('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです
- 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:27:27.38 ID:czoIA0LF0
- 【まとめ】
http://vip.main.jp/265-top.html(オムライスさん)
【進行ルール】
http://vip.main.jp/265/setumei.html(同上)
【戦況】
・制圧
北陸
・未制圧
北海道、東北、関東、甲信越、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄
【捕虜】
从'ー'从
【前回までのあらすじ】
ブーム君
in九州
フルボッコ
はじめます
- 4: ニダーレポート :2007/06/14(木) 15:30:55.43 ID:czoIA0LF0
('A`)「……全速前進だ! ……暇だ、ニコニコメンテとか死ねばいいのに……」
<ヽ`∀´>「総統!」
('A`)「なんぞや。いきなり入って来て大声上げるなアホ」
<ヽ`∀´>「サーセンwwwwwwwww先日請け負ったVIPPERSの要注意人物リストの洗い出しが終わったニダ!」
('A`)「おお……よし、それじゃ早速見てみるか」
- 6: ニダーレポート2 :2007/06/14(木) 15:34:28.58 ID:czoIA0LF0
- ――――――――――
危険度A
関東:素直 火兎
備考:倒せれば敵と味方の士気に多大な影響が
危険度B
甲信越:ショーン・ボーノン
九州:阿須鬼屋 椎
備考:ガチホモと貧乳
危険度C(D以下略)
東北:阿須鬼屋 都兎
近畿:津出宮 零
備考:津出宮は天皇の遠縁らしい、捕虜にすれば事が有利に進む?
+???
――――――――――
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:35:10.47 ID:czoIA0LF0
<ヽ`∀´>「対異星人戦績を参考に危険度をA〜Eに分類、その中でも特に危険と思われる5人を抜き出したニダ!」
('A`)「ふむふむ……やはりダントツで関東の素直か」
<ヽ`∀´>「次席に九州の阿須鬼屋 椎が来るニダ。でもその妹の都兎も危険な相手ニダ、Cだからって油断すると痛い目見るニダ」
('A`)「なるほどな……ところでこの+???ってのは何だ?
<ヽ`∀´>「VIPPERSのデータベースに侵入した時に見つけたんだけど、どうやらまた地球を狙ってる異星人がいるそうニダ」
('A`)「ほほー……ま、用心に越したことはないか。ご苦労だったニダー、参考になるぜ」
<ヽ`∀´>「ニダ、お褒め頂き光栄ニダ!」
- 8: 総合お題:キャベツUFO 1 :2007/06/14(木) 15:36:57.07 ID:czoIA0LF0
('A`)「突然ですが歌の練習をしたいと思います」
从;゚∀从「……歌?」
('A`)「イエス、タカスクリニック」
<ヽ;`∀´>「……で、何で歌なんか急にやるニカ?」
('A`)「地域の幼児や御老人を集めて舞台発表、支持率アップを狙います」
_
(;゚∀゚)「……ホントに支持率アップすんのかそれ?」
('A`)「間違いないね! 老人と子供のハートを掴めば家族票も見込めて支持率鉄壁! うはwwwwwおkwwwwww俺天才wwwwwwwww」
从;'ー'从(ホントかなぁ……)
('A`)「演目はキャベツUFO! それじゃあ練習開始!」
………
……
…
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:38:10.27 ID:czoIA0LF0
('A`)「夜の歌舞伎町♪」
<ヽ`∀´>「キムチの中で♪」
_
( ゚∀゚)「おっぱい2つ パイズリパラダイス♪」
('A`)「ここは何処だろ 空も見えない♪」
lw´‐ _‐ノv「お米に お米 白米ばかり」
('A`)「こんな下らない惑星で♪」
从 ゚∀从「文明廃れた地球で♪」
_
( ゚∀゚)「月光蝶なんてできないね♪」
('A`)「黒歴史だってできないね♪」
从'ー'从「みんな真面目に歌おうよー……」
