(,,゚Д゚)彼女は年上なようです从'ー'从

1: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:16:32.23 ID:pkt6MOkh0
第6話 『幸せですか?』



それはほんの些細な変化だったように思う。
じっと注意して見ていなければ判らないような、小さな変化。

ギコ君は、変わった。
多分、それに気づいている人なんて、ほとんどいないんだろうけれど。

ζ(゚ー゚*ζ「…………」
デレは周囲からバレないように、遠目でギコの事を見ていた。

最近――ギコ君は、確かに変わった、

少しだけ、笑った時の笑顔が柔らかくなったような気がするし、
笑うことも、多くなった気がする。

それと――
今まで遠くの方を見つめている時は、どこか虚ろな表情だったのに、
今は、どことなく幸せそうなに、何かを思っているような感じがする。



2: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:17:34.33 ID:pkt6MOkh0
ζ(゚ー゚*ζ「…………」
ギコ君は、変わった。

それ自体は良い事なのだけれど、
ギコ君が今幸せだというのなら、嬉しい事なのだけれど――
この、漠然とした不安は何なのだろう。

今まで、自分とギコ君とは、
そんなに距離が近かった訳ではない。

だけど――
それがもっと、手が届かなくなるくらい遠くに行ってしまいそうな――



4: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:18:41.70 ID:pkt6MOkh0
ξ゚听)ξ「デレ――デレ?」
と、ツンの声がデレを思考の世界から引き戻した。
慌てて、デレがツンに顔を向ける。

ζ(゚ー゚*ζ「ご、ごめん、ツン。 何の話だったっけ?」
ξ゚听)ξ「何の話だったっけ、じゃないでしょ?
      さっきからずっと、あなたの横で話してたじゃない」
ツンがむっとした様子で顔を膨らませながら言った。

ζ(゚ー゚*ζ「あ、えと、ごめんね。 ちょっと、考え事してて……」
デレが小声で弁解する。

ξ゚听)ξ「また? あんた、最近ぼーっとしてばっかりじゃない」
ζ(゚ー゚*ζ「うん……そうだね、ごめんね」
言い訳をするでもなく、デレは謝った。

ツンもそんなデレの素直な反応にすっかり毒気を抜かれてしまい、
ξ゚听)ξ「はあ……もういいわ。
      これ以上言ったら、私が悪者みたいだし」
と、大きく溜息をついた。



5: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:20:25.50 ID:pkt6MOkh0
川 ゚ -゚)「まあまあ、そう言ってやるな、ツン。
     それでだな、デレ。 さっきの話なんだが、私達で新しく部活を作らないかという事なんだ」
今まで沈黙を保っていたクーが、横から口を入れた。

ζ(゚ー゚*ζ「部活?」
ξ゚听)ξ「そ、部活。 
      って言っても、部員のツテは私達3人と、知り合いが数人くらいだから、
      そんな大した規模のもんじゃないけどね」
ツンが何やら携帯電話を手でいじりながら言った。

ζ(゚ー゚*ζ「ふーん。 それで、何部を作るつもりなの?」
デレが訊ねた。

川 ゚ -゚)「それなんだがな、実は茶道部を作ろうと思ってるんだ」
ζ(゚ー゚*ζ「茶道部?」
デレがクーに聞き返す。



7: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:22:13.45 ID:pkt6MOkh0
ξ゚听)ξ「そ。 この前雑誌で礼儀作法の記事があってさ。
      それ見て、やってみようかなーって」
ちなみにツンの言う雑誌とは、スウィーツ御用達の女性誌で、
記事の見出しは、
『モテる為にこれをやれ! 和風ガールに男もメロメロ』
というものだった。

ζ(゚ー゚*ζ「へえ〜! それ凄く面白そう!」
ξ゚听)ξ「でしょ? 今度先生に相談しに行こうと思うから、その時はデレも協力お願いね」
川 ゚ -゚)「頼んだぞ、デレ」
ζ(゚ー゚*ζ「うん、判った」

それからデレ達は、再び取り留めの無い話を続けるのだった。



8: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:22:38.28 ID:pkt6MOkh0


            *             *             *


(´・ω・`)「いや〜快便快便。
     久しぶりに見事な一本糞だったよ。
     ってあれ、ギコ君は?」
ハンカチで手を拭きながら、ショボンが教室に戻って来た。
  _
( ゚∀゚)「ああ、あいつならバイトがあるっつって、先に帰ったぞ」
ジョルジュがショボンに答えた。



10: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:25:13.73 ID:pkt6MOkh0
(´・ω・`)「またかい? このところ、バイトに行ってばっかりだね」
  _
( ゚∀゚)「あ〜、そうな」
ジョルジュが鞄に教科書を詰め込みながら言った。

と、何かを考えるように手を止めると、一拍間を置いて、
  _
( ゚∀゚)「ありゃ、女だな」
呟くように、ぽつりと漏らした。

(´゚ω゚`)「女ァ!?」
ショボンがカッと目を見開いて詰め寄る。
  _
( ゚∀゚)「ああ。 どこの誰が相手かは知らねえが、ありゃ、相当イカれちまってるぜ。
    大方最近のバイトづくしも、それが原因だろうよ」
ジョルジュがやれやれといったふうに首を振った。

