(´・ω・`)ショボンのお店に憑く神様のようです('A`)
- 56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:10:08.20 ID:XTtKHmiw0
第二話 登場人物其の二 厄病神クーにゃん
カランコロン。
店の扉に備え付けられているベルが音色を奏でる。
(´・ω・`)「いらっしゃい」
('A`)「おお、久しぶりの客じゃねーか」
(´・ω・`)「君は黙ってて。ほら、お客さんが困った顔してるじゃないか」
川 ゚ -゚)「困ってはいないがな。そこの薄汚れた男と同じ種族だ」
扉の向こう側から現れたのは肩より下まで伸びた綺麗な黒の長髪を滑らせた女性だった
いかにも純和風というべき服装で、簡単に言うなら巫女さんの制服だ。
('A`)「俺と同じー?」
(;´・ω・`)「・・・・・・また店が廃れる」
川 ゚ -゚)「何、貧乏神じゃないさ。私は疫病神(やくびょうがみ)だ」
(;´・ω・`)「同じことじゃないか・・・・・・」
- 58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:13:28.48 ID:XTtKHmiw0
('A`)「おー!疫病さんかい。まま、こっちに座りなよ」
ぽんぽんと自分の座る隣の椅子を叩き、あまった手で手招きをする。
川 ゚ -゚)「それじゃ座らせて頂くか」
(´・ω・`)「はい、これサービスのコーラ」
川 ゚ -゚)「私はコーラよりサイダーの方が好きだ」
疫病神さんの目前にグラスをゆっくりと置く。
瞬間、グラスを大きく斜めに傾かせ、氷もろともガリガリと音を立てながら飲食している。
既にジュースを飲み方ではない。
(´・ω・`)「凄い飲みっぷりだね」
川 ゚ -゚)「ぷはー。やっぱりサイダーの方が好きだな」
(´・ω・`)「そんな飲みっぷりで言われてもねぇ」
あまりの飲みっぷりに凄いとかびっくりするとかそんなレベルじゃなく、
思わずため息すら漏れ、呆れ返ってしまった。少しほほえましくもあるけども。
- 61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:15:56.12 ID:XTtKHmiw0
川 ゚ -゚)「しかし、落ち着くなここは」
(´・ω・`)「そういってくれると有難いよ。でも、ほめてもサイダーは出ないよ」
川 ゚ -゚)「何、そんなつもりじゃないさ。少しは期待してたが」
(;´・ω・`)「素直な子だね君は・・・・・・」
('A`)「で、ショボン。俺のオレンジジュースは?」
(´・ω・`)「お客さん呼んで来いよとりあえず」
川 ゚ -゚)「私は客じゃないのか」
(;´・ω・`)「お金持ってないでしょ?もとより払う気もないでしょ?」
川 ゚ -゚)「おめでとう。正解だ」
('A`)「はっはっは!」
(;´・ω・`)「はあ・・・・・・・」
ため息を吐きながら、再び顔を俯かせしょぼくれた表情をさらに暗くする。
全くどうしてうちに集まるのはこんなのばかりなのやら・・・・・・
最も、まともな人といえば夜にそこそこ来てくれるあの人くらいなんだけども。
- 63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:19:18.06 ID:XTtKHmiw0
- 川 ゚ -゚)「まあ、あれだ。元気を出せマスター」
(´・ω・`)「疫病神さんに慰められてもねぇ」
('A`)「はっはっは!納得だな!」
(;´・ω・`)「・・・・・・貧乏神が言うなって話だけどね」
('A`)「ひゃっはっは!」
川 ゚ -゚)「ふむ、まあちなみに私は疫病神だと言っているが、少し勘違いされていそうなのだが」
(´・ω・`)「どうゆうこと?」
川 ゚ -゚)「お前らは疫病神と聞いたら何を想像するんだ?」
(´・ω・`)「うーん・・・・・・やっぱり人を病気にさせたり、文字通り疫病を与えるんじゃないかな」
('A`)「俺の考えでは、多分厄を与える方かと思うが」
川 ゚ -゚)「残念。双方ともハズレだ。私の場合は疫病を消す方だぞ?」
(´・ω・`)「え?」
('A`)「mjd?」
川 ゚ -゚)「いえす」
場の空気が一瞬凍りつく。しょぼくれていた表情が少しばかり明るさを取り戻している。
が、微妙な変化なので普段と変わりはない。
- 67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:22:23.43 ID:XTtKHmiw0
川 ゚ -゚)「まあ、補足すると、双方ともの考えと同じタイプの疫病神も存在するがな」
(´・ω・`)「へぇ・・・・・・」
