蒼星石がザンギエフをマスターに選んだようです

117： ◆cA5V23J1aY ：04/23 19時:36分:40秒 b5raiQ/RO

翌日、近所の川原にて

ｻﾞﾝ「勝負は3球！　俺が1球でも当ててなんかヒットとかそういうのになりそうになったら俺の勝ちだ！」

ﾌﾞﾗ「ゲヒ…ゲヒへ」

蒼「マスター、頑張れー！」（観戦中）

ｻﾞﾝ「来いっ！！」

ﾌﾞﾗ「ゲヒッ！！」（ぽいっ）

ｻﾞﾝ「ふんぬあぁぁぁあっっぁっ！！！（ぶるぁぁぁあああぁっ）」

蒼「マスター、まだ2球ある2球ある！」

123： ◆cA5V23J1aY ：04/24 21時:26分:25秒 JtmucLgAO

蒼「マスター、頑張れー！」

ｻﾞﾝ「はーい、頑張りますー☆（くそっ、蒼ちゃんに悪いところは見せられない！）勝負だ、来いブランカ！」

ﾌﾞﾗ「フヒヒ！」

124： ◆cA5V23J1aY ：04/24 21時:43分:29秒 JtmucLgAO

ｻﾞﾝ（打つんだザンギエフ、打たなければ…これを逃せば残りは1球。最後の1球などプレッシャーで打てないのは必須だ、2球目で実質最後の打席と考えた方が良いが…しかし1球目では変化球だった、2球目は直球か？　いや、裏をついて連続変化球も有り得てくる…くそっ、惑わされるな！！　しかし…直球と予測してタイミングを外されれば空振り、逆だと見逃し…どちらかに絞った方が良いか…いや、迷ったら負けだ、蒼ちゃんのためにも……蒼ちゃん……かーわいいなぁうふふふ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…）

ぽいっ

蒼「マスター、1球あればなんとかなるなる！」

ｻﾞﾝ「ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…ぬおっ！？」

136： ◆cA5V23J1aY ：04/27 00時:34分:56秒 msSzh4p2O

蒼「マスター、かっ飛ばせー！！」

ﾌﾞﾗ「フヒ…フヒヒ」

ｻﾞﾝ「くっ…ラスト1球、何としても打たねば…」

ｻﾞﾝ「来い、ブランカ！！」

ﾌﾞﾗ「フヒヒ…ヒヒヘフほひョーｗｗ」

ｻﾞﾝ「きめぇｗｗ」

137： ◆cA5V23J1aY ：04/27 00時:36分:47秒 msSzh4p2O

蒼「なっ！？　あれはまさか！」

ｻﾞﾝ「なにいっ、自らの体をボールに見立てて相手に回転しながら突進していくローリングアタックだとぉ！？」

ﾌﾞﾗ「フヒー（わしのローリングアタックは108式まであるぞ）」

どるぁぁぁぁ（飛行音）


ｻﾞﾝ「くそっ、バットなんかじゃだめだ！！　筋肉バット、つまりラリアットで筋肉ボール、つまりブランカを打ち返してやるぅっ！！」


ﾌﾞﾗ「フヒョー！！」

ｻﾞﾝ「WRYYYYYYYYY！！！」

どっがぁぁぁぁあん！！！


ぽっきーん

ｻﾞﾝ「あ」

142： ◆cA5V23J1aY ：04/28 00時:32分:18秒 0KLGa+MgO

蒼「マスター、お見舞いに来たよー」

ｻﾞﾝ「あ、蒼ちゃん！」

蒼「足の様子はどう？」

ｻﾞﾝ「はい、今はまだ松葉杖無しでは歩けない状態ですね…寝たきりなので筋肉がおちないか心配で^^;」

蒼「へー…ふふ、今日はお見舞いにマスターの大好きな納豆とささ身を持ってきたよ！」

ｻﾞﾝ「わあ、良質な高タンパク源！」

150： ◆cA5V23J1aY ：04/28 22時:41分:59秒 0KLGa+MgO

ｻﾞﾝ「はぁ、退屈だなぁ…」

看護婦「ザンギエフさん、お薬の時間でーす」

ｻﾞﾝ「あ、はーい」


医「ところでザンギエフさん、…大変言いにくいんですが…その…」

ｻﾞﾝ「…え？」


看「…いえ、なんでもないです…お薬飲みましょうね（聞けない…幼い子供を連れ込んで何してるんですかなんて…）」

ｻﾞﾝ「ﾄｩｸﾃｨﾝ（ま、まさか…不治の病…？）」

159： ◆cA5V23J1aY ：04/30 18時:53分:25秒 vdOzQWwSO

ｻﾞﾝ「ああ…まさかこんな形で人生が終わるとは…蒼ちゃんに何も楽しい事（性的な意味ではなく）経験させてあげられなかったなあ…」

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ｻﾞﾝ「病室の窓から見えるあの最後の木の葉が散ると同時に、俺の命も＼(^o^)／するんだ…」

