('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです
- 1: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 19:35:40.51 ID:ZSTIB0jq0
-
【戦況】
・制圧
沖縄、九州、四国
・未制圧
北海道、東北、関東、東海
・特殊状況
北陸、近畿、中国、甲信越
※特殊状況は未制圧とほぼ同じ状態
【システムの仕様と解説】
どこまでry
【あらすじ】
四国制圧
でも宇宙人襲来
4地域取られてあばばばば
一ヶ月ぶりのスレ立て
アク禁自体は大分前に解けてたんですが
秘密結社を1スレやるような時間が作れず、時間の掛からない短編や文の修行を細々やってました
来年度に入るまで、こんな具合の疎らなスレ立てになりがちですが、またよろしくお願いします
- 6: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 19:38:59.40 ID:ZSTIB0jq0
- 【今日の冒頭】
(∵)『……と、いう訳だ。頼めるな? 内藤ホライゾン特務佐官』
( ^ω^)「……もしも私が、"NO"と言ったら?」
(∵)『愚問だな、君はNOとは言えんよ――君の出生の秘密を私が知っていることは、忘れてないだろう?』
(#^ω^)「ッ……了解しました、スペリオール総代表」
(∵)『ま、頼んだよ』
薄暗い部屋、その一角に立ち尽くすブーン。
彼と上司を繋ぐ電話が、プツンと音を立てて切れた。
(#^ω^)「……こんなもの、茶番だ」
受話器をスタンドに置き、棚の上に置いてあったコンタクトのケースを掴み取る。
そしてそのまま、洗面所へと向かった。
ノハ;゚听)「ブーン! 宇宙人が日本に攻め込んで来たって本当か!?」
( ^ω^)「ああ……ヒート、早急な出撃の用意を頼むお」
――数分後、
通路でヒートと出会った彼の瞳は、"一見すると自然な"茶色だった。
- 7: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 19:39:42.31 ID:ZSTIB0jq0
('A`)「ゴルゴ13に支払ったお金で我が家の家計は火の車です」
<ヽ`∀´>「ニダ」
('A`)「でも彼は戦闘獣扱いだったので勝利ボーナスはキッチリ出さないといけません」
_
( ゚∀゚)「うんうん」
('A`)「でも正直、そんな金は残ってません。新しい戦闘員も入ったので、維持費で手一杯なのです」
川д川「うんうん」
('A`)「そこで経費節約のために、勝利ボーナスを……」
从 ゚∀从「あ、悪いドックン。改造に使うための電子部品とか、もう発注しちゃったわ」
(゚A゚)「――!?」
从 ゚∀从「備蓄してある量じゃ足りなかったし、基地の生産ラインじゃ作れないブツだったからさ……ざっとニンベン一つか二つ行くかな?」
( A ) ゚ ゚ 「――ニンベン!?」
- 9: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 19:42:04.27 ID:ZSTIB0jq0
- 【戦闘獣勝利ボーナス】
戦闘レベル:Lv11→Lv13
特別ボーナス選択
1.ダメージ+10(任意のキャラ一体)
2.支援攻撃+2:4、12で自分の攻撃+味方からの追加攻撃(今後含む全員)
3.Lvをもう一段階上げる
一応、3分以内の3本先取 or 3分以上経った時点の最速レスで。
1に関しては任意キャラなので、好きなキャラを一緒に書き込んでください。
基本的には票数が最も多かったキャラになりますが、場合によっては最速レスのキャラになりますので御了承を。
- 17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 19:48:17.11 ID:ZSTIB0jq0
- 【最新ステータス】
アンチタシロ"オーケストラ"【( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv:Lv13】 ダメージ+10 支援攻撃+2 オーケストラ
TASHIRO"エクイテス"【(´・ω・`):Lv13】 ガチホモ 一撃必殺+1 支援攻撃+2
TASHIRO"プリエステス"【ξ゚听)ξ:Lv13】 謡い手 支援攻撃+2
TASHIRO"ナイーブ"【(*゚ー゚):Lv13】 ダメージ+5 WEXAシステム 支援攻撃+2
new! TASHIRO"イビルスピリット"【川д川:Lv13】 専有領域 支援攻撃+2
ガチホモ:相手が男なら攻撃力倍
一撃必殺+1:0、10で一撃必殺
支援攻撃+2:4、12、18で攻撃+援護攻撃
謡い手:6、12、18で通常攻撃とダメージ+5うp さらに以後積み重ねでダメージ上昇
オーケストラ:4、8、12、16で発動、次のレス投下までに付いたレス数×5のダメージ
今回はスキル発動レスの直前レスから5分間で集計してみる
WEXAシステム:5、15で敵の攻撃力で攻撃