('A`)「ふぇー」
(´・ω・`)「ごめん、ドクオそれなんか腹立つから止めて」
('A`)「ひでぇ」
川 ゚ -゚)「ははは、まああれだ。私がいる限りは周りは病気にはかからんよ」
(´・ω・`)「これはまた嬉しいことだね」
('A`)「害しかなさない俺とちょうどいい感じに中和できるんじゃね?」
(´・ω・`)「病気にならなくても収入がないと生きていけないよ」
('A`)「そういうなよ。働いてやってんだから」
(´・ω・`)「薄給バイト乙」
('A`)「しゃーねーだろ。あまり金もてないんだからよー」
この男の能力。他人を貧乏にする代わりとして自分も貧乏でなければならない。
自己犠牲の元で成り立つ能力。誰もが要らないというかもしれない。でも、しょぼくれた男も、覇気のない男も、これが気に入っていた。
- 68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:25:21.92 ID:XTtKHmiw0
川 ゚ -゚)「まああれだ。私が来たからにはもう安心だな」
(´・ω・`)「そんなにコーラをごくごく飲んでる人に言われたくないよ」
いつの間にかテーブルの下においてあったコーラのペットボトルが彼女の右手に握られており、とくとくと音をたてなみなみと透明なグラスを黒に染めていく。
川 ゚ -゚)「失礼な奴だ。厄をぶつけてやろうか」
(;´・ω・`)「ご遠慮願うよ・・・・・・」
('A`)「はは。んじゃ俺も貧乏をぶつけてやろうか」
(;´・ω・`)「君はもうぶつけてるでしょ・・・・・・」
そんなことを言っている間にも500mlのコーラのペットボトルは空に近づいていく。
というか、空になった。
その中身を移したグラスを口元に運ばせながら
川 ゚ -゚)「愉快な男だな君達は」
くすりと笑い、今度はゆっくりと飲んでいく。
- 71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:27:54.12 ID:XTtKHmiw0
(;´・ω・`)「こっちは商売あがったりだから困ってるんだけどね」
('A`)「んだよ。俺のバイトの賃金あんだからマシだろ」
(´・ω・`)「薄給乙」
('A`)「・・・・・・辞めようかな」
(;´・ω・`)「ごめん」
川 ゚ -゚)「やはり愉快だ」
既に中身の入っていないグラスに口付け、溶けた氷の水を飲む疫病神さん。
そういえば、まだ名前を聞いてなかったな。
(´・ω・`)「そういや疫病神さんの名前は?」
川 ゚ -゚)「ん、言ってなかったか?」
(´・ω・`)「うん。聞いてないね」
('A`)「俺漏れ漏れも」
「コホン」と一度咳払いをし、かわらぬ表情のまま僕達をみつめる。
- 73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:31:08.76 ID:XTtKHmiw0
川 ゚ -゚)「くう。そう呼ばれている」
('A`)「くう?」
(´・ω・`)「くう、かあ。名前の由来は?」
川 ゚ -゚)「なんでも空みたいに透き通っているみたいでクールだからだそうだ」
くう、か。
おそらく、ドクオみたいな感じに滞在するんだろうなこの人も。
だったら何らかの呼び名みたいなのも必要かもしれない。ドクオみたいに。
(´・ω・`)「じゃあ・・・・・・クーなんてどうだろう?」
('A`)「鬼才現る」
川 ゚ -゚)「くー。いいな。くー」
(´・ω・`)「お気に召したようだね」
川 ゚ -゚)「なかなかいいセンスだマスター」
(´・ω・`)「それはなによりで」
しばらく「くー。くーか。くー」と自分の名前を連呼していた。
少しほほえましくて笑っていると「何を笑っているんだ」と首をかしげていた。
もしかすると、可愛い人なのかもしれない。
- 74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:33:04.41 ID:XTtKHmiw0
- それからしばらくして、カランコロンとベルが鳴る。
音の先には
(,,゚Д゚)「・・・・・・」
お客さんがいた。
今日はもしかしたら人がいっぱい来る日なのかもしれない。
(´・ω・`)「ようこそバーボンハウスへ」
とりあえず今までの和やかな空気に緩みきっていた顔に力を加え、
きりっとした表情へと戻しながらに言う。
(,,゚Д゚)「ん・・・・・・と、ここはどういう店なんだ?」
('A`)「ここは売れないボロっちい店ですよ」
(´・ω・`)「ドクオは余計なこと言わないでよ。えっと、ここは小さな飲み屋みたいなとこですよ。
バーとかあるでしょう?そんな感じの」
(,,゚Д゚)「なるほど。じゃあいっぱいもらおうか。金はあるぞゴルァ」