(´゚ω゚`)「そんな…… ギコ君、僕という男がありながら……」
  _
(;゚∀゚)「いや何でギコがお前に義理立てする必要があるんだよ。
    てかお前、最近様子がおかしいぞ」
ジョルジュがショボンにやんわりと突っ込みを入れた。



15: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:27:33.69 ID:pkt6MOkh0
(´・ω・`)「ああ、うん、済まない。
     けどジョルジュ、君は何でそんな風に思うんだい?」
  _
( ゚∀゚)「どうしてってお前、んなもんあいつの様子を見てりゃ一目瞭然だろ。
     あんだけ露骨に幸せ臭出してりゃ嫌でも気づくっての」
(´・ω・`)(そこまで簡単でもないと思うけれど……)
ショボンはそう思ったが、それは口には出さないでいた。

(´・ω・`)「で、ジョルジュ。 どうするつもりなんだい?」
ショボンはジョルジュに訊ねた。

人の恋路を邪魔するのは気が引けるが、
それでもしかしギコ君がどこの馬の骨とも判らない女に誑かされているかもしれない、
と聞いては黙ってはいられない。

ショボンの頭の中では今、
ありあらゆる策略が渦巻いていた。



17: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:29:54.07 ID:pkt6MOkh0
  _
( ゚∀゚)「別にどうもしねえよ」
しかし、ジョルジュはそっけなく言い放った。

(;´・ω・`)「ええ!? 君は、ギコ君のことが気にならないのかい!?」
ショボンが驚いた様子で訊ねる。

ショボンとしては、いくらかでもジョルジュの協力が得られると思っていただけに、
完全に予想外だったのだろう。
  _
( ゚∀゚)「そりゃ気になるけどよお。
     俺達が横からちょっかい入れるのは筋違いってなもんだろ。
     あいつだって、立場が逆なら同じ事を言う筈だぜ?」
(;´・ω・`)「それはそうかもしれないけど……」
  _
( ゚∀゚)「……親友だからな。 嫌われるような事、したくないんだわ」
(´・ω・`)「…………」
その言葉に、ショボンは何も言えなくなってしまった。

(´・ω・`)(親友、か……
      確かにそうだね。
      ギコ君の想いを無視して彼をどうこうしようなんて、
      人としてやってはいけないことだった。
      それに……)

(´゚ω゚`)(ギコ君が駄目なら、
      ジョルジュ君の菊の花を散らせばいいんだからねええええええええええええええええ!!)
  _
(;゚∀゚)(……!? 今、何か悪寒が……)



24: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:33:04.36 ID:pkt6MOkh0



    * ここで一旦コマーシャル *



カードゲームの新たな歴史を創る!
新作トレーディングカードゲーム、今、満を持して始動!!


( ^ω^)ブーン系小説カードゲームなようです


間もなく発売開始!!



26: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:33:35.57 ID:pkt6MOkh0
*4種類のカードを組み合わせ、勝利を掴め!*



戦士カード、戦術カード、戦場カード、ギミックカードの4つのカード。
それぞれが独自の役割を持ち、ゲームの中で縦横無尽に活躍する!
カードの特性を活かし、勝利へと導くんだ!!



27: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:34:03.96 ID:pkt6MOkh0
・戦士カード

ゲームの基本となるカード。
各カード毎にオフェンス値とディフェンス値が定められており、
中には特殊能力を持つカードもある。
攻撃、防御、あらゆる局面で要となることは間違い無し。



戦士 『( ゚W゚) ブーン(ブーンは悪魔憑きとなったようです)』


 ( ゚W゚)「ボクはブーン。『悪魔憑き』だ。ツンを返して貰うぞ」

 〜( ゚W゚)ブーンは悪魔憑きとなったようです その7〜


 コスト  1暴暴

 オフェンス 3 / ディフェンス 3

 特殊能力

 ・「木の蛇の疾風」
 発動コスト  暴暴
 戦士1体かプレイヤー1人を対象とし、それに2点のダメージを与える。

 ・「スケープ・ゴート」
 この戦士が破壊されて墓地に落ちる際、
 一度だけ復活して場に戻ることが出来る。



30: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:35:07.14 ID:pkt6MOkh0
・戦術カード

ダメージを与えたり、戦士の能力を強化する等、
ゲームに様々な影響を与える事が出来るカード。
戦士カードより多彩な効果を持つ分、
基本的に使い捨てなのでこれだけに頼ったデッキは危険。



