだお」

(´・ω・`)「これは完全に個人差だね。基本的な呪文なら誰でも覚えられるけど」

ξ゚听)ξ「ただ、ながおかみたいにまったく才能のない人はダメね。クズね。」


( ;∀;)「……………アレヘンダナ目カラ汗ガ……」



  
47: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:47:46.50 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「もうひとつ、特殊な系統の呪文があるんだけどね。
      まぁブーンには関係ないかな」

(;^ω^)「なんだお。気になるから教えてくれお」

ξ゚听)ξ「……ザキ系とかの魔の呪文よ。
      人間で言う聖風属性の代わりにモンスターとかが持ってる力ね」

(´・ω・`)「これ系の呪文は、人間は普通の方法じゃ習得できない。
      元々魔の力を持つ者か、悪魔とか死神などと契約を結んだ者にしか扱えない」

(;^ω^)「なんか怖いお……」

(´・ω・`)「バギなんかは元々魔の力に近い、破壊の呪文なんだ。
      人間が使うバギと、魔物が使うバギじゃ威力がぜんぜん違う
      そのため、聖風・魔風と区別されている」



  
48: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:49:56.54 ID:t4bYji790
  
( ^ω^)「とりあえずブーンはヒャド系を極めるお」


( ゚∀゚)「まぁヒャド系なら相手の隙をつくのに使えるんじゃないかな」

(´・ω・`)「そうだね。その気になれば全身凍らせて動けなくさせることができるだろうし」

ξ゚听)ξ「あんた程度の魔法力じゃ、せいぜい足元凍らせるぐらいが限界でしょうけどね」

( ^ω^)「おっ、まぁがんばってみるお」



 ブーンたちは 修行を 再開した!



  
50: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:53:22.25 ID:t4bYji790
  
 ―――数日後

( ^ω^)『ヒャド!』

 ブーンは ヒャドを 唱えた!
 目の前の木の根元が 凍りついた!

( ^ω^)「おっ、おっ、お! 完璧だお」

( ゚∀゚)「これなら実践でも使えるな」

( ^ω^)「ブーンの実力はまだまだこんなもんじゃないお」

 ブーンは フリスクを 装備した!


(*^ω^)「この状態のブーンは魔法力40%UPだお!」


(*^ω^)『ヒャダルコ!!』

 ブーンは ヒャダルコを 唱えた!
 目の前の木が 完全に 凍りついた!


( ゚∀゚)「おお! スゲー!!」



  
53: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:56:48.83 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「………………」

カシャ! ポン ポン ポン!

ξ゚听)ξ「ねぇ、ショボン」


(´・ω・`)「……………………」

カシャ! ポン ポン ポン!

ξ゚听)ξ「ショボン?」


(´・ω・`)「………………………………」

カシャ! ポン ポン ポン! タラララン♪

ξ#゚听)ξ「ショボン!!!」



  
55: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 22:58:14.14 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「ん? あ、ツン。ごめんよ、スロットに集中してた」

ξ゚听)ξ「なんでスロットなんてやってるのよ……?」

(´・ω・`)「ちょっと、パワーアップに必要でね……」

  ?
ξ゚听)ξ「 まぁいいわ……。あんたの召喚で呼び出して欲しいものがあるんだけど」

(´・ω・`)「なんだい? 対戦相手でも必要なのかい?」


ξ゚听)ξ「……死神なんだけど呼べる?」

(;´・ω・`)「死神……!? 何でまたそんな物騒なものを」

ξ゚听)ξ「ちょっと試したいことがあってね」
      
(;´・ω・`)「まぁ呼んでみるよ。でも命の保障はできないから、気をつけてね」



  
57: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 23:00:36.83 ID:t4bYji790
  
( ゚∀゚)「どうだ? ブーン?」


 森の中で ながおかから
 周囲数メートルの木だけが 倒れている!


( ^ω^)「ながおかも、すげぇおww」

( ゚∀゚)「あとはこの技をもうちょっと改良すりゃ実践でも使えそうだぜ」


( ^ω^)「後数日、お互い満足行くまでがんばるお!!」

( ゚∀゚)「よっしゃ! がんばろうぜ」



  
58: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 23:02:07.55 ID:t4bYji790
  
ξ゚ー゚)ξ「♪ ショボンありがとね」

 ツンは ご機嫌な様子で 去っていった。


(´・ω・`)「……まったく悪魔の頭脳の持ち主だね彼女は……」


(´・ω・`)「さてとスロットの続きと行くか……あとでジョルジにコツでも聞こうかな」


 そのとき!
 突然 何者かが ショボンの元へ ルーラで やってきた!


(;´・ω・`)「! 君は誰だい? 僕に何かようかな?」



  
59: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 23:04:18.65 ID:t4bYji790
  
(*゚ー゚)「あなたがショボン君ね」

(´・ω・`)「どうして僕の名前を……?」

(*゚ー゚)「細かいことはいいわ、あなた達にこれを託すわ」

(´・ω・`)「これは……」

(*゚ー゚)「『ラーの鏡』よ。ムドーを倒すつもりなら必要になるわ
     呪文で強化しておいたから、盾として使うこともできるわよ」

(*゚ー゚)「それとこれを……」

(´・ω・`)「オカリナ……?」

(*゚ー゚)「いつか必要なときがくるわ……時がきたら吹きなさい」

(´・ω・`)「君はいったい……」

(*゚ー゚)「私のことは気にしないで、7日後ここに案内人が来るから
     それまでに何とか修行を終わらせて頂戴。……健闘を祈るわ」

(´・ω・`)「あっ、ちょっと!!」

(*゚ー゚)『ルーラ!』



  
60: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 23:06:05.99 ID:t4bYji790
  
(´・ω・`)「行っちゃった……。いきなりなんだったんだ……電波かな?
      後でブーンたちにも話しておかなきゃ。さてと……」

カシャ! ポン ポン ポン!

(´・ω・`)「う〜ん、後一歩って感じだな」


カシャ! ポン ポン ポン! タラララン♪

(´・ω・`)「コレも違う……。こうかな?」


カシャ! ポン ポン ポン!
キュピィーン!!

(´・ω・`)「ktkr! よしこっちはこれでおk! 残りの7日間は……」



  
62: 13 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/10/27(佐賀県と汚職) 23:07:17.43 ID:t4bYji790
  
 ――7日後


( ^ω^)「ショボン、案内人が来るのは今日かお?」

(´・ω・`)「そう言ってたけどね」

ξ゚听)ξ「いよいよね……不安だわ……」

( ゚∀゚)「あれだけ必死に修行したんだ。何とかなるだろ」




「お待たせしたっスwwwww迎えに来たっス」



*十三話 おわり*



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