('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです

150: ◆xPmNiQwsF. :2007/10/10(水) 20:34:55.97 ID:HU8PI3Nc0
【第十四話エピローグ】

四国の被害は惨状を極めていた
しかし、荒しとVIPPERSの戦闘で壊れたのではない

ぞぬ星人の破壊活動によって破壊されたのが殆どだった

川д川「私のせいだ……!」

街に出た貞子は、拳を壁に打ちつけた

そう――確かに、彼女のせいなのだ

川д川「私があんな事、調べなければ……!」

数日前のことか、彼女はVIPPERS総代表ビコーズについて色々調べ回っていた
そして、

川д川「ビコーズが優性人で、宇宙人達にTASHIROを売ってるなんて知らなければ……!」

知ってしまったのだ、自らが正義と信じて来たものの"実態"を



152: ◆xPmNiQwsF. :2007/10/10(水) 20:35:58.61 ID:HU8PI3Nc0

('A`)「……心中お察しします、山村さん」

"相当悔しいのだろう"、ドクオはそう思った

川д川「ドクオさん……私、戦います。故郷を滅茶苦茶にしたVIPPERSを倒すために――世界に真の平和をもたらすために……!」

('A`)「嫌がる筋合いはないし、止めても無駄っぽいっすね……分かりました、ようこそ荒しへ!」

"展開急過ぎるだろう"、ドクオはさらに思った

<;`∀´>「総統! た、大変ニダ! 荒しの占領地に宇宙人の大群が来て制圧されちまったニダ!」

('A`)「……すぐに対策本部を設置――それと、ハインにぞぬ星人の細胞を送っとけ」

"急ってレベルじゃねーぞ"、ドクオは目眩を感じた


('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです 第十四話完



戻る