( ^ω^)ブーンはイレギュラーハンターのようです

41: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:09:50.44 ID:6i/mifSYO
ようやくまともに進撃を開始したブーン。
ツンとショボンがだべっている間も割と真面目に攻略してました。
偉いぞブーン!!僕らのブーン!!

そんなブーンの前に、あからさまに怪しい隔壁が立ち塞がる。
ブーンはこの先に待ち受けるものを確信していた。

( ^ω^)「どう見てもボスです。本当にありがとうございました」

ξ#゚听)ξ『バカ言ってないでさっさと片付けなさい!!』

( ^ω^)「うぇっwwwヒドスwww」

ブーンは緊張感の欠片も無い様子で、テコテコと一枚目のゲートを潜る。
ゲートの向こうは細長い一本の通路になっており、奥にもう一枚の隔壁が見えた。
その向こうに倒すべき敵が鎮座しているのは最早明白だ。

ξ゚听)ξ『この先に巨大なイレギュラーの反応があるわ。気を付けるのよ』

( ^ω^)「了解だお」



43: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:11:35.32 ID:6i/mifSYO
ブーンは返事を返すと二枚目の隔壁を通過した。
そして、それと同時に

( ^ω^)「不意討ちチャージショット!!!」

撃った。

ξ;゚听)ξ『卑怯臭え……』

だが、完全に敵の不意を突いたブーンの渾身の一撃は、巨大な壁の様な物に弾かれ、かき消された。
否、それは壁などではない。

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :sage:2007/06/26(火) 21:13:18.69 ID:fqlDlWpmO
せこすぐるwww



45: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:13:23.39 ID:6i/mifSYO
      __
    i<´   }\   , - 、
   ヽ.._\./  .ンく r-兮、 __
    ∠`ヽ.! /   ヾニEヲぐ ,ゝ-> さすがゴッグだ
   /_`シ'K-───‐-、l∠ イ   不意討ちにバスターくらっても
   l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤  なんともないぜ
.    l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二| 
   / .」   i   /./7r‐く  lー!
.   f.  ヽ‐i人.∠'<   _i. l,.-ゝ.  
    トiヘヘ「ト〈      `X  トレi7__|  
   〉ト:トハj`! i.    /  トー┤lルj,リ  
  /‐+----+‐l    iー--i---ヾ'〃  
.  l_i____i__|   |___i,__i_|


(;^ω^)ξ;゚听)ξ「『卑怯KUSEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!」』

イレギュラーと化した敵そのものであった。

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/26(火) 21:14:09.12 ID:tAWwzoIW0
ちょwwwww

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/26(火) 21:15:01.91 ID:rk+xRE1c0
ねーよwww

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/26(火) 21:16:19.46 ID:gDfBqCaM0
ゴwwwwwwッwwwwwwwグwwwwwwww



49: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:16:20.12 ID:6i/mifSYO
(#^ω^)「ふざけんなお!!こんなの勝てるわけないお!!!!
     作業用メカニロイドじゃなかったのかお!?どう見てもジオンの水陸両用重モビルスーt」

ξ゚听)ξ『あれがターゲットのメカニロイドよ!!』

(;^ω^)「いや………モビルs」

ξ#゚听)ξ『メ カ ニ ロ イ ド よ !!!!!!!』

( ´ω`)「……はい(これはもう駄目かもわからんね)」

ξ゚听)ξ『来るわよ!!』

ツンの警告と同時にメカニロイドの鋭い爪がブーンを襲う。
間一髪それを回避したブーンは敵の懐に潜り、巨大な脚にバスターを次々と撃ち込む。
だが、敵の分厚い装甲の前ではブーンの攻撃など豆鉄砲も同然。虚しく弾かれ、傷一つ付けることすら不可能だった。

(;^ω^)「くそ!!!固すぎるお!!!!」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :sage:2007/06/26(火) 21:17:00.03 ID:fqlDlWpmO
ちょwww

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/26(火) 21:17:01.19 ID:gDfBqCaM0
そりゃ無理だろwwwwww



52: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:19:32.45 ID:6i/mifSYO
ξ゚听)ξ『ブーン、落ち着きなさい!!!解析結果が出たわ!!!そのメカニロイドの弱点は腰のビームの発射口よ!!!』

( ^ω^)「了解だお!!!弱点が判ればこっちの物だお!!!」

ブーンはバスターに自らの力を集中させ、反撃に打って出た。
次々と繰り出される敵の攻撃を回避しつつ、確実に弱点に向けてバスターの照準を合わせる。

( ^ω^)「くらえお!!!」

蓄積した力を一気に放出する。
放たれた光弾はビームの発射口に直撃し、敵の内部にまでダメージを与えた。
先ほどまでとは違う、はっきりとした手応えだ。

( ^ω^)「よし!!どんどん行くお!!!!」

守りから攻めへ。弱点を狙い撃ち、一方的なまでにイレギュラーを攻め立て、追い詰めるブーン。
そして、遂に敵は、両腕でその体を支えながらも大きくうなだれ、その動きを止めた。

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/26(火) 21:21:13.90 ID:dXO6CygD0
ゴッグ最強w



55: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:22:48.71 ID:6i/mifSYO
( ^ω^)「何だお。もう終わりかお。思ったより、たいしたことなかったお。今止めを――――」

ξ;゚听)ξ『駄目よ!!!避けなさい!!!ブーン!!!』

( ^ω^)「え?」

ξ;゚听)ξ『メガ粒子ほ……ビームが来るわ!!』

ブーンの視界にメカニロイドのビーム発射口から溢れ出る光が映った。危機感が頭の中を支配するが、回避するには余りにも遅すぎる。
次の瞬間、ブーンの身体は強烈な光に焼かれていた。

(;゚ω゚)「ぐうううう!!!!!」

ξ;゚听)ξ『ブーン!!!』

全身から煙をあげ、力無く膝をつくブーン。

(;^ω^)「くそ……!!何て威力だお!!」

ξ;゚听)ξ『ブーン!!!第二射が来るわ!!!』

( ^ω^)「うおおおおおおおお!!!!」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/06/26(火) 21:24:05.53 ID:gDfBqCaM0
>ξ;゚听)ξ『メガ粒子ほ……ビームが来るわ!!』

言い直すなよwwwwW



57: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:25:12.42 ID:6i/mifSYO
残された力を振り絞り、雄叫びと共にもう一度ターゲットに向けて照準を合わせる。

( ゜ω゜)「終わりだおおおおお!!!!」

臨界を迎え、今にも放たれようとしている光の渦の中心へ、渾身の一撃を見舞う。
それは、弱点を完全に破壊し、敵の腹にぽっかりと大きな風穴を開けた。
そこから生じた小さな爆発が連鎖する様に身体中に広がり、大きな爆発へと変わっていく。
閃光が辺りを包み、それが収まった時には哀れなイレギュラーは跡形も無いほどにバラバラになっていた。

( ^ω^)「……任務完了だお」

完全に敵を倒した事に安堵するかの様に、ブーンは任務の終わりを静かに報告した。
視界が再び光に染まっていく。どうやらツンが自分の回収を始めたらしい。
ブーンは静かに目を閉じ、自らの帰還が終わるのを待った。

ブーンが目を開くと、見慣れた基地の中の風景が飛び込んできた。
ブーンにとっては、最も安心出来る風景だ。

ブーンは一度だけ大きく息をした後、ツンの待つオペレータールームに足を向けた。



58: ◆ndPkY/NmQ6 :2007/06/26(火) 21:27:20.39 ID:6i/mifSYO
Opening Stage CLEAR!!!!


続いて


「緊急事態発生」



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