戦術 『決戦の鬨』


 川#゚ -゚)「行くぞ……! これが最後の戦いだ!!」


 「「応ッ!」」


 川#゚ -゚)「全力だ! 全てを出し切り相手に思い知らせろ!
     私達を嘗めている奴らに、その生意気な顔に刃を突きつけてやれ!!」

 〜( ^ω^)ブーンと川 ゚ -゚)クーは抗い護るようです 第四十五話 『勝って生を打ち立てろ』〜


 コスト  3熱熱熱
 
 あなたのコントロールする全ての戦士は、
 このターンの終了時まで+3/+3の効果を得る。



32: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:36:09.02 ID:pkt6MOkh0
戦場カード

ゲームに影響を与えるという点では戦略カードと同じだが、
こちらはカードが場に残り、継続的に影響を与え続けるといった点で異なる。
また、プレイヤー全体であったり、戦士全体であったり、
広範囲に影響を与えるカードがほとんどなことが長所でもあり短所でもある。



戦場 『神の国もすかう』

 
 そう。あれはモスクワ。否、もすかう。

 遥かなるシベリア鉄道。神話の道と呼ばれたその先にある、紛れもない神の国だ。


 コスト  1冷冷

 いずれかの戦士が破壊され、墓地に落ちる際、
 その戦士のコントローラーは1点のライフを得る。



35: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:36:43.08 ID:pkt6MOkh0
・ギミックカード

戦士カードにつける装備品であったり、
特殊な効果を発生させるアイテムであったりと、
幅広い運用が可能なカード。
どのタイプのエネルギーでもコストを支払うことが出来るのも魅力の一つ。
アーティファクト?
何それ食えんの?



ギミック(装備品) 『アルファベットA』

 先鋭な刃が頂点から山のふもとへと広がり、冠雪を頂いたかのように光り輝いている。
 両端の刃を繋ぐ柄は、布で巻きつけられて太みを僅かに増していた。
 シンプルな形が、かえってその典麗さを引き立たせている。
 存在感溢れる佇みに、受験者たち皆が息を呑んでいた。


 〜( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです 第1話 : Road〜


 コスト  2

 このギミックを装備している戦士は、
 +1/+1の効果を得る。



37: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:37:15.57 ID:pkt6MOkh0
*6つの属性から、君だけのデッキを構築しろ!*


『力』は『感情』に強く、『感情』は『信念』に強く、『信念』は『力』に強い。
そのような3すくみの関係にある、『力』、『感情』、『信念』の大属性。
そしてその大属性が、更にそれぞれに対立する小属性へと分かれる。
6つの属性から好きなものを選び、オリジナルのデッキで戦うんだ!!

・大属性『力』

 小属性
 『暴力』←→『知略』

・大属性『感情』

 小属性
 『熱血』←→『冷静』

・大属性『信念』

 小属性
 『正』←→『負』



39: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:38:58.05 ID:pkt6MOkh0
『暴力』

問答無用の圧倒的な物理的パワーで相手を押し切ることを得意とする属性。
戦士カードの強力さは他の属性の群を抜き、
極論適当に戦士を並べて総攻撃を仕掛けるだけでも勝つ事が出来る。
反面、戦術、戦略カードは貧弱で、じっくり対策を立てられると何も出来ないまま負けてしまうこともしばしば。


戦士 『2CH-VG(( ^ω^)は駆動兵器を操るようです)』


 ( ゜ω゜)『敵を……敵を倒すんだお!!!そうすれば、みんな!!!みんな幸せになるんだお!!!!』

 〜( ^ω^)は駆動兵器を操るようです 第22話〜


 コスト  3暴暴

 オフェンス 5 / ディフェンス 5

 特殊能力
 ・「フォルテセスタス」
  発動コスト  1暴暴
  2CH-VGが敵戦士に戦闘ダメージを与えた際、
  その戦士を破壊する。



41: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:39:41.35 ID:pkt6MOkh0
『知略』

『暴力』とは対照的に、戦術、戦場カードを駆使したゲーム展開が得意。
中でも敵の戦術カードの効果を打ち消したり、戦場カードやギミックを破壊したり、
戦士の能力を下げたりと、相手にデメリットを与えるカードが豊富。
その代わり戦士カードの質は涙が出るほど低く、
単純な殴り合いの勝負にひきずり込まれてしまったらまず勝ち目は無い。


戦術 『拒絶』


( ^ω^)『働いたら負けだお!フリでも無理だお!全力で拒否するお!』

〜( ^ω^)ブーンが現実から逃げ切るようです 第1部・第1話〜


 コスト  知知

 戦術カード1つを対象とし、それを打ち消す。



43: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:40:31.41 ID:pkt6MOkh0
『熱血』

敵にダメージを与えたり、自身の戦士を強化したりと、
直接的な効果を持つ戦術、戦場カードが豊富な属性。
『暴力』属性には及ばないものの、戦士カードのスペックも中々高い。
欠点としては、小回りの利くゲーム展開は苦手な面がある。



戦術 『光弾』


 掌から2、3個の光の弾――『光弾』を放つ。見事に命中。『影』は体勢を崩す。

 〜( ^ω^)ブーンが心を開くようです 第11話「勇気の歌」〜


 コスト  熱

 戦士1体かプレイヤー1人を対象とし、
 それに2点のダメージを与える。



45: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:41:19.39 ID:pkt6MOkh0
『冷静』

