( ^ω^)ブーンが戦車隊に配属になったそうです

  
565:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:21:51.52 ID:OIsuPhFS0
  
( ^ω^)ブーンが戦車隊に配備されたようです
第一話
「畜生 巨人共め……。」

森の中で戦車を隠しながら男は呟いていた。
時はCE70 第一次コズミック・イラ戦役の真っ最中である。

「敵確認 数3 距離2000m。」

キューポラ(上部についていて、体を出して外を見る為の窓)より双眼鏡で確認した、
情報を伝えている

「了解。」
 
また周辺は静寂に包まれた。
じっと男たちは有効射程距離(敵の装甲を打ち抜く最大距離 これ以上での砲撃は事実上無意味)である。
500m内にMSが入るのをじっと待っている。

「敵襲。 上空より敵モビルスーツ接近 数5、トンボ野郎目。」

二号車より通信が入る。ふと上空を見上げるとトンボに良く似たフォルムの飛行物体があった。
刹那、上空よりのミサイルによる爆撃が始まった。

「撤退。 これ以上戦車をへらすな。 畜生宇宙人目がぁ!。」
「四号車大破、脱出する。」

そうしながら満身創痍の戦車隊は駐屯地へとたどり着いた。
あと一人の補充兵も、駐屯地へ遣ってきた。



  
566:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:22:22.47 ID:OIsuPhFS0
  
( ^ω^)「此処が第六戦車中隊かお。」

男は軍服とでかいリックサックを背負ってやってきた。

(´・ω・`) 「やあ ようこそ、第六戦車中隊へ。
       このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。
       というか、君が今度配備された内藤上等兵かい?」
( ^ω^)「そうだお。よろしくだお。」
('A`)「ショボン隊長。こいつが新しい砲手……ってブーン!?」
( ^ω^)「ドクオかお。まさか高校の同級生に此処で合うと思わなかったお。」
(´・ω・`) 「なんだ知り合いか、ドクオ軍曹は二号車の車長。私は一号車の車長兼、第六戦車中隊の隊長
       ショボンだ。」
( ^ω^)「よろしくだお。ショボン中隊長。」
(´・ω・`) 「早速出すまないが、近々西方への進行が始まるらしい。東欧と西欧を再びつなぐためにな。」

今、降下してきたザフト軍により、ポーランド・スロバキア・ハンガリー・ルーマニアを占領されて、
欧州が分断されている。 ちなみにブーン達が居る場所は、リボフ近郊に駐屯している。

(´・ω・`) 「兎に角、内藤上等兵には其れまでに隊に慣れてもらう。」
( ^ω^)「了解だお。 あとブーンで良いんだお。」

('A`)「なんで、俺が案内役だ。」
( ^ω^)「早くいくお。ドクオ。」
('A`)「一応俺は軍曹なんだが……、いいか別に……。」

あきらめ具合のドクオとブーンは歩いていく。



  
567:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:22:54.17 ID:OIsuPhFS0
  
( ゚∀゚)「どうした、ドクオそのお隣さんは。」
('A`)「ジョルジュ伍長か、新しく入った内藤上等兵だ。 よろしく頼む。」
( ^ω^)「よろしくだお。呼び方はブーンで良いお。」
( ゚∀゚)「ブーンかよろしく頼む。 時にブーン、君はおっぱいが好きか?」
( ^ω^)「大好きだお。」

      _∩
  ( ^ω^)彡 おっぱい!おっぱい!
    ⊂彡
      _∩
  ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
   ⊂彡

二人は意気投合したのか、腕を降り始める。 それを呆れ顔で見ているドクオ。

('A`)「あのまだ色々案内しないといけないし、ブーンを帰してもらう。」
( ^ω^)「同士よ。 また会うお。」
( ゚∀゚)「また何時か、腕を振ろう。 同士よ!11」
('A`)「いつでも会えるから、嫌になるほど。」

ドクオはブーンを引っ張っていった。

( ´_ゝ`)「時に弟者よ、どうやらこの隊に新人が来たらしい。」
(´<_` )「そうらしいな。」

不毛な会話をしている兄弟が居た。



  
568:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:24:25.76 ID:OIsuPhFS0
  
('A`)「噂の新人を連れてきたぞ。」
( ´_ゝ`)「どこから聴いていた。もしや我々が別世界から遣ってきた、魔法使いというところからか」
('A`)「多分、いや絶対に言って無いだろう。」
(´<_` )「で、これが新人か?」
( ^ω^)「内藤だお。よろしく頼むお。」
( ´_ゝ`)&(´<_` )「よろしく 頼む内藤。」
('A`)「兄者と弟者は三号車の操縦手と砲手だ。兄弟だから相性がいいらしい。 
   じゃあ二人、まだ説明する奴等が居るから。」

そういってドクオは、またブーンを引っ張っていった。

('A`)「あとは五号車か。」
( ,,゚Д゚) 「その五号車だが」
( ゜ω゜)「おっ!!!1111。」

行き成り出てきた男にブーンは驚いた。



  
569:◆PMvQ0l.0rU :2006/09/13(水) 15:26:18.83 ID:OIsuPhFS0
  
( ,,゚Д゚) 「そんなんで驚くなよ。玉付いてるのか?」
( ^ω^)「つっ付いているお。ちゃんと毎日元気な子孫が出ているお。」
('A`)「馬鹿なこと言ってないでだ。ギコ軍曹は五号車の車長。こいつは内藤上等兵だ。」
( ^ω^)「よろしくだお。」
( ,,゚Д゚) 「よろしくだ。 ちなみに後ろで整備しているデカイのはモナー伍長、五号車の操縦手だ。
      そして、フサ毛の男はフサ伍長、五号車の砲手をしている。」

紹介させると後ろの二人は微笑みながら挨拶していた。

('A`)「とまぁ、之が中隊の全体だ。あと一号車の砲手はビロード、操縦手はモララー。二号車の操縦手は荒巻、
   でブーンお前は、二号車の砲手だ。」
( ^ω^)「行き成り重要な部署だお。」
('A`)「しょうがないだろう、余っている砲手がお前しか居なかったんだから。」

そういって二人はショボンの元へ戻っていった。
暖かいく東欧の雪も解け始めていた。
第一話 完



戻る次のページ