('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです
- 1: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 18:49:16.36 ID:VnmxKnqa0
-
【戦況】
・制圧
北陸、近畿、甲信越、沖縄、中国、九州
・未制圧
北海道、東北、関東、東海、四国
【システムの仕様と解説】
・モチベーションとリアル事情の影響で1レスの投下に早くて10分、遅くて20分以上かかる場合があります
・最悪後日仕切り直しということも有り得ます、今更ですが御了承下さい
【前回までのあらすじ】
レギオン+アンサンブル
=オーケストラ
∴九州制圧
総合合作が無事と言わないまでも、成功したので
またこっちに戻って来ることが出来ました
リアルの事情含めてスレは相変わらず不定期になると思いますが
何卒、これからも宜しくお願いします
始めます
- 6: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 18:56:09.52 ID:VnmxKnqa0
- 【今日の冒頭】
「TASHIROだ! VIPPERSがTASHIROを投入して来たぞ!」
燃え盛る街
「ッ……民間人の避難を急げ! 此処はもうダメだ!」
逃げ惑う人々
「撃て、とにかく撃ちまくれ! 少しでも時間を稼ぐんだ!」
国軍の抵抗を物ともせず――
『ハッ……僕達がそんな玩具で少しでも止まると思っているのかい?』
――暴れ回るは最凶の大鬼
- 7: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 18:56:31.99 ID:VnmxKnqa0
「撃て! 撃つんだああああああああ!」
『なんと、愚かしい、余りにも、愚かしい……愚かな地球人類は我々優性人が管理しなければならない――』
まるで此処は現世に非ず
(∴)『――故に、だから』
(∵)『我等が、兄弟が、この惑星を管理する』
まるで此処は地獄
- 8: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 18:56:54.61 ID:VnmxKnqa0
(∴)『抵抗は許さない』
(∵)『反逆者は処刑する』
悪鬼ひしめく――
(∵)(∴)『VIPPERSこそが唯一絶対。管理されよ、地球人』
――此の世の地獄
- 9: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 18:58:20.87 ID:VnmxKnqa0
【Lvアップしたんよ】
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv:Lv13→14
Lvアップボーナス選択
1.ダメージ+5
2.支援攻撃+2
3.即死無効
4.サービスシーン
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 18:58:56.01 ID:Vws78gXh0
- 4
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 18:59:04.17 ID:EszZvh5z0
- 4
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 18:59:19.05 ID:kqJtlrbGO
- 4
- 16: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 18:59:50.97 ID:VnmxKnqa0
- 【サービスシーン】
∧_∧
( ´・ω・`) ちんこ勃ってきた。
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
- 22: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:01:38.94 ID:VnmxKnqa0
- お題とお題とお題を下さい
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 19:02:22.82 ID:SPuL53sWO
- ハインは積極的なようです
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 19:02:53.81 ID:EszZvh5z0
- ジョルジュの悩み
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 19:04:57.58 ID:+2Y5hZ9HO
- 从'ー'从の趣味
- 36: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:39:06.61 ID:VnmxKnqa0
- 【ハインは積極的なようです】
从 ゚∀从「足掛け五年の片思い……気が付けば組織内に増えていくライバル……」
从 ゚∀从「拙い、拙いぞハインリッヒ! このままでは何処の馬の骨とも分からない奴らに私のドックンを――」
从;゚∀从「――ハッ! 落ち着け……素数を数えて落ち着くんだ……」
「お困りのようだね、同志ハインリッヒ」
从;゚∀从「あ、あなた様はっ!」
「特別に私が手を貸そう、このデータを参考にしたまえ」
从 ゚∀从「! あ、有難う御座います同志!」
- 37: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:40:32.31 ID:VnmxKnqa0