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:39:18.28 ID:czoIA0LF0
- 総合で貰ったもう一つのお題は消化できなかった、すまんこ
相変わらず遅筆ですが今日もよろしくお願いします
それではお題募集
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:41:22.55 ID:UmXEPx6C0
- いくら探しても見つからない
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:43:21.05 ID:czoIA0LF0
- >>11
把握
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:51:55.42 ID:tXl74CErO
- 鮫島事件
- 14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:55:15.28 ID:pPJkPzNdO
- 地球温暖化
- 15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 15:56:30.04 ID:notRUtEq0
- ざんねんながらぼうけんのしょは(ry
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 16:03:44.67 ID:czoIA0LF0
- _
(;゚∀゚)「うおおおおおお! ないっ! ないいっ! いくら探しても見つからないいいいっ!」
「ジョルジュー、はいっぞー……(;'A`)「ってうぉっ!? なんだこりゃ!?」
ちょっとした用事でジョルジュの部屋に入ると、そこは阿鼻叫喚地獄絵図の様相だった
床に家具や本が散乱し、壁のカレンダーやポスターは所々破れ、テレビにはWiiリモコンが突き刺さっていた
(;'A`)「な、何があった!?」
_
(;゚∀゚)「ドクオか!? み、見つからないんだ! 俺の大事なアレが!」
(;'A`)「な、なんだってー!? お前の大事なアレって言うと、あのアレか!?」
_
(;゚∀゚)「そう、あのアレ! 俺の命の次に大事なアレ!」
(;'A`)「ま、拙いな……アレが誰かの目に入ったら……世界征服どころじゃないぞ!!」
_
(;゚∀゚)「だからこうして部屋をひっくり返して探してんだ! お前も手伝え!」
(;'A`)「お、おう!」
………………
…………
……
- 17: ミスった ↑いくら探してもみつからない1 ↓2 :2007/06/14(木) 16:04:34.56 ID:czoIA0LF0
从#゚∀从「……それで、これ一つ探すために基地中荒らしまわって停電させたってか?」
_
(メ゚∀゚()メ'A`(「……申し訳御座いません……」
从#゚∀从「お前らのおかげでデータの打ち込み1からやり直しだよ! 責任取れ責任!」
_
(メ゚∀゚()メ'A`(「……だが断る」
从#゚∀从「スーパー高岡キック!」
_
(メ゚∀゚()メ'A`(「ひでぶっ!」
从#゚∀从「罰としてこれは没収だ! 分かったらさっさと自分の仕事に戻れこのバカ共!」
_
(メ゚∀゚()メ'A`「そ……そんなぁ……」
从#゚∀从「仕事しろ!」
_
(メ゚∀゚()メ'A`「ち、畜生……」
- 18: いくら探してもみつからない3 :2007/06/14(木) 16:05:28.74 ID:czoIA0LF0
从#゚∀从「まったく……たかがエロ本一つで……」
lw´‐ _‐ノv「巨乳小学生中田氏玄米レイプ」
从'ー'从「それどんな性癖……?」
- 19: いくら探してもみつからない3 :2007/06/14(木) 16:06:10.04 ID:czoIA0LF0
- 久々に書くと元からダメなものがさらにダメになるから困る……
>>13‐15
把握
- 20: 鮫島事件 :2007/06/14(木) 16:17:26.89 ID:czoIA0LF0
グーグル――世界一の検索サイトにそのキーワードを入れ、検索をしてみる
川д川「……どれも……同じ、か……」
