(,,゚Д゚)彼女は年上なようです从'ー'从

1: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:49:12.56 ID:2mPuXvmN0
第五話 『僕アルバイト』



从'ー'从「えっと……
     ここで働きたい、ということでしたね」
少し驚いた風な顔で、女の人は俺にそう告げた。

俺は店の奥の事務室に案内され、
そこで面接みたいなものを受けているのだが――

心なしか、俺より面接官の女の人の方が緊張しているようにも見える。

从'ー'从「あ、すみません。 お名前は……」
(,,゚Д゚)「ギコといいます。 井手由ギコ」
そういえば、お互いにまだ名前すら知らなかったのだ。

その程度の関係でしかないのに、
よくもまあ熱に浮かされて、こうしてバイトの面接なんか受けようと思ったものだ。

从'ー'从「ええと…… それじゃあ、ギコ君はどうしてここで働こうと思ったのですか?」
(;,,゚Д゚)「…………!」
いきなり、クリティカルな質問が俺に襲い掛かってきた。

どうしよう。
志望動機とか、全く考えてなかった……!



3: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:50:31.18 ID:2mPuXvmN0
(;,,゚Д゚)「えっと、その……
     この前フラワーアレンジメントを作ってもらった時、
     凄いなーって思って、それで、自分もそういうことやってみたいなー、と……」
勿論真っ赤な嘘である。

が、正直に

「あなたと一緒の職場で働きたかったからです」

などと言おうものなら、
完全に不審者だ。

ここは敢えて本音を隠しておくのが、
一般常識というものだろう。



4: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:51:40.24 ID:2mPuXvmN0
从'ー'从「そうなんですか」
嬉しさと気恥ずかしさが入り混じった表情で、女の人は笑った。

さっきの俺の言葉が100%の嘘なだけに、
少し罪悪感を感じてしまう。

从'ー'从「でも、実際のここでの仕事はああいうのばかりじゃないですよ。
      商品の配送とか、仕入れとか、お花の手入れとか、
      どちらかと言うと地味で大変な仕事の方がメインです。
      それでも、いいんですか?」
さっきまでとは打って変って、真剣な表情で女の人は訊ねてきた。

(,,゚Д゚)「大丈夫です。
    これまで、結構しんどいバイトもした事ありますし……」
ちなみに一番キツかったのが、
冷凍倉庫の中での貨物搬入・整理のバイトだった。

あれは、本当に死ぬかと思った。
夏に凍死の危機に晒されるような経験をすることになるとは思わなかった。



8: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:52:41.82 ID:2mPuXvmN0
从'ー'从「…………」
女の人が、しばし考え込むように口元に手を当てた。
気まずい沈黙が、周囲に流れる。

まずい。
そういえば、バイトを断られた時のことを全く考えていなかった。

もし面接で落とされたとして、
またこの店に来ようもんなら確実にストーカー扱いだ。
てか、逆の立場だったら俺だって怖い。

どうしよう。
「いや、やっぱバイトで雇ってくれなくてもいいです」と断るか。

駄目だ。
そんなこと言ったら余計におかしく思われる。

どうする。
どうやってこのピンチを乗り切って――



10: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:53:22.57 ID:2mPuXvmN0
从'ー'从「ギコ君は――」
(;,,゚Д゚)「ふぁい!?」
いきなり名前を呼ばれて、素っ頓狂な声を上げてしまった。

从'ー'从「ギコ君は、バイクか原付の免許を持ってますか?」
(;,,゚Д゚)「え、ああはい。 中型までなら乗れますけど」
質問の意図が掴めず、生返事で答えた。

バイクの免許って、
何でいきなりそんなことを聞いて来たんだろう。

从'ー'从「そうですか。 それなら、配達とかを任せても大丈夫ですね」
(;,,゚Д゚)「え? あ、あの、それって……」
从'ー'从「はい。 これからよろしくお願いします、ギコ君」
そう言って、女の人はにっこりと微笑んだ。

(;,,゚Д゚)「は、はい!
     こちらこそよろしくお願いします!
     え〜っと……」
女の人の名前を知らなかったので、俺はそこで言葉を詰まらせた。

女の人はそれを察したのか、
「ああ」と一つ手を打って、
从'ー'从「私は渡辺といいます。
     早速ですけど、明日は何時から出て来れますか?」
と言って、もう一度俺に微笑みかけるのだった。