- 翌日
('A`)「ウィー、今日も一日マンドクセ……みんなオーハ――」
从///从「……お、おはようマスター!」
('A`;)「――お前職場ナメてんのか?」
┌──┐
i二ニニ二i
./ノノヽ)))
.从;゚∀从 「……あ、あれ? いや、有志の情報によればこの格好をすればドックンが――」
(つ⊂)
〈__l__〉
〈_ハ_〉
('A`;)「……帰れ」
从;゚∀从「――イエス、サー」
- 38: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:40:50.57 ID:VnmxKnqa0
从#゚∀从「同志! いや、先生! ダメだったじゃないですか! 一体どーゆう――」
(゚、゚トソン「まあまあ、ちょっと落ち着きなさい。パク君を堕としてドクオ君のPCの画像フォルダを閲覧した所、彼は100%蒼価学会員……不備は無かった筈よ」
lw´‐ _‐ノv「私の旦那からも、証言が得られてる。総統は間違いなく蒼」
从#゚∀从「ッ……ならば何故……そうだ、試しに先生がやってみて下さいよ! それを撮影して研究します!」
(゚、゚;トソン「なんで私が……ま、いいか。可愛い教え子のためですものねー」
さらに翌日
('A`)「ウヒャー、今日も一日クソダリィ……みんなオーハ――」
- 40: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:41:31.09 ID:VnmxKnqa0
┌──┐
i二ニニ二i
./ノノヽ)))
トソン゚ ,゚) 「おはよう、ドクオ君。今日も良い天気だね」
(つ⊂)
〈__l__〉
〈_ハ_〉
('A`;)「――都村先生、アンタ……」
从;゚∀从(さぁ……どうなる――)
(゚、゚トソン「いや、ちょっと昨日のハインが可愛くって私もつい……いえ、やり過ぎよね。着替えてくるわ」
('A`*)「ウヒャー、もっとそのままでお願いします! フヒヒ!」
从;゚∀从「――意外ッ! それは年上属性!」
lw´‐ _‐ノv「……なんというか、ハイン、つくづく可哀想な子」
- 44: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:54:36.42 ID:VnmxKnqa0
- 【ジョルジュの悩み】
このジョルジュ長岡には悩みがあるッ!
それは――
_
(#゚∀゚)「――不慣れな左手でオナニーしなければならないということっ!」
俺の利き手は左手だ、生まれてこの方左手一筋二十七年だ
だが――
_
(#゚∀゚)「――このジョルジュ長岡! オナニーする時は常に右と決めて生きて来たっ!」
なんたる屈辱
あのアバズレに右手をグチャグチャにされて以来、右手と共にオナニーを禁じていた
しかし、雄としてのフラストレーションは溜まるばかり
童貞時代の如く、例え貧乳だろうとヌード写真を見ただけで、相棒はかつて無い程に勃ち上がってしまうのだ!
- 46: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 19:56:13.79 ID:VnmxKnqa0
- _
(#゚∀゚)「チクショォォォォォオォォォォオォ! チックショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
がんばれジョルジュ!
負けるなジョルジュ!
いつかきっと明日が来るさ!
次回、とあるジョルジュの禁オナ目録第三話「降臨する救世主」
来週も一緒に( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv『エグゼキュート! オーケストラ!』
〜続かない〜
- 53: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 20:15:46.80 ID:VnmxKnqa0
- 【从'ー'从の趣味】
从'ー'从「こんにちわー、渡辺でーす。今日は私の趣味を紹介しまーす!」
从'ー'从「あ、でも紹介するって言っても恥ずかしいからkwskまでは言わないよー」
从'ー'从「ジャーン! これが私のバイブルでーす!」
―――――――――――――――――――――――――――――
..,,iii,,, iiiiiiiiiiiiiiiiiiiil .iiiiiiiiiiiiiiiii .lllllllllllllllllllll
.,,iilllll!!゙゛ .゙゙゙゙゙゙lllllllll!!゙ .゙゙゙゙゙゙゙lllllll iiiiii ´゙_,liilllll!!゙゙
.,,iillllll!!゙’ ._,,,iiillllllllllliiiiiiiiiiii. .,,,,iiiillllliiii,,,lllll! ,,iiiilllllllllliiiiiiiiiiiiiiii
(番組中に不適切な映像が混じりましたため、急遽放送を止めさせて頂きました。御了承下さい)
- 57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:19:37.79 ID:OmXe60yo0
- 北海道
- 68: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 20:30:25.46 ID:VnmxKnqa0
- 【目標地域】
北海道
【誰が行くんよ?】
1.今日の戦闘獣"ダディ"【AA略:Lv1】 四暗刻(四連続攻撃成功で和了)
2.アンチタシロ"オーケストラ"【( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv:Lv14】 ダメージ+10 支援攻撃+1 オーケストラ