- 78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:37:53.87 ID:XTtKHmiw0
(´・ω・`)「何にしましょう」
('A`)「俺オレンジ」
川 ゚ -゚)「私はコーラで」
(;´・ω・`)「君達には聞いてないんだけどな・・・・・・」
(,,゚Д゚)「はは、楽しいお客さんだな。じゃ、俺はバーボンを頼む」
(´・ω・`)「了解。・・・・・・はいどうぞ」
きっちりドクオとクーの分のグラスも新しく用意して、それぞれ黒の液体、黄色の液体、茶の透明色の液体を注いでいく。
クーさんに関しては既に二本目だけども、この人にもなんらかで働いてもらおう。
看板娘とかにしたらお客さんは来るかもしれない。容姿端麗だし、客引きとかするとちょうどいいかもしれない。
おっと、忘れちゃいけない。
グラスに入った氷がカラン、と音を出したのを確認するとカウンターテーブルの上へとそっと置く。
(´・ω・`)「どうぞ」
お客さんはグラスを片手に持ち、カラン、と音を鳴らしてゆっくりと呷る。
- 79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:40:25.53 ID:XTtKHmiw0
(,,゚Д゚)「・・・・・・こりゃうめぇ」
('A`)「ぷはーっ!やっぱうめー」
川 ゚ -゚)「こーらも美味いには美味いがやはりサイダーがいいな」
(;´・ω・`)「文句はお金を払ってから言おうね」
(,,゚Д゚)「はは。それじゃ俺もしっかり払わないとな。文句が言えないから」
(;´・ω・`)「怖い怖い」
ゆっくり飲む人なのかな、と思った矢先
ごくごくと喉を鳴らしながら、豪快にバーボンを呷るお客さん。
なかなかいい飲みっぷりだけど、洋酒でそれをやるのは不味いんじゃないかなと。
(,,゚Д゚)「ああ、うめえ」
(´・ω・`)「ボトルに埃がついててすまないね」
今回出したバーボンは少し高価なもので、僕の月一の楽しみのものだった。
だからこそ、少し埃を被ってしまっていたから、ちょうど出すには良かったと思っていた。
- 82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:42:59.83 ID:XTtKHmiw0
- (,,゚Д゚)「いや、うめえよ。こりゃまた来なきゃならねーな」
(´・ω・`)「ええ、ぜひいらしてください」
(,,゚Д゚)「そういや、マスターは飲まないのか?」
(´・ω・`)「飲みますけど、やっぱりお金がかかっちゃうのでね。そこの二人のように飲んでしまうと」
川 ゚ -゚)「うまいな。こーらというのもいいかもしれない」
('A`)「何言ってんだよ。オレンジジュースが一番だろ」
視線の先はドクオと、クーの二人。
それはそれは満足そうに飲みながら、笑っていた。
顔の筋肉の力を抜き、完全にのほほんとしていた。
(,,゚Д゚)「愉快な奴等だな!ギコハハハハ!」
(´・ω・`)「たまに不愉快ですけどね」
(,,゚Д゚)「何、こんなにも澄み切った目の奴はそうそういねーって」
(´・ω・`)「それは確かに」
(,,゚Д゚)「はは・・・・・・ん、ちょっと軽く寄ったつもりが長居しそうになった。
そろそろ仕事に戻らなくてはな・・・・・・勘定頼む。いくらだ?」
お客さんの着ているスーツに少し皺の出来ていたが、すぐにそれを発見して伸ばしながらゆっくりと席を立つ。
ちなみに初回限定として、いつも僕のやってることなのだけども・・・・・・
- 83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:45:55.02 ID:XTtKHmiw0
(´・ω・`)「御代は結構ですよ。そのバーボンはサービスです」
(,,゚Д゚)「む。そういうわけにはいかんな。金はしっかり払うぞ」
(´・ω・`)「では代わりといってはあれですけども、またいらしてくれませんか?」
(,,゚Д゚)「・・・・・・むう」
(´・ω・`)「そうしかめっ面しないで下さい」
('A`)「お前がそうさせたんだろ?」
(´・ω・`)「もう、だから黙ってて」
(,,゚Д゚)「はは、ありがとう。じゃ、今回はサービスということで受け取るとしようか。
また来るとする。其のときはまた美味い酒を頼む」
(´・ω・`)「ええ、任せてください」
(,,゚Д゚)「それじゃ」
(´・ω・`)「またどうぞ」
カロンコロン、と扉に上部につけてあるベルが音色を奏でた後、扉がゆっくりと閉まる。
お客さんがいなくなった後、ドクオが僕の方をじいっと見つめているの気がつき視線を向ける。