出てくるのはどれも同じ、ネタとしての鮫島事件
やはり私が求める情報は地球上には存在しなかった
川д川「……何か恐ろしいことが起こる気がする……」
何時からかは分からないが、私には地球の外の事を知る力が備わっていた
そして数日前から、"鮫島事件"は夢に強く出てくるようになっていた
川д川「ラウンコ星に伝わる古の戦闘獣、古代獣"鮫島"……そして謎のぞぬ星人……」
川д川「地球人同士でいがみ合ってる場合ではないのに……」
ふと、窓の外を覗いてみる
東で戦争を繰り広げているとは思えないほど、青く澄み渡った空が広がっていた
- 23: 地球温暖化1 :2007/06/14(木) 16:34:03.05 ID:czoIA0LF0
- _
(;゚∀゚)「暑い……暑いぜ……」
lw´‐ _‐ノv「只今の気温は30℃なり」
从;'ー'从「暑いよう……そういえば最近、地球温暖化って聞かなくなったね〜」
地球温暖化、数年前まで世間で騒ぎ立てていた環境異変
だがそれも最近は耳にする機会は大分減った
从 ゚∀从「異星人から技術貰ったり、専門機関の研究が攻をなして完全に食い止めたからな。今じゃもう話題になることもないだろうな」
('∀`)「そこで俺様考えました!」
从;゚∀从「ぬぉわっ!? いきなり後ろから出てくんなバカ!」
- 24: 地球温暖化2 :2007/06/14(木) 16:35:00.09 ID:czoIA0LF0
('∀`)「地球温暖化について世界中が緩みまくってる今! 俺達で南極を奪えば世界征服も容易になるんじゃないかと!」
_
(;゚∀゚)「どーゆうことだ?」
('A`)「ふふん、よくぞ聞いてくれた! ニダー!」
<ヽ`∀´>「ニダ。要するに、南極を制圧して世界中の国に「降伏しないと氷融かすぞ」って脅しをかけるニダ、これで簡単に世界征服ってわけニダ」
('∀`)「Yes! 俺天才! 俺最高! どうよこの案!?」
- 25: 地球温暖化3 :2007/06/14(木) 16:36:30.71 ID:czoIA0LF0
lw´‐ _‐ノv「……・世界を動かしてる大国は沈まないんじゃない?」
从;゚∀从「それどころかこの国沈むんじゃね? 専門じゃないから知らないけど」
('A`)「……」
('A`)「さ、みんな仕事仕事! 戻った戻った!」
lw´‐ _‐ノv「……結局このパターンだよね」
- 27: ざんねんながらぼうけんのしょは(ry1 :2007/06/14(木) 16:57:43.74 ID:czoIA0LF0
- _
( ゚∀゚)「ドクオー、入るぞー」
いや、今日も暑い
こんな日はエアコンの効いたドクオの部屋で涼むに限る
_
( ゚∀゚)「うおっ、涼しっ! ……何やってんだ?」
見ればドクオはテレビの前に座り込んで何かやっているじゃないか
テレレレテッテッテーって何やら懐かしげな音が
('A`)「ドラクエ3。いや、親父のファミコン見つけちゃってさ」
_
( ゚∀゚)「親父……荒巻のおやっさんか」
荒巻のおやっさん、荒しの先代組長
典型的な893の親玉だったが、意外とお茶目な所もあったようだ
- 28: ざんねんながらぼうけんのしょは(ry2 :2007/06/14(木) 16:58:47.87 ID:czoIA0LF0
('A`)「やっぱ面白いな。画質に頼り切った最近のゲームとは違ったシンプルさがいい」
_
( ゚∀゚)「あ、俺にもやらしてくれよ」
('A`)「おう、ちょっと待ってろ……よし、セーブした。俺ちょっとハインの所行って来るからさ、新しい冒険の書で勝手に始めててくれよ」
_
( ゚∀゚)「おk」
そう言って部屋から出て行くドクオを見送り、電源の切れたファミコンを再び起動させる
_
( ゚∀゚)「うほっ、懐かしいなぁー!」
少年時代の思い出が頭を過ぎる
昔は友達と集まってよくやってた
おなじみのテーマ曲が流れ、ロゴが表示され、ざんねんながらぼうけんのしょ1は――
_
(;゚∀゚)「――は?」
- 29: ざんねんながらぼうけんのしょは(ry3 :2007/06/14(木) 17:00:31.74 ID:czoIA0LF0
目を凝らしてもう一度画面を見る――ざんねんながらぼうけんのしょ1は(ry
_
(;゚∀゚)「……まずい」
