('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです

1： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/08/18(土) 12:38:22.56 ID:5qbHdLyn0

【戦況】
・制圧
北陸
近畿
甲信越
沖縄
中国

・未制圧
北海道、東北、関東、東海、四国、九州

【システムの仕様と解説】
・現在内定している隠しは一機が状況によって最後まで出て来ない、もう一機は普通に進めりゃ出るようになってます
・隠しには出し方が大体二種類ぐらいあるので早い方を考えてみて下さいNE

【前回までのあらすじ】
（∵）
（∵）
（∵）

2： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 12:39:57.10 ID:5qbHdLyn0

【今日の冒頭】

薄暗い部屋に内線の呼び出し音が鳴り響く

w´‐ _‐ﾉv「ジョルジュ、内線」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「おう、ありがとうな」

あの敗北から数日
ジョルジュは奇跡的な速さで退院し、本部に戻って来た

しかし無論、右腕は無い

('A`)『ジョルジュ、調子はどうだ？』
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)『お陰様で、お前は高岡と仲良くやってるか？』

('A`)『仲良くって？　部下とは常に良好な関係を保ってるつもりだぞ』
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)『ハァ……高岡もこんなニブチンのどこがいいんだか……』

('A`;)『？』

3： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 12:40:32.72 ID:5qbHdLyn0

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)『なんでもない。で……俺は前線復帰させて貰えるのかな？』

('A`)『そのことなんだが……お前次第なんだ、お前の場合は歩兵じゃなくてアンチタシロの脳ミソだからな』
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)『ハッ……俺次第、ね』

右腕に目をやり、拳を握り締める――頭の中で
やろうと思えば右腕をアンサンブルで作ることも出来る……だが、ジョルジュは義肢を作る事を拒否した

失ってしまった物を何かで代用しようとしても、それは結局偽者でしかないというのが彼の持論だった

('A`)『……正直なところ、どうなんだ？』
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)『どう、か……そーさな――』

ジョルジュがアンサンブルに乗る時
特にアンサンブルが人型をとった時には必ず、彼は肉体をアンサンブルと同様に動かしていた
その方がイメージが作り易く、効率良くアンサンブルを動かせるのだ

4： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 12:41:11.64 ID:5qbHdLyn0

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)『――少し……考えさせてくれねえか？』

('A`)『……分かった、返事を待っている』

プツン、と短い音を立てて内線が切れた
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「少し……か……」

w´‐ _‐ﾉv「……」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「……シュール、お前仕事有るんだろ？　……早く行ったほうがいい」

w´‐ _‐ﾉv「うん……ジョルジュ」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「……なんだ？」


w´‐ _‐ﾉv「私がジョルジュの右腕になるよ」

5： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 12:41:30.01 ID:5qbHdLyn0

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「……！」

w´‐ _‐ﾉv「……それじゃ、夕飯の頃にまた来る」
　 _
(　 ∀ )「……ああ、分かった」

　 _
(　 ∀ )「……畜生、立場が逆転しちまったじゃねえかよ……」

女が部屋を出て行く

男の頬を涙が伝う

6： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 12:42:41.79 ID:5qbHdLyn0

【ステータス】
機体名【キャラ：Lv】スキル
アンチタシロ"レギオン"【lw´‐ _‐ﾉv：Lv6】　ダメージ+10　支援攻撃+1
アンチタシロ"アンサンブル"【(　ﾟ∀ﾟ)：Lv7】　ダメージ+10
TASHIRO"エクイテス"【（´･ω･`）：Lv10】　ガチホモ　一撃必殺+1
TASHIRO"プリエステス"【ξﾟ�听)ξ：Lv6】　謡い手

ガチホモ：相手が男なら攻撃力倍
一撃必殺+1：0、10で一撃必殺
支援攻撃+1：4、12で攻撃+援護攻撃
謡い手：6、12、18で通常攻撃とダメージ+5うｐ　さらに以後積み重ねでダメージ上昇

お題は三つまでー

7： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/08/18(土) 12:45:12.60 ID:aHas1dt+O

タイムリープ

8： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/08/18(土) 12:46:13.48 ID:BNCDsEytO

全員でショッピング

9： 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/08/18(土) 12:46:20.80 ID:7JgFQa8SO

悪夢

10： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 12:47:03.39 ID:5qbHdLyn0

把握

16： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:17:59.95 ID:5qbHdLyn0

【タイムリープ】
　 _
(　 ∀ )「ｯ……」

ソファーに寝転がり、一人酒を呷る

アルコールが喉を焼き、少しだけ癒された気がした
　 _
(　 ∀ )「もう戦えないのかね……俺は」

通常、腕を失った戦士はその時点で退役がほぼ確定する

しかし最近ではサイバネ技術の発達によって、生身となんら代わりのない腕や酷使に耐え得る軍用義肢が開発された
それを着けて戦線に戻る兵士も多い、だがジョルジュはそれを嫌がった
　 _
(　 ∀ )「義手着けてまで戦場に縋り付きたくはないよな……戦い続けるとか言って戻る奴は惨めだとは思わないのかね」