戦術、戦場カードが強力なところは『知略』属性と同じだが、
こちらの属性は相手を陥れるのではく、追加でカードを引く、ダメージを無効化する等の、
自分に有利な効果を発動させるカードがメイン。
戦士カードもそれほど弱くはないので、戦局に応じ柔軟な対応が可能。
だが、カードの性質上どうしても相手のアクションに対応するゲーム展開になるので、
後手後手に回ることが多くなってしまうのが欠点。



戦場 『頭脳戦』


 『さて、ここからポイントの変動に関するルールを説明しよう。規則は簡単だ』

 『基本はおしたボタンの種類の、少数派が+1、多数派が−1となる。
  例えば3人が黒を、2人が白をおしたら、白をおした2人が+1、黒をおした3人が−1、といった感じだ』

 『また特殊な場合として、全員が黒をおしたら全員−2、全員が白をおしたら全員が+1だ。
  これを何ターンかやってもらう。
  最終的に1人になるか、終了時にポイントが1以上あるものがゲームクリアというわけだ』

 〜( ^ω^)ブーン死刑囚が葛藤するようです 第1話〜


 コスト  2冷

 あなたの戦士が破壊される度、あなたは1枚カードを引く。



48: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:42:07.48 ID:pkt6MOkh0
『正』

戦士、戦術、戦略共にバランス良く揃っており、
あらゆる状況で相手と互角以上に戦うことが出来る。
特にライフ回復の面においては他の属性の追随を許さず、持久戦に強い。
だが、これといった決め手となる強力なカードが無い為、
相手のペースにはまってしまった時にはなかなか抜け出せない。



戦術 『親子丼』


 (´・ω・`) 「肉・玉子・煮汁・ご飯、この四つが一つになった時の一体感。
       お前はまだ、それを知らない」

 〜(´・ω・`) ショボンは風の料理人のようです 第1話〜

 コスト  正

 あなたは3点のライフを得る。



51: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:44:17.82 ID:pkt6MOkh0
『負』

多彩にして強力なカードが目白押しだが、
その分代償を支払わねばならないカードがほとんど。
相手より有利な立場だった筈が、いつの間にか自滅しているということも少なくない。
カードの使いどころを見極めることが、この属性を使いこなす秘訣である。

 戦術 『虐殺指令』
               ,. -─────────‐- .、
              // ̄ ̄\      / ̄ ̄\\
            /                     \
           /        ::::::::::::::::::::::::::::::::       \
         /   / / ̄\\::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::// ̄\\  \
        /    |  |. ┃ .| | ::::;;;;;;;;;;;;;::::| |. ┃ .| |    \                     
      /      \ \_// :::::::::::::::::: \\_//      \    「懲らしめて」やるおwwww
     /     ../ ̄ ̄\ /   ::|::   \ / ̄ ̄\..     \
    /         :::::      |      |      |       :::::      ヽ.   
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     \              \      /             /
      \               ̄ ̄ ̄ ̄             /
 〜( ^ω^)ブーンはイラクの独裁者のようです イラク戦争編〜

 コスト 1負

 戦士1体を対象とし、それを破壊する。
 あなたは2点のダメージを受ける。



52: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:44:43.48 ID:pkt6MOkh0
この他にも沢山のカードが目白押し!
君もデュエリストとなって、明日のチャンピオンを目指せ!!

でもこれってまんまマジック・ザ・ギャ亜qwせdrftgyふじこlp;



49: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:42:28.53 ID:/r4qGrKAO
コマーシャルここまで! のAA好きなんだが名前ないの

55: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:45:24.39 ID:pkt6MOkh0






   ∩∩
   | | | |
  ( ゚ω゚)  < >>49 しけんはんい ここまで で ぐぐれ
  。ノДヽ。    
   bb






58: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:46:24.81 ID:pkt6MOkh0
(,,゚Д゚)「こんしゅ〜の〜 だ〜いいちい〜
    がちゃがちゃぎゅ〜っとふぃぎゅあっとめいと」
鼻歌を歌いながら、俺はスーパーカブで道路を走っていた。

渡辺さんのところでのバイトを始めて早十日。
大分仕事にも慣れてきて、今では配達も任されるようになってきた。

(,,゚Д゚)「……っと、、到着、と」
花屋の前まで戻って来た俺はカブを停車させ、
エンジンを切ってカブから降りた。

(,,゚Д゚)「配達から戻りましたー」
カブを所定の駐車位置に置いて、俺は店の入り口のドアを開けた。

从'ー'从「ご苦労様。 早かったんですね」
店のカウンターから、渡辺さんが笑顔で俺を出迎えてくれた。

(,,゚Д゚)「ええ。 あんまり信号に引っかからずに済みましたから」
从'ー'从「そう。 いつも本当にありがとう。
      ギコ君が来てくれて、本当に助かるわ」
(*,,゚Д゚)「そ、そうですか?
     いや〜はっはっはっは。 そんなことないですよ〜」
確実に社交辞令からの言葉であろうが、
それでも俺には渡辺さんのその言葉が嬉しかった。

