クーの彼氏は小さいようです
- 3: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:10:34.46 ID:6XIMFoQp0
-
ボクは、クラスで一番頭が良かった
すごいね
天才だね
誉められるのは嬉しかった
だから、勉強した
中学に上がる頃には、学年で一番に
高校に入る頃には、県でもトップクラスに
ボクは、とっても頭が良かった
(-@∀@)「ふひっ」
- 4: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:12:01.46 ID:6XIMFoQp0
-
(-@∀@)「ふひひひひひひひっ」
*(‘‘)*「うわっ、キモイ…」
('、`*川「…ちょっと、聞こえるよ」
*(‘‘)*「だって、キモイんだもん!!」
('、`;川「叫ぶな!!」
(-@∀@)「…」
*(‘‘)*「こっち見た!!」
('、`;川「あんたがうるさいからでしょ!」
(-@∀@)「ふひひひっ」
(-@∀@)「3次元の雌は低俗ですねぇ」
(-@∀@)「やっぱり嫁は2次元に限る」
- 5: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:13:31.62 ID:6XIMFoQp0
-
*(‘‘)*「うわぁ…」
('、`;川「うっ…」
(-@∀@)「ふくくくくくっ」
('、`;川「…ほら、行くよ」
*(‘‘)*「キモーイ!!!!」
('、`;川「叫ぶなって!」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「ふん、雌豚め。我が自家発電の肥やしにもならぬ、低俗な家畜よ」
(-@∀@)「…あぁ、リアルに魔法少女とかメイドロボとかいればいいのに」
- 7: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:15:23.20 ID:6XIMFoQp0
-
(-@∀@)「宇宙人とかもいいな…」
(-@∀@)「未開の惑星に存在する卑猥な植物、妖艶な女性…」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「そうだ、今日のおかずはSF触手ものにしよう! そうしよう!」
(-@∀@)「ふひひひっ」
ボクは、とっても頭が良かった
ただちょっと周囲の理解が欠けていた
- 8: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:16:11.53 ID:6XIMFoQp0
川 ゚ -゚) クーの彼氏は小さいようです (∵ )
−第四話:アサピーの愛した宇宙人−
- 9: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:17:24.52 ID:6XIMFoQp0
-
―act.1―
川 ゚ -゚)「くぁ〜…」
( ∵) クァ…
川 ゚ -゚)「うーん、どうしてこう午後の授業というのは眠いのかな」
( ∵) ?
川 ゚ -゚)「お腹がいっぱいだからか」
川 ゚ -゚)「それとも、退屈な教科が多いせいか」
( ∵) …
川 ゚ -゚)「ビコーズは眠くないのか?」
( ∵) …
( ∵) ?
川 ゚ -゚)「そうか、ビコーズは偉いな」
(*∵) ♪
- 10: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:18:23.08 ID:6XIMFoQp0
-
ξ --)ξ「あー、はいはい」
ξ ゚听)ξ「相変わらずのラブラブっぷりをどーも」
川 ゚ -゚)「ん? ツンか」
ξ ゚听)ξ「そー、ツンよ」
ξ ゚听)ξ「…」
ξ ゚听)ξ「確かに午後は眠いわね」
ξ ゚听)ξ「うん、とても眠い」
ξ ゚听)ξ「で」
ξ ゚听)ξ「疑問なんだけど、そいつって寝るの?」
- 11: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:18:58.70 ID:6XIMFoQp0
-
川 ゚ -゚)「寝るぞ。そりゃもうスヤスヤと」
ξ ゚听)ξ「寝るって、夜に?」
川 ゚ -゚)「勿論夜だ」
ξ ゚听)ξ「どこで? 宇宙船とか?」
川 ゚ -゚)「いや、ベッド」
ξ ゚听)ξ「…誰の?」
川 ゚ -゚)「私の」
ξ ゚听)ξ「…」
ξ ゚听)ξ「……」
ξ*゚听)ξ「…………そ、そのあとは聞いてもいいのk」
⊂(;^ω^)つ「はい、ストップー!!」
- 13: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:20:53.96 ID:6XIMFoQp0
-
ξ;゚听)ξ「あ、ちょっと」
( ^ω^)「はいはい、猥談が好きなツンちゃんはシャラップだお」
ξ#゚听)ξ「…」
(;^ω^)「あ、すいません。正直調子に乗りました。コンパスは勘弁してください、マジで痛そうd――」
('A`)「…お前ら、相変わらずバカやってんだな」
(・ ^ω^)「あぁ、ドックンいいとこに! 助けて!! このままじゃ穴だらけになっちゃう!!!」
ξ#゚听)ξ「…」
ア―――ッ
川 ゚ -゚)「…」
川 ゚ -゚)「地球人って怖いな」
( ∵) コクコク
- 14: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:21:58.54 ID:6XIMFoQp0
- _
゚∀゚)「…」
_
゚∀゚)「はぁ…」
_
゚∀゚)「目の前に特ダネが転がってるのに、手が出せないこのもどかしさ」
_
