(´・ω・`)はラバーソールのようです

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:58:38.62 ID:uASMdKjd0

第四話『銀の戦車』



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:59:11.12 ID:uASMdKjd0
僕は今モララーさんの家に泊まっている
しばらく居てもいいとのことだ、家の物も使っていいらしい
今、モララーさんは仕事に出かけている、帰りは遅くなるそうだ

(´・ω・`)「カーチャン・・・・・・・・・」

カーチャンは現在病院にいる
刺されたとことは奇跡的にも心臓から2cmぐらいズレていたらしい
現在治療中だそうだ
心配だ、カーチャンが心配だ

(´・ω・`)「パソコンでも借りるか・・・・・・・」

僕はモララーさんのパソコンの電源を入れた

(´・ω・`)「よし、立ち上がったぞ」

(´・ω・`)「えーっと・・・・インターネット・・・・・」

(´・ω・`)「ん?『俺様の秘蔵フォルダ』?どれどれ・・・・・」

(´・ω・`)「・・・・・・・・」

(//ω//)「見なかったことにしよう」

僕はモララーさんのパソコンでネットをしている



101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 17:59:55.04 ID:uASMdKjd0
(´・ω・`)「・・・・・・・・・・・・・」

ネットでいろんなサイトを見ている、面白いのもあれば、怖いのもあるし、悲しいのもあって、Hなのもある

(´・ω・`)「ププッww」

(((´゚ω゚`)))「あわわわわ・・・・・・・・」

(´;ω;`)「ウッ・・・・・・」

(//ω//)「・・・・・・・・・」

(´・ω・`)「ふぅ・・・・・・」

やはりカーチャンのことが気になってしょうがない
僕の大切なカーチャンが病院にいるんだもん、気になるのは当然だ



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:00:35.63 ID:uASMdKjd0
コンコン

(´・ω・`)「?」

コンコン

扉を叩く音が聞こえる、誰だろう

(´・ω・`)「はーい」

ξ゚听)ξ「HEY!モララー!ミーのマネー返しなッ!」

(´・ω・`)「はい?」

ξ゚听)ξ「OH!NO!」

ξ゚听)ξ「モララーよ、いつからこんなショボくれた顔になっちまったのかい?」

(´・ω・`)「あのー、僕モララーさんじゃないです」

ξ゚听)ξ「HAHAHAHAHA!冗談はよくないぜ!モララー!ユーに家に来るやつなんてミーぐらいよ?」

なんだ、この女の人は?ワケがわからないぞ、それに変な口調だ



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:01:24.31 ID:uASMdKjd0
(´・ω・`)「あのー、さっきから何を言ってるんですか?」

ξ゚听)ξ「OH!モララー!ミーが払った飲み代ギブミー!」

(´・ω・`)「だから、僕はモララーさんじゃないと・・・・」

ξ゚听)ξ「シット!だったらスタンドで分からせてやるわ!」

ξ゚听)ξ「シルバーチャリオッツ!」

(;´・ω・`)「うわっ!」

スタンド使いッ!しかも、僕を攻撃してきた!

ξ゚听)ξ「OH!モララー!ユーのスタンドはミラーマンじゃないのかい?」

(´・ω・`)「だから、僕はモララーさんじゃないんですって」

ξ゚听)ξ「OH・・・・・今のスタンドで分かったわ、ユーは誰よ?」

(´・ω・`)「僕はショボン、ワケあってモララーさんの家に泊まっています」

ξ゚听)ξ「NO!モララーったら、こんな子供を家に連れ込んだのかい!」

ξ゚听)ξ「ポリスメン失格だわ!」

(;´・ω・`)「いえ、違うんです」

僕は思った、この人にはついていけないと・・・・・・・・・



106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:01:55.99 ID:uASMdKjd0
ξ゚听)ξ「OH ソーリー、自己紹介がまだだったわね」

