('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:03:31.04 ID:czoIA0LF0
>>14-15消化
やっぱギャグ路線は難しいな……

バトルお題いっちゃうか

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:13:00.90 ID:UmXEPx6C0
お題:バトルIN近畿

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:16:04.24 ID:czoIA0LF0
>>31

【誰が行くんよ?】

1.今日の戦闘獣【気分:Lv1】
2.アンチタシロ"レギオン"【lw´‐ _‐ノv:Lv4】
3.アンチタシロ"アンサンブル"【( ゚∀゚):Lv5】

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:19:00.10 ID:UmXEPx6C0
3

しかし、やはりこの時間帯は誰も来ないんじゃないかと

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:19:01.83 ID:s8542s9ZO
wktk3

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:19:04.14 ID:LiV7GbsdO


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:20:21.96 ID:UmXEPx6C0
今日の戦闘獣ワロタ

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:20:23.52 ID:czoIA0LF0
今日の戦闘獣
\ Λ_Λ
\ ( ´Д`)
  >  ⌒ヽ
八頭身 Lv1 回復+1

だったよ……改変するの忘れてたよ……おっぱい星人把握



38: バトール :2007/06/14(木) 17:32:24.38 ID:czoIA0LF0
『ツン、本当に大丈夫かお?』

受話器から聞こえてくるのは、東京にいる友人の心配そうな声だった

ξ゚听)ξ『……大丈夫よ、私を誰だと思ってるの? 脈々と受け継がれる天皇の血、それを受け継ぐ津出宮 零様よ!』

( ^ω^)『……でも、分家の分家の分家だお』

ξ;゚听)ξ『うっ、気にしてることを……』

( ^ω^)『心配だお……敵はあのアクシデントを、渡辺さんを撃破した荒し。いくらツンが強いと言えど……』

ξ#゚听)ξ『……だーかーらー! 大丈夫だって言ってるでしょ!』

(;^ω^)『つ、ツンッ!?』

ξ゚听)ξ『信じなさいよ、私と……プリエステスを!』

( ^ω^)『ツン……分かったお。吉報を待ってるお』

内藤はそう言って電話を切った

見上げると、そこには鋼の鎧を纏った巫女が――私の相棒が遠くを見つめていた

ξ゚听)ξ「来るなら……来なさい! 私とプリエステスの力を思い知らせてあげるわ!」



39: バトール :2007/06/14(木) 17:37:12.57 ID:czoIA0LF0
('A`)「文化財はなるべく壊さないようにしろ。SCRIPTは京都市外とその他地域の制圧、戦闘部隊は主に京都市内の制圧だ」
  _
( ゚∀゚)「俺はー?」

lw´‐ _‐ノv「私は?」

('A`)「ジョルジュはVIP――プリエステスの相手を、シュールは戦闘部隊に混じってくれ」
  _
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv「了解」

('A`)「さて……おっぱじめますか!」



41: バットール :2007/06/14(木) 17:45:49.57 ID:czoIA0LF0
ξ゚听)ξ『インボーク、プリエステス!』

気高く、美しい、京の町を守る白銀の巫女が空高く舞い上がる
  _
( ゚∀゚)『エグゼキュート、アンサンブル』

そして彼女の目の前に、どす黒い塊――アンチタシロ"アンサンブル"が立ちはだかった
  _
( ゚∀゚)『ようお嬢さん、今晩の相手は貴女――なんだ、貧乳か……』

ξ#゚听)ξ『な゛っ……なんですってぇ!? 殺す! 絶対殺す!』
  _
( ゚∀゚)『威勢がいいねえ……果たして、アンタにアンサンブルを"殺し切れる"かな?』


ξ゚听)ξ:Lv6 HP80
  _
( ゚∀゚):Lv5 HP70

戦闘開始


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:50:10.01 ID:czoIA0LF0
tst



44: 7+1=偶数 :2007/06/14(木) 17:55:28.11 ID:czoIA0LF0
  _
( ゚∀゚)『形態変化、針千本』

ξ゚听)ξ「なっ……!?」

突如、目の前の黒い塊が霧散し、中のパイロットが生身を晒した――
  _
( ゚∀゚)『安心しろ、これだけで終わらせるほど野暮じゃねえよ』

――したかと思うと、今度は彼の周りに無数の黒い杭が生み出される

そしてそれは一瞬の内に私の

ξ;゚听)ξ『きゃああぁっ!?』

プリエステスの体という体を刺し貫いた

ξ゚听)ξ【HP:80→70】

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:01:16.62 ID:czoIA0LF0
tst



47: 1+2=奇数 :2007/06/14(木) 18:15:06.81 ID:czoIA0LF0
ξ゚听)ξ『くっ……てええいっ!』

フルパワーで上昇、黒い棘を振り払って距離を取る
結構なダメージを負ったが、システムの迅速な対応で元の80%の性能は維持出来た
  _
( ゚∀゚)『収束、ヒューマノイド!』