11: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:55:07.24 ID:2mPuXvmN0


             *             *            *


(,,゚Д゚)「…………」
次の日の帰りのホームルームの時間、
俺は担任の先生の話もろくに聞かずに物思いに耽っていた。

もうすぐ学校が終わり、花屋でのバイトが始まると思うと、
居ても立ってもいられない。

少し前までは考えられない話だった。。
今までは、学校から帰るのが嫌でしょうがなかったのに、
こんな風に、学校が終わるのが待ち遠しいと思える日が来るなんて。



12: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:56:07.65 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「お〜い、ギコ〜」
と、ジョルジュが横から俺の肩を叩いてきた。

(,,゚Д゚)「ん? ああ、何か用か?」
  _
( ゚∀゚)「何か用か、じゃねえだろ。
     とっくにホームルーム終わってんぞ」
ジョルジュに促されて周囲を見渡すと、
他の生徒は既に帰り支度を始めていた。

どうやら、考え事をし過ぎてたせいで周りの様子に気付けなかったらしい。

(´・ω・`)「今日はこれからどうする?
      またゲーセンにでも寄るかい?」
ショボンが横から会話に入ってきた。

てかこいつ、最近入院したりいきなり痙攣したりとかしてばっかだけど、
体の方は大丈夫なんだろうか。



17: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:57:38.97 ID:2mPuXvmN0
(,,゚Д゚)「……あ〜、悪い。
    今日、バイトあるから」
  _
( ゚∀゚)「んだ? お前またバイト始めたのか?」
ジョルジュが腕を組みながら訊ねてくる。

(,,゚Д゚)「ああ、うん。 昨日面接してさ、今日から出勤なんだ」
  _
( ゚∀゚)「そりゃまた急な話だな。
     急ぎで金でも要んのか? 少しなら都合出来るぜ?」
(,,゚Д゚)「いや、別にそういう訳じゃないんだけど……
    夏休みになるまでに、ちょっと貯めておきたいと思ってさ」
下手に突っ込まれてもいけないので、
慎重に当たり障りの無い言葉を選んでジョルジュの質問に答えた。



19: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 20:57:58.31 ID:2mPuXvmN0
(´・ω・`)「ふうん。 それで、どこで働くんだい?
      迷惑じゃなければ、顔見せにでも行こうと思うんだけど」
(;,,゚Д゚)「あ、ああ。 駅前にある大きなスーパーだよ。
     けど、裏方の荷物運びだから店に来ても会えないと思うぜ?」
嘘を吐いた。
あの花屋でバイトをしていることを知られたくなかったからだ。

だけど、何で自分がそんな嘘を吐かねばならなかったのか、
自分でもよく判らなかった。
  _
( ゚∀゚)「……そうか。 ま、じゃあ仕方ねえやな。
     ショボン、今日は俺達だけでどっか行こうぜ」
(´・ω・`)「ああ、うん。 残念だけど、ま、仕方が無いね。
      それじゃギコ、お仕事頑張ってね」
(;,,゚Д゚)「あ、ああ。 今日は本当悪かった。
     また今度誘ってくれよ」
それだけ挨拶を済ますと、ジョルジュとショボンは教室から出て行くのだった。



21: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:00:04.71 ID:2mPuXvmN0



    * ここで一旦コマーシャル *



人外萌えの、人外萌えによる、人外萌えの為のエロゲー、ついに始動!

妖怪、異形、獣人、亜人、半妖、魔族、エルフ、ホビット、怪異、
吸血鬼、天使、悪魔、妖精、魔人、神属、ライカンスロープ、
ありあらゆる人外属性っ娘があなたを魅了!

攻略可能キャラは全て人外!
ただの人間は出てきません!

悲恋? 悲劇? だから何?
バッドエンド上等の、人と人ならざる者との愛の形が、
今ここで昇華する!!