ξ゚听)ξ「マイ ネーム イズ ツン」

ξ゚听)ξ「モララーとはバットフレンドよ」

(´・ω・`)「ツンさんですか」

ξ゚听)ξ「スタンドはこのクールな『シルバーチャリオッツ』!」

そのスタンドは、全身が銀色で機械のような格好をしていた、右手にはサーベルを持っている
まるで、騎士みたいだ

ξ゚听)ξ「見てみな!このクールなデザイン!ミーのクールさを表しているわ!」

(´・ω・`)「ハァ・・・・・・」

なんか、疲れる人だ

ξ゚听)ξ「それで・・・えーっと・・・・ボンジョヴィくんだっけ?」

(´・ω・`)「違います、ショボンです」

ξ゚听)ξ「OH!ソーリー!」

ξ゚听)ξ「そう、ミスターショボン」

(´・ω・`)「はい」

ξ゚听)ξ「ミーと手合わせ願えないかな?」



107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:02:25.61 ID:uASMdKjd0
(´・ω・`)「は?」

ξ゚听)ξ「かるゥーくやるよ!」

(´・ω・`)「そう言われましても・・・・・」

ξ゚听)ξ「ほら!早くいくわよ!」

(´・ω・`)「はい・・・・・・・」

僕は彼女に引っ張られている、どこへ連れて行くつもりだろう



108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:03:18.00 ID:uASMdKjd0
僕が彼女に無理やり連れてこさせられたのはどこかの公園だ
人一人もいない、ここで僕と戦うつもりだろうか?

ξ゚听)ξ「HEY!スタンドだしなッ!」

(´・ω・`)「分かりましたよ・・・・・・・」

僕は彼女の言うとおりに『イエローテンパランス』を出した
正直、やりたくないけどなぁ・・・・・・・

ξ゚听)ξ「OH!とっても不気味なスタンドね!」

ξ゚听)ξ「シルバーチャリオッツ!」

ξ゚听)ξ「HAHAHAHA!クールさなら私がウィナーね!」

ξ゚听)ξ「イッツ ショータイム!」

彼女のスタンドが僕に向かってきている、かなり早いぞ

(´・ω・`)「イエローテンパランスッ!!」

ξ゚听)ξ「OH!斬れねー!」

(´・ω・`)「もうやめましょうよ・・・・・お互い怪我しますよ・・・・・」

ξ゚听)ξ「GO!チャリオッツ!」

人の話を聞いていないよ、この人



110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:04:39.91 ID:uASMdKjd0
ξ゚听)ξ「ヒャッホー!」

(;´・ω・`)「クゥッ!」

それにしても早い攻撃だ、肉眼では確認できない

ξ゚听)ξ「スタンドを剥ぎ取ってやるわッ!!」

なんて切れ味とスピードだ、僕のイエローテンパランスのガードが間に合わず
スタンドを斬られてしまった

(;´・ω・`)「アッ!」

ξ゚听)ξ「もらったわよッ!」

この人本当に刺す気?危ないよ!

(;´・ω・`)「ちょっと!!やめてくださいよッ!!」

ξ゚听)ξ「ソーリーソーリー、悪かったね」

(;´・ω・`)「本当になんなんですか・・・・・もう・・・・・・」

ξ゚听)ξ「ついホットになってしまったね!」

この人と居ると、いつ命取られるか分からないもんだ



111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:04:54.73 ID:uASMdKjd0
ξ゚听)ξ「OK!今日からユーとミーはブラザーね!」

ブラザーにしてほしくない

(;´・ω・`)「どうも・・・・・・・」

ξ゚听)ξ「ニューブラザー誕生の記念に一杯奢るね!」

(;´・ω・`)「はぁ・・・・・・どうも・・・・・」

でも、悪い人ではないそうだ

ξ゚听)ξ「じゃあ、ミーのお気に入りの店連れていくわ!」



112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:05:38.78 ID:uASMdKjd0
バー ボコボコにしてやんよ

( ・ω・)「いらっしゃいませ」

ξ゚听)ξ「HEY!マスター!」

( ・ω・)「なんだ、ツンくんか」

ξ゚听)ξ「マスター!いつもの!」

( ・ω・)「はいはい」

( ・ω・)「おや、その子は誰だい?」

ξ゚听)ξ「ミーのニューブラザーね!」

(´・ω・`)「ショボンです」

( ・ω・)「僕はボッコス松本、よろしく」

この松本という人、かなり静かな人で、紳士という感じだ
ツンさんとはまるで正反対の人だ

(´・ω・`)「よろしく・・・・・・・」

( ・ω・)「この子もスタンド使いかい?」

ξ゚听)ξ「OH!マスター!さすがね!イグザクトリー!」

(´・ω・`)「『この子も』・・・・?」



114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:06:56.96 ID:uASMdKjd0
( ・ω・)「僕と、ツン、そしてモララーもスタンド使いなんだ」

