夜の( ^ω^)達は奏者のようです

138:夜の( ^ω^)達は奏者のようです ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:43:57.59 ID:ysNFN5Oy0
(*゚ー゚)「それはね? 私があなたの“心”を奪ったから」


 心。
 そうか。 僕は心を奪われたのか。
 苦しい。 切ない。 悲しい。 寂しい。
 そんな感情が僕の心の足りない部分を補おうとあふれ出てくる。


(* ー )「あぁ、いいなぁ……その表情。 必死に誰かを求めてる……。 抱きしめたくなっちゃうなぁ……」


 この人を求めたら、この寂しさを埋めてくれるのだろうか?
 この人を抱きしめたら、この切なさを癒してくれるのだろうか?
 ……それならばいっそ、この人に全てを委ねてしまおうか。
 そんな甘美な思いが僕の頭を埋め尽くす。


(  ω )「あ……ぁ……」


 彼女の細い指が、白い手が、僕の頬に触れる。
 それだけで、全身の感覚がそこに集まっているかのように気持ちいい。

 もう僕はまともな判断ができなくなっていた。
 この想いを無くしてくれるなら、僕はなんにだってなれる。
 だから……。 お願いだから……。



140:夜の( ^ω^)達は奏者のようです ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:44:49.00 ID:ysNFN5Oy0



     1.─── その声を聞くのと、僕の中で何かの音が落ちるのは同時だった。

     2.─── 僕は、誘われるがままに頷いた。



142: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:45:39.47 ID:ysNFN5Oy0



     1.─── その声を聞くのと、僕の中で何かの音が落ちるのは同時だった。

   rア 2.─── 僕は、誘われるがままに頷いた。



144: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:46:10.57 ID:ysNFN5Oy0
 僕は、誘われるがままに頷いた。
 頷く以外の選択肢なんて、今の僕には無かった。


(* ー )「そう、……いい子ね」


 そう言ってしぃさんは、壁に背を預けて座る僕にキスをする。
 ご褒美のような軽いキス。


    「ぁ……」


 別れる唇。
 まだ足りない。 もっと欲しい。

 僕はよほどそんな顔をしていたのだろう。
 しぃさんは一瞬だけぞくっと身を震わせると、とてもやさしい顔でまた僕にキスをしてくれた。


(* ー )「んぅ……ちゅ…………ん……………はぁ……む……」


 しぃさんの舌が僕の中で踊る。
 僕の頭はしぃさんの両腕でしっかりと抱きしめられ、しぃさんの好きなように弄ばれるしかなかった。
 二度と放さない。 ……しぃさんのその行為はそう僕に言い聞かせてくれているようで、うれしくて涙がこぼれた。



147: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:47:41.26 ID:ysNFN5Oy0
 絡み合う舌と舌。
 いつしかしぃさんの手のひらは僕の首筋をなぞり、シャツの胸元をはだけさせてゆく。


(* ー )「ちゅ…………ちゅぷ……ん……」


 首筋にキス。 鎖骨にキス。 肩にキス。 胸にキス。
 腋にキス。 乳首にキス。 背中にキス。 臍にキス。
 彼女からの愛を受けるたび、僕の渇いた心にじわぁっと暖かいものが広がっていく。


(* ー )「ん…ふぅ………えへへ、……おっきくなってるね……」


 しぃさんがくれた愛の雨の恵み。 それが僕自身を大きく育んでいた。

 しぃさんがベルトに手をかける。
 その時僕のお腹に軽く触れた小指の冷たさがまた気持ちよくて、彼女の目の前で僕がズボンを突付く。


(* ー )「ふふ……でてきたぁ……」


 ズボンも、中でぐちょぐちょになっていたパンツも脱がされ、僕は真っ赤に腫れ上がった自身をさらけ出す。
 冬の空気の中で、それは生きているかのように熱い吐息を吐き出し、ビクビクと脈打っている。



148: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:49:10.39 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「すっごい…おっきい…………さわるよぉ……?」


    「くぅ……あ……うあぁ……!!」


 彼女が僕の先に触れた瞬間、腰のあたりから電撃のような快感が走り、僕は彼女の白い手の中に射精してしまう。


(* ー )「きゃ…っ! ……あ……ぁ…………あ……っつい…………」


 未だ彼女の手の中で暴れる僕を両手で受け止める。
 全てを吐き出すような長い射精。
 3回、4回。いくら繰り返しても終わろうとしない。


(* ー )「んふふぅ……げんきなおちんちん♪」


 ようやく射精を終えた僕。
 しぃさんはその手に受けた精液に口をつけ、ミルクをこぼした猫のように小さな舌でペロペロと舐めとっている。
 ぼやけた視界と思考の中で、その光景だけがやけにクリアに映し出され、僕は股間に血が集中していくのをリアルに感じた。


