クーの彼氏は小さいようです
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:04:22.81 ID:QZYzKk/o0
-
私には、秘密の場所がある
少し離れたところにある、小高い丘の上
街の光が届かない、星が良く見える場所
そこで私たちは出会ったんだ
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:05:20.90 ID:QZYzKk/o0
川 ゚ -゚) クーの彼氏は小さいようです (∵ )
−第二話:非日常的日常生活-
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:06:22.18 ID:QZYzKk/o0
-
―act.1―
川 ゚ -゚)「以上」
川 ゚ -゚)「これが私と彼の馴れ初めだ」
(;'A`)「短っ!」
(;^ω^)「え、何? それだけかお?」
川 ゚ -゚)「うん」
ξ;゚听)ξ「いや、何かもうちょっとあるでしょ?」
川 ゚ -゚)「う〜ん」
川 ゚ -゚) ポクポクポク
川 ゚ -゚) チーン
川 ゚ -゚)「…特にないな」
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:09:10.16 ID:QZYzKk/o0
-
(;^ω^)「それだとact.1が終了してしまうから、頑張ってしゃべってくれお」
ξ;゚听)ξ「いやにリアルな事情ね」
川 ゚ -゚)「むぅ…、本当にたいしたことはないぞ」
川 ゚ -゚)「えっと…」
川 ゚ -゚)「さっきも言ったように、私は星を見るが好きでな」
川 ゚ -゚)「いつも行く、町外れの丘があるんだ」
( ^ω^)「一人で行くのかお?」
川 ゚ -゚)「あぁ」
ξ ゚听)ξ「それって、危なくない?」
('A`)⊂ξ ゚听)ξ「こんなのに襲われたらどうすんのよ」
('A`)「…」
- 8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:10:21.30 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「いや、大丈夫。これでも通信空手3段だから」
ξ;゚听)ξ「…それって意味あるの?」
( 'A`) …シクシク
(;^ω^)「涙を流さず泣いてるお…」
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:12:05.59 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「でな」
(;^ω^)(何事もなかったかのように…)
川 ゚ -゚)「丘の上で星を見てたんだ」
川 ゚ -゚)「いつも30分ぐらいはそうしているんだが…」
川 ゚ -゚)「もう帰ろうかってときに、変な流れ星を見つけてな」
ξ ゚听)ξ「…」
( ^ω^)「…」
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:13:56.75 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「見てると、どんどんこっちに近づいてくるんだ」
川 ゚ -゚)「どんどんどんどん近づいてきて…」
川 ゚ -゚)「私は真っ白な光に包まれてしまった」
川 ゚ -゚)「そして気がついたら、真っ白な部屋の手術台に縛り付けられて…」
ξ;゚听)ξ「ちょ、ストープッ!!」
(;^ω^)「めっちゃ拉致られてるお! どこが、たいしたことはないんだお!?」
( 'A`) …シクシク
(;^ω^)「お前はまだ泣いてんのかお!!」
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:15:14.92 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「それでだ」
川 ゚ -゚)「とりあえず脱出しようとしたものの、手足をガッチリ固定されて動けない」
川 ゚ -゚)「がちゃがちゃとやってるうちに、扉が開いた」
川 ゚ -゚)「仰向けになっている状態で、よく分からなかったが、どうやら何かの器具を準備しているようだった」
( 'A`) シクシク
川 ゚ -゚)「ビーズみたいなものに、先の尖った金属製の筒だったり」
( 'A`) …シク
川 ゚ -゚)「変なうねうねした触手とか、いかにも怪しげな注射器とか」
('A`)(…これは)
川 ゚ -゚)「あー、これはマズいなー何かされちゃうだろなーと思っていたんだが…」
(*'∀`)(これは虐辱タイムですかー!)
