( ^ω^)は幻の大地の住人のようです
- 201: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:10:27.47 ID:1Q8FfZVJ0
- *二十話*
( ^ω^)「ショボンは後方で待機!!
ツンは隙を見て攻撃呪文!!!
ながおかはブーンと一緒に攻めるお!」
(´・ω・`)「回復は任せて」
ξ゚听)ξ「特大のを一発お見舞いしてやるわ!!
だからしっかり守りなさいよ!!」
( ゚∀゚)「把握!!」
(’e’)「ふふふ。遅いわい。全てが遅すぎるぞい。
この一発で決めさせてもらおうかのう……」
(’e’)y─~~『バーニング・ダーク・フレイム・オブ・ディッセンバー……』
古代伝説の 暗黒魔龍の力を 借りた炎が 再び ブーン達に 襲い掛かる!!
- 206: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:13:27.70 ID:1Q8FfZVJ0
(;゚∀゚)「やべぇぞ、またあの技だ!! ブーン!!!」
(;;^ω^)「だ、だめだお、ハバネロフリスクはさっきので全部使ってしまったお……」
ξ゚听)ξ「ちっ、しょうがないわね……ショボン!!」
(´・ω・`)「わかってるよツン!! 二人とも僕らの背後へ!!」
(;^ω^)「何をするつもりだお! ツン! ショボン!!」
ツンと ショボンは 仁王立ちした!!
ξ゚听)ξ『マジックバリア!!!!』
ブーン達は バリアに 包まれた!!
(´・ω・`)「来るよツン!!」
暗黒魔龍の炎が 二人を焼き尽くす!!
- 209: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:16:27.42 ID:1Q8FfZVJ0
(;^ω^)「ツン!!」
(;゚∀゚)「ショボン!!」
ξ;;゚听)ξ「くっ……」
ツンに 43の ダメージ!!
(;;´・ω・`)「うっ……」
ショボンに 49の ダメージ!!
(:::´・ω・`::)「なんとか防いだよ……」
ξ::゚听:)ξ「まったく……こういうのはあんたらの役目だって、言ってるそばから……」
- 211: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:19:32.50 ID:1Q8FfZVJ0
Σ(’e’)「なんじゃと!? 人間がこの呪文に耐えられるわけが……!!?」
.∧∧
ξ::゚听:)ξ「ネコミミフード……呪文をある程度防ぐことが出来る防具よ……」
∧ ∧
(:::´・ω・`::)「それとツンのマジックバリア……
この二つで威力をだいぶ抑えることが出来たんだ……」
(’e’)「ならばもう一発、放つまで!!」
( ゚∀゚)「そうはさせないぜじいさん!!」
(’e’)「何っ!!?」
( ゚∀゚)「2度も背後を取られるなんてボケてんじゃないの?」
ながおかの 盗人振り!!
セントジョーンズに 38の ダメージ!!
さらに 懐から 瓶を かすめ取った!!
- 212: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:22:32.95 ID:1Q8FfZVJ0
(’e’)「そ、それは!!」
( ゚∀゚)「コイツがお前の力の源だろ!? さっき見てたぜ!! どれどれ……」
瓶には 【とるえん】 【わしのたからもの】と 書かれている!!
( ゚∀゚)「トルエンねぇ……ファンキーなじいさんだぜ……
コレを使わなきゃあの怖えぇ呪文は打てねぇんだろ?」
(’e’)「くっ……だがそんなものに頼らなくてもワシは負けんぞい!!」
(’e’)『フィンガー・フレア・ボムズ!!』
5発のメラミが ツンに 襲い掛かる!!
ξ::゚听:)ξ「きゃあああああああああ!!!!!!」
(;^ω^)「ツン 危ないお!!!」
ブーンは ツンを 突き飛ばした!
- 216: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:25:57.47 ID:1Q8FfZVJ0
- ξ::゚听:)ξ「えっ……ブ――――――ン!!!」
( ω)「がっぁ!!」
ブーンに 5発の メラミが hit!!
( ω)「うう……ツンは……大丈夫かお……」
ξ::゚听:)ξ「私は大丈夫よ!! なんでこんな無茶したのよ!!」
( ω)「ツン……を……守るのは……前衛のブーンの……役目だお……」
∧ ∧
ξ::゚听:)ξ「バカ!! 私ならマジックバリアとネコミミのおかげで
当たってもアンタよりは大丈夫だったのに……!」
( ω)「それでも…………ツンを……守り……たかった……ん……だお……
な……ながおか……あとは……まかせた……お…………………………」
ブーンは 意識を 失った!!