3.TASHIRO"エクイテス"【(´・ω・`):Lv10】 ガチホモ 一撃必殺+1
4.TASHIRO"プリエステス"【ξ゚听)ξ:Lv6】 謡い手
ガチホモ:相手が男なら攻撃力倍
一撃必殺+1:0、10で一撃必殺
支援攻撃+1:4、12で攻撃+援護攻撃
謡い手:6、12、18で通常攻撃とダメージ+5うp さらに以後積み重ねでダメージ上昇
オーケストラ:4、8、12、16で発動、次のレス投下までに付いたレス数×5のダメージ
今回はスキル発動レスの直前レスから5分間で集計してみる
- 69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:30:44.61 ID:W14kZRZNO
- 2
- 71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:31:26.79 ID:fir9XyYwO
- 2
- 73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 20:31:46.27 ID:2x0oW/ZN0
- 2
- 92: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 20:59:32.56 ID:VnmxKnqa0
- 『敵軍、多方面より上陸開始。各方面の部隊が応戦に入りました』
『敵大型機動兵器多数確認。ペニサス特務隊員、出撃準備を』
( 、 *川「……言われなくても、分かってるわよ」
真っ暗なコクピットの中、膝を抱えて一人、飛び交う無線を聴いていた
関西をほぼ制圧した荒しがついに北海道まで来たという
( 、 *川「……これはチャンス……チャンスよペニサス……」
自分で言うことではないのかもしれないが
私は世間一般で言う出世欲が異常に強い
生い立ちが関係しているのだろうか……兎に角、私の出世への執念は異常としか言えなかった
('、`*川『クッソ・コーテ、オープンファイア!』
北海道が――VIPPERS日本最大の要塞が動き出した
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv:Lv14 HP150 ダメージ+10 支援攻撃+1 オーケストラ
('、`*川:Lv14 HP150 要塞砲(5、11、15で40ダメージ)
- 93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 21:01:14.19 ID:aOeNw0Aq0
- ついにペニサスきたか
- 107: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 21:23:19.59 ID:VnmxKnqa0
- _
( ゚∀゚)『おーおー、おっぱじめてんな!』
黒と白
lw´‐ _‐ノv『私達の目的は小型移動要塞型TASHIRO、一般戦線は他の人たちに任せるよ』
ジョルジュとシュールがナノマシンの群体を纏って空を行く
_
( ゚∀゚)『クッソコーテだったっけか? 確か資料によるとVIPがボイン――』
lw#´‐ _‐ノv『……』
_
(;゚∀゚)『――ごめんなさ……ッ!?』
ほんの僅かな隙
その僅かな隙が、先制打を許してしまった
('、`*川『拡散弾頭――ホウセンカ』
- 114: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 21:27:11.46 ID:VnmxKnqa0
ジョルジュの目の前を通り過ぎ、黒点は放物線の頂点へと辿り着く
辿り着き――
_
(;゚∀゚)『散弾かっ!?』
――黒点は、ホウセンカの実は種を撒き散らした
_
(;゚∀゚)『ッ……ダメージがデカそうだな。シュール、大丈夫か!?』
四方八方にばら撒かれた徹甲弾はアンサンブル、レギオンのナノマシン達を効果的に削り取る
パイロットの損傷は免れたが、機体の損害は喜ばしいものではなかった
lw´‐ _‐ノv『まあ、なんとか……ジョルジュ、今日はアレで行こう』
しかし、そんなことでへこたれる二人ではない
_
( ゚∀゚)『大丈夫そうだな! よっしゃ、やるぜえ!』
どんな苦難も二人なら、乗り越えていける
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv『エグゼキュート! オーケストラ!』
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv【HP:150→110】
- 115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 21:27:32.35 ID:0oqgckFX0
- 支援
- 175: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 21:45:54.07 ID:VnmxKnqa0
- ('、`*川『あれが九州の阿須鬼屋を倒した……く……フフフ……』
敵を視認、黒い鎧に身を包んだ大型のアンチタシロ――オーケストラ・ロンギヌスという敵
('、`*川『アッハハハハハハ! なんて運が良いの私は!?』
飛んで火に入る夏の虫
絶好のカモだ
('、`*川『あいつ等を倒せれば……もっともーっと、成り上がれる――ホウセンカ、四連!』
女が吼えた
要塞が火を噴いた
- 179: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 21:46:49.46 ID:VnmxKnqa0