ぼうけんのしょ1――つまり、それは今までプレイしていたドクオのデータを示す
それが、俺がファミコンを起動させた瞬間消し飛んでしまった
ここから導き出される答えは――
_
(;゚∀゚)「い、言われなくてもスタコラサッサだぜ!」
――逃げた、光の速さで、急いで自分の部屋に戻った
完璧だった、普通の人間なら俺がドクオの部屋から出てくる姿は見えない筈だった
lw´‐ _‐ノv「……」
"普通の人間"になら
給料が1/2になった
- 30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:03:31.04 ID:czoIA0LF0
- >>14-15消化
やっぱギャグ路線は難しいな……
バトルお題いっちゃうか
- 31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:13:00.90 ID:UmXEPx6C0
- お題:バトルIN近畿
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:16:04.24 ID:czoIA0LF0
- >>31
【誰が行くんよ?】
1.今日の戦闘獣【気分:Lv1】
2.アンチタシロ"レギオン"【lw´‐ _‐ノv:Lv4】
3.アンチタシロ"アンサンブル"【( ゚∀゚):Lv5】
- 33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:19:00.10 ID:UmXEPx6C0
- 3
しかし、やはりこの時間帯は誰も来ないんじゃないかと
- 34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:19:01.83 ID:s8542s9ZO
- wktk3
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:19:04.14 ID:LiV7GbsdO
- 2
- 36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:20:21.96 ID:UmXEPx6C0
- 今日の戦闘獣ワロタ
- 37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:20:23.52 ID:czoIA0LF0
- 今日の戦闘獣
\ Λ_Λ
\ ( ´Д`)
> ⌒ヽ
八頭身 Lv1 回復+1
だったよ……改変するの忘れてたよ……おっぱい星人把握
- 38: バトール :2007/06/14(木) 17:32:24.38 ID:czoIA0LF0
- 『ツン、本当に大丈夫かお?』
受話器から聞こえてくるのは、東京にいる友人の心配そうな声だった
ξ゚听)ξ『……大丈夫よ、私を誰だと思ってるの? 脈々と受け継がれる天皇の血、それを受け継ぐ津出宮 零様よ!』
( ^ω^)『……でも、分家の分家の分家だお』
ξ;゚听)ξ『うっ、気にしてることを……』
( ^ω^)『心配だお……敵はあのアクシデントを、渡辺さんを撃破した荒し。いくらツンが強いと言えど……』
ξ#゚听)ξ『……だーかーらー! 大丈夫だって言ってるでしょ!』
(;^ω^)『つ、ツンッ!?』
ξ゚听)ξ『信じなさいよ、私と……プリエステスを!』
( ^ω^)『ツン……分かったお。吉報を待ってるお』
内藤はそう言って電話を切った
見上げると、そこには鋼の鎧を纏った巫女が――私の相棒が遠くを見つめていた
ξ゚听)ξ「来るなら……来なさい! 私とプリエステスの力を思い知らせてあげるわ!」
- 39: バトール :2007/06/14(木) 17:37:12.57 ID:czoIA0LF0
- ('A`)「文化財はなるべく壊さないようにしろ。SCRIPTは京都市外とその他地域の制圧、戦闘部隊は主に京都市内の制圧だ」
_
( ゚∀゚)「俺はー?」
lw´‐ _‐ノv「私は?」
('A`)「ジョルジュはVIP――プリエステスの相手を、シュールは戦闘部隊に混じってくれ」
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv「了解」