専有領域(6(5)、12(10)、18(15)で通常攻撃 直後の1ターン相手のスキル無効化)
支援攻撃+2の表記間違ってたからこっちで修正、以下お題進行です
三つ下さい
- 18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 19:49:24.98 ID:U22yGKMKO
- >>17
逆転裁判
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 19:49:30.42 ID:DXcYmfzrO
- お題
ドクオの葛藤
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 19:49:37.58 ID:sGtepxZY0
- >>17
規制
- 30: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 20:11:16.54 ID:ZSTIB0jq0
【逆転裁判】
ポ#´リ「来い、開廷の時間だ!」
_
(;゚∀゚)「くっ……俺は無実だ……!」
まさか、こんなことになるとは思わなかった。
_
( ゚∀゚)『お、ようかんめっけ! いっただきぃー!』
あの一切れの水羊羹が、
lw#´‐ _‐ノv『――ここに置いておいた私の水羊羹、何処?』
从 ゚∀从『さあ? おっと、私じゃねーぞ』
ξ゚听)ξ『私も違うわ』
_
(;゚∀゚)『お……俺もシラナイヨ?』
俺をどん底に突き落とすなんて。
- 31: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 20:11:32.67 ID:ZSTIB0jq0
( ´_ゝ`)「これより裁判を始めます」
俺はただ、ジョルジュ長岡はただ目の前にあった水羊羹を食べただけなのに。
こんな運命――絶対間違っている!
_
(#゚∀゚)「異議あり! 検察側の証言はムジュンしています!」
だから俺は闘う。
闘って、無罪を勝ち取る!
- 32: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 20:12:24.85 ID:ZSTIB0jq0
( ´・ω・`)「僕は見ました、長岡が水羊羹を食べる瞬間を」
――法廷に横行する虚言。
lw#´‐ _‐ノv「あれは私のとっておきだったんだ!」
――擦れ違う想い。
('A`)「判決を言い渡すぞ」
――そして、運命の判決。
_
(;゚∀゚)「フッ……これぞ逆転裁判――ってか」
あ、判決ですか?
うん、勿論有罪でしたよ。
- 42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 20:40:36.72 ID:ZSTIB0jq0
- 【ドクオの葛藤】
('A`)「うーむ……まいったな」
メンバーが増えるにつれて、何時の間にか雑談所と化した執務室(旧称ゴージャス総統ルーム)を捨てたドクオ。
彼は今、トイレの隣という好立地の物置部屋に仕事場を構え、そして悩んでいた。
('A`;)「このスレのスレタイ俺なのに、俺じゃない奴が主役になってる気がする……つーかなってる」
そう、このスレは"ドクオの"悪の秘密結社。
決してジョルジュとシュールが主人公ではなかったのだ、当初の予定では。
この様な事態になるとはスレ主自身も予想してなく、お題と進行次第で全てが変わるスレの威力を思い知った次第である。
('A`;)「どうしたもんか……予定を繰り上げて俺のTASHIROを……いや、それは流石に……」
頭を抱え、机に伏せるドクオ。
頑張れ。
お前に輝きが灯る日はきっとそう遠くない、
――頭皮的な意味で。
尚、オチなど無い。
- 50: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 21:00:54.60 ID:ZSTIB0jq0
【規制】
ノパ听)「越境規制の強化、か……」
ブレイブヒート越しに、遥か下方に広がる日本を見つめる。
県と県の間には、高空からも視認可能な長大な隔壁、大規模な自動防衛設備が設けられていた。
( ^ω^)『ヒート、もう少しで敵進攻部隊と交戦に入ると思うお』
ノパ听)「宇宙人再来、か……」
敵進攻部隊。
ヘッドセットを通して聞こえたブーンの言葉は、ヒートに数年前の出来事を思い出させた。
ノパ听)「そういえば、あの日もこんな風だったな……隔壁がそびえ立っててさ……」
あの日、
彼女がブレイブヒートと、内藤ホライゾンと出会った日を。
(#´_ゝ`)「アク禁UZEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!」
('A`#)「経由ポイントに使ってる都内マンションのプロバイダーが前鯖規制だと!? ふざけんな!」
一方、インターネットで越境規制を強化された男達が、薄暗い地下空間で吼えていたとさ。
- 53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:06:06.05 ID:ZSTIB0jq0