从'ー'从「あら、もう7時……
     それじゃギコ君、今日はそろそろ店仕舞いにしましょうか」
(,,゚Д゚)「了解。 そんじゃ俺、店の外の掃除やってきます」
店のロッカーの横に立てかけてあったホウキとチリトリを掴むと、
俺は入ってきたばかりの店から出て、店の前の道路を掃くことにするのだった。



61: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:47:28.23 ID:pkt6MOkh0



(,,゚Д゚)「……ふう」
店の前をあらかた掃き終えて、俺は一つ息をついた。

店の中に目をやると、
渡辺さんがレジスターの前で帳簿と睨めっこをしている。
恐らく、売り上げの整理をしているのだろう。

(,,゚Д゚)「はあ……」
俺はもう一度溜息をついた。

何というか……幸せだなあ……

こうして、渡辺さんと同じ職場で仕事をして、
他愛無い話をして、
それだけで、人生がオールオッケーな気分になってくる。

けど……
渡辺さんの様子からして、
やっぱ俺なんかただの従業員でしかないんだろうなあ……



63: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:49:07.54 ID:pkt6MOkh0
(,,゚Д゚)「……?」
と、横に人の気配を感じた。

考え事に夢中になってて、
人が近づいてきたことに気がつかなかったらしい。

(,,゚Д゚)「あ、ごめんなさい。
    今日はもう閉店で……」
慌ててその人の方向に向き直りながら、俺は言った。

('、`*川「…………」
そこにいたのは、スーツ姿の女性だった。

濃い目のグレー色のスーツをスタイリッシュに着こなし、
ハイヒールが高めの身長を更に際立たせている。

化粧は濃くないが、魅力を引き出すように効果的に使われている。

肩には、恐らく非常に高価であろうブランド品のバッグ。
しかしそれは決して分不相応な高価な品を身につけているといった感じではなく、
寧ろ良く似合っているといった印象だった。

年齢は――
渡辺さんより、少し上といった感じだろうか。



65: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:49:54.96 ID:pkt6MOkh0
('、`*川「見ない顔ね」
女性が、しげしげと俺の顔を見ながら言った。

(;,,゚Д゚)「え? あ、その、俺はこの前ここでバイトを始めたばっかで……」
いきなりの女性の問いかけに戸惑いながら、俺はそう答えた。

てか、何だこの人。
初対面で「見ない顔ね」って。
そりゃ会った事も無いんだから当たり前だろ。

('、`*川「へえー、そう。 渡辺がバイトをねー。 ふーん」
腕組みしながら、女性が俺を品定めでもするかのような視線でじろじろと見回してきた。

流石に、俺もこれには少しむっとして、
(#,,゚Д゚)「……何か御用でしょうか?」
そう、棘のある声で女性に返した。

('、`*川「ああ、ごめんごめん。 気を悪くさせちゃったかしら。
     今日はちょっと、渡辺に用があってね」
ケラケラと乾いた笑い声をさせながら、女性が告げる。

そういえば、この人さっきも渡辺って言っていた。
名前を知ってるってことは、もしかして知り合いか何かなのだろうか?



67: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:51:06.61 ID:pkt6MOkh0
从'ー'从「ペニサス!?」
その時、店の奥から渡辺さんが慌てた様子で出てきた。

('、`*川「あ、久しぶりー渡辺。 
     今日はちょっと暇が出来たから、顔でも見せようと思ってさー」
手をひらひらと動かしながら、
女性が渡辺さんに挨拶する。

('、`*川「でも驚いたわー。
     まさかあんたが、こんな可愛い子を手篭めにしてたなんて、ねえ」
ニタニタと皮肉っぽい笑みを浮かべながら、女性が言った。

(#,,゚Д゚)「…………」
渡辺さんの手前、何も口にはしなかったものの、
俺は内心かなり憤慨していた。

というのも、俺は人から可愛いと言われることが大嫌いだからだ。



68: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:52:39.43 ID:pkt6MOkh0
从;'ー'从「ちょっと、何変な事言ってるのよ!
      彼はここにバイトに来てくれてるだけで、そんなんじゃないんだから!」
渡辺さんが全力で否定した。

(,,゚Д゚)「…………」
……いや、やっぱね。
そりゃあやっぱりね。
別に渡辺さんが俺に特別な感情なんて持ってないことは判ってましたよ?

