('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/26(木) 19:55:03.93 ID:ORaLhbZl0
( ^ω^)【第五話エピローグ】

ノパ听)「ふぅ……」

基地に帰還した私はパイロットスーツから制服に着替え、司令室へ向かっていた

( ^ω^)「よっ、お疲れさん」

ノパ听)「内藤!」

その途中、後ろから内藤が声をかけて来た

( ^ω^)「ここんとこ、九州以外の戦闘のあった地域は全部荒しにやられちまってVIPPERSも困っていたんだお。大手柄だお、ヒート」

ノパ听)「大手柄……か」

大手柄……聞こえは良い言葉だが、その実質はもっと黒い物だ

世界は今、VIPPERSによって眼に見えぬ武力支配を受けている
差し詰め、今日の私はその片棒を担がされたにも等しかった

ノパ听)「……」

( ^ω^)「……言いたいことは分かる。だが、僕らは出来ることをやるしかないんだお」

ノハ#゚听)「――クソッタレ……!」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/07/26(木) 19:56:24.28 ID:ORaLhbZl0

確かに私は自分が望んだことを――身近な人々を護る為の戦いをしている
しかし、それは変質した組織に力を与え、同時に望まぬこともやっていた

それがもどかしくて……悔しくて仕方が無かった

( ^ω^)「……今は、ゆっくり休めお。そしたら、明日が来るお。その次も、そのまた次の日も――明日はきっとそこにあるお」

ノパ听)「内藤……」

そう言って、歩いて行った内藤の背中はとても大きく見えて――私はまだ、彼には勝てないなと思った


(;´・ω・`)「次は必ず勝つって! だからもう一回関東に!」

('A`)「それは読者が決めることだからねー。ハイ、撤収ー!」


ドクオの悪の秘密結社のようです 第五話完



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