(´・ω・`)「松本さんもですか?」

( ・ω・)「そうだね」

ξ゚听)ξ「マスター!ユーの『エンペラー』を見せてよ!」

( ・ω・)「分かったよ」

メギャン

松本さんのスタンドは、拳銃の形をしている

( ・ω・)「これが僕のスタンドさ」

(´・ω・`)「拳銃ですか・・・・?」

( ・ω・)「そう、見たまんまの拳銃のスタンドさ」

(´・ω・`)「はぁ・・・・・・・・」

( ・ω・)「不思議なもんだ、スタンド使いと言うのは」

(´・ω・`)「?」

( ・ω・)「もちろん、スタンド自体不思議なんだがね、それ以上に不思議なのはスタンド使いさ」

(´・ω・`)「はぁ・・・・・・」



116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:09:02.66 ID:uASMdKjd0
( ・ω・)「なぜかね、スタンド使い同士は引かれ合うもんなんだ」

( ・ω・)「こうして、君と僕が合えるのもスタンド使いの縁なのかもしれないね」

(´・ω・`)「そうですか・・・・」

( ・ω・)「まぁ、あれだ・・・・・ジュースでも飲むかい?僕の奢りだ」

(´・ω・`)「あっ、いただきます」

( ・∀・)「今日もサボって・・・・・」

( ・ω・)「いらっしゃい、モララー」

(´・ω・`)「モララーさん!」

( ・∀・)「なぜ、君がいる」

ξ゚听)ξ「OH!モララー!ショーンはミーのブラザーね!」

(;・∀・)「お前なぁ・・・・ショボンくんはまだスタンド使い一年生だ」

ξ゚听)ξ「トレーニングよ!トレーニング!」

(;・∀・)「まぁ、いいや・・・・怪我もなさそうだし」

( ・ω・)「モララー、サボってばっかいいのか?」

( ・∀・)「ああ、仕事は全部瀬川に任せた」



117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:09:21.65 ID:uASMdKjd0
( ・ω・)「仕事はどうだい?」

( ・∀・)「ああ、最近スタンド使いの犯罪が絶えないんだよ」

( ・∀・)「俺が探してたドクオはエグイ死に方だしよぉ」

( ・ω・)「スタンド使いの犯罪か・・・・・・・」

ξ゚听)ξ「許せないわ!スタンドを悪用するなんて!」

( ・∀・)「俺思ったんよ、スタンド使いの犯罪グループがいるんじゃあないかって」

( ・ω・)「なるほどねぇ・・・・・・・・」

(´・ω・`)「グループ?」

( ・∀・)「まぁ、警察官のカンってやつさ」

ξ゚听)ξ「そんな適当なこと言ってるから、検挙率があがらないのよー」

(#・∀・)「うるせーな」

( ・ω・)「確かに・・・・・・ここにはスタンド使いがおおいね・・・・・・」

( ・∀・)「だろ?」



118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:10:45.02 ID:uASMdKjd0
( ・ω・)「何か変な気もするね、この町って」

( ・∀・)「おそらく、スタンド使いをまとめてるヤツが居るに違いない」

ξ゚听)ξ「だったらそのシットをKILLしちまえばいいだろ?」

(#・∀・)「出来たらやってるわ!」

ブーン・・・・・・

( ・∀・)「あれ?クワガタか?」

(;´・ω・`)「うわぁ・・・・僕ムシ苦手なんですよ・・・・・」

( ・ω・)「しょうがない、追っ払うか」

( ・ω・)「エンペラーッ!」

カシイィン

( ・ω・)「すまんね、ムシくん」

ドッゴオオォォン

ブンッ

(;・ω・)「!!」

(;´・ω・`)「瞬間移動したッ!?」



120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:11:06.20 ID:uASMdKjd0
ムシ「暗示するカードは・・・・・・・『塔』・・・・・・・・」