22: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:01:38.27 ID:2mPuXvmN0
川 ゚ -゚) ハーフエルフ



川 ゚ -゚)「私に触るな!
     どうせ君も、あの薄汚い人間共と一緒なんだろう!?」

(,,゚Д゚)「どうしたんだよ、クー!
    一体お前に、何があったっていうんだ!!」

川 ゚ -゚)「……昔、私は人間達に拷問された上、レイプされた。
     私がハーフエルフだから、ただそれだけの理由でだ。
     君も、同じだ。 君だって、心の底では私を見下しているのだろう!?」

(,,゚Д゚)「そんな事は無い!
    それに、人間だってそんな悪い奴ばかりじゃないんだ!!」

川 ゚ -゚)「ハハッ…… そんなお為ごかしなら嫌という程聞いてきたよ。
     結局、君だって所詮は人間なんだ。
     私のことなど、これっぽっちも判ってなどいない」

(,,゚Д゚)「違う! 俺は……!」

川 ; -;)「判っていない! 虐げる側の者が、虐げられる側の者の気持ちなど、判る訳がない!
     判ってなど――たまるものか!!」



24: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:02:55.48 ID:2mPuXvmN0
ξ゚听)ξ 吸血鬼



(;^ω^)「ツン、ここに居たのかお。
      探したお。 急にいなくなっちゃうから……」

ξ゚听)ξ「……来ないで、ブーン」

(;^ω^)「何言ってるんだお。 そんなとこにいたら風邪ひくお。
      一緒に家まで帰るお」

ξ゚听)ξ「来ないでって言ってるでしょう!?」

(;^ω^)「!!?」

ξ;凵G)ξ「お願い…… 来ないで、ブーン。
       もう、これ以上抑えられないの。
       このままじゃ、私、あなたの血を吸ってしまう……」

(;^ω^)「ツン――」

ξ;凵G)ξ「やっぱり、吸血鬼が陽の当たる世界で生きるなんて無理だったのよ。
       私は、元の夜の世界に帰るわ。
       さよなら、ブーン。 あんたと一緒に生活出来て、楽しかった」

(;^ω^)「ツン! 待ってくれお!
      ツン! ツンーーーーーーーーーーーー!!」



26: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:03:50.93 ID:2mPuXvmN0
∬´_ゝ`) サキュバス



∬´_ゝ`)「ウフフ。 いらっしゃい、坊や。
      こういう所は初めて?」

( ´_ゝ`)「……ゴクリッ」

∬´_ゝ`)「怖がらなくていいのよ。
      お姉さんが、たっぷりと教えてあげる……」

(*´_ゝ`)「うおおおおおおおお!
      もう辛抱たまらんですたーーーーーーーーーい!!」



27: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:04:54.26 ID:2mPuXvmN0
ミセ*゚ー゚)リ 妖精



(;・∀・)「こ、これは! ミセリ、君の体が――」

ミセ*゚ー゚)リ「……どうやら、おにーさんとはここでお別れみたいなのです」

(;・∀・)「お別れ!? 何を言ってるんだよミセリ!」

ミセ*゚ー゚)リ「私はこの樹の精……
       だから、この樹が枯れ果ててしまう時、私も消えてしまうのです」

(;・∀・)「冗談を言うのは止してくれ!
     僕は、認めないぞ!
     君が消えてしまうなんて――絶対に認めないからな!!」

ミセ*゚ー゚)リ「……おにーさん、今までありがとうなのです。
      私、おにーさんみたいな人に会えて、本当に良かったのです」

( ;∀;)「駄目だ! このまま消えるなんて許さないからな!
      約束したじゃないか! 夏が来たら海を見せてやるって!!
      約束を破ったら、一生許さないぞ!!」

ミセ*;ー;)リ「ごめんなさいなのです……
       もし生まれ変わることが出来たら、今度は人間として、おにーさんと――」

( ;∀;)「ミセリ! ミセリーーーーーーーー!!!」



28: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:06:21.48 ID:2mPuXvmN0
イ从゚ ー゚ノi、 人狼



(;'A`)「な、何でダンビラなんか抜いてるんだよ?
    これは一体どういう事なんだよ!?」

イ从゚ ー゚ノi、「……お主は言ったな。
       ずっと、儂と一緒にいると」

(;'A`)「あ、ああ…… だけど、それとこれとどういう関係が――」

イ从゚ ー゚ノi、「じゃが、いくら言葉で約束を交わそうと、
       お主は儂を置いて行ってしまう。
       儂より先に、老いて逝ってしまう。
       そうなってしまうくらいなら、いっそのこと、
       今ここでお主を殺して食らい、永遠に一つになろう」

