ブーンが魔法学校に入りそこねたようです

480:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 21:09:47.68 ID:nxTpdFaM0
  
目を覚まして暫くすると

呼び出しを食らう

もちろんトロルの件で・・・

どのように倒したか

何故独りで戦ったかを

戦闘内容については伏せておいた

この世界では、ボクの魔術は

扱えるモノが居ない

異世界の神秘

逆にいえば ボクにとって

こっちの世界の「魔法」は

異世界の神秘

だから伏せておいた



481:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 21:11:17.46 ID:nxTpdFaM0
  
ここの世界なんて

ボクにとっては

異世界だ

だから異世界がどうなろうと

知った事じゃない

知った事じゃないのに・・・

何故あのような行動に出たんだろう

何故ボクは、ここに来た事がある記憶があるんだろう


そのまえに

何故

俺は

異世界に

いるんだろうか



484:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 21:14:45.42 ID:nxTpdFaM0
  
この世界に紛れ込んだのはいつだったか

そこまでは覚えてない

覚えているのは

この学園に入りたがっていたという事だ

元の世界では どのような人物だったか・・・

それもよく思い出せない

ただ、自分が出来る事は思い出せる

繊細に

投影といって 自分が描いたモノを具現化する魔術

そして自分の心を 隔離空間として 世界にする 固有結界

そして、別次元に物質を送る 物質転送魔術

空間などを自由に隔離 虚脱する 空間操作魔術

しかし、異世界に飛ぶ なんていう「魔法」はボクには使えない

何故だ・・・?



485:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 21:18:00.33 ID:nxTpdFaM0
  
この世界で

一番気がかりな存在

ハーマイオニー

彼女とは 出会う前から知っていた気がする

いや 

知っていた
・ ・ ・ 

彼女を

彼女の声を

彼女の顔を

彼女の臭いを

彼女の味を

わからない



504:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 21:51:46.14 ID:nxTpdFaM0
  
ボクは

一体

何者なんだろう

あの衝動はなんだろう

なぜ魔力回復に

血を必要とするのか

体液を必要とするのか

わからない

他に手段はないのか

思い出せない

思い出せない

何か

あったはずだ──



513:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 21:57:02.76 ID:nxTpdFaM0
  
幼女「ハリー・・・どうしたんの?ゲンキないね?」

( ^ω^) 「・・・・」

幼女「何か悩んでるの?」

( ^ω^) 「わからないんだ」

幼女「何が・・・?」

( ^ω^) 「・・・」

幼女「どしたの?ハリー?

言ってくれないとわからないよ?」

( ^ω^) 「ハーマイオニー・・・今から言う事を

信じてくれる?」

幼女「え?」

( ^ω^) 「信じてくれるかい?」



530:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 22:17:42.82 ID:nxTpdFaM0
  
ある程度事情を話した

人を殺さないと魔力回復できない事を

直接的に言わず

「非常に特殊な方法で、とてもリスクが大きい」と伏せて

他は話した

自分が異世界の人間である事

記憶が無い事

更に、来た事無いはずのここの記憶があること

そして、ハーマイオニーの記憶も



536:ハリーブーン ◆Ft7KkczakA :2006/05/07(日) 22:23:06.20 ID:nxTpdFaM0
  
幼女「つまり・・・ハリー・・・貴方は

ハリー・ポッターじゃないのね?」

( ^ω^) 「ああ・・・」

幼女「本物のハリーは?」

本当の事を言うべきか・・・



ここはあえて避けよう

アイツの名前を出せば・・・

( ^ω^)「ヴォルデモードの手先に殺されてた後 偶々出くわした、そして名前を借りだだけだお」

幼女「そう・・・では貴方は11歳ではないのね」

( ^ω^) 「思い出せない・・・ 記憶が 無いんだ」



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