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:17:11.65 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「そこにビコーズが、あ、ウチの彼の名前な、現れてな」
(;^ω^)「なんと!」
ξ;゚听)ξ「ここで!?」
(*'∀`)
('A`)
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:19:02.68 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「周りの宇宙人をちぎっては投げ、ちぎっては投げ」
川 ゚ -゚)「私を助けてくれたんだ」
、( ∵), ピョコ
川 ゚ -゚)
つ( ∵) コクコク
(;^ω^)「ちぎっては投げって…」
川 ゚ -゚)「手足をもぎ取っては投げ、身体を真っ二つにしては投げ、ということだな」
ξ;゚听)ξ「グロい…」
- 17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:19:59.06 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「最終的に宇宙船は大爆発」
川 ゚ -゚)「助けてくれた彼に一目惚れというわけだ」
川 ゚ -゚)「な」
川 ゚ -゚)
つ(*∵) テレッ
(;^ω^)「ラストが適当すぎるお…」
ξ;゚听)ξ「まぁ、本人たちが幸せそうだからいいけど」
('A`)
(;^ω^)「…なんでドクオは落ち込んでるんだお」
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:21:06.59 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「ま、こんなところだ」
ξ ゚听)ξ「ねぇ、それって、いつの話?」
川 ゚ -゚)「ちょうど、3日前かな」
(;^ω^)「この前の山火事騒ぎはそれのせいかお」
ξ ゚听)ξ「ふーん」
ξ ゚听)ξ「でもさ、その子も宇宙人なんでしょ?」
川 ゚ -゚)
つ( ∵) コクコク
ξ ゚听)ξ「よかったの? 自分の仲間じゃないの?」
川 ゚ -゚)
つ( ∵) コクコク
川 ゚ -゚)「クーのためなら、なんてことないそうだ」
川*゚ -゚)「きゃっ」
ξ;゚听)ξ「こいつら…」
(;^ω^)「完全にバカップルだお…」
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:22:29.56 ID:QZYzKk/o0
-
('A`)
('A`)「…虐辱タイム」
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:24:20.52 ID:QZYzKk/o0
-
―act.2―
川 ゚ -゚)「はい、あーん」
( ∵) ア、アーン
川 ゚ -゚)「おいしい?」
( ∵) …
ξ;゚听)ξ「ひ、ひぃ!」
(;^ω^)「何の儀式だお?」
川 ゚ -゚)「むっ。人のラブラブ食事タイムを、丑の刻参りとは失礼だろう」
(;^ω^)「そこまでは言ってないお」
ξ;゚听)ξ「…っていうか、食事だったのね」
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:25:34.27 ID:QZYzKk/o0
-
ξ ゚听)ξ「で、何食べさせてるの?」
川 ゚ -゚)「釘」
(;^ω^)「丑の刻参りじゃねーかお!!!」
川 ゚ -゚)「ん? 鉄分豊富なんだぞ」
ξ ゚听)ξ「まぁ、鉄分ってか鉄だからね」
川 ゚ -゚)「ほら、こんなに美味しそうに…」
:(;∵): ブルブル
川;゚ -゚)「ふ、震えてる!?」
- 26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:26:49.94 ID:QZYzKk/o0
-
川;゚ -゚)「どうしたビコーズ! お腹痛いのか!?」
( ^ω^)「いや、それは明らかに嫌がってるんだお」
ξ ゚听)ξ「頑張って食べてたのね。彼氏の鑑だわ」
川;゚ -゚)「大変だ! 今すぐ保健室に!!」
( ^ω^)「いやいや…って、あー…行ってしまったお」
ξ ゚听)ξ「先生、驚かないといいけど…」
(;^ω^)「普通は驚くと思うお」
- 27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:28:18.90 ID:QZYzKk/o0
-
グワァラリ!!