゚∀゚)「…」
…?」
_
゚∀゚)「い、言いたい…!」
_
゚∀゚)「報じたい!」
_
゚∀゚)「そこに宇宙人がいますよ、と!!」
_
゚∀゚)「世紀の大発見ですよ、と!!!」
@)「……」
- 15: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:23:00.61 ID:6XIMFoQp0
- _
゚∀゚)「…」
_
゚∀゚)「…でも、部費カットは痛いよなぁ」
_
゚∀゚)「世知辛い世の中だぜ…」
@∀@)「…」
(-@∀@)「…ふひっ」
_
(;゚∀゚)「うお!? だ、誰だ!?」
(-@∀@)「ふひひひっ、ただの通りすがりですよ」
(-@∀@)「そんなことより…」
(-@∀@)「さっきの話、詳しく聞かせてもらいましょうか」
- 19: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:24:47.13 ID:6XIMFoQp0
-
―act.2―
カシャッ
【 川 ゚ -゚) 】
カシャッ
【 川 -〜-)】
カシャッ
【 川 - o-) 】
カシャッ
【 (゚ー゚ 川 】
カシャッ
【 川*゚ー゚) 】
(-@∀@)「ふひっ、ふひひひひひひひひひひっ」
- 21: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:26:31.06 ID:6XIMFoQp0
-
(-@∀@)「う〜ん、素晴らしい」
(-@∀@)「まさに地球外」
(-@∀@)「まさに宇宙的」
(-@∀@)「美しさとは、こういうことを言うんですねぇ」
(-@∀@)「ふひひひひひひひっ」
(-@∀@)「それにしても、同じ学校に宇宙人がいるとは盲点でした」
(-@∀@)「高校に入学してから、今まで気付かないとは……」
(-´@Д@)「アサピーショック!!」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「いや、しかしこれは今までの考えを改める良い機会です」
(-@∀@)「むふふふふっ」
(-@∀@)「さてさて、この子はどんなエロエロ星人なんでしょうかねぇ」
(-@∀@)「今は人間社会に溶け込んでいるようですが、捕まえて拷問すればすぐに本性を現すでしょう」
(-@∀@)「ふふっ、考えるだけで興奮します」
- 22: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:27:26.08 ID:6XIMFoQp0
-
(-@∀@)「…拷問」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「うっ」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「ふっ、白濁色の洗礼か…」
(-@∀@)「…うん」
(-@∀@)「とりあえず、今日は寝ましょう」
- 23: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:28:01.15 ID:6XIMFoQp0
-
( ^ω^)「おはよーだお」
ξ ゚听)ξ「おはよ」
( ^ω^)「お、ツン早いお」
ξ ゚听)ξ「あんたが遅すぎるのよ」
( ^ω^)「おっおっ、これでも早起きしたほうだお」
ξ ゚听)ξ「まぁ、遅刻しないだけマシか」
('A`)〜「…」ズルズル
('A`)〜「…」ペタペタ
( ^ω^)「…」
ξ ゚听)ξ「…」
(;^ω^)「ドクオ?」
ξ ゚听)ξ「なんだかとっても卑猥な形になってるわよ?」
- 24: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:30:35.13 ID:6XIMFoQp0
-
('A`)「…」
('A`)「…よぉ」
('A`)「………オレはもうだめだしぬ」
(;^ω^)「ど、どうしたんだお!?」
('A`)「………詩織が…詩織の野郎の爆弾が…」
('A`)「……………オレの虹野さんに…」
ξ ゚听)ξ「は?」
( ^ω^)「…」
('A`)「…………あのやろう、ぶっ殺してやる」
ξ;゚听)ξ「ちょっと、何考えてんの!?」
( ^ω^)「ツン、気にするなお」
ξ;゚听)ξ「え!? だって…」
( ^ω^)「次元の違う話だお」
- 25: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:32:36.86 ID:6XIMFoQp0
-
('A`)「……………………こうなったら、館林狙いだ」
ξ;゚听)ξ「いいの?」
( ^ω^)「いいお」
キンコーンカーンコーン
( ^ω^)「お、チャイムだお」
ξ ゚听)ξ「朝のチャイム、いつも聞いてないから耳慣れないでしょ」
( ^ω^)「そんなことはないお!! ……って、あれ?」
( ^ω^)「ツン、クーはまだ来てないのかお?」
ξ ゚听)ξ「あら? 本当だ。珍しいわね」
( ^ω^)「遅刻かお?」
ξ ゚听)ξ「まさか、ブーンでもあるまいし」
(;^ω^)「どんだけボクは遅刻キャラなんだお…」
('A`)「……………虹野さん……さようなら」
- 26: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:33:39.22 ID:6XIMFoQp0
-
タッタッタッタッ
川 ゚ -゚)「うーん、お弁当を作るのに手間取ってしまった」
川 ゚ -゚)「これは遅刻かな」
川 ゚ -゚)「でも、あのハンバーグはいい出来だった」
川 ゚ -゚)「あとで、一緒に食べような」
バサァ!!!
