( ^ω^)ブーンが甲子園を目指すようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/03(木) 21:34:52.54 ID:LYRE3Bg7O
プロローグ
冬休みまであと2週間という12月中頃。
一人の学生服姿の少年が歩いていた。
彼の名は内藤ホライゾン、通称ブーン。
中学3年の彼は7月まで軟式野球部に所属していた。
120km/h代後半の速球を始めとして
多彩な変化球などで県内屈指の右腕として有名だった。
ニュー速地区大会で敗退してからは多数の名門校からスカウトが来た。
それからは毎日どの高校に進学するか悩んでいた。
そして今日もいつものように悩んでいたのだが、答えを出したようだ。
( ^ω^)「VIP学園にするお」
〜ブーンが甲子園を目指すようです〜



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/03(木) 21:44:13.86 ID:LYRE3Bg7O
VIP学園
ブーン達の進学に合わせて開校する新設校だ。
なぜこの高校をブーンは選んだのか、その理由は大きく2つある。
一つはエース、主将の座が約束されていたこと
もう一つはVIP学園の監督にあった。
ショボン監督は弱冠30歳ながら選手、部長、監督として6度の甲子園優勝経験がある。
前任校との契約が切れたためVIP学園に引き抜かれたのだ。



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/03(木) 21:50:33.42 ID:LYRE3Bg7O
早速ブーンはVIP学園に連絡した。
( ^ω^)「ショボン監督はいますかお?」
「今はちょっといませんね」
( ^ω^)「では内藤から電話があったと伝えておいて下さい。電話番号は 000-###-###ですお」
それから数日後、ブーンの携帯に電話が来た。ショボン監督からだった。



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/03(木) 22:01:23.85 ID:LYRE3Bg7O
(´・ω・`)「やぁブーン君。どうしたんだい?」
( ^ω^)「ショボン監督、僕VIP学園で野球しますお」
(´・ω・`)「本当かい!!ありがとう、よろしく頼むよ」
( ^ω^)「こちらこそよろしくお願いしますお」
(´・ω・`)「ところでブーン君」
( ^ω^)「なんですかお?」
(´・ω・`)「君以外のメンバーのことだけど、大体固まってはきているんだが、君からも2、3人紹介してくれないかい?」
( ^ω^)「わかりましたお。今からVIP学園に何人かのプレーのビデオを持っていきますお」
(´・ω・`)「ありがとう。じゃあいますぐ来てくれ」
ブーンは自転車でVIP学園に向かった。



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/03(木) 22:12:19.05 ID:LYRE3Bg7O
学校に着くとショボンが校門で待っていた。
(´・ω・`)「やぁブーン君。中に自転車を置いて、ついて来てくれ。」
ショボンについて行くとそこは視聴覚室だった。
(´・ω・`)「ビデオは何人分だい?」
( ^ω^)「5、6人分ですお」
(´・ω・`)「じゃあ始めようか」
ブーンが持って来たビデオをショボンがデッキに入れる。
そこに映し出されたのは、瓜二つのセカンドとショートだった。



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/03(木) 22:25:48.50 ID:LYRE3Bg7O
( ^ω^)「この二人は……」
(´・ω・`)「流石兄弟だね。」
流石兄弟は双子ならではのコンビネーションで鉄壁の守備誇っていた。
1、2番を打つ打撃でも俊足コンビとして有名だった。
(´・ω・`)「僕も目を付けてはいたんだが……彼らがうちに来てくれるのかい?」
( ^ω^)「今度聞いてみますお」
その後も強肩強打の外野手、ジョルジュ長岡。
バントなどの小技が上手いぃょぅなど中学のライバル達のプレイを見ていた。
この中から何人がこの学校に来るのだろうと、ブーンは考えていた



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