('A`)「さて……おっぱじめますか!」
- 41: バットール :2007/06/14(木) 17:45:49.57 ID:czoIA0LF0
- ξ゚听)ξ『インボーク、プリエステス!』
気高く、美しい、京の町を守る白銀の巫女が空高く舞い上がる
_
( ゚∀゚)『エグゼキュート、アンサンブル』
そして彼女の目の前に、どす黒い塊――アンチタシロ"アンサンブル"が立ちはだかった
_
( ゚∀゚)『ようお嬢さん、今晩の相手は貴女――なんだ、貧乳か……』
ξ#゚听)ξ『な゛っ……なんですってぇ!? 殺す! 絶対殺す!』
_
( ゚∀゚)『威勢がいいねえ……果たして、アンタにアンサンブルを"殺し切れる"かな?』
ξ゚听)ξ:Lv6 HP80
_
( ゚∀゚):Lv5 HP70
戦闘開始
- 42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 17:50:10.01 ID:czoIA0LF0
- tst
- 44: 7+1=偶数 :2007/06/14(木) 17:55:28.11 ID:czoIA0LF0
- _
( ゚∀゚)『形態変化、針千本』
ξ゚听)ξ「なっ……!?」
突如、目の前の黒い塊が霧散し、中のパイロットが生身を晒した――
_
( ゚∀゚)『安心しろ、これだけで終わらせるほど野暮じゃねえよ』
――したかと思うと、今度は彼の周りに無数の黒い杭が生み出される
そしてそれは一瞬の内に私の
ξ;゚听)ξ『きゃああぁっ!?』
プリエステスの体という体を刺し貫いた
ξ゚听)ξ【HP:80→70】
- 45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:01:16.62 ID:czoIA0LF0
- tst
- 47: 1+2=奇数 :2007/06/14(木) 18:15:06.81 ID:czoIA0LF0
- ξ゚听)ξ『くっ……てええいっ!』
フルパワーで上昇、黒い棘を振り払って距離を取る
結構なダメージを負ったが、システムの迅速な対応で元の80%の性能は維持出来た
_
( ゚∀゚)『収束、ヒューマノイド!』
振り払った棘の欠片が再び霧散
あのパイロットの周りで再び集結
今度は漆黒の巨人となって追って来た
ξ゚听)ξ『プリエステス、祈りの歌!』
丁度真下から迫ってくる敵に対し、プリエステスの顔を真っ直ぐ向ける
フェイスカバーが開かれ、中から出て来たのは口だった
口――強力な超音波を短時間で、何重にも発振するプリエステス特有の兵装
_
( ゚∀゚)『ぬっ……!? この音はっ!?』
ξ゚听)ξ『はあああああああああああああ!!!』
_
( ゚∀゚)『くっ……ぐあっ! ……形態変化、防音構造!』
歌の直撃を受けたアンチタシロは今度は下降して退避した
ズームアップして見ると、人型は一回り大きく、形を変えていた
_
( ゚∀゚)【HP:70→60】
- 48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:19:50.39 ID:UmXEPx6C0
- (゚д゚≡゚д゚)俺だけの悪寒
支援
- 49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:21:03.50 ID:4A56sEp/O
- 展開てらおそすwwww
- 50: 1+9=偶数 :2007/06/14(木) 18:30:55.49 ID:czoIA0LF0
- 予想外の攻撃、予想外のダメージ
正直、敵を所詮女と舐めていた自分がバカだった
ナノマシンの配列を気休め程度に防音構造にし、さらに敵の手を封じるべく行動に移す
_
( ゚∀゚)『形態変化、ギロチン』
再びナノマシンを自分から引き剥がし、遠くにいる敵の首に一気に纏わり付かせる
ξ;゚听)ξ『!?』
_
( ゚∀゚)『頭ちょんぎりゃ、その厄介な超音波砲も使えなくなるだろ』
プリエステスの頭を覆っていたナノマシンはさらに形を変える
断頭台へと形を変え――
_
( ゚∀゚)『処刑! ってね』
――プリエステスの頭部を切り落した
ξ゚听)ξ【HP:70→60】