振り払った棘の欠片が再び霧散
あのパイロットの周りで再び集結
今度は漆黒の巨人となって追って来た

ξ゚听)ξ『プリエステス、祈りの歌!』

丁度真下から迫ってくる敵に対し、プリエステスの顔を真っ直ぐ向ける
フェイスカバーが開かれ、中から出て来たのは口だった

口――強力な超音波を短時間で、何重にも発振するプリエステス特有の兵装
  _
( ゚∀゚)『ぬっ……!? この音はっ!?』

ξ゚听)ξ『はあああああああああああああ!!!』
  _
( ゚∀゚)『くっ……ぐあっ! ……形態変化、防音構造!』

歌の直撃を受けたアンチタシロは今度は下降して退避した
ズームアップして見ると、人型は一回り大きく、形を変えていた
  _
( ゚∀゚)【HP:70→60】

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:19:50.39 ID:UmXEPx6C0
(゚д゚≡゚д゚)俺だけの悪寒
支援

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:21:03.50 ID:4A56sEp/O
展開てらおそすwwww



50: 1+9=偶数 :2007/06/14(木) 18:30:55.49 ID:czoIA0LF0
予想外の攻撃、予想外のダメージ
正直、敵を所詮女と舐めていた自分がバカだった

ナノマシンの配列を気休め程度に防音構造にし、さらに敵の手を封じるべく行動に移す
  _
( ゚∀゚)『形態変化、ギロチン』

再びナノマシンを自分から引き剥がし、遠くにいる敵の首に一気に纏わり付かせる

ξ;゚听)ξ『!?』
  _
( ゚∀゚)『頭ちょんぎりゃ、その厄介な超音波砲も使えなくなるだろ』

プリエステスの頭を覆っていたナノマシンはさらに形を変える

断頭台へと形を変え――
  _
( ゚∀゚)『処刑! ってね』

――プリエステスの頭部を切り落した

ξ゚听)ξ【HP:70→60】

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:35:47.95 ID:UmXEPx6C0
支援



53: 9+5=偶数 :2007/06/14(木) 18:47:03.53 ID:czoIA0LF0
ξ゚听)ξ『な、なんなの……何が起きたの!?』

突然視界がブラックアウトしたかと思うと、カメラはボディのサブカメラに切り替わり
TASHIROとの接続が第一級から第二級に引き落とされた

眼下には――落下していくプリエステスの頭

ξ゚听)ξ『っ……て、敵は何処っ!?』

唇を噛み締め、悔しさを押し殺す
あくまで冷静に対処しなければ、このまま撃破されてしまう

冷静に、冷静に――
  _
( ゚∀゚)『形態変化、大黒鉄槌』

――冷静に

ξ;゚听)ξ『っ!』

目の前に現れた敵、レーダーは何も捉えていなかった筈
  _
( ゚∀゚)『おらぁっ!』

ξ;゚听)ξ『きゃあああぁっ!?』

敵の巨人が槌を振り下ろし、プリエステスが叩き落された

ξ゚听)ξ【HP:60→50】

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:48:49.46 ID:UmXEPx6C0
支援



56: 3+6=奇数 :2007/06/14(木) 19:01:46.88 ID:czoIA0LF0
  _
( ゚∀゚)『墜落したか……流石に胴体に直接食らったんだ、もう殺っただろ――うっ!?』

機体スレスレの所を赤熱する熱線が通り抜け、胆を冷す

慌てて地上をズームアップすると、そこには我が目を疑う光景が広がっていた
  _
( ゚∀゚)『っ……しぶといなっ!』

ξ )ξ『アアアアアアアアアアああああああああああああああ!!!!』

鉄槌で胴の上半分を叩き潰された筈の敵は未だ健在
しかも熱線砲を乱射しながら再び空へ上がって来たのだ

ξ )ξ『あああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』
  _
( ゚∀゚)『っ! バラバラ過ぎて軌道が読めな――いっ!?』

熱線がアンサンブルの片足を捉え、熔解させた
  _
(#゚∀゚)『くそったれが……!』

待機させていたナノマシンで足を再構築、避けるのは止める
真正面から敵に突っ込む
  _
( ゚∀゚)【HP:60→50】

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 19:09:49.30 ID:czoIA0LF0
tst



59: 0+8=偶数 :2007/06/14(木) 19:18:41.64 ID:czoIA0LF0
  _
(#゚∀゚)『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!』

こちらを見据える敵目掛けて

右手で拳を作り、振り上げる


ξ )ξ『あああああああああああああああああああああ!!!!』

こちらにまっすぐ向かってくる敵を見据えて

右手を腰だめに構え、強く握り締める

  _
(#゚∀゚)『ドゥらアアアアアアアアアアあああああああ!!!!!!!!!』

ξ )ξ『あああああああああああああああああああああああ!!!!!!』


プリエステスの正拳突きは宙を切り――アンサンブルの拳は彼女の胴に穿たれた

ξ゚听)ξ【HP:50→40】

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 19:23:46.72 ID:2F2+mW840
しえ



72: 2+4=偶数 :2007/06/14(木) 19:54:18.97 ID:czoIA0LF0
  _
(#゚∀゚)『おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』

敵の右胸に突き立てた己の右拳

このまま治まるか?