職業柄、"使命"という大義名分で体中を機械に換えながら戦い続ける人間を何度も見てきたのがその一因だった

18： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:18:48.95 ID:5qbHdLyn0

彼らの多くは大義名分を盾に戦争を愉しむだけの戦闘狂であった
故にジョルジュはそれらの必死さを哀れみ、軽蔑している

だからジョルジュは義肢を嫌う、拒否する

自分はあの惨めな戦闘狂と同じ存在にはなりたくないのだ


（　ФωФ）「……夜分遅く申し訳有りません、大佐」
　 _
(　 ∀ )「ロマネスクか……なんだ？」

やがて、酒瓶が何本空になった頃だろうか
部下――杉浦ロマネスクが尋ねて来た

19： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:19:15.50 ID:5qbHdLyn0

（　ФωФ）「いえ、ちょっとしたお話をしようと思いまして」
　 _
(　 ∀ )「お話……？」

（　ФωФ）「ええ、お話です。大佐はタイムリープという言葉を御存知でしょうか？」
　 _
(　 ∀ )「タイムリープ……ああ」

確か、自分の意思に関係なく過去や未来に時を越えて飛ばされると言う奴だ


（　ФωФ）「それなら話が早い……大佐、"貴方は未来から、この時間へタイムリープして来たんです"」

　 _
(　 ∀ )「……は？」

（　ФωФ）「貴方自身に記憶は無い。だけど、貴方は未来に絶望し、この時間からやり直すために戻って来たんです、きっと」

頭でも打ったのか、杉浦ロマネスク

20： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:19:57.63 ID:5qbHdLyn0

（　ФωФ）「……信じて頂かなくても結構、所詮与太話の類。ですが――そう考えると、未来に対して少しだけやる気が出ませんか？」
　 _
(　 ∀ )「……はっ、部下に心配されちゃざまあねえな」

頭は打ってなかった――それどころか、コイツは何時にも増して最高な部下だった
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「それなら俺は未来人ってことか、面白ぇ」

（　ФωФ）「お元気になられたようで何より――それより、手土産に酒を買い込んで参りました」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「お、気が利くじゃねえか。それじゃ今夜はとことん飲むぞ！」

（　ФωФ）「とことん御付き合い致します」

日は沈む

だが、また昇る

28： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:42:15.31 ID:5qbHdLyn0

【全員でショッピング】

('A`)「負けたウサ晴らしに今日は全員でショッピングなのですよ、あうあう」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「きめえよ」

从 ﾟ∀从「キモイよ」

<ヽ｀∀´>「キモイニダ」

lw´‐ _‐ﾉv「きも吸い」

ξﾟ�听)ξ「キモッ」

从'ー'从「……キモイ」

（´･ω･`）「流石にキモイ」

ミ,,ﾟДﾟ彡「キモイッス」

（　´_ゝ`）「ドックンキンモ〜☆」　（´<_｀　）「お前の方が十分キモイ」


('A`)ｳﾂﾀﾞ……

（　´_ゝ`）ｼﾉｳ……

29： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:42:58.44 ID:5qbHdLyn0

('A`)「それじゃあ三時に集合で、それまで各自解散」

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)从 ﾟ∀从<ヽ｀∀´>lw´‐ _‐ﾉvξﾟ�听)ξ
从'ー'从（´･ω･`）ミ,,ﾟДﾟ彡（　´_ゝ`）（´<_｀　）　「「うーっす」」


从 ﾟ∀从「ドックンドックン！　一緒に回ろうぜ！」

('A`)「おう、別にいい――」

（　´_ゝ`）「どっくおー！」

('A`)「――兄者か、どうした？」

（　´_ゝ`）「いや、夏の新作エロゲが出てるじゃないか。それを一緒に――」　（´<_｀　）「いっぺん死ね」

从# ∀从　ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

（；´_ゝ`）「――な、なんでもない！　引き止めてスマン！」　（´<_｀　）「天罰だ天罰」

30： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:43:23.82 ID:5qbHdLyn0

　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「おいシュール、どこ行くんだよ？」

lw´‐ _‐ﾉv「ヒミツ」
　 _
(；ﾟ∀ﾟ)「秘密って……行き先ぐらいいいだろ、俺強制連行されてんだし」

lw´‐ _‐ﾉv「ヒミツ」
　 _
(；ﾟ∀ﾟ)「あくまで教えないつもりなのね？」

lw´‐ _‐ﾉv「ヒミツ――着いた」
　 _
(　ﾟ∀ﾟ)「……なるほどヒミツね」

lw´‐ _‐ﾉv「秘蜜っていう私のお気に入りのハチミツ屋だZE」

32： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:43:53.69 ID:5qbHdLyn0

（´･ω･`）「どの部屋がいい？」

ミ*ﾟДﾟ彡「ショボンさんが選んでくれた部屋なら何処でも……」

（´･ω･`）「うれしいこと言ってくれるじゃないの……それじゃあとことん喜ばせてやるからな」


オチなど無い

35： ◆xPmNiQwsF. ：2007/08/18(土) 13:50:14.18 ID:5qbHdLyn0

【悪夢】

ジャポニカ米「やめてよ！　やめてよタイ米君！」

タイ米「うるさい！　お前がそんなに美味しいから悪いんだ！　この！　この！」

ジャポニカ米「痛い！　痛い！」

タイ米「えい！　えい！」

ジャポニカ米「痛いよ、痛いよタイ米君！」

タイ米「うるさいうるさい！　お前なんか絶滅しちゃえ！」

ジャポニカ米「タイ米君、酷いよ！　酷いよ！」

タイ米「えい！　やあ！」

ジャポニカ米「うわああああん！　うわああああああん！　うわ――」


lｗ;´‐ _‐ﾉv「――あああああああああああああああああああ！？」

lｗ;´‐ _‐ﾉv「……悪夢か」

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