( ^ω^)ブーンと魔人の世界のようです

6: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:14:23.37 ID:jX1prrWa0

第一話「魔障壁の眠る大陸」


( ^ω^)「お……こ、ここはどこだお?」

ブーンが目を覚ます。
どうやら気を失っていた。

(´・ω・`)「召還成功だ」

( ^ω^)「だ、だれだお!?」

(´・ω・`)「僕はショボン。君を召還した魔道士さ」

(;^ω^)「ええ!?」

ブーンは戸惑う。
なぜなら、彼には意味が分からないのだ。



7: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:16:33.97 ID:jX1prrWa0

(´・ω・`)「君は僕の魔人として、戦ってもらうよ」

(;^ω^)「ど、どういうことだお!?」

(´・ω・`)「え?」

ブーンは自分のことを話す。

(´・ω・`)「じゃあ君はこの戦いのことは何も知らないのかい?」

( ^ω^)「そうだお。戦えっていわれてもわからないお」



8: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:18:40.43 ID:jX1prrWa0

(´・ω・`)「この国は戦争中なんだ」

ショボンは説明をはじめる。
この世界では魔人を召還し戦うのが主流で、今は戦争真っ只中のようだ。
北のラウンジと、ここ、南のVIPが戦争をしているらしい。

(´・ω・`)「だから、魔人を召還したんだけど」

( ^ω^)「待ってくれお!僕は人間だお。戦えとかいわれてもわからんお!」



9: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:20:27.58 ID:jX1prrWa0

(´・ω・`)「しかし……ん!?」

ξ ゚听)ξ「あら、敵発見ね」

(´・ω・`)「オマエはラウンジの……」

ξ ゚听)ξ「ツンよ。覚えておきなさい」

从'ー'从「ツン様〜もうやっちゃっていいですか〜?」

(;^ω^)「え!?」



10: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:22:27.96 ID:jX1prrWa0

刹那。ブーンの腹に痛みが走った。

(;^ω^)「ぐああああ!」

(´・ω・`)「ブーン君!!」

从'ー'从「へぇ。『空波動』くらっても死なないなんてすごいね〜」

(;^ω^)「ぐあ・・・」

一瞬のことだった。
ブーンの腹にはあざができるほどの傷が出来ている



11: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:23:43.30 ID:jX1prrWa0

ξ ゚听)ξ「渡辺、やっちゃいなさい」

从'ー'从「はい〜」

渡辺が構える。
狙いはブーンだ。

(;^ω^)(し、死ぬのかお!?)

(;^ω^)「そんなの……」



( ^ω^)「嫌だおぉぉおぉっぉぉ!!!」



12: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:27:03.32 ID:jX1prrWa0

閃光ともいえる光を発し、ブーンが空へと舞い上がる。
その背中には四つの白い羽。
そして、腕には光り輝く刃を持っている。

( ^ω^)「おおおおお!!!!」

ξ ゚听)ξ「あ、あれは……まさか、七英雄の!?」

从'ー'从「なっ!」

落下。
そして、渡辺へと攻撃と進行を開始する。

( ^ω^)『気竜衝撃陣ッ!!』

从'ー'从「い、いやぁぁっぁぁ!!!」

渡辺は消滅した。
一撃。
それは、まさにウソのような光景であっただろう。



14: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:28:37.22 ID:jX1prrWa0

ξ ゚听)ξ「く、覚えておきなさい!」

ツンは逃げていった。
そして、僕は――

( ^ω^)「う……」

(´・ω・`)「ブーン!!」

自分が何をしたのかわからぬまま、気を失った。


――――僕は、一体何者なんだお?



第二話に続く



17: 1 ◆NhtzeS4L26 :2007/06/12(火) 10:34:05.08 ID:jX1prrWa0

次回予告

高校生であったブーンが召還されたのは、魔法と剣が支配する世界。
人々は争い、憎み、そしてブーンも戦いに巻き込まれていく。

( ^ω^)「僕は一体……」

分からぬ自分に戸惑うブーン。

(´・ω・`)「ブーン、僕と一緒に戦ってくれ」

戦いへと否応無く巻き込まれる。

そして――――

( ゚∀゚)「こいつはどうも……俺ぁラウンジの西将軍、ジョルジュだ」



――――運命は動き始めた――――


次回「疑問、葛藤、そして……」

( ^ω^)「お楽しみにだお!」



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