( ^ω^)がドウケシのようです

26: 4話目 :2006/09/04(月) 21:41:33.66 ID:dljgor/9O
  
( ^ω^)「俺のターンだお…ドロッー!!」

城ノ内ブーンは山札からカードを引いた

( ^ω^)「フヒヒヒヒ…バンディッド・ドクオ、おまえの敗北は決まったようだお!」

(;'A`)「な、なにぃ!?」

( ^ω^)「俺のカード(相棒)を出すぜ!」

城ノ内ブーンはカードを出した

( ^ω^)「ワイルド+4!!」

(;'A`)「うぁぁぁぁあ!」

バンディッド・ドクオの手札は残り1枚だった…彼には城ノ内ブーンのワイルドに勝るカードはなかった



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 21:48:34.28 ID:dljgor/9O
  
( ^ω^)「カラーは青!そして、おまえは4枚引いてターンは終わりだ」

(;'A`)「く、くそぉ!」

城ノ内ブーンは最後の1枚、青の5を出した

(*^ω^)「あいあむ うぃなー」

(;'A`)「くそ!俺がこんな雑魚に負けるなんて!

ξ#゚听)ξ「まったく、捨て札を18回もシャッフルして山札にする身にもなってよね」

l从・∀・ノ!リ人「ドクオ弱いのじゃー」

どうやらウノをしていたようです

( ^ω^)「じゃ、ドクオおつかい頼んだお」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 21:57:57.55 ID:dljgor/9O
  
('A`)「ちっ」

ドクオは、だるそうに立ち上がった

ドクオが玄関を開けると

(・∀ ・)「…。」

('A`)「ん?なにかご用?」

そこには幼い少年が立っていた

(´・ω・`)「おや、お客さんのようだね…ツンちゃ〜ん、お茶…じゃなくてジュースお願い」

ショボンは少年の表情で大変な仕事と察したようだった



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 22:05:54.78 ID:dljgor/9O
  
時計の短針は2≠差していた

ショボンは少年こと斎藤またんき≠ニ言う少年から事情を聞いた

(´・ω・`)「なるほどね…つまり、君のお母さんが昨日から仕事に出かけたっきり帰ってこない…と」

(・∀ ・)「そうなの、お母さんはいつもなな時≠ノは帰ってくるのに帰ってこないのだ」

(´・ω・`)「で、僕らにお母さんを探してほしい、と」

(・∀ ・)「うん、なのだ」

('A`)「この広いニュー速街(貧民街)で簡単に見つかるかな…」

(;〜 ;)「お願いなのだ、お母さんを見つけてほしいのだ」

(´・ω・`)「かならずお母さんは見つけるからね…このお兄ちゃんが」

ショボンはドクオを指差した



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 22:11:12.99 ID:dljgor/9O
  
(;'A`)「え?ぁ?俺!?」

(;〜 ;)「お願いなのだ…」

(;'A`)「わぁ〜ったよ、ったく」

(´・ω・`)「さすが、ドッ君そういうとこもまた素敵だよ」

('A`)「…ブーン、仕事だ」

ブーンは妹者と一緒に金(禁)太郎≠読んでいた

( ^ω^)「お、どんな仕事かお」

('A`)「人探しだ」

( ^ω^)「把握、さっそく準備だお」

(´・ω・`)「ブーン、念のために銃も持っていってくれ」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 22:17:41.92 ID:dljgor/9O
  
('A`)「……。」

( ^ω^)「了解だお」

ブーンは改造したシグをホルダーにはめた

('A`)「結構やばめか?今回の仕事は」

(´・ω・`)「まぁ、直感だけどね…用心に越したことはないさ」

('A`)「…そうだな」

(´・ω・`)「またんき君、このお兄ちゃん達がいまからお母さんを探してきてくれるからね、いい子でお兄ちゃんとここでお留守番しようね」

ショボンの優しい問い掛けに、またんきは頷いた

('A`)「よし、行くか」

( ^ω^)「お〜」

ドクオがふと、なにかを思い出した



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/04(月) 22:27:04.08 ID:dljgor/9O
  
('A`)「さっき、おまえウノ≠ニアガリ′セってなくね?」

( ^ω^)「…さぁ、行くお!」

('A`)「お、おい!ちょっと待てよ!なぁ!?言ってなかったよな!?待てって、ブーン!!」

そそくさと早歩きで行くブーンをドクオ走って追い掛けて行った



3:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:11:35.60 ID:lxiYqEqFO
  
2人は、またんきの母の職場を尋ねた

( ^ω^)「またんきのお母さんのままたんき≠ウんは昨日、不自然な行動などはありませんでしたかお?」

('ー`)「いや、特にはなかったね」

( ^ω^)「そうですかお」

(ここは無駄足か…)