(;'A`)「何言ってんだよ!
    そんな事は、一つになるってことなんかじゃない!
    絶対に、そんな筈がない!!」



29: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:07:07.55 ID:2mPuXvmN0
イ从゚∀゚ノi、「? 何故今更になって儂を拒むのじゃ?
       あれだけ、優しくしてくれたのに。
       ――ああ、そうか。
       死ぬ前に、儂を抱いておきたいのじゃな。
       それならそうと、先に言ってくれれば良かったのじゃ。
       いいぞ、好きなだけ、好きな様に抱くがいい」

(;A;)「違う! 俺は抱きたいからとか――そんな理由でお前を好きになったんじゃない!!
    俺は――ただ、俺は――!」

イ从゚∀゚ノi、「心配するな。
       もしまぐわってやや子を孕んだら、その子も産まれた後にすぐ食って、
       儂の腹の中でお主に会わせてやろう。
       じゃから――安心して、死んでくれ」

(;A;)「俺は、俺は……!」



34: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:08:47.74 ID:2mPuXvmN0
( ゚∋゚) 怪物



ミ;,,゚Д゚彡「いや無理があるだろ!
      これは無理があるだろ!
      何だよ怪物って!
      これは人外でもなんでもなくて、ただ化け物みたいなブスってことじゃねえか!!」

(*゚∋゚)「べ、別に私もあんたなんか願い下げなんだからね!」

ミ;,,゚Д゚彡「ツンデレか!?
      まさかツンデレのつもりなのか!?
      無理だって!
      駄目だって!
      これはツンデレとかそういうオプションでカバー出来る外見じゃないから!
      つーか、有り得ないから!!」

(*゚∋゚)「恥ずかしいけど、私、あんたとなら……」

ミ;,,゚Д゚彡「ちょッ! 待ッ!
      お前何服脱いでんだよ!!
      やめろ!!
      やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」



35: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:09:27.41 ID:2mPuXvmN0
新本格人外ラブコメディーエロゲー。


『ケモノタチノウタ 〜Immortal curse〜』


今夏発売予定!!



39: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:10:04.01 ID:2mPuXvmN0





   ∩∩
   | | | |
  ( ゚ω゚)  <こまーしゃる ここまで
  。ノДヽ。    
   bb





41: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:10:48.46 ID:2mPuXvmN0
(´・ω・`)「二人だけで遊ぶのも久し振りだね」
  _
( ゚∀゚)「あー、そうかもな」
商店街のゲームセンターで、
ジョルジュとショボンは格闘ゲームでの対戦を行っていた。

(´・ω・`)「でも本当急な話だったね、ギコがバイト始めてたなんて。
     そんな話全然してなかったのに……あ、やばッ、コンボしくった」
  _
( ゚∀゚)「そうだな……っうっし!
     エリアル決まった! こっから超必に繋げて……
     今だ、ブーンブラスター!!」
ジョルジュがせわしなくレバー入力を完了させると同時に画面が暗転。
カットインが入ってブーンの超必殺技が発動し、
ショボンの操るトラギコがやられボイスを上げながらダウンする。

(´・ω・`)「あ〜、くっそ。
     あそこでコンボを外さなかったら勝ってたのに」
  _
( ゚∀゚)「そこでコンボを決めることが出来るか出来ないかが、一流と超一流の違いってヤツだろ。
     さーて、次行こうぜ次。 俺今度はモナー使おっと」
ショボンが次こそはと意気込みながら100円硬貨を入れ、画面がキャラ選択画面へと移る。