再び無数の散弾が、オーケストラ・ロンギヌスの鎧に吸い込まれる
突き刺さる
抉り取る
しかし――
『一方的な御挨拶、二度もありがとよ!』
――ロンギヌスの瞳はさらに強く、蒼く輝いた
諦め、この二文字は彼らの辞書には無い――有るのは"勝利"か"敗北"のみ
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv【HP:110→70】
- 180: 黒らーく ◆iXIc2bqX/. :2007/09/05(水) 21:47:10.94 ID:LrPH15qB0
- 支援('A`) y-~~
- 215: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 22:10:48.97 ID:VnmxKnqa0
- ('、`;川『ッ……!?』
ロンギヌスの蒼い瞳を直視したその時、身体が硬直した
敵は今クッソコーテの前に降り立ち、こちらをジッと見据えている
なんだ、今のは?
TASHIROは兵器だ、機械だ
生物ではない
ならば何なのか、今の光は
あの眼には、蒼い輝きには私を凍らせる強固な意志が存在した
('、`;川『ば、化物め……!』
自然と、そんな言葉が口から漏れた
- 217: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 22:12:07.11 ID:VnmxKnqa0
- _
( ∀ )『アンチタシロ形態変化――』
lw´‐ _‐ノv『オーケストラが形其の弐……!』
それに応えるかのように
_
( ゚∀゚)『オーケストラ・ゴライアス!』
目の前の黒騎士は、30mはあろうかという化物に変わった
そしてその化物は大木の様な脚で身体を跳ね上げ
_
( ゚∀゚)『行くぜぇ! ゴライアス……フィストッォォォォォォォォォォォォォォォォォオォォォォォ!』
('、`;川『なっ!?――』
巨躯は驚異的なスピードで放物線を描き
列車の如き巨腕が、鉄槌の如き拳が
( 、 ;川『――アッ、ガアアqァッ!』
クッソコーテを正面から
"撥ねた"
('、`*川【HP:150→130】
- 218: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 22:12:27.42 ID:nORie9ruO
- 紫煙
( ´д`)y━・~~
- 229: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 22:29:23.85 ID:VnmxKnqa0
- ( 、 *川『うっ……あっ……ぅっぇぇ――』
余りにも原始的、しかし、此の世で最も凶悪な一撃がクッソコーテを襲った
( 、 #川『――殺す……殺す……殺す……殺す……』
(゚、゚#川『殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す『殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す』
頭の中でナニカが切れた
砲門という砲門を開き――銃弾砲弾榴弾レーザー、ありとあらゆる武装を放つ
ゴライアスはどっしりと構え――
lw;´‐ _‐ノv『ジョルジュ……!?』
_
( ゚∀゚)『ゴライアスの巨体じゃ避けれねーよ……だがな』
――それを真正面から受け止めた
瞬く間に轟音が鳴り響く、爆炎と煙が辺りを包み込む
果たして巨人は――
_
( ゚∀゚)『……塵も積もればなんとやらっつーが、たかだか塵一個じゃ俺達のオーケストラは終わらないんだよ……!』
――未だ健在
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv【HP:70→60】
- 230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 22:30:11.52 ID:3VXFGYdA0
- 支援
- 239: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 22:41:16.27 ID:VnmxKnqa0
- (゚、゚#川『ッ……殺す、殺す、ぶっ殺す!』
さらに、クッソコーテはさらに砲撃の手を強める
丸みを帯びた黄色いボディが、無数のマズルフラッシュに照らされて輝く
ゴライアスは再び、猛攻に晒された
_
( ゚∀゚)『このやろっ……! 流石に身動きがとれねえぞ!?』
lw´‐ _‐ノv『ジョルジュ、ダメージが増大してる! ゴライアスと言えど、このまま攻撃を受け続けたら持って後2レs――20分!』
_
(;゚∀゚)『ッ、一撃必殺を狙うしかねえか……!』
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv【HP:60→50】
- 240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 22:41:46.80 ID:3VXFGYdA0
- 支援
- 255: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 22:48:18.13 ID:VnmxKnqa0
- 「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
ジョルジュは、叫んだ。