(* ー )「……胸で………したげるね」


 そういうとしぃさんは胸のリボンを抜き取り、ブラウスのボタンを一つ一つ外していく。
 少し子供っぽいブルーのブラを外すと、その幼さを残す顔立ちとは裏腹に大きな乳房が零れ落ちる。



152: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:50:42.60 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「ぁ……またおっきくなったぁ…………えへへ、おっぱいみて興奮しちゃった?」


 先ほどよりさらに大きく反り立つペニス。
 いたずらっ子のような表情で、その先っぽを人差し指でつん、と小突く。
 僕はそれだけで信じられないような快感に包まれ、透明な液をひたすら垂れ流していた。


(* ー )「ん……」


 彼女はそれを愛おしそうに胸で挟み込む。
 青い静脈がうっすらと美しく浮かび上がる張り詰めた胸。
 その大きな胸の真ん中で、かわいらしくちょこんと主張する桜色の乳首。
 何より、僕のモノに直接伝わる彼女の心臓の鼓動が、僕の頭を甘く狂わせていた。


(* ー )「はむ……んぅ……」


 先端が彼女の小さな口に吸い込まれる。
 その体全体で僕を包み込むような愛撫が、僕の欲望を増長させた。


(* ー )「ん! んん゛ぅ……!!」


 しぃさんの頭を両手で掴み、思うが侭に彼女の口を犯す。
 喉の奥のざらざらした部分に亀頭を思い切り擦りつけ、ただ射精に向かって暴走する。



153: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:52:10.21 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「んぅん! んっ! ……んんん゛ん〜……っ!!」


 彼女の頭を僕の体で抱え込むように引き寄せ、精液を直接食道に流し込む。


(* ー )「げほっ! えほっ! ……ハァッ……っけほっ……ハァッ……!」


 苦しさにモノを吐き出した彼女の顔を、髪を、胸を、僕の欲望が白く汚していく。
 彼女のきめ細やかな白い肌を精液がねっとりと流れてゆく。


(* ー )「ハァ……ぁ……んぅ……ハァッ……あ……!」


 息を整えているかのように思えた彼女は、落ち着くどころか徐々に呼吸を荒げていた。
 その右手はスカートの中へと伸び、時折小さくビクッと身を震わせている。


(* ー )「ねぇ……これ、なにかわかる?」


 しぃさんは、その妖しく濡れた二本の指を僕の目の前にかざす。
 誘われるように僕はその指にむしゃぶりつき、彼女の味を無心で味わっていた。

 しぃさんは指を抜いて自分の口に運ぶと、両手を僕の頬にそえ再びキスをする。
 口の中で彼女の愛液の味と僕の精液の味が混じりあい、そのむせ返るような淫靡な臭いに僕はますます狂っていく。



155: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:53:42.50 ID:ysNFN5Oy0
 僕がその甘いキスに夢中になっているうちにしぃさんは僕の体を跨ぎ、さらに激しく僕を求める。
 後ろに押し倒された僕を追うようにキスをしながら、彼女は熱く濡れた股間を僕自身に押し付けてくる。


(* ー )「ん……ふくっ……ぁ……あぁ……!」


 彼女の入り口と僕の先っぽが触れ合い、擦れ合い、触れ合い、擦れ合う。
 それだけでまた果ててしまいそうな僕を見て、しぃさんがいやらしく笑う。
 イキたいけどイキたくない。 僕のそんな感情を弄ぶようにしぃさんはひたすら僕を焦らした。


(* ー )「あはは♪ かわいぃ……」


 入れたい。
 その思いが強すぎて溢れた涙を、彼女は抱きしめ舌で掬う。


(* ー )「いれちゃうね……」


 僕のモノに彼女の手がそっと添えられ、亀頭から一気に熱い膣内に包み込まれる。


    「ぅ、ぁああああああああああ!!!」


 その初めての感覚に、僕はなすすべも無く射精してしまう。
 彼女の最奥、子宮口に先端が触れた瞬間、その穴に僕の精液が流れ込んでいく。



157: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:55:13.73 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「んあぁ…っ!! ぁ…っつい……おなか……ぁっぃょう……」