/爻爻爻爻\
川 ゚ -゚)「ビコー…」
(爻爻爻爻)「ぶ ぉふ!?」
- 27: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:34:59.33 ID:6XIMFoQp0
-
∀@)「…」
∀@)「くひっ」
(-@∀@)「くひひひひひひっ」
(-@∀@)「対象の捕獲に成功」
(-@∀@)「これよりプランBに移る」
(-@∀@)「ヨソーロー」
ズルズルズル
(爻爻爻爻)⊂(-@∀@)
(爻爻爻爻)「もが―――!!!」
- 29: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:36:46.27 ID:6XIMFoQp0
-
ξ ゚听)ξ「クー、来なかったわね」
( ^ω^)「きっと激しく寝坊してるんだお」
ξ --)ξ「ねーよ」
ξ ゚听)ξ「具合、悪いのかな」
('A`)「…」
('A`)「誘拐されてたりして…」
(;^ω^)「おぉ!?」
ξ;゚听)ξ「ちょっと、ドクオ、なんてこと言うのよ!!」
('A`)「…サーセン」
(;^ω^)「で、でも、可能性はありえるお」
ξ;゚听)ξ「ブーンまで何言ってんのよ」
ξ;゚听)ξ「そんな、まさかクーが誘拐されるなんて…」
ノハ --)「…」
ノハ ゚听)「ほぉ…」
- 30: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:37:30.47 ID:6XIMFoQp0
-
(^ω^;)ノノ「うわっ!? か、会長!!?」
ノハ ゚听)「誰が、どうしたって?」
ξ;゚听)ξ「い、いえ…」
ヒュン!!
ノハ ゚听)つ+――('A`;)ノノ
ノハ ゚听)「答えろ、下郎」
('A`;)「ちょっ、なんでオレなんすか…」
ノハ ゚听)「では死ね」
('A`;)「ひぃぃぃぃ、理不尽なりー!!」
- 31: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:39:56.41 ID:6XIMFoQp0
-
ξ;゚听)ξ「…というわけなんです」
(;^ω^)「あくまで予想に過ぎませんお」
(;^ω^)「それに、会長なら同じ家に住んでるんだし、知ってるんじゃないですかお?」
ノハ ゚听)「…」
ノハ ゚听)「今日は、お弁当作るのに時間がかかるから先に行ってて、って言われたんだ」
ノハ ゚听)「いつ届けてくれるのか、ワクワクしながら待っていたのに一向に来ない…」
ノハ ゚听)「…」
ノハ#゚听)「なんたる!! なんたる失態!!!」
ノハ#゚听)「こんなことならば、やはり遅刻してでも一緒に行くべきだった!!!」
(;^ω^)「いや、生徒会長自ら遅刻しますというのも…」
ノハ ゚听)「しかし、誰だ…? 素直で可愛くて誰でも好かれるクーを狙うような人物…」
ノハ;゚听)>「あぁ!! 思い当たる節が多すぎる!!!」
ξ;゚听)ξ「よくこんなんで当選したわね…」
('/A`)「もうやだこの学校」
- 33: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:45:32.83 ID:6XIMFoQp0
-
lw´‐ _‐ノv「ヘイヘイ、姉上ー。お困りですかー」
ノハ ゚听)「シュー…!?」
lw´‐ _‐ノv「でございます」
lw´‐ _‐ノv「なにやら面白そうな、いや、物騒な話が聞こえましてねぇ」
ノハ ゚听)「そ、そうだ!!」
ノハ ゚听)「…緊急事態だ! クーがさらわれた!! 兵を集めろ!!!」
ξ;゚听)ξノ「いや、まだそう決まったわけじゃ…」
lw´‐ _‐ノv「あぁ、それ」
lw´‐ _‐ノv「…」
lw´‐ _‐ノv「容疑者に心当たりがあるって言ったら、驚く?」
ノハ ゚听) ξ ゚听)ξ 「は?」(^ω^ )('/A`)