- 51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:35:47.95 ID:UmXEPx6C0
- 支援
- 53: 9+5=偶数 :2007/06/14(木) 18:47:03.53 ID:czoIA0LF0
- ξ゚听)ξ『な、なんなの……何が起きたの!?』
突然視界がブラックアウトしたかと思うと、カメラはボディのサブカメラに切り替わり
TASHIROとの接続が第一級から第二級に引き落とされた
眼下には――落下していくプリエステスの頭
ξ゚听)ξ『っ……て、敵は何処っ!?』
唇を噛み締め、悔しさを押し殺す
あくまで冷静に対処しなければ、このまま撃破されてしまう
冷静に、冷静に――
_
( ゚∀゚)『形態変化、大黒鉄槌』
――冷静に
ξ;゚听)ξ『っ!』
目の前に現れた敵、レーダーは何も捉えていなかった筈
_
( ゚∀゚)『おらぁっ!』
ξ;゚听)ξ『きゃあああぁっ!?』
敵の巨人が槌を振り下ろし、プリエステスが叩き落された
ξ゚听)ξ【HP:60→50】
- 54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 18:48:49.46 ID:UmXEPx6C0
- 支援
- 56: 3+6=奇数 :2007/06/14(木) 19:01:46.88 ID:czoIA0LF0
- _
( ゚∀゚)『墜落したか……流石に胴体に直接食らったんだ、もう殺っただろ――うっ!?』
機体スレスレの所を赤熱する熱線が通り抜け、胆を冷す
慌てて地上をズームアップすると、そこには我が目を疑う光景が広がっていた
_
( ゚∀゚)『っ……しぶといなっ!』
ξ )ξ『アアアアアアアアアアああああああああああああああ!!!!』
鉄槌で胴の上半分を叩き潰された筈の敵は未だ健在
しかも熱線砲を乱射しながら再び空へ上がって来たのだ
ξ )ξ『あああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』
_
( ゚∀゚)『っ! バラバラ過ぎて軌道が読めな――いっ!?』
熱線がアンサンブルの片足を捉え、熔解させた
_
(#゚∀゚)『くそったれが……!』
待機させていたナノマシンで足を再構築、避けるのは止める
真正面から敵に突っ込む
_
( ゚∀゚)【HP:60→50】
- 57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 19:09:49.30 ID:czoIA0LF0
- tst
- 59: 0+8=偶数 :2007/06/14(木) 19:18:41.64 ID:czoIA0LF0
- _
(#゚∀゚)『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!』
こちらを見据える敵目掛けて
右手で拳を作り、振り上げる
ξ )ξ『あああああああああああああああああああああ!!!!』
こちらにまっすぐ向かってくる敵を見据えて
右手を腰だめに構え、強く握り締める
_
(#゚∀゚)『ドゥらアアアアアアアアアアあああああああ!!!!!!!!!』
ξ )ξ『あああああああああああああああああああああああ!!!!!!』
プリエステスの正拳突きは宙を切り――アンサンブルの拳は彼女の胴に穿たれた
ξ゚听)ξ【HP:50→40】
- 60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 19:23:46.72 ID:2F2+mW840
- しえ
- 72: 2+4=偶数 :2007/06/14(木) 19:54:18.97 ID:czoIA0LF0
- _
(#゚∀゚)『おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』
敵の右胸に突き立てた己の右拳
このまま治まるか?
いや治まらぬ
猛り狂え
雄叫びを上げろ
その拳をもっと前へ!
_
(#゚∀゚)『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああ!!!!!』
突き抜けろ
突き抜けて
地まで穿て!