川;゚ -゚)「先生!!」
从从从)「なんだ、うるさい」
从 ゚∀从 キィ
从 ゚∀从「んん? 素直の2番目か。なんだお前が保健室とは珍しいな」
川;゚ -゚)「先生! 急患です!!」
从 ゚∀从「急患って、一般的に自分で急患なんて言う患者はいないわけだが」
从 ゚∀从「…ほかに誰かいるのか?」
川;゚ -゚)「いますよ!」
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:29:53.24 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「ここに!!」
川 ゚ -゚)つ(;∵) ドーン
从 ゚∀从「…」
※ハイン脳内会議
从1゚∀从「おい! なんだありゃ!?」
从2゚∀从「人形だな」
从3゚∀从「そのくらい見れば分かるつーの!」
从4゚∀从「あれが急患? バーローwwwwww」
从5゚∀从「いや、彼女にとっては急患かもしれないな、うん」
从6゚∀从「とりあえず話を聞こうよ! そうじゃないと始まらない」
从7゚∀从「…しかし、ありゃ電波だろ」
从8゚∀从「皆、紅茶にしよう」
- 30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:30:58.85 ID:QZYzKk/o0
-
从 ゚∀从「うん」
从 ゚∀从「わかった」
从 ゚∀从「先生、元々精神科医を目指してたんだ」
从 ゚∀从「うん」
川 ゚ -゚)「そんなことより先生早く!」
从 ゚∀从 フー
从 ゚∀从「よし、OK。ばっちこーい」
从 ゚∀从「で、どこが悪いんだ?」
川;゚ -゚)「どうやらお腹が痛いみたいなんだ!」
从 ゚∀从「…」
从 ゚∀从「えっと、誰が?」
- 33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:31:59.40 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)つ(;∵) ドーン
从 ゚∀从「うん、知ってた。知ってたぞ、先生は知ってた」
川 ゚ -゚)、「食事中に急に震えだして…」
从 ゚∀从「食事中…?」
从 ゚∀从「食事って…、あぁ、うん、それのね」
从 ゚∀从「何食べてたの? カブトムシ? アブラゼミ?」
川 ゚ -゚)「釘を少々」
从 ゚∀从「…」
- 34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:43:05.10 ID:QZYzKk/o0
-
从 ゚∀从「あー、釘か」
从 ゚∀从「それはちょっと、先生も予想外だったなー」
※ハイン脳内会議
从1゚∀从「いや、釘はねーだろ! 釘は!!」
从2゚∀从「あるかもしんねーじゃん」
从3゚∀从「実際そう言ってるしな!」
从4゚∀从「人形に釘とか何の呪いですかwww」
从5゚∀从「まて、彼は釘が好物なのかもしれないよ、うん」
从6゚∀从「と、とりあえず話を聞こうよ! まずはそこからだよ」
从7゚∀从「…やっぱ、ありゃ電波だろ」
从8゚∀从「あ、コーヒーがいい? 淹れなおすね」
从 ゚∀从「…」
从 ゚∀从「たぶん、釘が嫌いなんじゃないかな」
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:46:17.62 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「やっぱりそうか…」
川 ゚ -゚)「でも、好き嫌いはいけないと思うんです」
(;∵)ノシ
从 ゚∀从「なんか、もの凄い勢いで手を振ってるのは気のせいかな」
川 ゚ -゚)「ん? 気のせいじゃありませんよ」
从 ゚∀从「そっかー」
从 ゚∀从「あー、先生きっと疲れてるんだなぁ」
从 ゚∀从「早く帰って、ウッメシュ飲まないと…」
川 ゚ -゚)「先生、聞いてますか?」
- 38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:48:18.20 ID:QZYzKk/o0
-
从 ゚∀从「あ、うん。聞いてるぞ、先生は何でも聞いてる」
川 ゚ -゚)「あの…」
川 ゚ -゚)「これはどうしたらいいんですか?」
从 ゚∀从「いや、私に聞かれても…」
川 ゚ -゚)「さっき何でも聞いてくれると」
从 ゚∀从「…」
※ハイン脳内会議
从8゚∀从「あれ、みんな? コーヒー冷めちゃうよー? ねー、どこー?」
从 ゚∀从「…」
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:50:05.23 ID:QZYzKk/o0
-
从;゚∀从「先生、もう無理!!!」 ダッ!!
ギブアップヤ〜…
川;゚ -゚)「あ、先生!?」
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「…行ってしまった」
- 41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:52:06.72 ID:QZYzKk/o0
-
川 ゚ -゚)「しょうがないな」
(;∵) …
川 ゚ -゚)「ビコーズ」
川 ゚ -゚)「好き嫌いは直すためには、やっぱりちゃんと食べないと駄目だ」
川 ゚ -゚)「戻って特訓だ」
(;∵)ノシ ……!!