- 久々にやるとやっぱ感触がどうにも違うな……
何はともあれ、バトルに移りましょうかね
久々のバトル+遅筆故に相当遅くなると思いますが、よろしくおねがいします
- 54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:06:12.96 ID:C9lbbPW90
- 東北
- 58: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 21:12:47.65 ID:ZSTIB0jq0
- 目標:東北
【誰が行くんよ】
1.今日の戦闘獣"弱王"【興:Lv1】 ガチホモ ダメージ+10 一撃必殺+1 支援攻撃+2
2.アンチタシロ"オーケストラ"【( ゚∀゚)lw´‐ _‐ノv:Lv13】 ダメージ+10 支援攻撃+2 オーケストラ
3.TASHIRO"エクイテス"【(´・ω・`):Lv13】 ガチホモ 一撃必殺+1 支援攻撃+2
4.TASHIRO"プリエステス"【ξ゚听)ξ:Lv13】 謡い手 支援攻撃+2
5.TASHIRO"ナイーブ"【(*゚ー゚):Lv13】 ダメージ+5 WEXAシステム 支援攻撃+2
6.TASHIRO"イビルスピリット"【川д川:Lv13】 専有領域 支援攻撃+2
ガチホモ:相手が男なら攻撃力倍
一撃必殺+1:0、10で一撃必殺
支援攻撃+2:4、12、18で攻撃+援護攻撃
謡い手:6、12、18で通常攻撃とダメージ+5うp さらに以後積み重ねでダメージ上昇
オーケストラ:4、8、12、16で発動、次のレス投下までに付いたレス数×5のダメージ
今回はスキル発動レスの直前レスから5分間で集計してみる
WEXAシステム:5、15で敵の攻撃力で攻撃
専有領域(6(5)、12(10)、18(15)で通常攻撃 直後の1ターン相手のスキル無効化)
- 60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:13:55.81 ID:DXcYmfzrO
1
- 65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:16:20.51 ID:C9lbbPW90
- 1
- 68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:20:45.74 ID:EdEL9I0T0
- 1
- 69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:21:34.92 ID:U22yGKMKO
- 1
- 71: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 21:23:53.68 ID:ZSTIB0jq0
- 从 ゚∀从「目覚めよ! 戦闘獣、弱王!」
興「――……!」
从 ゚∀从「ふむ、体の調子は良好みたいだな。お前の任務は東北に侵攻し、東北のTAHIROを討ち取ることだ! 分かるな?」
興「……」
从;゚∀从「……? なんだ、言語機能が故障してるのか?」
興「――悪いが女に興味はないんだ、私の依頼主は何処だ?」
从;゚∀从「なっ!?」
('A`)「弱王、お前の任務はこれから東北に侵攻し、俺達の作戦行動の障害となる目標を排除することだ。おk?」
興「――いいだろう、私が相手になる」
从#゚∀从「おい! 私が創造主なんだぞ!?」
- 76: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 21:35:42.57 ID:ZSTIB0jq0
- (*゚∀゚)「また敵が攻めてきたって!? 荒し? 宇宙人? どっち!?」
緊急出動指令を受け、パイロットスーツに着替えながら基地を飛び出すつー。
まだ閉め切っていないスーツの裾から、綺麗なお腹やレースに包まれた胸が飛び出しており、人目を惹く。
/^o^\「荒しです!」
つーが返事のした方を見ると、見知った顔が併走いた。
確か、名前は藤山。
清掃員だったと思う。
(*゚∀゚)「てめえ、なんで生きてやがる!?」
/^o^\「くくっ。昔の負傷で、頭蓋骨にチタンの板が埋め込んであったもんでね。角度も浅くて、俺は助かった。」
(*゚∀゚)「――もっぺん死ね。ジェノサイド! マーダラスインテント!」
/^o^\「ぐええ」
藤山は突如飛来した真紅の超質量に押し潰され、今度こそ命を失った。
興:Lv1 HP30 ガチホモ ダメージ+10 一撃必殺+1 支援攻撃+2
(*゚∀゚):Lv13 HP140 神速
戦闘開始
- 77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:36:19.40 ID:wGw/CWDQ0
- 支援
- 88: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 21:48:55.06 ID:ZSTIB0jq0
- 興「あれが目標か……ACとは違うようだな」
弱王の頭。