ξ )ξ『あ……っ!?』
_
(#゚∀゚)『突き抜けろおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!!』
ξ )ξ『きゃああああああああああああああああ!?』
ξ゚听)ξ【HP:40→30】
- 73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 19:55:39.49 ID:UmXEPx6C0
- 支援
- 74: 7+9=偶数 :2007/06/14(木) 20:12:58.64 ID:czoIA0LF0
- _
(#゚∀゚)『形態変化壱式! ゴッドハンドクラッシャー!』
プリエステスを突き抜け、彼女の背後に立つ
待機させていた全てのナノマシンを左に集め、熊を髣髴とさせる轟爪、轟腕を作り出す
_ ∩
(#゚∀゚)彡 『どぅらああああああああああああああああああああああああ!!!!!』
⊂彡
プリエステスに避ける隙すら与えず、一気に振り下ろす
そしてさらにもう一度振り上げ、振り下ろす、繰り返す
プリエステスの装甲は見る見る内にグチャグチャに潰され、裂かれる
ξ;゚听)ξ『あああああああああああああああああああ!?』
ついには、コクピットブロックの外装甲までが露出した
ξ゚听)ξ【HP:30→20】
- 75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:20:23.70 ID:PDqGD2HQO
- 支援
- 76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:27:42.93 ID:UmXEPx6C0
- ずっとジョルジュのターンwwwww
- 77: 4+0=偶数 :2007/06/14(木) 20:28:57.81 ID:czoIA0LF0
- アンサンブルの猛攻は終らない
終わらせない
止める気など毛頭無い
_
(#゚∀゚)「形態変化弐式! 黒剣!」
┃
┃
_ ∩
(#゚∀゚)彡 『うおらああああああああああああああああああああああああ!!!!』
━━⊂彡 彡⊃━━
| |
し ⌒J
左腕を構築していたナノマシンを腕を残して分解
長大な漆黒の剣が生み出され、掴み取る
反撃する隙など与えない
振り抜き、振り抜く、切り刻む!
ξ;゚听)ξ『腕が……脚がっ!! きゃあああああああああああああ!!!???』
ξ;゚听)ξ【HP:20→10】
- 78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:35:18.87 ID:1pgojVJwO
- 支援
- 79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/14(木) 20:36:40.07 ID:2F2+mW840
- そしてまたジョルジュのターン
- 81: 1+7=まさかのずっとジョルジュのターン :2007/06/14(木) 20:55:15.73 ID:czoIA0LF0
- ξ;゚听)ξ『くっ、くそっ! くそぉおおおおおお!!!』
無様に尻餅を着き、残った片脚で体を後ろに押す
残った武器は左胸の機関砲だけ
そんな物がコイツに利く筈は無かったのだが、それでも私は――錯乱状態に陥っていた私は無意味に弾を撃ち続けていた
ξ;゚听)ξ『なんで!? どうして!? どうして利かないのよおおおおおおおおおおおお!!!???』
もはやまともに考える力など残されてはいなかった
- 82: 1+7=まさかのずっとジョルジュのターン :2007/06/14(木) 20:56:55.01 ID:czoIA0LF0
- _
( ∀ )『……形態変化参式、漆黒槍!』
それが哀れだった
_
( ゚∀゚)『……終わらせてやる』
左腕を振り上げる
巨人が――全てのナノマシンが一本の巨大な槍となる
ξ; )ξ『あ……ああ……』
そして腕は振り下ろされ
_
( ゚∀゚)『戦士として、VIPとして、人々を守ろうと戦ったお前に俺は敬意を表する』
槍は鋼の巫女の腹へと突き刺さり
ξ; )ξ『あああああああああああああああああああああああ!!!!』
装甲は紙のように引き裂かれ
槍は貫通すると共に霧散して行った
_
( ゚∀゚)『……勝った! 第3部完ッ!!』
ξ゚听)ξ【HP:10→0】
戦闘勝利、近畿制圧!
- 89: 第三話エピローグ :2007/06/14(木) 21:43:48.12 ID:czoIA0LF0
- ('∀`*)「あ、や〜きゅ〜うす〜るなら〜♪」
<*ヽ`∀´>「こーゆうぐーあいにし〜なしゃんせ〜♪」
<*ヽ`∀´>「アウト!」
('∀`*)「セーフ!」
('∀`*)<*ヽ`∀´>「よっよーいのよいっ!」
('∀`*)「負けたwwwwwwっうぇwwwwwwwww本番はこれでいいんだなジョルジュ!?」
_
(;゚∀゚)「え……うーん、まあ……そうかな……?」
祝勝会は京都市内の一角で盛大に行われた
ξ )ξ「……」
"ゲスト付き"で
- 90: 第三話エピローグ :2007/06/14(木) 21:44:35.11 ID:czoIA0LF0
- 从;'ー'从「つ、ツンちゃん……大丈夫……?」
('∀`*)「うっひゃっひゃっひゃっひゃ! そーれ飲め飲めぇ! あーひゃっひゃっひゃ!」
なんだろう、この空間は
そしてこの目の前の男――私と大して年も変わらなそうな少年がディーだと?