川 ゚ -゚)「はは、そうか、やる気だなこいつぅ」
……!!!
ガラガラ…
- 44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:53:12.24 ID:QZYzKk/o0
-
(;'A`)「…」
(;'A`)「…すまねぇな」
(;'A`)「出るに出れなかった…」
※ドクオ、ベッドでお休み中
- 46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:55:40.08 ID:QZYzKk/o0
-
―act.3―
ξ ゚听)ξ「結局さ」
ξ ゚听)ξ「彼とはどこまでヤったの?」
川 ゚ -゚)
つ( ∵)
川 ゚ -゚)「どこまで…?」
ξ*゚ー゚)ξ「そりゃ、アレがナニなことですよ」
(;^ω^)「ツン…、またそんな耳年増なことを…」
ξ#゚听)ξ「う、うっさいわね!! これは、女の子同士の大事な話なの!!」
- 47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/01(月) 23:57:07.16 ID:QZYzKk/o0
-
ξ#゚听)ξ「男はあっちに……」
ドコォ!!
「行ってろ!!」ξ#゚听)ξ┌┛ メ)ω゚)ノ・∴
ズザァ
メ)ω゚)つ「ぼんべい!!」
メ)ω;)「うぅ、ヒドいお…」
メ)A`)「まったくだぜ…」
メ)ω^)「ド、ドクオ!?」
メ)A`)「一足先に待ってたぜ」
メ)ω^)「いつぶっ飛ばされたんだお…」
- 49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:00:03.27 ID:EKYPSQXk0
-
ξ*゚听)ξ「ふぅ」
川 ゚ -゚)「お見事」
ξ ゚听)ξ「…それで、ク−」
ξ ゚听)ξ「実際のところ、どうなの?」
川 ゚ -゚)「どうなの、と言われてもなぁ」
川 ゚ -゚)「私たちはプラトニックな関係だからな」
川 ゚ -゚) 「なー」
つ( ∵) コクコク
ξ ゚听)ξ「プラ…?」
※プラトニック、またはプラトニックラブとは、
肉体的な欲求を離れた、精神的な愛のことである(Wikipediaより引用)
ξ;゚听)ξ「し、知ってるわよ! それくらい」
- 51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:02:47.70 ID:EKYPSQXk0
-
ξ ゚听)ξ「でもね、クー」
ξ ゚听)ξ「いくら言葉で繕っても、所詮は男と女、オスとメスよ」
ξ ゚听)ξ「愛を語るのに、“それ”はついて回ると思うの」
ξ ゚听)ξ「“それ”は、愛の証」
ξ ゚听)ξ「“それ”は、絆の証」
ξ ゚听)ξ「恥ずかしがることはないわ、愛する2人にとっては当然のことよ!」
ξ ゚听)ξ「決して、ちょっぴり変わった彼氏を持つクーの
“それ”が知りたいとか、そういうのじゃないから」
川 ゚ -゚)「…」
- 52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:04:15.98 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ -゚)「ツン」
川 ゚ -゚)「“それ”って?」
ξ ゚听)ξ「え」
川 ゚ -゚)「“それ”って、何だ?」
ξ;゚听)ξ「え」
川 ゚ -゚)「何だ?」
ξ;゚听)ξ「そ、それって言うのは…」
ξ*゚听)ξ「その、アレがナニで、ナニがアレで…」
川 ゚ -゚)「それはもう聞いた」
- 53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:06:51.24 ID:EKYPSQXk0
-
ξ*///)ξ「えっと、だから…」
ξ*///)ξ「雄しべと雌しべが受粉して…」
ξ*///)ξ「コウノトリさんがキャベツ畑から、受精卵を…」
(;^ω^)「…ツン、色々と酷いことになってるから、もう止めるお…」
ξ;///)ξ「!!!!」
ズガァァン!!!