43: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:12:15.62 ID:2mPuXvmN0
(´・ω・`)「今頃、ギコ君はスーパーで仕事してるのかな」
ショボンがレバーでキャラ選択カーソルを動かしながら呟いた。
  _
( ゚∀゚)「あ〜、それだけどさ」
ジョルジュが頭を掻きながら口を開く。
  _
( ゚∀゚)「多分あいつ、スーパーじゃ働いてねえぞ」
(´・ω・`)「? どういう事だい?」
ショボンがゲーム機体の上からショボンを覗き込んで訊ねた。
  _
( ゚∀゚)「あいつさ、スーパーで働いてるって言ってた時、右頬を掻いてたんだよ。
     ギコは気付いてねえだろうけど、あいつ嘘吐くと右頬掻く癖があるからさ」
(´・ω・`)「そうだったのか……
      そんなこと良く知ってたね」
ショボンが感心したふうに大きく息を吐いた。

(´゚ω゚`)(ジョルジュ……そんな何気ない癖まで把握してるってことは、
     まさか君もギコ君のことを……?
     もしそうなのだとしたら……その時は友である君と言えど……!)



44: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:13:37.57 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「? どうした、ショボン?」
(´・ω・`)「いや、何でもないよ。
     でも、どうしてギコ君はそんな嘘吐いたんだろうね」
ショボンが何事も無いかのように装いながら、ジョルジュに聞いた。
  _
( ゚∀゚)「さあ? ま、俺達が詮索することじゃねえだろうよ。
    話す必要があるなら、あいつから話すさ。
    あいつはそういう奴だ」
(´・ω・`)「……それもそうだね。
      おっと、早くしないとキャラ選択の時間制限が来てしまう」
そう言って、ショボンが慌ててキャラ選択カーソルを動かし、使用キャラを選択する。
  _
(;゚∀゚)「あ、手前! 対人戦で素直ヒート使ってんじゃねえよ!
     マナー違反だろうが!!」
(´・ω・`)「馬鹿め! 勝てばいいんだ、何を使おうが!!」
  _
( ゚∀゚)「何というジャギ。 これは間違い無く醒鋭孔」


〜To be continued...〜



46: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:14:27.09 ID:2mPuXvmN0
次回予告






('A`)「ドクオと」

( ゚∀゚)「ジョルジュの」

('A`)( ゚∀゚)「プッシーキャットテンプテーション」



49: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:15:51.90 ID:2mPuXvmN0
('A`)「フヒヒヒヒ! やっぱり姉☆孕みっくすは最高だぜ!
   フヒヒヒヒ! フヒヒヒヒヒヒヒヒィ!!」

アア! ワタシオトウトノセイシデニンシンシチャウー!

('A`)「ああ〜! 俺も絶頂(イ)くよ! 絶頂(イ)っちゃうよォ!
   射精(で)る! 射精(で)るううううううううううううううう!!」


ドピュ! ドピュドピュドピュウ!!


('A`)「ふう〜、今日も大漁だったぜ。 やっぱ近親相姦シチュは違うな。
    さて、明日は妹妊娠ものにでもしようかな〜、と」



51: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:16:54.30 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「くぉの馬鹿弟子があァァァァァ!!」

(;'A`)「あ、あなたはジョルジュ師匠!」
  _
( ゚∀゚)「なァにが『明日は妹妊娠ものにでもしようかな〜』だ!!
     私はお前をそんな軟弱者に育てた覚えは無いぞ!!」

(;'A`)「ええ!? で、でも、師匠も近親相姦はエロゲーの至宝って……」
  _
( ゚∀゚)「違う! 近親相姦シチュを責めているのではない!!
     近親相姦モノは作sy……じゃなくて、私も大好きだ!!」

(;'A`)「そ、それじゃあどうして……」
  _
( ゚∀゚)「貴様、近親相姦を志すなら、
     何故積みゲーに姉モノや妹モノしか無い!
     そんなことでは近親相姦系を極め尽くすことは出来んぞ!!」

(;'A`)「で、でも、姉や妹以外で近親相姦なんて……
    ま、まさか弟や兄と!? アッー!?」



56: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:18:44.52 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「だから貴様は馬鹿なのだァァァァァ!!
     近親相姦といえば、母子モノを忘れてはならんだろうがァァァァァァァ!!
     今日は特別に、私が母子モノについてレクチャーしてやる!!」

('A`)「あ、安西先生、母親とセクロスがしたいです……!」
  _
( ゚∀゚)「よおおおしよく言ったァァァァァ!
     ならば、レクチャーを始めてやろう!!」