「許してくれよ!倒したかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ペニサスはかまわず撃ち続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
ジョルジュが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
ペニサスが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
ジョルジュの血があたりに飛び散った。ペニサスのクソコテも返り血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ペニサスの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、シュールも歩兵も言葉を失ってしまっていた。
思わずシュールが言った。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
ペニサスには、まったく聞こえていない。ジョルジュも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
シュールが叫んだ。
「あっ……はい」
歩兵が後ろからペニサスを押さえた。
なんてことはないけど、ゴライアスの装甲は少し、また少しと削り取られていた
_
(;゚∀゚)『……あの要塞砲から出る特殊弾頭、次食らったら一時撤退しかねえぞ……!』
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv【HP:50→40】
- 256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 22:48:23.73 ID:2x0oW/ZN0
- 支援
- 270: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 23:00:54.86 ID:VnmxKnqa0
- lw;´‐ _‐ノv『クッ……』
ジョルジュが何故こうも悠長に構えているのか、分からなかった
序盤はまだ楽に取り返しが付いたかもしれないが、今となってはゴライアスの耐久力が何時まで保つかは全く分からない
負ければ、ゴライアスが打ち破られれば
ジョルジュが今度は腕どころか、命すら落とす危険もある
それだけは――
lw#´‐ _‐ノv『ゴライアス……レイッ!』
――どうしても、避けたかった
(゚、゚#;川『ッ!?』
ゴライアスの白い右腕、拳の代わりに付いた三本の爪が開き
起死回生の一撃、レギオンのそれより遥かに強力な光の槍を照射した
('、`*川【HP:130→110】
- 271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:01:11.60 ID:tKMxfWJd0
- まだいけるか?
- 280: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 23:07:51.40 ID:VnmxKnqa0
- lw#´‐ _‐ノv『あああああああああああああああああああああ!』
_
( ゚∀゚)『シュール!?』
ゴライアスの右腕を構築し直し、完全に巨大なレーザー砲台にした
そして余ったレギオンを無数の筒へと変換――
lw#´‐ _‐ノv『――ファンネル!』
(゚、゚#;川「ッ!?――キャアアアアアアアアアアアアアア!」
高速で移動する小型レーザー砲台は瞬く間にクッソコーテを取り囲み
光の嵐で包み込んだ
('、`*川【HP:110→90】
- 281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:07:59.92 ID:2x0oW/ZN0
- 支援
- 299: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 23:19:21.73 ID:VnmxKnqa0
- _
(;゚∀゚)『お、おお……』
心の中でシュールに頭を下げた
正直、阿呆なことをしたと反省している
ロンギヌスより大型のゴライアスと言えど、それでも機動性はかなり高い
あのクソコテの攻撃を回避して凌ぐことは出来たかもしれなかった
_
( ゚∀゚)『……シュール!』
lw´‐ _‐ノv『ジョルジュ!』
今はただ、目の前の敵を打ち倒すことだけ考えよう
この黄色い微笑みデブをぶっ殺して
一刻も早く――
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv『ゴライアス……ストライクゥゥゥゥウゥゥゥゥウゥゥウゥゥゥゥウゥゥゥゥウウ!』
――この頼もしい相棒と、喜びを分かち合おう
(゚、゚#;川『ガッ、あああああああああああああああああああああああっ!!』
ゴライアスの強靭な脚が、パイルバンカーの如くクッソコーテに突き刺さり、遥か後方へと突き飛ばした
('、`*川【HP:90→70】
- 300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:20:03.92 ID:2aY6p3Y90
- 支援
- 301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:20:03.69 ID:55KTb4cWO
- 頼む!
- 314: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 23:22:14.39 ID:VnmxKnqa0
- これは……時空が乱れてるけど、ど、どうすればいいんだ……?
