ブーンがバイクに乗るようです

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:14:54.23 ID:wWa06fA3O
  
( ^ω^)「あー今日も退屈だお〜午後の講義はなんだお?」

('A`)「そうだな…退屈だ…午後は心理学の講義が1コマだ…」

このうだつの上がらない二人は四月にこのVIP大学に入学した、まだあどけなさの残

ごくごく普通の大学生
大学に行けば高校の頃よりも生徒数も多くて友人も増えて、女の子にも…
なんていう期待をして大学に入ったのだが…

( ^ω^)「講義の時は高校から仲いいグループでまとまって座ったりで高校から
の友達がドクオしかいない僕はいつもドクオと二人でつまんないお」

…そう期待通りには行かないようで…



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:15:34.83 ID:wWa06fA3O
  
('A`)「ちょwwおまww俺と一緒じゃいやなのかよwww」

(;^ω^)「そ、そういうわけじゃないおwww学食いくお、早くしないと混んで
くるお!」

⊂二二( ^ω^)二二⊃ブーン

(‘A`)「あっ、まてよ!ったく、はえーんだよおめーは…あー追いかけんのだりぃ」



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:17:14.92 ID:wWa06fA3O
  
〜学食〜

( ^ω^)「ドクオ〜!遅いお〜!」

(‘A`)「バーローwwおめぇが速すぎんだよ…ん?」

ドクオが窓の外を見た先には…

( ^ω^)「どうしたお?」

ブーンもつられて窓の外に目を向ける
そこには一台のバイクとそのライダーと思われる人物
バイクにはRVFと書かれていて、いかにも速そうな派手なカラーリングそして攻撃的
なカウリング
その横にはライディングジャケットに身を包んだ同い年くらいの優しそうな顔つきの
青年…

( ^ω^)「かっこいいお!」

(‘A`)「あぁ…バイク、高校の頃は乗りたかったけど、車の免許取るだけでいっぱい
いっぱいだったからな…金はためてあるし、免許取りって乗りたいな」

( ^ω^)(バイクかっこいいお…そーいえばバイクに乗りたくて雑誌を読み漁っ
た時期が合ったお…バイクに乗れば僕も…)



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:18:05.83 ID:wWa06fA3O
  
かっこいいバイクに乗って、峠のコーナーをタイトに攻める…

かっこいいバイクに乗って、海岸沿いの道をまったり走る…

かっこいいバイクに乗って大学のバイク仲間とツーリング…

かっこいいバイクで好きな子とタンデム…

( ^ω^)「それだお!!」

(‘A`)「ど、どうした!?急に大声出して」

( ^ω^)「ドクオ!バイクの免許取りいくお!」

(‘A`)「はぁ?」

( ^ω^)「ksmsksmswktkwktkというわけだお」

(‘∀`)「ほうほう、つまり大学でもバイク友達ができるし好きな子ともタンデムで
おっぱいおっぱいってことだな?」

( ^ω^)「おっぱいはともかくあらかたあってるお!というわけで早速免許取り
いくお!講義が終わったら申し込みにいくお!」

(‘A`)「ちょwwww急すぎだってばwwww」

( ^ω^)「善は急げだお!!!」



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:19:33.91 ID:wWa06fA3O
  
というわけで二人は自動車教習所に講義終了後に行くことにしました

( ^ω^)「講義終わったお〜!荷物まとめて早速教習所いくお!」

(‘A`)「その前に金はあんのかよ?」

( ^ω^)「大丈夫だお!仕送りも少し貯めてあるし、入学祝に親戚からももらっ
た金も手付かずであるお!ドクオは大丈夫かお?」

(‘A`)「俺は心配ねぇよ、バイク乗りたいがために教習受けるくらいの金は口座を
作って貯めておいたからな」

( ^ω^)「準備がいいお!早速いくお!バイクライフの始まり始まりだお!いく
お!」

とブーンが駆け出そうとしたその時、二人の後ろに一人の青年が

(´・ω・`)「ちょっと君たち、いいかな?」

( ^ω^)(どこかで…あっそうだお!)

( ^ω^)「RVFの人だお!!」

(‘A`)「そうだな、なんか用かい?」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:21:08.66 ID:wWa06fA3O
  
(´・ω・`)「突然すまない。君たちバイク乗るのかい?」

( ^ω^)「いや、乗りたいんだけどまだ免許取る前だお!今から申し込みに行く
んだお!」

(´・ω・`)「そうなのか、バイクがどうこうって話が聞こえたからね、仲間ができ
るかと思って」

あぁ、僕の名前はショボンだ、よろしく。とショボンは自己紹介した
( ^ω^)「内藤ホライゾンだお!ブーンって呼んで欲しいお!よろしくだお」

(‘A`)「ドクオだ、よろしく。仲間ができるかって、ショボンはゼミ内に友達いない
のか?バイク乗る人とか、高校の友達とか」

(´・ω・`)「それがいないんだよ。みんな車とか自転車だしね。高校もニー速市だ
からね」

( ^ω^)「ニー速かお!遠いお!」

ブーンたちが通うVIP大学があるVIP市、VIP県からかなり離れた県にニー速市はある

(‘A`)「遠いところからきたんだな、俺たちでよければ友達になるぜ。友達もいない
しバイクについても教えて欲しいことはたくさんあるしな」

( ^ω^)「だおだお〜講義もいつもドクオと一緒だったから退屈だったんだ
お!」

(‘A`)「ちょwwwwwwwww」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/31(水) 20:22:20.84 ID:wWa06fA3O
  
(´・ω・`)「本当かい?友達が増えてうれしいよ!あっ教習所は行かなくていいの
かい?」

( ^ω^)「すっかり忘れてたお!!ドクオ!ダッシュでいくお!じゃあショボ
ン!まただお!」

(‘A`)「あっ!待てよ!じゃあまたな!」

(´・ω・`)「またね!教習がんばって早く免許とって一緒に走ろうね!」

(‘A`)( ^ω^)「わかった(お)!また!」

はえーよwwドクオが遅いんだおww

なんていいながら二人は走り去っていきました



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