最近はクリケット、一世代前では管理者頭と呼ばれていた円筒形の頭部の眼が一瞬輝き、目標を捕らえた。
興「大きいな……しかし、レイヴンとして最後を飾る相手に申し分無い」
自身の体は凡そ10m前後。
敵、マーダラスインテントの大きさは凡そ20m前後。
凡そ、二倍の体格差。
右手の名銃カラサワを以ってしても、一朝一夕に埋められる差ではないだろう。
(*゚∀゚)「そおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!」
興「――なるほど、速い。その図体で中々やる!」
とは言っても、弱王の足が相対的に遅過ぎるだけなのだが。
マーダラスインテントは距離を一瞬で縮め、狐の眼(フォックス・アイ)の装甲を抉り取る。
咄嗟に身を屈めた弱王。
両肩のロケット砲を持って行かれた。
興【HP:30→20】
- 90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 21:50:49.45 ID:wGw/CWDQ0
- wwっうぇwwwっうぇwwwww
- 99: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 22:14:11.18 ID:ZSTIB0jq0
- (*゚∀゚)「まだまだああああああああああああ!」
マーダラスインテントは弱王の真上を跳び越し、両肩の武装を?ぎ取った。
興「ぬううううううううううううう!」
――肉を切らせて骨を断つ。
弱王は振り向かぬまま右腕を後ろに回し、白銀の銃身を真紅の獣に向ける。
青白く光る、光弾を立て続けに二発、放った。
(*゚∀゚)「!」
背後から迫る名銃の弾――破壊力に定評のある、レーザー弾。
機体のセンサーは捉えることが出来ない、その手のセンサーはオミットしてある。
しかしつーの第六感が、背後から迫る"危険"を察知した。
彼女は瞬時に身を捻り、飛び上がった。
- 100: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 22:14:28.72 ID:ZSTIB0jq0
- 興「!」
マーダラスインテントは、まるで跳び箱を飛び越えるように、光弾を回避した。
弱王の眼が、驚愕によって見開かれる。
カラサワの弾を水平に飛び跳ねて避けるなど尋常の業ではない。
この敵なら自分が死ぬに値する。
弱王の脳裏を、そんな考えが、過ぎる。
- 102: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 22:14:59.63 ID:ZSTIB0jq0
(*゚∀゚)「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
マーダラスインテントが、駆け出した。
長ドスを抜き、腰だめに構え、弱王目掛けて一直線。
狙うは短期決戦、必殺の一撃。
興「おおおおおおおおおおおおおおおお!」
対する弱王は両手を振り上げ、右手のレーザーライフルを、左手のグレネード砲を乱射する。
全力で戦った末の最期こそ、レイヴンとして生きた証。
それが、弱王の選択だった。
興「――礼を言う……」
狐の眼――かつてフォックスアイと呼ばれた機体が、
爆炎に包まれて、逝った。
興【HP:20→神速省略→0】
戦闘敗北、東北制圧失敗
- 114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/16(金) 22:39:42.05 ID:ZSTIB0jq0
- 【第十五話エピローグ】
('A`)「弱王シグナルロスト、任務失敗か」
荒し侵攻部隊旗艦、艦橋。
手元のコンソールから信号が消滅したのを確認すると、ドクオは呟いた。
_
( ゚∀゚)「ロマネスク、全部隊に撤退命令を出せ」
( ФωФ)「了解」
すぐさまジョルジュが意を汲み、部下に指示を出して部隊の撤退を開始させる。
これで何度目の東北攻略戦だろうか、感覚が大分麻痺していた。
- 115: ◆xPmNiQwsF. :2007/11/16(金) 22:40:03.44 ID:ZSTIB0jq0
- (´<_` )「東北は難攻不落ですね」
( ´_ゝ`)「まるで攻略したくても絶対に攻略出来ないキャラだな……」
<ヽ`∀´>「まさに藤ねえニダ」
外野の男性陣、主にインドアの三人が騒がしくなる。
ショボンやギコは前線や他艦に入り、戦闘と指揮に入っていた。
('A`)「どうしたもんかねえ……まったく」
艦橋の窓からは海岸線が見えるのだが、VIPPERSの砲撃で爆炎が立ちこめ、状況は良く分からない。
ただ歩兵用の脱出艇が突っ切って来たり、輸送ヘリが次々に飛んでくるのは確認できた。
あの向こうではまだ、こちらのTASHIROが味方の撤退のために戦っている。
――次の作戦を考えないとな。
そんなことを漠然と考えながら、ドクオは顔を伏せ、艦橋から出て行った。
近日の連戦連敗、組織に自らへの不信感が漂っているのではないか。
そんな疑心暗鬼に、彼は陥っていた。
('A`)ドクオの悪の秘密結社のようです 第十五話完
戻る