ξ;凵G)ξ「ブーン? ブーン!! 起きなさいよ!! おきてまた私を守りなさいよ!!
ブ―――――――――ン!!!」
(´・ω・`)「まずい!! ツン、早くこの杖でブーンを回復させるんだ!!」
- 218: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:29:01.18 ID:1Q8FfZVJ0
(♯゚∀゚)「お前……! よくもブーンを!!!」
(’e’)「遊びじゃないんじゃぞ、コレは戦いなんじゃ……散り逝く命は必然じゃ!!」
(♯゚∀゚)「お前は俺を怒らせた!! もうあやまったて許さないぞ!!」
(’e’)「怒りは動きを鈍らせる……COOLに行こうぜ」
( ゚∀゚)「怒り……? 違うな! この心の奥底から燃えたぎる感情は『勇気』だ!
ツンや、ショボンそしてブーンの命がけの行動が俺に勇気を与えてくれたぜ!!」
(’e’)「ふぉふぉっ! また勇気か……人間はつくづくその感情に頼ろうとするわい……
そんなもの弱きものが強くあろうとするためのまやかしの言葉にすぎぬわい!!」
- 220: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:32:15.55 ID:1Q8FfZVJ0
(´・ω・`)「ジョルジ!! 僕が最後の魔法力を使ってある物を召喚する!!
それを使って君の『勇気』をそいつに叩き込め!!!!」
( ゚∀゚)「ある物……?」
(´・ω・`)『ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ……!
召喚!! ゴルディオンハンマァアアアアアア!!!』
ショボンの力により 黄金に輝く一つの巨大なハンマーが 召喚された!!
(;゚∀゚)「でけぇ……だがでかすぎて、流石にこれは俺にも持てねぇ!!
どうするんだショボン!!!」
(’e’)「フォフォ、使えない兵器など、
相手もいないのにコンドームを持ってるようなものじゃ」
(´・ω・`)「ながおかコレを使うんだ!!!」
ショボンは ながおかに 何かを 投げ渡した!!
- 222: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:35:18.34 ID:1Q8FfZVJ0
(´・ω・`)「さっきの彼らを見ていて思い出したんだ!!
ドーピングに対抗するにはドーピングだ!!!」
(;゚∀゚)「コレは……注射器!?」
(´・ω・`)「僕が最後の七日間で作り上げたもの!!
そいつを直接血管にブチ込むんだ!!!」
(;゚∀゚)「なんだかわからねぇが、ショボンお前を信じるぜ!!!」
ながおかは 迷わず 注射器の 中身を ブチ込んだ!!
( ゚∀゚)「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
(´・ω・`)「伝説の料理人が作り上げた至高にして究極の料理!!
その名称!『ドーピングコンソメスープ』だ!!!!」
(’e’)「こっこれは……!!」
- 224: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:38:22.91 ID:1Q8FfZVJ0
_
( ゚∀゚)x"⌒''ヽ、 フゥ〜〜〜 フゥ〜〜 クワッ!
(| ...:: Y-.、
| イ、 ! :ヽ ドーピングコンソメ腕振りだ!!
U U `ー=i;;::.. .:ト、
ゝ;;::ヽ :`i
>゙::. .,) おっぱい! おっぱい!!
/:::. /;ノ
ゞヽ、ゝヽ、_/:: /
`ヾミ :: :. ゙ _/
`ー--‐''゙~
- 227: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:41:25.03 ID:1Q8FfZVJ0
( ゚∀゚)「うおおおおおおお!! コレならあのハンマーも使えるぜ!!」
(´・ω・`)「ふぅ〜うまくいった……! ジョルジ! 後は全て君に任せた!!
あんなくそじじいブチ殺しちゃえ!!!」
( ゚∀゚)「そういうことだ、じいさん!! 覚悟の時だぜ!!!」
(’e’;;)「そ、そんなこのワシが恐怖を感じているじゃと……!?」
( ゚∀゚)「さぁ俺の心の奥から湧き上がる勇気! 受け取ってもらうぜ!!!」
- 228: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:47:50.75 ID:1Q8FfZVJ0
( ゚∀゚)「コレが最後の攻撃だ!! いくぜ――――ッ!!」
ながおかの 攻撃!!
(’e’;)「こ、こんなもの受け止めてくれるわ!!」
セントジョーンズは 攻撃を 受け止めた!!