そう思って帰ろうとしたときだった

('ー`)「そうだ!昨日、いつもと違うとこに行ってたな」

( ^ω^)「それはどこですかお!?」



7:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:17:15.49 ID:lxiYqEqFO
  
 〜 夜 〜

( ◎ω◎)「う〜ん、見た感じでは怪しすぎるお…はい」

ブーンは持っていた双眼鏡をドクオに渡した

(◎A◎)「う〜ん、怪しすぎるな…」

2人は
昨日、ここに ままたんきが入っていくのを見た
と聞き、偵察に来ていた

(◎A◎)「廃工場らしいのに、人の気配があるな」

( ^ω^)「お、誰か来たお」



8:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:18:55.12 ID:lxiYqEqFO
  
廃工場に入っていく人がいた

( ^ω^)「あいつら、黒づくめだお!」

(◎A◎)「ブーン、あいつらを知ってるのか!?」

( ^ω^)「迷探偵コナソにでてたお!!」

(◎A◎)「バーローwwwwねぇーよww」

ドクオは一人の男に気付いた

('A`)「ブーン、あそこを見てみろ…違う、着替えてる女の子のとこじゃない…あそこだ、扉のところ」

ドクオは廃工場の扉の前にいる男を指差した



10:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:24:51.70 ID:lxiYqEqFO
  
( ◎ω◎)「でかいお…」

門の前にいたのは、身長が2メートルは普通に越えるほどあるムキムキな男だった

( ◎ω◎)「ショボンが惚れそうだお」

('A`)「あそこからしか入り口はなさそうだぜ?」

2人はさっき、工場のまわりを1周して入り口が1つしかないことに気付いた

( ◎ω◎)「つよそうだお…」

('A`)「まずは、あいつをどうするか…だな」

( ^ω^)「いい作戦があるお!」

( ^ω^('A`) カクカクシカジカ…カユカユウマウマ…

(*'A`)「こいつぁ〜いけそうだ!さっそく作戦開始だ」



12:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:32:40.97 ID:lxiYqEqFO
  
(…今日はついてない…こんなとこで門番なんてつまんないクマ)

(・(ェ)・)「暴れすぎてこんなとこに配置されたクマ」

(あぁ…思う存分暴れたいクマ)

退屈そうに、大男のク・マアーが扉の前で腕を組んでいると、不細工な顔の男がこっちに向かってくる

('A`)「あ、あのすみません…う○こしたいのですが、どこにすればいいですか?」


(なんだこいつは?…まぁ、1つだけわかることがある…
…こいつはアホクマー)

しかし、こんなとこで漏らされても困る

クマがトイレに案内しようと、ドクオのほうに歩いて行ったときだった

ブスッ

( ゚(ェ)゚ )「クマアッー!



13:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:37:59.49 ID:lxiYqEqFO
  
( ^ω^)「俺に背中を見せたのが運の尽きだ」

ク・マアーは倒れた

('A`)「処女らしいな、こいつ」

( ^ω^)「見るからに攻めって感じだお」

2人は無事に中に潜入した



14:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 21:43:49.99 ID:lxiYqEqFO
  