ムシ「タワー・オブ・グレー・・・・・・・・・」

(;・ω・)「ムシが喋った!?」

( ・∀・)「スタンド使いかッ!」

ξ゚听)ξ「楽しい酒を邪魔しやがったな!このシットムシヤロー!」

タワー・オブ・グレー「ドクオを・・・・・殺した・・・・・スタンド使い・・・・・・・殺す・・・・・・・・」

(;´・ω・`)「僕・・・・・?」

ξ゚听)ξ「おっとぉ!ミーのブラザーに手出しはさせないわ!」

ξ゚听)ξ「ユーはチャリオッツでバラバラにしてやるわ!」

タワー・オブ・グレー「お前も・・・・・・死ぬ・・・・・・・・いいの?」

ξ゚听)ξ「シャーラッ!」

ドギューン!

( ・ω・)「ツンのチャリオッツ・・・・・久しぶりに見られるね」

ξ゚听)ξ「カモーン!」



121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:12:31.08 ID:uASMdKjd0
ξ゚听)ξ「GO!チャリオッツ!」

ツンさんのチャリオッツの剣の動きがまったく見えない
音もまるで、鞭を振り回しているような音だ

(´・ω・`)「早い・・・・・・」

ξ゚听)ξ「どうだッ!」

タワー・オブ・グレー「遅い・・・・・・・かなりスローだったぞ・・・・・・・・」

ξ;゚听)ξ「ホワーイ!」

タワー・オブ・グレー「ドクオを殺した・・・・・スタンド使い・・・・邪魔・・・・・・死ね・・・・・・・・」

(;´・ω・`)「うわああああ!!」

ξ゚听)ξ「チャリオッツ!」

危ない、ツンさんがいなければ確実に僕はやられていたろう

ξ゚听)ξ「ユーの相手はミーよ!」

タワー・オブ・グレー「お前も・・・・・・・邪魔・・・・・・・殺す・・・・・・・・」



122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:13:33.09 ID:uASMdKjd0
ξ゚听)ξ「アーマーテイクオフ!」

(;´・ω・`)「えっ!?」

甲冑が吹っ飛んでいったぞ、能力のひとつだろうか

ξ゚听)ξ「ユーはバラバラのSASHIMIになるわ!」

タワー・オブ・グレー「おまえ・・・・・姿・・・・・かわった・・・・・・・・」

タワー・オブ・グレー「!!」

ξ゚听)ξ「どう?ハンドが落ちたわよ」

(;´・ω・`)「いつ攻撃したんだ・・・・・・・・?」

タワー・オブ・グレー「さっきより・・・・・早い・・・・・・」

ξ゚听)ξ「次はユーのブレインよ!」

タワー・オブ・グレー「逃げる・・・・・・・・」

ブンッ

ξ゚听)ξ「OH!なんてチキンだ!」

(;´・ω・`)「すごい・・・・ツンさんのスタンド・・・・・・・」



123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2008/05/25(日) 18:13:54.03 ID:uASMdKjd0
ξ゚听)ξ「ケッ!酒がまずくなったわ!」

( ・∀・)「今のスタンド・・・・・・ドクオがどーのって言ってたな・・・・・・」

( ・ω・)「モララー、お前が言ってたこと当たってるかもな」

( ・∀・)「ああ、あいつの仲間がいるってことだ」

(;´・ω・`)「僕のことを邪魔と言っていた・・・・・・僕は狙われているんじゃあ・・・・・・」

( ・∀・)「安心しろ、俺のハングドマンでどんなヤツもぶっ殺してやる」

ξ゚听)ξ「NONO!ミーのチャリオッツがバラバラにするわ!」

( ・∀・)「とにかく、これから大変なことになりそうだな・・・・・・・・」

ξ゚听)ξ「あっ!思い出したわ!」

ξ゚听)ξ「モララー!ミーが払った飲み代ギブミー!」

( ・∀・)「待ってくれ、手持ちが少ない」



本体:不明
スタンド:タワー・オブ・グレー

      逃亡

第四話『銀の戦車』 完



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