だけど……
くはあ……
改めて言葉にされるとやっぱりキツいなあ……

从;'ー'从「あ……その……ええっと……
      この人は私の同級生でペニサスって言うの。
      ギコ君、今日はもう大丈夫だから、先に帰ってて。
      また明日、よろしくお願いね?」
(,,゚Д゚)「はあ……ども、お疲れ様でした」
生きる気力の半分近くを失ってしまい、
平坦な声しか出せない。

('、`*川「それじゃまたねー、少年」
(#,,゚Д゚)「…………」
俺はペニサスと呼ばれた女性には一言も返さず、
花屋を後にするのだった。



71: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:53:47.05 ID:pkt6MOkh0


           *            *           *


('、`*川「さーて、どういう事か詳しく説明してもらいましょうか」
花屋の事務所の奥にある、居宅スペースの居間。
渡辺とペニサスは机に向かい合った状態で酒を酌み交わしていた。

从;'ー'从「え……どういう事って、何が?」
渡辺が質問の意図が判らないといった様子で訊ね返す。

('、`*川「しらばっくれてんじゃないわよ〜。
     あのバイトの子よ、バイト!
     どこであんな上玉見つけてきたのか、教えなさいよ!」
グラスに注がれていた日本酒を一気に飲み干し、
ペニサスが渡辺に詰め寄った。



74: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:54:32.05 ID:pkt6MOkh0
从;'ー'从「だからさっきも言ったでしょ?
      あの子はたまたまバイトの募集を見てやって来ただけで、
      全然そんなんじゃないったら!」
目の前まで迫っていたペニサスの顔を手で押し返しながら、渡辺が答えた。

('、`*川「本当に?」
从;'ー'从「本当よ!」
渡辺が真剣な目で断言する。

('、`*川「裸エプロンしたり、スカートにノーパンで体育座りして誘惑したりしてない?」
从;'ー'从「してないったら!!」
流石に渡辺も我慢の限界だったのか、
両手で強く机を叩いて抗議した。



76: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:55:14.01 ID:pkt6MOkh0
('、`*川「あーあー。 つまんないのー」
渡辺のリアクションから、嘘を言っていないことが判ったのか、
ペニサスは心底がっかりした風に背伸びをした。

从;'ー'从「あなた一体何を期待してたのよ……」
渡辺が呆れ顔で呟く。

('、`*川「でもさ、本当に何も手を出してないんなら……」
从'ー'从「?」
('、`*川「私がつまみ食いしちゃってもいい?」
从;'ー'从「子供相手に何馬鹿なこと考えてるのよ!!」
ペニサスなら本当にやりかねない。
渡辺はそう確信していた。



80: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:57:43.40 ID:pkt6MOkh0
('、`*川「まあでもさー、あのバイト君のことは冗談として……」
从;'ー'从「あれで冗談だったの……?」
渡辺は嘆息しながら言った。

('、`*川「そろそろさ、男の一人でも作っていいんじゃない?
     あんたも私も、もう若くないんだから、さ」
从'ー'从「…………」
渡辺は、何も答えない。

('、`*川「……5年前のこと、まだ気にしてるの?」
从'ー'从「……気にしないなんて、出来る訳、ないよ」
静かに、渡辺はポツリと呟くように言った。

从 ー 从「……私は、幸せになれないの。
      なっちゃ、いけないの……」
ペニサスから視線を外し、渡辺が俯く。

('、`*川「渡辺、あんた――」
从'ー'从「ごめん、心配しないで。
     もう、あの時みたいに馬鹿なことしようなんて考えてないから。
     ただ――」
そこで、渡辺は言葉を詰まらせた。

从'ー'从「……ごめんね、ペニサス。
     本当に、ごめん……」
つとつとと、渡辺は搾り出すような声で、ただ謝った。



82: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 20:59:09.15 ID:pkt6MOkh0
('、`*川「……別にいいわよ。
     私も、ちょっと無神経だった」
ペニサスが、渡辺と同じくらい静かな声で告げる。

('、`*川「だけど、これだけは覚えておいて。
     あんたには、私っていう友達がいるってこと」
そう言って、ペニサスはにっこりと微笑んだ。

从'ー'从「ペニサス……」
渡辺が、感極まった様子で瞳を潤ませた。

('、`*川「な〜にしんみりしてんのよ!
     さ、飲みの続きをしましょ!
     そうそう、実は今日、お土産も持ってきたのよ!」
从'ー'从「お土産?」
('、`*川「そうよ〜。 高かったんだから」
言いながら、ペニサスはバッグの中から何やら大きな紙袋を取り出した。
そして紙袋の口を開けると、袋を逆さまにして机の上に内容物を落とす。
そこから出てきたのは――



83: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:00:17.27 ID:pkt6MOkh0
从;'ー'从「!!?」
渡辺は全身を硬直させた。

袋から出てきた物。
それは先端が亀の頭の形をした棒であったり、
配線の先に親指大の楕円形の形をしたプラスチック製の『何か』がついた物であったり、
まあ言ってしまえば所謂一つの、アダルティックトイであった。

('、`*川「じゃじゃ〜ん。 凄いでしょ、これ」
机の上一面に並べられた大人の玩具を手で弄びながら、
ペニサスは誇らしげに言った。

从;'ー'从「凄いでしょ、じゃないわよ!
      一体何なのよ、これは!?」
渡辺が取り乱した様子で叫ぶ。

('、`*川「何って、ヴァイヴじゃない。
     知らないの、あんた?」
从;'ー'从「いや、知ってるとか知らないとかじゃなくて、
      どうしてこんな物ここに持ってきたのかってことよ!」
大人の玩具に目を向けないようにしながら、
渡辺がペニサスに問い詰める。