- 317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:24:02.11 ID:9PS2agYW0
- >>314
ルールを読み返してみよう
そうすればおのずと答えは出るはずだ
残念だがな
- 328: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 23:44:32.66 ID:VnmxKnqa0
- (゚、゚#川『ッ……ぐうううううううあああああああああああ……』
_
(;゚∀゚)『おいおい……ここまでフルボッコにしてもまだやる気かよ……』
互いに満身創痍
クッソコーテは装甲がグシャグシャになり、砲門もかなりの数が潰されている
また、ゴライアスもナノマシンの補充が必要なほど消耗していた
(゚、゚#川『ホウセンカ! ホウセンカホウセンカホウセンカホウセンカアアアアアアアアアアアアアアアア!』
lw;´‐ _‐ノv『ッ! ジョルジュ!』
"ホウセンカ"
その言葉を聞いた瞬間、シュールの脳裏にあの日の光景が映し出された
右腕を失い、血塗れになって病院に運ばれたあの日のジョルジュ
……これ以上はゴライアスが保たない
ならば――
- 332: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/05(水) 23:46:13.83 ID:VnmxKnqa0
- _
(;゚∀゚)『なっ……シュール!?』
――私は死より、生を選びたい
彼と共に生き延び、再びこの地に戻ってくる
lw´‐ _‐ノv『レギオンとアンサンブルの最低限のナノマシンを使って脱出した……!』
_
(#゚∀゚)『お前……俺の戦いを邪魔する気か!?』
不格好な白黒の戦闘機が、巨人の背を突き破って飛び立つ
lw#´‐ _‐ノv『ジョルジュだけの戦いじゃない! これはジョルジュと、私の戦いだ! それに、ジョルジュの身体は……ジョルジュだけの物じゃないんだよ……!』
_
(;゚∀゚)『! ……悪ぃ、昔のままのつもりだった……』
そして巨人の抜け殻は――
(゚、゚#川『やった! やったやったやった! やったやったやったやったやったやったやったやったやったやったやったやったやったやったやった!』
クッソコーテ最後の攻撃を一身に受け、大破
――ナノマシンが大気に散り、役目を終えた
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv【HP:40→0】
接戦の末敗北、北海道制圧失敗
- 345: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:17:48.29 ID:9PEZ6zB90
- 【第十一話エピローグ】
日本海上、荒し強襲揚陸艦
('A`)「……なるほどな、北海道の護りは予想以上に堅かった訳だ」
一時は押していた北海道戦はオーケストラの撤退を機に形勢逆転
フリーになったクッソコーテが北海道中の隠し砲台を操り、射程外からの超長距離砲撃で他のTASHIROや戦闘獣まで撤退する羽目に陥った
正直、予想GAYだった
lw´‐ _‐ノv「クッソコーテのVIPの戦闘能力はニダーの評価通り、TASHIROへの適正だけで技術は低レベル。ただ……」
_
( ゚∀゚)l「外部の巨大要塞砲から撃たれる特殊徹甲散弾砲が異常に厄介だ。クソコテのコンピューターが火器管制を行うみたいで、命中率が異常に高い」
('A`)「ふむ……司令部の方で対策を考える。二人ともご苦労だった、上がっていいぞ」
_
( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv「「把握」」
- 348: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:19:34.90 ID:9PEZ6zB90
敵は北海道全体と言ってよかったのだろう
情報によるとVIPPERSは北海道中に地下施設や隠し砲台を設置、表に大自然の広がる超巨大要塞を作り上げている
そしてそれの管制のためにあのTASHIROを作り、配置した
今回の敗北はそれを失念していた俺のミスだった
( A )「ッ……ッグ! ……ゥェッ! ……」
机に平伏し、涙と共に嗚咽を漏らす
今回の戦闘で多数の負傷者が出た
また自分のミスで、大事な部下達を危険な目に合わせてしまった
ジョルジュを、シュールを、俺を慕ってくれる仲間を危うく失いかけた
- 350: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:20:04.47 ID:9PEZ6zB90
( A )「……ゥゥ……ゥアアアァ……アアアアア……!」
悔しくて堪らなかった
その日、俺は泣いた
司令室で一晩中、とにかく咽び泣いた
でも何時頃だったろうか、誰かが来て
「ドックン……大丈夫だよ、みんな生きてる。ドックンが指揮したから、みんな生き残れたんだよ」
そんな言葉をくれた
後ろから抱き締めてくれた
顔は最後まで見なかった――けど、俺はその人に、救って貰えたのだった
ドクオの悪の秘密結社のようです 第十一話完