 彼女の膣内が、全てを搾り出すように締め付ける。
 僕の上に倒れこみ、僕の精液を味わっていた彼女は、深いキスの後、腰を思い切り動かし始めた。


    「うぁあぁ! ……ぁくっ! も、もう……」


(* ー )「もう、なぁに? 限界? やめてほしい? ……だぁめ♪ わたしまだイってないもぉん♪」


 僕をまるでおもちゃみたいに、好き勝手に自分の快楽を貪るしぃさん。
 絶頂へ向かうためだけのその腰の動きは、僕のペニスを膣内で痛いくらいに膨張させた。


(* ー )「ぁはぁ♪……またおっきくなったぁ……んんぅ…ひぁっ……ぁああ!」


 頭の中にもやがかかっていく。
 僕の脳が不必要な機能を停止していく。


(* ー )「ひゃぅっ……キモチ……いいよぉ…………あぅ……んふぅ……おっぱい……触っ、てぇ……!」


 言われるがままに両手を伸ばし、揺れるしぃさんの胸を鷲掴みにする。
 その乳房を揉みしだき、乳首を指で転がす度に喘ぎを増すしぃさんを見て、僕はまた精液が上ってくるのを感じた。



160: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:56:40.37 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「んんぅ……ビクッ…て……だめぇ……いま射精されたら……イっちゃ……イっ……くぅぅ……!」


 快楽のままに動いた体が、しぃさんを強く強く突き上げ、再び奥に精液を流し込む。


(* ー )「あぁ……んふぅ………ひぁ…………んん! んぁああああああ!!!」


 しぃさんは背を弓なりに反らせた後、崩れ落ちるように僕に倒れこんでくる。
 密着した胸から伝わる早い鼓動が僕を叩く。


(* ー )「…にへへぇ……イカされちったぁ……♪」


 絶頂の余韻に浸りながら、僕の首筋を甘噛みするしぃさん。
 あれだけいやらしく動き、恥じらいもなく絶頂を迎えてなお失われない少女らしさ。

 それを彼女に感じた時、僕の中でなにかが音を立てて外れた。


(* ー )「んあぁ! だめ! これ以上……んんん〜!!」


 未だヒクヒクと蠢く膣内を思い切り突き上げ、戸惑う彼女の唇を強引に奪う。
 壊れそうなほど彼女を力いっぱい抱きしめ、繋がったまま起き上がり今度は逆に彼女を押し倒す。

 気付けば僕は狂ったようにがむしゃらにピストン運動を繰り返し、ただただしぃさんを犯していた。



162: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:57:40.41 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「ゃ……あぁ……ひゃう! もう……らめぇ……らぇ……だよぅ……!」


 僕の口が彼女の唇を求メル。
 僕の手が彼女ノ肌ヲ求メル。
 ボクノペニスガ彼女ノ膣内ヲ求メル。

 モット。
 モットダ。
 彼女サエ居レバ……。


    「ア……ア…………アイシ………アイシ…テ……」


(* ー )「わたしっもぉ! あなたの……ことっ……愛し……てるぅぅぅ!」


 嗚呼、ボクガ満タサレテユク。
 ココロガ彼女デ埋メラレテユク。


(* ー )「ハァ……んん…出る…ぅ? ……でちゃうのぉ? いいよぉ……全部わたしにちょうだぁい……!」


 モウ彼女ノ姿シカ見エナイ。
 モウ彼女ノ声シカ聞コエナイ。



164: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 02:58:13.78 ID:ysNFN5Oy0
(* ー )「ひぁ…ぁあああああああああ!!!」


 彼女サエ居レバ、モウ何モ要ラナイ。
 ボクハ、モウ“僕”ナンカ要ラナイ。


(* ー )「ハァッ……ハァ……ぁ……ぁはぁ……くぅ……っ」


 ボクハ彼女ヲアイシテイル。
 彼女モボクヲアイシテイル。


(* ー )「……えへへぇ…………明日もい〜っぱいしようねぇ…………ずぅっと、可愛がってあげるからぁ……♪」


 嗚呼、ボクハ、幸セ、……ダ。






 ───────── It is curtain fall. And there is no encore...



168: ◆q5YwUlmw7k :2008/01/02(水) 03:04:58.91 ID:o5fraV1q0
最後にまた回線落ちた


ってなわけで本編より先に出来上がった番外編でした

書き上げるまでに3回
書き終えてから2回抜きました
それだけの、俺の愛と夢と性欲の詰まったお話です

遅筆な僕も抜き時間含めて1時間で書ききれました
オナニー最高です



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