86: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:02:03.65 ID:pkt6MOkh0
('、`*川「いや、だってさー。
     寂しい女やもめ暮らしが長く続いてると、
     色々溜まってるんじゃないかなーって思ってさ」
从;'ー'从「間に合ってます!!」
ペニサスが手渡そうとしたリモコンバイブを渡辺が両手で押し返す。

('、`*川「まあそんなこと言わずにさー。
     ほら見て見て、これなんか回って光って音が出るのよ?」ウィンウィンウィン アッー! アッー!
从;'ー'从「馬鹿ーーーーーーーーーー!!!」



〜To be continued...〜



90: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:03:12.93 ID:pkt6MOkh0
次回予告






( ^ω^)ブーンがうんこを食うようです






143: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:20:19.33 ID:pkt6MOkh0
今回の次回予告は読んでて気分が悪くなる人もいると思うんで、
閲覧には充分注意して下さい



95: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:04:19.18 ID:pkt6MOkh0
( ^ω^)「あー腹減ったおー」

('A`)「減ったな……」

( ^ω^)「このままでは死ぬかもしれんね」

('A`)「冷蔵庫の中何か無えのか?」

( ^ω^)「どれどれ……」ガチャ

('A`)「……氷すら入ってないな」

( ^ω^)「そういや最後に食料品を調達したのはいつだったかお……」

('A`)「てか、スーパーで何か買って来くりゃいいだろ」

( ^ω^)「金が無いお」

('A`)「何で」

( ^ω^)「働いてないからだお」

('A`)「働けよ」

( ^ω^)「だが断る」

('A`)「まさに外道」



99: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:05:14.15 ID:pkt6MOkh0
('A`)「てかお前、何日前から飯食ってないんだよ?」

( ^ω^)「3日くらい前からだお」

('A`)「死ぬぞ? ガチで」

( ^ω^)「金が無いお」

('A`)「働けよ」

( ^ω^)「働くくらいなら死んだ方がマシだお」

('A`)(……死ぬ覚悟を持てるくらいの精神力があれば、
   どっか働き口が見つかると思うんだが)

( ^ω^)「てか、ドクオも働いてないお」

('A`)「ああ」

( ^ω^)「まあドクオは実家にパラサイトしてるんだったかお」

('A`)「昨日ついに親子の縁切られて家追い出されました」

( ^ω^)「…………」

('A`)「…………」



102: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:05:50.35 ID:pkt6MOkh0
( ^ω^)「腹減ったお……」

('A`)「減ったな……」

( ^ω^)「…………」

('A`)「…………」

( ^ω^)「腹痛くなってきたからうんこして来るお」

('A`)「あっそう」

('A`)「……待てよ!」

( ^ω^)「どうしたんだお?」

('A`)「出したうんこをまた食べれば、食費いらなくね?
   永久機関の完成じゃね?」

( ^ω^)「天才現る」



105: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:07:02.93 ID:pkt6MOkh0



( ^ω^)「という訳で鍋の中にうんこをしてきました」

('A`)「ブーン、なんかとうもろこしの粒が見えるんだけど……」

(*^ω^)「あんまり見ないでくれお」

('A`)「まあいいや。
   さて、このままこれを食うのは流石にかなり抵抗があるな」

( ^ω^)「取り敢えずカレーみたいに煮込んでみるかお?」

('A`)「だな。 鍋に水を入れるか」

( ^ω^)「待つお。 だったら水のかわりにしっこ入れた方がより経済的だお」

('A`)「それもそうだな。 お前本当エコロジストだな」

( ^ω^)「もっと褒めるお」



109: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:08:32.00 ID:pkt6MOkh0
('A`)「んじゃ鍋にションベンすっか」ゴソゴソ ジィィ〜

( ^ω^)「それでは小生も」ジィィ〜

('A`)「おまwwwwwwwwwwwwwwwwww
   相変わらず包茎wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ジョボボボボボボ

( ^ω^)「バーローwwwwwwwwwwwwwwwww
      お前だってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
      見栄剥きのくせにwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ジョボボボボボボ

('A`)「やべwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
   勃ってきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ジョロジョロジョロ

( ^ω^)「俺もwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ジョロジョロジョロ

('A`)「折角だからwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
    このまま精子もいれてみませんかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」シコシコシコ ドピュッ

( ^ω^)「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
      おkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」シコシコシコ ドピュッ



114: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:09:43.21 ID:pkt6MOkh0



('A`)「というわけで鍋の中にうんことしっことザーメンが入りました」

( ^ω^)「こっからどうするお?」

('A`)「とにかくガスコンロで煮込んでみようぜ」

( ^ω^)「把握」



115: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:10:31.65 ID:pkt6MOkh0



〜 10分後 〜



( ^ω^)「臭えwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
      臭えwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