「きゃぁぁぁぁ!!!」ξ;///)ξ┌┛ =::)゚)ノ・∴
- 54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:07:36.50 ID:EKYPSQXk0
-
ゴロゴロゴロズザ-
:;・ω゚:)つ「dふぁがgrlまr」
メ)A`)「お帰り」
:;・ω゚:)「……し、しんでしまうお」
メ)A`)「馬鹿だなー、お前。行かなきゃいいのに…」
:;・ω゚:)「つっこみやくは…つらいお…」
- 56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:08:21.00 ID:EKYPSQXk0
-
ξ;--)ξ「……はー、降参」
ξ;--)ξ「参りました」
川 ゚ -゚)「何がだ?」
ξ;゚听)ξ「いいよ、もう」
ξ;゚听)ξ「興味本位で聞きたかっただけだから」
川 ゚ -゚)「そうか」
川 ゚ー゚)「望む答えが聞けなくて残念だったな、ツン」ニヤリ
ξ;゚听)ξ「…うっ」
ξ;゚听)ξ(クーって、結構Sっ気強いよね…)
- 57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:09:50.07 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ー゚) ニヤニヤ
ξ;゚听)ξ「あーもう、勘弁してよ」
川 ゚ -゚)「なら、勘弁しよう」
ξ;--)ξ「はー…」
ξ --)ξ「…」
ξ ゚听)ξ「てかさ、あんたら普段何してるの?」
川 ゚ -゚)「ナニしてる?」
ξ;゚听)ξ「違うわよ! 普通の意味で!!」
川 ゚ -゚)「うーん」
川 ゚ -゚)「大抵、家でゴロゴロしてるんだが…」
- 58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:11:31.35 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ -゚)「昨日は2人でカフェに行ったんだよな」
川 ゚ -゚)
つ( ∵) コクコク
川 ゚ -゚)
つ( ∵) ……
川 ゚ -゚)「あぁ、そうだったな」
川 ゚ -゚)「ビコーズがパフェを食べたいとか言うから、一緒に食べたんだ」
ξ ゚听)ξ(どうやって意思の疎通をしているのかしら…)
ξ ゚听)ξ「…店員さんから、何にも言われなかったの?」
- 59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:14:11.76 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ -゚)「?」
川 ゚ -゚)「別に何にも言われなかったが…?」
(゚、゚トソン「えっと、コーヒーとカフェオレ、それにパフェですね」
(゚、゚トソン「はい、スプーンを二つ? 分かりました…?」
(゚、゚トソン「お待たせしました、喫茶ロマネスク特製パフェです」
゚ ゚( Д ;トソン「って、人形が動いてる――――!!!?」
川 ゚ -゚)「こんな感じだ」
ξ ゚听)ξ「めっちゃ言われてるから、それ」
- 61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:16:32.76 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ -゚)「そうか?」
川 ゚ -゚)「パフェは美味しかったぞ」
川 ゚ -゚)「なぁ?」
川 ゚ -゚)
つ( ∵) コクコク
川 ゚ -゚)「なので、問題なし!」
ξ;゚听)ξ「……まぁ、いいけどさ」
ξ;゚听)ξ「何か話を聞いてるこっちのほうが疲れてきた…」
川 ゚ -゚)「大丈夫か、ツン?」
川 ゚ -゚)
つ( ∵)ノシ
ξ ゚听)ξ「…」
ξ ゚听)ξ「もしかして、心配してくれてる?」
- 62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:18:16.14 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ -゚)「いや、バイバイーノシ だそうだ」
ξ#゚听)ξ「この野郎!!!」
メ)A`)「…なんだかんだで順応してるよな」
メ)A`)「まぁ、オレもだけど」
メ)A`)「…」
メ)A`)「おい、ブーン。いい加減、起きろ」
メ)A`)「おいってば」
メ)A`)「…」
メ)A`)「ナンマイダブナンマイダブ…」
チーン
- 63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2008/09/02(火) 00:19:21.79 ID:EKYPSQXk0
-
川 ゚ -゚)「うーん、平和だ」
川 ゚ -゚)
つ( ∵) コクコク
ξ#゚听)ξ「あんたらだけね!!」
−第二話おしまい−
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