( ^ω^)がプロ野球選手を目指すようです

8:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 00:00:57.26 ID:56/x/oC/O
  
〜紅白戦〜

ミ,,゚Д゚彡「今から、オーダーを発表する。
紅組
1番、セカンド、モララー
2番、ファースト、ショボン
3番、ショート、田中
4番、センター、は瀬川
5番、ライト、佐藤
6番、サード、半田
7番、キャッチャー、ブーン
8番、レフト、斉藤
9番、ピッチャー、須波
2年中心のチームだが、頑張ってくれ!」



9:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 00:01:54.29 ID:56/x/oC/O
  
ミ,,゚Д゚彡「続けて言うぞ!
白組
1番、ショート、つー
2番、ライト、木村
3番、キャッチャー、モナー
4番、ピッチャー、プギャー
5番、セカンド、谷田
6番、レフト、鈴本
7番、センター、田口
8番、サード、村井
9番、ファースト、深山
以上だ!あとはベンチだ。」



10:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 00:03:55.66 ID:56/x/oC/O
  
( ^Д^)「よし、紅が先攻だから、守備につけ!」

白組「はい!」

( ・∀・)「俺らが先攻だ!プギャーを打ち崩すぞ!」

紅組「はい!」



11:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 00:05:29.16 ID:56/x/oC/O
  
プギャーは、すでにマウンドにいた。

( ^Д^)「全力でかかってこいよ!」

プレイボール!

アナウンス「1番、モララー君。」

( ・∀・)「よし!いくぞ。」

モララーは、2、3回素振りをして、打席に入った。

( ・∀・)「プギャーは、ストレートピッチャーだ。ストレートを狙えば、打てない相手じゃない!」

( ´∀`)「プギャー、落ち着いて投げるモナ。初球は、ボール球で様子みるモナ。」

( ^Д^)「わかった。」

バッテリーは、サイン交換をして、モララーに第一球を投げた!!



85:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:20:57.45 ID:56/x/oC/O
  
部員「ボール!」

初球は、外角低めのボール玉だった。

( ・∀・)「やっぱり、ストレートだ。」

( ´∀`)「今、モララーのバットがピクリッと動いたモナ。
奴は、ストレート狙いモナ。」

モナーの読みは、ズバリと当たっている。

( ´∀`)「次は、カーブを投げて、相手を惑わすモナ。」

( ^Д^)「任せとけ!」

プギャーは、頷き大きくふりかぶってから投げた。



86:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:23:10.19 ID:56/x/oC/O
  
投げたボールは、打者の近くて少し変化した。

( ・∀・)「なに!?カーブ!」

部員「ストライク!」

モララーのバットは全く動かない…
モララーは、完全に裏をつかれたのだ。

( ・∀・)「次は、何を狙えば…」

( ´∀`)「やっぱり、ストレート狙いだったモナ。
相手は、戸惑っているモナ。
次の内角低めのストレートで追い込むモナ。」

プギャーは、黙って頷きいた。



87:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:24:24.61 ID:56/x/oC/O
  
( ・∀・)「次は、ストレートかよ!」

モララーは、バットを振ったが、完全に振り遅れていた。

部員「ストライク!」

( ´∀`)「ストレートにタイミングが合ってないモナ…」

モナーは、プギャーにサインを出した。

( ^Д^)「うん。」

プギャーは、モナーに絶対の信頼感を持っている。
プギャーが、モナーのサインに首を振ることは、なかった。



88:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:26:54.70 ID:56/x/oC/O
  
( ・∀・)「よし!!ストレートだ。」

モララーの狙い球だが、プギャーのストレートは、思ったより速かった。

部員「ストライク!空振り三振!!」

( ・∀・)「くそっ!」

モララーは、悔しそうにベンチに戻った。



89:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:29:12.40 ID:56/x/oC/O
  
モララーが打席に入っている時にブーンはベンチで…

(;^ω^)「ブーンが、キャッチャーなんて信じられないお…」

ミ,,゚Д゚彡「お前だけ、昨日のアンケートでポジションが白紙だったからな!」



90:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:30:20.71 ID:56/x/oC/O
  
( ^ω^)「でも、何で、キャッチャーだお?」

ミ,,゚Д゚彡「この学校のキャッチャーは、モナーだ。モナーから、レギュラーを奪うのは1番難しいから、誰もなりたくないんだ。」

(;^ω^)「プギャーさんよりもかお?」

ミ,,゚Д゚彡「プギャーは、ピッチャーだ!
休養も必要だから毎日、先発は無理だからな。」



91:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:31:23.82 ID:56/x/oC/O
  
( ^ω^)「でも、ブーンは、キャッチャーしたことないお。」

ミ,,゚Д゚彡「この部活も、キャッチャー出来る奴は、少くねぇから、気にするな?」

( ^ω^)「でも…」

ミ,,゚Д゚彡「せっかくのレギュラーの座を、他の奴に変えていいのか?」

(#^ω^)「やってみますお!!」



92名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします投稿日: 2006/06/22(木) 21:32:08.31 ID:56/x/oC/O
  