('A`)「熱されたことで余計に臭いが際立ってきたな」

( ^ω^)「どうすんスかこれwwwwwwwwwwwwwwwwww
      パねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

('A`)「まずは味付けしてみっか。
   適当に塩胡椒とソース入れるぞ」

( ^ω^)「おまwwwwwwwwwwwwwwwwww
      うんこの臭いとソースの臭いが混ざってwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

('A`)「ここからが本当の地獄だ……」



118: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:11:20.17 ID:pkt6MOkh0



( ^ω^)「……そういうわけで味付けも完了しました」

('A`)「んじゃ、食ってみるか」

( ^ω^)「…………」

('A`)「どうした?」

( ^ω^)「……まず、誰かに毒見させてみないかお?」

('A`)「それもそうだな…… で、誰にする?」

( ^ω^)「ツンあたりでどうかお」

('A`)「いいけど。 でも、流石にこんなもん誰も食おうとしないと思うけどなあ」

( ^ω^)「ツンなら食うんじゃないかお。 スイーツだし」

('A`)「かもな」



121: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:12:46.86 ID:pkt6MOkh0



ξ゚听)ξ「何なのよあんた達、いきなり呼び出して」

('A`)「いや、ちょっとカレーを作ったんで味見して欲しいって思ってさ」

ξ゚听)ξ「別にいいけど……
      って、何なのよ、このカレーの臭いは! 臭ッ!!」

( ^ω^)「これが本場のインドのスパイスの香りだお」

ξ゚听)ξ「そう……
      なら仕方無いわね。
      じゃあ早速頂きましょうか」パク モグモグ

( ^ω^)('A`)「ゴクリ……」



123: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:13:53.85 ID:pkt6MOkh0







 ⊂⊃  

ξ゚听)ξ

  ∬






126: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:15:11.21 ID:pkt6MOkh0
( ^ω^)「ツンは死んだ! 何故だ!!」

('A`)「まあうんこなんか食ったらなあ……」

( ^ω^)「普通あんな臭いのするもんなんか食わんお」

('A`)「これもゆとり教育の弊害か」

( ^ω^)「流石スイーツ」

('A`)「とにかくこのままではとてもじゃないが食えないってことが判ったのは大きな収穫だな」

( ^ω^)「けど、具体的にはどうするお?」

('A`)「臭いだ。 とにかくこの臭いをまずどうにかしよう」

( ^ω^)「把握」



128: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:15:51.74 ID:pkt6MOkh0
('A`)「というわけで、たくさんの種類のハーブを買って来ました」

( ^ω^)「ミントやローズマリーやセージが山盛りだお」

('A`)「これらを刻んでうんこ鍋に投入してみます」

( ^ω^)「了解。 あ、ほのかにハーブの清涼感溢れる良い香りが……」

('A`)「全然しねええええええええええええwwwwwwwwwwwwwwwww
   ハーブ意味ねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
   全然うんこの臭い消えてねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「UNKO SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



129: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:16:33.23 ID:pkt6MOkh0
('A`)「こうなったらあれだ。
   良い香りのするものじゃなくて、逆に悪臭のするものを入れて臭いを相殺する作戦でいこうぜ」

( ^ω^)「そんじゃくさやとかブルーチーズとかドリアンを入れてみるお」ドサドサドサ

('A`)「てか、チーズとかあるんならそれ食べた方が良くね?」

( ^ω^)「空気嫁」

(;A;)



134: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:17:14.53 ID:pkt6MOkh0



( ^ω^)「……色々ぶち込んでみたけど、全然うんこの臭いが消えないお」

('A`)「あれだ。 俺達人類はうんこというものを舐めてたな」

( ^ω^)「こんなものが可愛い女の子の体の中にも入っていると思うとちょっとヒくお」

('A`)「やっぱり二次元が最高ってことだな」

( ^ω^)「だお」

('A`)「…………」

( ^ω^)「…………」

('A`)「……捨てようか、これ」

( ^ω^)「……うん」



137: 愛のVIP戦士@全板人気トナメ開催中 :2008/06/16(月) 21:18:30.40 ID:pkt6MOkh0



('A`)「なあ、ブーン……
   結局俺達、何がしたかったんだろうな……」

( ^ω^)「振り返るなお、ドクオ。
      所詮俺達は間違いの中にしか明日へと続く道を見つけ出せないんだお」

('A`)「人間って、悲しい生き物だな……」

( ^ω^)「かもしれないお……
      それでも、今回のミッションで知った事が、一つだけあるお」

('A`)「? それは一体?」

( ^ω^)「下ネタで笑いを取るのは最低ってことだお!!」

('A`)「――!! そうだな!!
    いつの時代も、正々堂々と正統派の笑いで勝負しなければいけないんだ!!!」

( ^ω^)「イエーイ、ちんこちんこちんこー!」

('A`)「まんこまんこうんこーーー!!」



〜 江頭2:50が大好きです 〜



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