('A`)「うおおおおおおおお!!」
  _
( ゚∀゚)「思春期を迎えた息子は、
     一番身近な異性である母親に劣情を抱くことが出来るのか?
     既にトウの立った肉体の母親に、
     読者を萌えさせることが出来るのか?
     出来る!
     出来るのだ!!」



59: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:19:29.51 ID:2mPuXvmN0
('A`)「取り敢えず、母子モノの何が素晴らしいのかを教えて下さい」
  _
( ゚∀゚)「良くぞ聞いた。
     母子モノの最大の長所、それは何と言っても近親相姦による背徳感だな」

('A`)「でも、それなら妹モノや姉モノとそう違いが無いんじゃ」
  _
( ゚∀゚)「確かに近親相姦というだけならそうだろう。
     だが、母子モノには姉モノや妹モノには無い一つのエッセンスがある。
     それが、母性愛だ!!」

('A`)「ぼ、母性愛!?」
  _
( ゚∀゚)「そう、母親が子供を愛するというのは、ある意味当然のこと。
     しかしそれが家族としての愛ではなく、男と女の愛に変わった時、
     そこに禁断の快楽の世界の扉が現れるんだよ!!」

('A`)「な、何だってー!?」
  _
( ゚∀゚)「加えて、男というものは大なり小なりマザコンの要素を持っている。
     つまり、みんな心の底ではママが大好きということだ!
     これが萌えない筈がない!!」

('A`)「要チェックやー!」



60: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:20:21.04 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「まあ一概に母萌えと言っても、勿論色んなパターンがあるから、
     ここからはその代表的なものを紹介していくぞ」

('A`)「はい」
  _
( ゚∀゚)「つってもエロシーンに入るまでのパターンだけどな」

('A`)「はい」



61: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:20:55.44 ID:2mPuXvmN0
ケースその1 〜 子供が無理矢理母親を―― 〜



J(;'ー`)し「!? タケシ! いきなり何を!?」

(;'A`)「か、母さんが悪いんだ!
    俺の気も知らないで、毎日こんな格好で家の中を歩いて――!」

J(;'ー`)し「やめなさいタケシ! 本当に怒るわよ!?
      (う、動けない……! この子、いつの間にこんなに力が強く――)」

(;'A`)「母さん、しゃぶってくれよ!」

J(;'ー`)し「ああ、そんな! 息子のムスコを口に入れるなんて、そんな事――」



63: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:21:56.18 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「これが、子供が母親をレイプするパターンな」

(;'A`)「…………」
  _
( ゚∀゚)「? どうした、ドクオ?」

(;'A`)「いや、師匠。
    展開は良いんですけど、何でAAが J( 'ー`)し なんですか?」
  _
( ゚∀゚)「それお前、2ちゃんで母親のAAと言ったらそれだろう」

(;'A`)「いや、あのですね。
    そのAAだとちょっと、何と言うか……」
  _
( ゚∀゚)「我侭な奴だな。 しょうがない、次からはAAを変えてやろう。
     では次、今度は逆レイプのパターンだ」



64: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:23:04.94 ID:2mPuXvmN0
ケースその2 〜 母親が無理矢理子供を―― 〜



(;´_ゝ`)「は、母者!? 何でいきなり服を脱いで――」

 @@@
、@#_、_@
 (  ノ`)「ごめんね…… 私もう、我慢できないの……!」

(;´_ゝ`)「!? うわあ!!」

 @@@
、@#_、_@
 (  ノ`)「うふふ……
     小さい頃はあんなに可愛いおちんちんだったのに、こんなに成長して……」

(;´_ゝ`)「……! 母者、そんなにしたら、もう射精(で)……!」

 @@@
、@#_、_@
 (  ノ`)「駄目よ! 射精(だ)すんなら私の膣内(なか)に出して!!」

(;´_ゝ`)「駄目だ、母者! 俺達、親子なんだぞ!?
      うあァ! 母者の膣内(なか)、凄く締め付けて……!」

 @@@
、@#_、_@
 (  ノ`)「ごめんね…… 悪いお母さんで、ごめんね……」



67: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:24:00.87 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「いや〜、逆レイプって本当に良いものですね」