(;゚∀゚)「くっまだそんな力が残ってたのかよ!!」
(’e’)「ふぉっふぉ、魔王をなめるんじゃないわい!!」
『ヒャド……』
セントジョーンズに ヒャドが hit!!
(’e’)「!!?」
( ω)⊃「…………」
(’e’;)「バッ…バカなあッ!!? 死人が呪文をぉッ!!?」
( ゚∀゚)「今だああッ!!!」
- 231: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:51:01.08 ID:1Q8FfZVJ0
_
( ゚∀゚)「ハンマーァアアアアアアアアア・ヘル!!!!!!」
(’e’)「ガフォ……!!!」
セントジョーンスに 113の ダメージ!!
_
( ゚∀゚)「アンド! ハンマアアア・ヘブン!!!!」
(’e’)「ガァッ……ィッ!!!」
セントジョーンズ 127の ダメージ!!!
_
( ゚∀゚)「アンドォォ!! オッ! パァァァイッ―――!!!!!!!」
(’e’)「グァァァァァァァァ!!!」
セントジョーンズに 246の ダメージ!!!
- 235: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:54:06.01 ID:1Q8FfZVJ0
(’e’)「ま、魔王たる、このワシが負けるじゃと……そんなはすが……」
_
( ゚∀゚)「覚えておきなじいさん! 勇気はまやかしの言葉なんかじゃねぇ!!
勇気は無限を超えた! 絶対勝利の力だァァァァァっ!!」
(’e’)「『勇気』か……人間に眠るこの力をなめたのがワシの敗因か……!」
_
( ゚∀゚)「光になれぇええええええええええ!! おっぱい!!!」
(’e’)「じゃ、じゃが……わしが敗れても……まだ他の魔王たちが……おま、
うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
セントジョーンズは 光になって 消滅した!!
_
( ゚∀゚)「はぁはぁ、最後に勝利するのは……勇気ある者だ!!」
- 238: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 20:57:19.35 ID:1Q8FfZVJ0
(´・ω・`)「やったね、ジョルジ!!!」
( ゚∀゚)「はぁはぁ……ブーンは……」
( ‐ω‐)「ながおか……よくやってくれたお……」
ξ゚听)ξ「ブーン!! 気がついたのね!!!」
( ゚∀゚)「よかった、あいつが死人とかいってたから、マジで死んじまったのかと……」
( ^ω^)「ただ気絶してただけだお。
でも無意識のうちにヒャドを放ってたみたいだお!」
( ゚∀゚)「なにはともあれお前のおかげで勝てたんだぜ!!」
( ^ω^)「みんな、よくがんばってくれたお……
これで天国の皆も……安らかに眠れるお……」
- 240: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 21:01:31.16 ID:1Q8FfZVJ0
- 〜???〜
?「セントジョーンズのじいちゃんが死んだょぅ!」
?「ハァーッハッハッハインリィーッヒ!!
あのついにジジイ逝ったか!! 逝っちまったのかよぉ! おい!」
?「………………………………」
?「人間に殺されたらしぃょぅ!」
?「ハァ? 人間にぃ!? やっぱりボケてたんじゃねぇの!!
まぁあのジジイは俺たち四天魔王のなかで最も弱き存在!!
いなくなっても計画に支障はねぇ!!! そうだろ? そうだろ!?」
?「………………………………」
- 244: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 21:04:52.71 ID:1Q8FfZVJ0
?「でも、ダーマ神殿の封印がとけちまうょぅ!
あそこが人間達に利用されると厄介だょぅ!!」
?「………………………………」
?「ハン、俺たちに刃向かう人間なんて片っ端からぶっ殺せばイインダヨ!!」
?「グリーンだょぅ!!」
?「………………………………」
?「…………………Zzzzzz」
?「いい加減起きてくれょぅ!!」
?「ハァーッハッハッハインリィーッヒ!!」
- 247: 20 ◆WOkutRzuoQ :佐賀暦2006年,2006/11/05(佐賀県庁) 21:08:33.24 ID:1Q8FfZVJ0
( ^ω^)「信じられないお! ついにブーン達、魔王を……!!」
ξ゚听)ξ「ねぇ、私達本当に……」
( ゚∀゚)「俺たちが……!」
(´・ω・`)「魔王ムドーに!!!」
ξ゚听)^ω^)「勝ったッ! 第1部完!」(・ω・`(゚∀゚ )
( ^ω^)ブーンは幻の大地の住人のようです
第一部『勇気』 完!!
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