- 37: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:49:42.48 ID:6XIMFoQp0
-
―act.3―
_
(;゚∀゚)「だから、関係ないって!!!」
lw´‐ _‐ノv「ウソをつけ。前回の話と照らし合わせたところ貴様が犯人なことは分かっている」
_
(;゚∀゚)「証拠もなんもねーじゃん!!!」
lw´‐ _‐ノv「ほらほら、真実を言わぬと笑い死ぬぞ」
_,
( ;∀;)「ぎゃはははははっ!! だから あはん!! オレは ひゃははははは!! 関係な――!!」
lw´‐ _‐ノv「…ふむ、しぶとい」
lw´‐ _‐ノv「ならば、これはどうだ」
コンコン
パキ
コンコン
パキ
_
(;゚∀゚)「ぜーはーぜーはー……、な、何をしてるんですか?」
lw´‐ _‐ノv「玉子を割ってる」
- 38: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:51:54.54 ID:6XIMFoQp0
- _
(;゚∀゚)「…それをどうするんですか?」
lw´‐ _‐ノv「確か、貴様はブリーフだったな」
_
(;゚∀゚)「!!! ま、まさか……」
lw´‐ _‐ノv「大丈夫だ、こぼれないようにガムテープで補強してやる」
_
(;゚∀゚)「い、いや…」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ」
クチャクチャ
ヌチョォ
クチャクチャクチャ
ξ;゚听)ξ「え、エグい…」
(;^ω^)「股間に卵かお…」
ノハ;゚听)「我が妹ながら恐ろしい…」
('A`)(今度やってみよう…)
- 42: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:53:09.21 ID:6XIMFoQp0
- _
( ;∀;)「汚された……あたい、汚されちゃった……」
lw´‐ _‐ノv「ふむ、まだ折れぬか」
lw´‐ _‐ノv「今度は、これでいこう」
lw´‐ _‐ノv「桃屋のキムチの素〜」
_
(;゚∀゚)「キムっ!? あんた、オレに死ねというのか!!?」
lw´‐ _‐ノv「はっはっはー、面白ねーキミ」
lw´‐ _‐ノv「死んで良し」
「…あふぅん!!!!!」
- 45: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:55:08.79 ID:6XIMFoQp0
-
(-@∀@)「ふくっ」
(-@∀@)「ふくくくくくくくくっ」
〓\川 - -)/〓 ジャラッ
(-@∀@)「くくくくっ」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「美少女には鎖が良く似合う」
- 47: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:56:18.30 ID:6XIMFoQp0
-
(-@∀@)「よく薬が効いてるようですね」
(-@∀@)「さて、これからが肝心です」
(-@∀@)「本性を暴かなければいけませんからね」
(-@∀@)「ふひひひひひひひっ」
(-@∀@)「さて、次はこの薬を…」
〓\川 - -)/〓 モゾッ
(-@∀@)「ん…?」
(-@∀@)「なんだ?」
(-@∀@)「何か動いたような…」
- 49: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 21:58:23.73 ID:6XIMFoQp0
-
〓\川 - -)/〓 モゾモゾッ
(-@∀@)「胸ポケット…?」
(-@∀@)「…」
(-@∀@)「うひっ、おっぱいが主張してるんですかね」
(-@∀@)「そこまで言うなら、存分にいじってあげましょう」
〓\川 - -)/〓 ⊂(@∀@-)ヒヒヒヒヒ
〓\川 - -)/⊂(@∀@-)ヒヒヒヒヒ
スポン!!!
〓\川 - -)( ∵)⊂(@∀@;)ヒッ!?