(;'A`)「…………」
  _
( ゚∀゚)「どうしたドクオ? 望み通りAAを変えてやったぞ?」

(;'A`)「いやその…… 色々と、無理です」
  _
( ゚∀゚)「何だと? 全く贅沢な奴だ。
     しょうがない、次はクックルと……」

(;'A`)「あの、もう最初のカーチャンのAAでいいっス。
    ホントもう勘弁して下さい」
  _
( ゚∀゚)「判ったよ。 注文の多い弟子だ。
     それじゃあ最後に、和姦のパターンだ」



70: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:25:11.88 ID:2mPuXvmN0
ケース3 〜 ラブラブエッチ 〜



('A`)「……母さん、本当にいいの?」

J( 'ー`)し「いいのよ、来なさい……」

('A`)「母さんのおっぱい、柔らかい……」

J( 'ー`)し「もう、甘えん坊さんね。 赤ちゃんみたい。
      ほら、よく見て。 ここからあなたが産まれたのよ」クパア

('A`)「……! 母さん、俺もう……!」

J( 'ー`)し「いらっしゃい、タケシ。 お母さんの中へ、帰って来なさい……」



71: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:25:40.99 ID:2mPuXvmN0
  _
( ゚∀゚)「まあ何だかんだ言ってやっぱり和姦が一番ですね」

(;'A`)「…………」
  _
( ゚∀゚)「どうしたドクオ。
     さっきから様子が変だぞ?」

(;'A`)「いや、あの……
    これ絶対読者ブチキレてると思います」
  _
( ゚∀゚)「何を言う。
     これ以上無いエロシチュエーションではないか」

(;'A`)「……いえ、もういいです」



72: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:26:32.07 ID:2mPuXvmN0
('A`)「てか師匠、義母モノとかが出てきてないようですけど?」
  _
(#゚∀゚)「はァ!? 義母モノォ!?」

(;'A`)「ど、どうしたんですか師匠!」
  _
(#゚∀゚)「何が中出し義母レイプだ!
     義母っつったって所詮は他人じゃねえか!!
     血が繋がってるからこそ近親相姦になるんだろうが!!
     義母などという邪道、作sy……もとい私は絶対に認めんぞ!!!」

(;'A`)「お、落ち着いて下さい師匠!
    このままでは作sy……じゃなくて、あなたの人間性が疑われてしまう!!」
  _
(#゚∀゚)「フウー、フウー、クワッ!」



75: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:27:35.96 ID:2mPuXvmN0


  _
( ゚∀゚)「まあ色々あったが、これで母子ものの素晴らしさが判ってくれたと思う」

('A`)「はあ」
  _
( ゚∀゚)「何か質問があれば言ってみなさい」

('A`)「えーと、それじゃあ一つだけ。
   確かにシチュが萌えるのは判ったんですけど、
   どうもその、俺は熟女はちょっと……」
  _
( ゚∀゚)「馬鹿かお前は。
     二次元ならどんなツルペタ幼女だろうが40歳っつったら40歳じゃい」

('A`)「あ、そっか」
  _
( ゚∀゚)「これが三次元には無い二次元の素晴らしさだな」

('A`)「二次元サイコー」
  _
( ゚∀゚)「三次元はー帰れー」

('A`)「ジーク二次元ー」
  _
( ゚∀゚)「シュプレヒコーーール」



78: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/08(日) 21:28:40.45 ID:2mPuXvmN0
('A`)「てかジョルジュ師匠、新作では出番多いっスね」
  _
( ゚∀゚)「ああ」

('A`)「ドクオは正義のヒーローになれないようですだと、
    右腕吹っ飛ばされてそのまま退場だったのに」
  _
( ゚∀゚)「本当はあのシーンはレイプ未遂じゃなくて、
     ドス女が泣きながら中出しされるシーンまで書いてたんだけどね。
     流石に読後感悪くなり過ぎるだろってことでNGになりました」

('A`)「そっスか。
   ところで俺は新作には全然出て来ないんですけど」
  _
( ゚∀゚)「ああ、君は絶対新作に出てくることは無いから」

('A`)「え?」
  _
( ゚∀゚)「作者がそう言ってました」

('A`)「たわらば!!」



〜 母萌えが好きです。 でも、人外萌えはもっと好きです 〜



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