- 85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:47:57.23 ID:XTtKHmiw0
('A`)「こんなんだから儲からないんだよ。あの酒一杯あたり1000円は取れるだろうが」
(´・ω・`)「これが僕流なんだよ」
川 ゚ -゚)「なるほど。そりゃ儲からないわけだ」
(;´・ω・`)「だったら客引きでもしてよ・・・・・・」
('A`)「俺疲れてるから無理」
川 ゚ -゚)「れでぃにやらせるのか?」
(;´・ω・`)「やれやれ・・・・・・」
もしかすると、こういうことをするのもドクオの存在が影響してるのかもしれない。
いや、でもドクオのせいにするのは良くないな。僕が甘いだけか。
というか、今さらっと客引きを拒否されたな。むむぅ。どうしたものか。
- 88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:51:03.62 ID:XTtKHmiw0
('A`)「ま、のんびりやろうぜ。急がば回れっていうだろ」
川 ゚ -゚)「善は急げとも言うがな」
(;´・ω・`)「どっちだよ全く・・・・・・」
('A`)「俺は色々試行錯誤して金の為に動いてる奴が嫌いだから、このままで良いと思うが」
川 ゚ -゚)「まあ、同意だ」
(´・ω・`)「うん、なるほど。で、珍しいねドクオからそういう発言が出るなんて」
('A`)「オレンジジュースをくれ」
(;´・ω・`)「相変わらず君は素直だね」
('A`)「いいじゃねーか」
川 ゚ -゚)「私はこーらだ」
(;´・ω・`)「クーも相変わらず素直だね」
川 ゚ -゚)「素直がとりえだからな」
全く悪びれた様子はなくて、むしろ堂々としている姿にぐうの音も出ない。
貧乏神といい、疫病神といい。神様っていうのはどうしてこうも正直なんだろう。
それにしても・・・・・
- 94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:53:46.02 ID:XTtKHmiw0
(´・ω・`)「やれやれ。とんだ居候さんが増えたもんだ」
川 ゚ -゚)「む。読まれていたか。酔ったふりでもして居座るつもりだったのだが」
やはり居座るつもりだった。なんとなくで予想はしていたんだけども。
どうして神様ってのは住む場所とかもなしなんだろう。役職とかある辺りそういう場所があっても可笑しくないと思うんだけどなぁ。
(;´・ω・`)「そういうのは言っちゃ駄目でしょ」
川 ゚ -゚)「むぅ。私はどうやら隠し事は苦手らしい」
('A`)「いいじゃねーか。隠し事なんてなしで、気楽にやろうぜ。現代の言葉だと、ぽじてぃぶだったか」
(´・ω・`)「ポジティブ。うん、いい言葉だ。だけども」
('A`)「ああん?」
川 ゚ -゚)「ん?」
- 98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:58:32.04 ID:XTtKHmiw0
(´・ω・`)「君達はまず店の手伝いをしてね」
('A`)「まあ、前向きに善処しよう」
川 ゚ -゚)「ぽじてぃぶに考えておこう」
(;´・ω・`)「少しは手伝ってよ、もう」
('A`)川 ゚ -゚)「「はっはっは!」」
こうして、新しい仲間がまた一人うちの店に増えた。
ドクオからしたらよかったかもしれない。
同族が出来たのだから。
僕としては、まあ・・・・・・いいんだけどね。多少なり儲けが減るけども
元々出稼ぎに来たとか、お金儲けのためにお店を開いてるわけじゃないし。
だから、もっと前向きにやればいいかな。ポジティブ。うん、ポジティブに、だ。
緩やかな波のようにゆらゆらと揺られながら、流されていく。
そんな放浪気味でも、楽しいだろうし。
甘い考えかもしれないけど、それはそれで・・・・・・
- 101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/10/17(水) 00:59:51.88 ID:XTtKHmiw0
川 ゚ -゚)「どうした。考え事か」
(´・ω・`)「ん・・・・・・。君達をどうやって手伝わせようかと、ね」
('A`)「そりゃお前」
川 ゚ -゚)('A`)「「無理ってものだな」」
念入りに打ち合わせをしていたかのように被った二人。
互いに顔を見合わせて、一呼吸置いて―――――
(*'A`)川 *゚ -゚)「「ははははははははは!!」」
大きく高笑いをしていた。
一方の僕は
(;´・ω・`)「はあ・・・・・・やれやれだよ」
ため息を吐きながらも、その光景に微笑んでいた。
第二話 おわり。
戻る/おまけ/第三話