- 52: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:00:09.07 ID:6XIMFoQp0
-
(@∀@;)「な、なに…!?」
( ∵) …
(@∀@;)「人形…?」
(@∀@;)「な、なんだ人形か…」
( ∵) …
⊂(@∀@-)「ふひひひ、気を取り直しておっぱいを…」
バキン
- 54: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:01:20.05 ID:6XIMFoQp0
-
-ヘ(@∀@-)「を?」
-ヘ(@∀@-)
-ヘ(@∀@;)「おおおおおおお!!? マイアームがブロークン!!!!!!?」
( ∵)ノ …
-ヘ(@∀@;)「こ、この人形!? 動いてるのか!!?」
-ヘ(@∀@;)「ま、まさか!? こいつが…」
-=つ∵) ヒュッ
-ヘ(@∀@;)「本体――――」
グシャァ
- 58: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:04:51.78 ID:6XIMFoQp0
-
バァン!!
ノハ#゚听)「御用だ!! 御用だ!!!」
ノハ#゚听)「クーはどこだぁ!!!」
( ^ω^)「科学部アサピー専用部室…」
ξ ゚听)ξ「ま、確かに怪しそうなところではあるわね」
lw´‐ _‐ノv「本当に間違いないのかな?」
_
( ∀ )「…はい、ここで間違いないです」
_
( ∀ )「すいませんすいません、特選パンチラ写真に釣られただけなんです」
_
( ∀ )「あの彼氏が宇宙人とは言ってないんです、少しは誤魔化したんです」
_
( ∀ )「いつもは気さくな良い奴なんです、魔が差しただけなんです」
(;^ω^)「廃人になってるお…」
ξ;゚听)ξ「さすがに可哀相ね」
('A`)「…甘ぇな、ジョルジュ」
- 59: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:05:45.68 ID:6XIMFoQp0
-
ノハ ゚听)「クー!! どこだー!!!」
ノハ ゚听)「…!」
〓\川 - -)/〓
ノハ;゚听)「クー!!!」
ノハ;゚听)「おい、クー!! 大丈夫か!!!」
〓\川 - -)/〓「ん…」
〓\川 - ゚)/〓「…」
〓\川 ゚ -゚)/〓「ヒー姉……?」
〓\川 ゚ -゚)/〓「私は、……って、何これ?」ジャラン
ノハ ;凵G)「クー! よがったよぉぉぉ!!!」
〓\川;゚ -゚)/〓「ちょ、ヒー姉。痛い痛い痛い、鎖が痛い」
- 61: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:08:24.63 ID:6XIMFoQp0
-
lw´‐ _‐ノv「や」
〓\川 ゚ -゚)/〓「シュー、それにみんなも…」
ξ ゚听)ξ「どーもー」
〓\川;゚ -゚)/〓「こ、これは一体…」
(;^ω^)「…何と言えばいいか分からない状況だお」
('A`)(制服×拘束具か……)
('A`)(基本とはいえ、疎かにしてはいけないこと…)
('A`)(再認識させてもらったぜ…!!)
('∀`)「ありがとう、クー!!」
〓\川 ゚ -゚)/〓「へ? 何が?」
- 62: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:09:27.34 ID:6XIMFoQp0
-
lw´‐ _‐ノv「クー姉、大丈夫?」
〓\川 ゚ -゚)/〓「え、うん。大丈夫」
lw´‐ _‐ノv「彼氏は?」
〓\川 ゚ -゚)/〓「ビコーズか?」
〓\川 ゚ -゚)/〓「おい、ビコーズ」
〓\川 ゚ -゚)( ∵)〓 ヒョコッ
〓\川 ゚ -゚)( ∵)〓「大丈夫みたいだ」
lw´‐ _‐ノv「ふー…ん」
lw´‐ _‐ノv「変だなぁ、狙いは宇宙人のはずなんだけど…」
lw´‐ _‐ノv「ま、いいか」
lw´‐ _‐ノv「ここの主を探しますかね」ヒョコヒョコ
- 64: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:14:18.47 ID:6XIMFoQp0
-
ノハ ;凵G)「そうか…」
ノハ ;凵G)つ+――「私のクーを縛り付けるこの忌々しい鎖め…」
〓\川;゚ -゚)(;∵)〓「え、いや、ヒー姉。違うんだ、もっとソフトに…」
ノハ ;凵G)つ+――「ちょっと我慢してな」
〓\川;゚ -゚)(;∵)〓「ちょ――!!」
シャキーン!!
