( ^ω^)が艦長になったようです

  
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/23(土) 17:39:19.74 ID:F6z/mCV+0
  
Chapter 6
( ,,#゚Д゚)「い、痛てぇぞゴルァ!」
./ ,' 3  `ヽーっ「随分派手にやったようじゃな…。肋骨が1本折れとる…」
( ´ω`)「ブーンのせいだぉ…。正直、スマンかった」
( ^ω^)「でも、海兵隊長のお陰でこうして無事に出航できたぉ」

ウィニー号は3隻の輸送船を伴い、ドーバー海峡を航行していた。風は順風、真上に昇った太陽の光が海に注ぐ。
あの朝、船に戻ったブーンは急いで海兵隊員数人をギコの回収に行かせ、傷だらけで戻ってくると同時に総帆を張り出航した。

ギコに礼を言うと、ブーンはコーターデッキに上がった。すかさず、書類の山を抱えた主計長が顔を真っ赤にして怒鳴りたててきた。

ξ#゚听)ξ「ちょっと、いきなり出航って何なのよ。お陰で飲料水が定量の半分しか乗せられなかったじゃない!」
( ^ω^)「雨水を溜めればいいぉ」
ξ(゚、゚#ξ「そんな水、お肌に悪いわ」
ξ゚听)ξ「それより、早くこの領収書にサインして。重さで腕が折れそうよ」

確かに、主計長の細く白い腕がこの書類の山を支えるのはとても楽には思えない。

( ^ω^)「おっおっ、分かったぉ。サインしたら船員に持って行かせるぉ」
( ^ω^)「航海長、現在の位置は?」
川 ゚ -゚)「ランズエンド岬の沖2マイル、まもなくビスケー湾に入る」
( ^ω^)「把握したぉ(相変わらず誰も敬語を使ってくれねぇwww)」
('A`)「ブーン、その書類を下で片付けてこいよ。それまでは俺が指揮をとろう」
( ^ω^)「助かるぉ!」
壁|*´・ω・`)「(ドックンって優しいんだね……)」



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