- 362: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:30:39.28 ID:9PEZ6zB90
- キャラ紹介とTASHIRO紹介をやって終わります
- 364: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:32:09.80 ID:9PEZ6zB90
- 【準主役級編】
从 ゚∀从
ハインリッヒ・高岡、17歳
金髪の地毛、わがままボディ、整った顔立ちというエロゲ的天才ハーフ美少女
ドクオとは3歳頃に1年だけ付き合いがあり、好意の基盤はその頃に形成
その後米国に移住してから10年後程に事件に巻き込まれ、ドクオの無意識タラシによって好意が国士無双十三面待ち
何時か来ると信じるその日の為に女を磨く日々が続いている
自律型微細機械(ナノマシン)群アンチタシロ、"一号―レギオン""二号―アンサンブル"の開発者でもある
好きな漫画はHELLSING
ξ゚听)ξ
津出宮 零、18歳
天皇家の分家の分家の長女でブーンの幼馴染な金髪縦ロール貧乳美少女、sneg
VIPPERSのVIPだったが荒しの方が楽しそう且つ、プリエステスを修復して貰った恩から荒しのVIPに
好きな遊びは歌
搭乗機体:プリエステス
- 365: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:33:33.25 ID:9PEZ6zB90
( ´_ゝ`)
流石 兄者、19歳
流石兄弟の兄にして(故)先行者のVIP、メインパイロット
体はヒョロいがゲームとイメトレで鍛えたテクニックを駆使し、敵と対等に渡り合う実力は持っている
好きなソフトハウスはかぐや
(´<_` )流石 弟者、19歳
流石兄弟の弟にして(故)先行者のVIP、コ・パイロット
スポーツ好きで兄者よりガッチリしており、そのツッコミの威力は抜群である
好きなスポーツはサッカーと武道全般
(´・ω・`)
ショーン・ボーノン、32歳
筋骨隆々の大人の男、だがゲイ
少し渋めなダンディガイ、だがホモ
町を歩けば老若男女イチコロさ、だが同性愛
好きな玩具はピチピチの10代
搭乗機体:エクイテス
- 367: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:34:35.56 ID:9PEZ6zB90
- 【TASHIRO】
・プリエステス
腰部のサイドアーマーが袴の様に脚を包み込む外見が特徴的なTASHIRO
サイドアーマー内や背部に各種重火器を搭載しており、面制圧能力はTASHIROの中でもかなり優秀
フェイスマスクを開くと、特殊音波で電子機器を破壊する超音波砲"マウス"が出てくる
・先行者
某国で開発された某ロボットをモチーフに製造された、大地の力をメインエネルギーとしたTASHIRO
股間の砲門からは実弾、ミサイル、レーザーとなんでも出る
構造はよく分かっていない
- 369: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:36:08.58 ID:9PEZ6zB90
- ・手っ取り早く機体をイメージするための以下略
先行者→http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/
- 370: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:37:11.73 ID:9PEZ6zB90
- それでは質問・指摘・クレームなどありましたらお願いします
なければ終了で
- 372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 00:39:13.84 ID:fgHT1VtmO
- ツンの特訓イベントは未だですか?
- 373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 00:39:43.01 ID:7jxY5LXR0
- しぃは生きてますか?
- 375: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 00:43:54.06 ID:9PEZ6zB90
- >>372
オムさんのまとめページにあるFAQコーナーをしっかり読むと答えを見つけていただけると思います
>>373
メイビー
- 384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/06(木) 00:56:54.12 ID:gu8afN810
- 最後でドクオを抱きしめてたのは誰?
- 387: ◆xPmNiQwsF. :2007/09/06(木) 01:02:37.65 ID:9PEZ6zB90
- >>384
少なくともショボンではない、ドクオを"ドックン"と呼ぶ人ですかね、真面目に答えると
今度こそお休み
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