。――+⊂ノハ --) ++ 「断クー剣!!!!」
カシャン
カシャーン
- 65: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:15:17.00 ID:6XIMFoQp0
-
パラリ
、川;゚ -゚)「…」
(;^ω^)「…竹刀で鉄を切ったお、この人」
ξ;゚听)ξ「…人間じゃないわね」
川;゚ -゚)「はぁ…」
川 ゚ -゚)、「なんだか分からんが、とりあえず助かっ…」
ノハ ;凵G)「クゥゥ―――――ッ!!!」
川;゚ -゚)「ぐぇ…」
- 68: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:16:03.02 ID:6XIMFoQp0
-
lw´‐ _‐ノv「お」
lw´‐ _‐ノv「発見ー」
(メ○∀○)
lw´‐ _‐ノv「おーい、生きてるかー?」
lw´‐ _‐ノv「死んでるかー?」
(メ○∀○)
lw´‐ _‐ノv「ふむ」
lw´‐ _‐ノv「…」
- 69: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:17:00.14 ID:6XIMFoQp0
-
lw´‐ _‐ノv「ここに取り出したるは、さっきの余りの生卵」
lw´‐ _‐ノv「これを…」
lw´‐ _‐ノv「そのまま口に詰め込む!! そぉい!!!」
(メ○Д○) ガポッガポッ
lw´‐ _‐ノv「そぉい!! そぉい!!!」
lw´‐ _‐ノv「そして閉じる!!!」
(メ○皿○) バキバキバキ
(;@Д@)「ごへぇあ!!!!!!!」
(;@Д@)「ぐがああああ、げぇぇぇぇぇぇぇぇ」
lw´‐ _‐ノv「お、蘇生成功」
- 72: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:20:48.47 ID:6XIMFoQp0
-
(;@∀@)「き、ぎさま、何をずる……殺す気か!!!!」
lw´‐ _‐ノv「…いや」
ノハ ゚听)「へぇ、そいつが今回の主犯か」
川 ゚ -゚)「ヒー姉、痛い。離してくれ」
ノハ ゚听)「ダメだ」
ノハ ゚听)「…」
ノハ ゚听)「桃谷のキムチの素、持って来い」
lw´‐ _‐ノv「死ぬより辛いことがあるみたいよん」
- 74: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:22:25.19 ID:6XIMFoQp0
-
ボクは、クラスで一番頭が良かった
すごいね
天才だね
誉められるのは嬉しかった
だから、勉強した
中学に上がる頃には、学年で一番に
高校に入る頃には、県でもトップクラスに
ボクは、とっても頭が良かった
(-@∀@)「ふひっ」
(-@∀@)「ふひひひひひひひっ」
川 ゚ -゚)「や、アサピー」
- 76: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:24:08.89 ID:6XIMFoQp0
-
(;@∀@)「ひっ!? クーさん!!?」
川 ゚ -゚)「いや、さん付けはいらないよ」
(;@∀@)「いえいえ、クーさん、いや、クー様でございまするぅ」
川 ゚ -゚)「…まぁ、いいけど」
(-@∀@)「それでこの度はどんなご用件でしょうか?」
川 ゚ -゚)「あぁ、実はビコーズがな」
(;@∀@) ビクッ
川 ゚ -゚)「ん? どうかしたか?」
(;@∀@)「い、いえ」
川 ゚ -゚)「そう?」
- 78: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:25:47.07 ID:6XIMFoQp0
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川 ゚ -゚)「相談なんだけど、ビコーズが手紙を書きたいって言うんだ」
(-@∀@)「へぇ」
川 ゚ -゚)「生憎、サイズがなくてな。すまんが、作ってくれないか」
(-@∀@)
(-@∀@)「は?」
川 ゚ -゚)「ビコーズ用の筆記用具と手紙を作ってくれ」ないか
(;@∀@)「いや、あの、ボクは頭は良くても工作は…」
ハ ゚听) …チラ
(@∀@;)「ひっ!!?」
(;@∀@)「作ります!! 作らせていただきます!!!」
川 ゚ー゚)「本当か、ありがとう」
- 81: ◆SEOMSVVqUg :2008/10/06(月) 22:28:16.87 ID:6XIMFoQp0
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川 ゚ー゚)「よかったな、ビコーズ」
、( ∵), ピョコ
川 ゚ー゚)
つ( ∵) ♪
(-@∀@)「…」
(-@∀@)(宇宙人か…)
(-@∀@)(いつか解剖してみたいですねぇ)
ボクは、とっても頭が良かった
周囲は理解してくれたが、これはボクが望んでいた形ではないと言っておく
くひひっ
−第四話おしまい−
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