171： ◆cA5V23J1aY ：05/03 00時:28分:27秒 b8R1Obf+O

ｻﾞﾝ「くすん…ねえ葉っぱさん…？　あなたも木にたった一枚、私も病室にたった一人…お互い、孤独だね…蒼ちゃあん…さみしいよぅ…」


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ｻﾞﾝ「あの人もたった一人…ん？」

Ω「くすん…またママと喧嘩しちゃった…ママなんかだいっきらい…」


ｻﾞﾝ「あ…ガイルがいる」

177： ◆cA5V23J1aY ：05/05 00時:18分:41秒 VfvnMOi+O

ｻﾞﾝ「ガイル…なにしてるんだろ…？」


ｶﾞｲ「ママのばか…本体じゃなくてカスタムパーツを買ってくるなんて…本体なきゃ意味ないよぅ…」


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ｶﾞｲ「…いらいらした時は…サマーソルトだよね…？」

ｻﾞﾝ「！？」

ｶﾞｲ「ホァァァァァアっっ！！！！」


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181： ◆cA5V23J1aY ：05/05 16時:36分:51秒 VfvnMOi+O

蒼「マスター！　今日は牛乳と手羽先を…ん？」


ｻﾞﾝ「…っぱ……( ﾟдﾟ )」

蒼「マスター？　どうしたの！？」

ｻﾞﾝ「葉っぱ…葉っぱ……ぁ…死んじゃう…はっぱぁ…ぁぁ…( ﾟдﾟ )」

蒼「マスター！？　お医者さん呼んでくる！」

183： ◆cA5V23J1aY ：05/05 23時:49分:18秒 VfvnMOi+O

蒼「お医者さん、マスターは治るんですか！？」

医「む…これは厳しい状況ですな…」

ｻﾞﾝ「フヒヒｗｗは、はっぱぁｗｗｗ」

蒼「そんな…何か、何か方法は！？」

医「むむ…何かショックを与えれば治るかもしれんが、患者にトラウ
蒼「治るなら何でもして下さい！」

医「…では……あなたは少し病室から出ていてください」

蒼「？　わかりました…お願いします」

バタン


医者は座薬を取り出した
(´･ω･`)つ⊃


(´･ω･`)<すまんね、治療なんだ…ザンギエフ、ケツを出せ





ｱｯｰ

188： ◆cA5V23J1aY ：05/06 22時:33分:17秒 guASnEHOO

ガチャ


蒼「お医者さん…終わりました？」

医「ああ……良かったよ…締まりがねげふんげふん」


蒼「…？　マスター、大丈…う」

ｻﾞﾝ「すごく…大きかったんです…あふぅ///////」

蒼「ま、マスター…とりあえずお尻しまって…///」

195： ◆cA5V23J1aY ：05/08 16時:02分:24秒 Hnvjv/d4O

蒼「マスターも随分よくなった事だし、退院だね！」

ｻﾞﾝ「は、はい…」

蒼「？　どうかした？」

ｻﾞﾝ「いえ、ちょっと…あっ」


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│
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│ω･`)
と
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│彡
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ｻﾞﾝ「お医者さん、あたし…あたし、きっとまた戻ってくるからぁぁっ！！！！」

蒼「…」

199： じゃあしろっぷ最終話投下する◆cA5V23J1aY ：05/08 21時:29分:23秒 Hnvjv/d4O

蒼「ただいまー！」

ｻﾞﾝ「やっぱり家が一番ですね＾＾」

蒼「あ、その事なんだけどね、マスター…」

ｻﾞﾝ「？」

蒼「マスターのいない間に軍服をきた変な顔の…確かベガとかいったかな、その人が来て
『このマンションは私が買収しました。即刻出ていきなさい』
とかいって…」

ｻﾞﾝ「なぬっ！？」

蒼「僕も周りの住人さん達と反対したんだけどね…ダメだったよ、はは」

ｻﾞﾝ「蒼ちゃん…今からでも遅くない、もう1度反対運動を」

蒼「あ、でもこんなものもらったんだ」

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│　　　小切手　　　│
│　　\5000000 ｰ　　│
│　　　　　　　ﾍﾞｶﾞ│
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ｻﾞﾝ「あ、じゃあ出ていきましょうか。金の力には勝てませんよ＾＾」

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