ミ,,゚Д゚彡「そこに、プロテクターあるから、着けて待っとけ!」

( ^ω^)「はいだお。」

(★^M^)須波「ブーン!」

突然、ブーンの名前が呼ばれた。



94:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:34:28.37 ID:56/x/oC/O
  
( ^ω^)「なんだお?」

(★^M^)須波「俺は、今日お前とバッテリーを組む須波だ。よろしくな!」

( ^ω^)「よろしくだお。」

(★^M^)須波「俺が投げられ球種なんだが、カーブとスライダーだ。」

( ^ω^)「わかったお。でも、リードはブーンがするのかお?」

(★^M^)須波「任せた!嫌なら、首を振るから、遠慮せずに投げてくれ。」

( ^ω^)「わかりましたお。」

(★^M^)須波「ちょっと、俺の球を受けてくれ!」

( ^ω^)「はいだお!」

二人は、ベンチの前でキャッチボールを始めた。



95:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:36:43.62 ID:56/x/oC/O
  
( ^^ω)「今日のプギャーは、どうだ?」

( ・∀・)「いつもながら、ストレートが速い!
カーブを狙うといいかもしれん。」



96:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:37:58.86 ID:56/x/oC/O
  
(´・ω・`)「次は、僕の打席だから、カーブを狙ってみます。」

( ^^ω)「よし!期待してるホマ。」

アナウンス「2番、ファースト、ショボン君」

(´・ω・`)「狙いは、カーブだ。」

プギャーは、オーバースローのフォームから、力強く投げる。



97:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:38:47.41 ID:56/x/oC/O
  
(´・ω・`)「カーブだ!」

ショボンは、プギャーのカーブを上手くミートした。

「カキーン!」

(;^Д^)「やばっ!」

ショボンの打球は、レフト前でワンバウンド!

(´・ω・`)「よし!」

ショボンは、一塁ベースで軽く手を叩いた。



98:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:39:32.67 ID:56/x/oC/O
  
( ^^ω)「やっぱりカーブを狙うホマ。」

( ^皿^)田中「自分は、バントで、ランナーを進めてみます。」

( ^^ω)「ランナー二塁なら、俺のヒットで先制点取るぞ!」

( ^皿^)田中「頑張ります。」

アナウンス「3番、ショート、田中君」

( ´∀`)「落ち着くモナ。」

モナーは、目で合図した。

( ^Д^)「うん!」



99:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:40:15.59 ID:56/x/oC/O
  
プギャーは、気を取り直して田中に投げた!

( ^皿^)田中「ストレートだが、あまり速くないぞ!」

田中は、すぐにバントの構えをした。

(;´∀`)(;^Д^)「3番がバント?」

バッテリーの裏を完全にかいたのだった。

「カーン」



100:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:40:56.47 ID:56/x/oC/O
  
バントは、三塁方向に上手く転がった。

( ^皿^)田中「バント成功!」

田中は、思いっきりファーストベースに走った。
( ^Ω^)村井「ファーストは、絶対にアウトを取らなければ…」

村井は、ボールを掴みファーストに投げようとしたが、田中はファーストにいた。



101:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:41:46.03 ID:56/x/oC/O
  
ピッチャーマウンドに内野手達が集まって来た。

( ´∀`)「すまないモナ。」

( ^Д^)「それより、次の、は瀬川をどうするかだ!」

( ´∀`)「そうモナ。は瀬川は、上手いバッターモナ。全部ストレートの方がいいモナ」

( ^Д^)「わかった!思いっきり投げるからな!」

( ´∀`)「しっかり守るモナ。ここは、絶対に無失点で切り抜けるモナ。」



102:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:42:51.23 ID:56/x/oC/O
  
アナウンス「4番、センター、は瀬川」

( ^^ω)「絶対に先制点ホマ!」

は瀬川は、ゆっくりと打席に入り、深呼吸して構えた。



104:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:44:12.91 ID:56/x/oC/O
  
( ^Д^)「うおッーー!」

プギャーは、ストレートをモナのミット目掛けて投げた。

( ^^ω)「ストレートかぁ。狙いは、カーブだ。」

部員「ストライク!」

( ´∀`)「ナイスボールモナ。」

モナーは、そう言いプギャーにボールを投げた。



105:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:44:49.47 ID:56/x/oC/O
  
( ^Д^)「おう!」

プギャーは、ボールを貰うと、再び、ミット目掛けて投げた。

( ^^ω)「またストレートホマ!?」

部員「ストライク!」

( ´∀`)「3球で仕留めるモナ。」

プギャーは、頷きダイナミックな、フォームからストレートを投げ込んだ。

( ^Д^)「よし!いいコースだ!!」



106:◆34iwA4dRok :2006/06/22(木) 21:46:00.81 ID:56/x/oC/O
  
( ^^ω)「また、ストレートかよ!」

は瀬川は、少し振り遅れたが、思い切りバットを振った。

「カキーン!!」

(;^Д^)「まさか…」

(;´∀`)「完全に、裏をついたつもりなのに、は瀬川クラスになると、3球ストレートは、通用しないモナかぁ……」

打球はぐんぐんとフェンスに向かって伸びていった…



戻る