いや治まらぬ

猛り狂え

雄叫びを上げろ

その拳をもっと前へ!
  _
(#゚∀゚)『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああ!!!!!』

突き抜けろ

突き抜けて

地まで穿て!

ξ )ξ『あ……っ!?』
  _
(#゚∀゚)『突き抜けろおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!』

ξ )ξ『きゃああああああああああああああああ!?』

ξ゚听)ξ【HP:40→30】

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 19:55:39.49 ID:UmXEPx6C0
支援



74: 7+9=偶数 :2007/06/14(木) 20:12:58.64 ID:czoIA0LF0
  _
(#゚∀゚)『形態変化壱式! ゴッドハンドクラッシャー!』

プリエステスを突き抜け、彼女の背後に立つ

待機させていた全てのナノマシンを左に集め、熊を髣髴とさせる轟爪、轟腕を作り出す

  _  ∩
(#゚∀゚)彡 『どぅらああああああああああああああああああああああああ!!!!!』
 ⊂彡

プリエステスに避ける隙すら与えず、一気に振り下ろす

そしてさらにもう一度振り上げ、振り下ろす、繰り返す

プリエステスの装甲は見る見る内にグチャグチャに潰され、裂かれる

ξ;゚听)ξ『あああああああああああああああああああ!?』

ついには、コクピットブロックの外装甲までが露出した

ξ゚听)ξ【HP:30→20】

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:20:23.70 ID:PDqGD2HQO
支援

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:27:42.93 ID:UmXEPx6C0
ずっとジョルジュのターンwwwww



77: 4+0=偶数 :2007/06/14(木) 20:28:57.81 ID:czoIA0LF0
アンサンブルの猛攻は終らない

終わらせない

止める気など毛頭無い
  _
(#゚∀゚)「形態変化弐式! 黒剣!」

      ┃
      ┃
    _  ∩
  (#゚∀゚)彡  『うおらああああああああああああああああああああああああ!!!!』
━━⊂彡 彡⊃━━
   |   |
   し ⌒J

左腕を構築していたナノマシンを腕を残して分解
長大な漆黒の剣が生み出され、掴み取る

反撃する隙など与えない

振り抜き、振り抜く、切り刻む!

ξ;゚听)ξ『腕が……脚がっ!! きゃあああああああああああああ!!!???』

ξ;゚听)ξ【HP:20→10】

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:35:18.87 ID:1pgojVJwO
支援

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:36:40.07 ID:2F2+mW840
そしてまたジョルジュのターン



81: 1+7=まさかのずっとジョルジュのターン :2007/06/14(木) 20:55:15.73 ID:czoIA0LF0
ξ;゚听)ξ『くっ、くそっ! くそぉおおおおおお!!!』

無様に尻餅を着き、残った片脚で体を後ろに押す
残った武器は左胸の機関砲だけ
そんな物がコイツに利く筈は無かったのだが、それでも私は――錯乱状態に陥っていた私は無意味に弾を撃ち続けていた

ξ;゚听)ξ『なんで!? どうして!? どうして利かないのよおおおおおおおおおおおお!!!???』

もはやまともに考える力など残されてはいなかった



82: 1+7=まさかのずっとジョルジュのターン :2007/06/14(木) 20:56:55.01 ID:czoIA0LF0
  _
(  ∀ )『……形態変化参式、漆黒槍!』

それが哀れだった
  _
( ゚∀゚)『……終わらせてやる』

左腕を振り上げる

巨人が――全てのナノマシンが一本の巨大な槍となる

ξ; )ξ『あ……ああ……』

そして腕は振り下ろされ
  _
( ゚∀゚)『戦士として、VIPとして、人々を守ろうと戦ったお前に俺は敬意を表する』

槍は鋼の巫女の腹へと突き刺さり

ξ; )ξ『あああああああああああああああああああああああ!!!!』

装甲は紙のように引き裂かれ

槍は貫通すると共に霧散して行った
  _
( ゚∀゚)『……勝った! 第3部完ッ!!』

ξ゚听)ξ【HP:10→0】

戦闘勝利、近畿制圧!



戻る第三話 エピローグ