(`・ω・´)「さて、なにが起こったかわからない読者のために説明しよう!」

作戦会議中の2人

( ^ω^)「あいつは弱点がないように見えるお」

('A`)「あぁ…1発でやらないと、こっちがやばいな」

( ^ω^)「そこでだお!ドクオはあいつの注意を引き付けてほしいんだお」

('A`)「把握」

( ^ω^)「そして、僕があいつの後ろから、あいつの肛門にこいつをショット(撃つ)≠キるお」

そういうと、ブーンはピンポン玉よりはやや小さいくらいの動子を取り出した

('A`)「こいつぁ〜は効きそうだな」

( ^ω^)「よし、作戦開始だお」



21:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:24:35.16 ID:lxiYqEqFO
  
工場内部を探索中のようです

('A`)「しかし、あの大男大丈夫かな…」

( ^ω^)「大丈夫だお!世の中には電球をケツの穴に入れる人もいるお」

('A`)「説得力あるな…」

( ^ω^)「しかし、この辺は人いなそうだお」

2人は、1時間近く1階と2階を探索したがネズミ1匹すらいない

('A`)「この場合、地下への階段があるのがベタだな」

( ^ω^)「ドクオ!下に行く階段があったお!」

ブーンは、置いてあった廃材の山のとこで扉を見つけた

('A`)「……。」



23:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:27:19.99 ID:lxiYqEqFO
  
( ^ω^)「早く行くお!」

('A`)「あぁ、わかってるっつぅーの…それにしてもベタだな」

( ^ω^)「なにか言ったかお?」

('A`)「耳鳴りだよ、きっと」

( ^ω^)「nrhd(なるほど)」

2人は階段を降りていった



24:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:32:16.29 ID:lxiYqEqFO
  
2人は地下に降りた

( ^ω^)「なんかハイテクなとこだお」

('A`)「地下にこんなもんがあるとはな…」

そこはハイテク機器だらけで、なにかを研究しているような場所だった

( ^ω^)「さて、どうするかお?」

('A`)「人のいた感じはするが、いないみたいだな」

機械の動く音以外はまったくしなかった



25:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:37:41.21 ID:lxiYqEqFO
  
('A`)「まぁ、適当に行くか」

⌒[◎] ウィーン…

( ^ω^) ……。

('A`)「ブーン、なにしてんだ?行くぞ」

(;^ω^)「あ、ドクオ先に行かないでお〜!」

⌒[◎] じぃー…。



27:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:44:38.12 ID:lxiYqEqFO
  
('A`)「ったく、おせ〜ぞ」

( ^ω^)「ドクオが行くの早すぎるんだお!」

('A`)「シッ!…こっちから話し声が聞こえるんだ」

ドクオが、柱の影から覗くとそこは普通の学校の体育館ほどの大きなホールだった

('A`)「なんじゃこりゃ…」

( ^ω^)「ひろいお」

話し声はホールの奥の通路から聞こえる…

('A`)「行くしかないよなぁ」

2人がホールの真ん中まで来たときだった



28:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:51:48.19 ID:lxiYqEqFO
  
シュンッ

('A`)「!! ブーン、危ない!」

ドクオは、ブーンを突き飛ばした

ブーンのいたとこの地面には斬った跡ができていた

(´_ゝ`)「ちっ!し損じたか…」

一人の男が立っていた

(;´_ゝ`)「…あ、あんたは!」

その男は、ブーンの顔を見て驚いていた

( ^ω^)「おっおっおっ、妹者を預けに来た人がなんでこんなとこにいるんだお」

(;´_ゝ`)「それはこっちの台詞だぞ」



29:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 22:56:27.28 ID:lxiYqEqFO
  
( ^ω^)「ブーン達は、仕事で来たんだお」

(´_ゝ`)「それは我々も同じだ…」

('A`)「…どんな仕事なんだ?」

(´_ゝ`)「言えないな、秘密厳守なんだ」

( ^ω^)「ブーン達は、ままたんきって人を探してるんだお」

(;'A`)「なに勝手に言ってるんだよ」

( ^ω^)「まぁ、減るもんじゃないし、いいじゃないかお」

('A`)「ったく…」

(´_ゝ`)「偶然だな我々も人を探しに来たのだ」



30:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 23:03:03.65 ID:lxiYqEqFO
  
( ^ω^)「ブーン達と一緒だお」

('A`)「我々って…ほかに誰かいるのか?」

(´_ゝ`)「弟もいる」

('A`)「ふーん」

そういうと、ドクオはまわりを見渡した

(´_ゝ`)「途中ではぐれてしまってな」

(;'A`)「…。」

( ^ω^)「じゃあ、ブーン達と一緒に行くお!」

(´_ゝ`)「いいのか?」

兄者は、ドクオを見た



31:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 23:10:33.10 ID:lxiYqEqFO
  
('A`)「まぁ、そっちのほうが効率いいしな」

(´_ゝ`)「では、しばしの間お供願う」

新たに増えた兄者と、声のするほうへ向かった



32:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 23:12:06.91 ID:lxiYqEqFO
  
ホールを抜け、3人隠れながら進んでいた

|A`)「こちらドクオ異常な〜し


|A`)
|ω^)「こちらブーン異常な〜し


|A`)
|ω^)
|_ゝ`)「こちら兄者異常あり」


|;A`)「ぇ…」
|ω^)「おっおっおっ」
|_ゝ`)「バレたようだぞ」
ジリリリリリリ…



33:◆iZkuTcxu/. :2006/09/05(火) 23:13:33.46 ID:lxiYqEqFO
  
ホールを抜け、3人隠れながら進んでいた

|A`)「こちらドクオ異常な〜し


|A`)
|ω^)「こちらブーン異常な〜し


|A`)
|ω^)
|_ゝ`)「こちら兄者異常あり」


|;A`)「ぇ…」
|ω^)「おっおっおっ」
|_ゝ`)「バレたようだぞ」
ジリリリリリリ…



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