信じられない
そしてなによりも――
ξ )ξ「……渡辺」
从;'ー'从「えっ……な、何?」
ξ#゚听)ξ「アンタこんなところで何楽しんでんのよ!? 捕虜になったって聞いて心配してたら捕虜ライフエンジョイ!? はぁ!? アンタふざけてんじゃないわよ!!!!」
从;'ー'从「ひぃっ……ご、ごめんなさい!」
('∀`*)「まぁまぁお嬢さん、渡辺さんを怒りたい気持ちも分かるけどここは一つ、こっちに来て俺と一緒に野球拳を――」
ξ#゚听)ξ「アンタもアンタだ! 未成年のクセに飲酒なんかして挙句の果てに私と野球拳だあ!? 夢見てんじゃないわよバカ野郎!!」
('A`;)「ひぃっ……ご、ごめんなさい! ……フヒヒ!」
- 91: 第三話エピローグ :2007/06/14(木) 21:47:06.37 ID:czoIA0LF0
- ξ゚听)ξ「ったく……ん?」
約二名を怒鳴りつけ、ちょっとだけスッキリしたところで改めて周囲を見渡す
すると、これまた私と同じ位の少女が部屋の隅で一人寂しくカルピスを飲んでいた――原液で
lw´‐ _‐ノv「……きゃぷ〜」
ξ;゚听)ξ「……フグオ?」
うん、深くは関わらないでおこう
- 93: 第三話エピローグ :2007/06/14(木) 21:48:13.88 ID:czoIA0LF0
- ξ;゚听)ξ「他には……あ」
从#゚∀从「……」
睨んでる、なんかこっちめっちゃ睨んでる
ξ;゚听)ξ「あの……何か、付いてる?」
从#゚∀从「……何も?」
ξ;゚听)ξ「そ、そう……あ、良かったら一緒に――っ!!」
コイツ、視線が私と誰かを高速で行き来してる……!?
誰だっ!? ……奴か!
('∀`*)「逃げる奴はベトコンだ! 逃げない奴はよく訓練されたベトコンだ! ホント、戦場は地獄だぜ! フゥハハハーry」
……奴なの?
- 94: 第三話エピローグ :2007/06/14(木) 21:49:29.89 ID:czoIA0LF0
- ξ;゚听)ξ「……え、マジ?」
从#゚∀从「ほう、気付いたか……てめえ、新参者のクセに私のドックンにあんな態度取りやがって……殺!」
ξ;゚听)ξ「ちぃっ……させるか!」
両手を広げて飛び掛ってきた少女、それを足技で牽制し、距離を取る
二人の視線がぶつかり合い、火花を散らし以下中略
ξ;゚听)ξ「はぁっ……はぁっ……やるわね……!」
从;゚∀从「お……お前こそ……やるじゃねえか……!」
しかし激しい戦いの後、二人には奇妙な友情が芽生えていた
ξ゚听)ξ「なるほどね……渡辺があんなに、自然に笑ってた理由がなんとなくわかったわ」
从 ゚∀从「?」
ξ゚听)ξ「ここの空気はVIPPERSと違って暖かいし……刺激的な出会いがあるもの」
ξ゚听)ξ「津出宮 零よ、よろしく!」
从 ゚∀从「ふっ……ハインリッヒ高岡だ、よろしくな!」
二人の少女が高らかに笑い、声が月夜に木霊した
('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです 第三話完
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