(,,゚Д゚)ギコと从 ゚∀从ハインと学園都市のようです
- 342: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:25:27.62 ID:MKLaU0zR0
【三時限目 プログラムしてみよう!】
ハハ ロ -ロ)ハ「さて、そういうわけでそれぞれデバイスを買ってみたのだけれど」
从;゚∀从「何事もなかったかのように話が進んだな……」
ハハ ロ -ロ)ハ「いい感じに無視して続けるわね?
さぁ、それぞれ何を買ったのかお姉さんに見せてみなさい?」
从;-∀从「そうやって胸の谷間作って痴女アピールするのはやめとけっつーの。
そんなあざといのやってると逆に反感買うぜ? 今の時代は」
ハハ ロ -ロ)ハ「……じゃあ、見せてごらんなさい」
从 ゚∀从(あ、ちょっと反省してる)
ノパ听)「私はコレを買ってみたぞッ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「へぇ、ダンベル型デバイスね。 貴女らしさが滲み出てるわね。
でもそうやって読者に媚売って長生きしようなんて無駄よ!
今の時代なんてオパーイですら通用しないベリーハードな難易度なんだから!
そもそも何が素直ヒートよ。 どこがヒートしてるっていうの?
仮面? 仮面でも被っちゃう? 被って『私はミルナのことが好きだぁー!』とか言っちゃう?」
爪;゚〜゚)「ハローさんハローさん! 現実はこっち! こっちでありますよ!
あと段々と正気度が下がってる気が!」
从 ゚∀从(っつーかダンベル型デバイスって何目的なんだろう……)
- 345: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:27:27.89 ID:MKLaU0zR0
- ノハ;゚听)「お、おい待てッ! 私は別にミルナのことが好きなんて思ってないぞッ!」
ハハ ロ -ロ)ハ「じゃあ嫌いなの?」
ノパ听)「うーんッ……?
嫌いでもないし、でも好きじゃないッ……そう、どうでもいいくらいのレベルだッ!」
壁|<……欝だ死のう。 ギコ、縄を持ってきてくれないか。
壁|<お、おおお落ち着けミルナ! 馬鹿の言うことだから! 馬鹿の!
っていうかソレ違う人の台詞!
壁|<俺は馬鹿にとってどうでもいいレベルの人間なのか……死のう
壁|<いやいや、馬鹿にどうでもいいって言われたんだからむしろOKだろ!
もっと自信持てって! ほら、エクストも何か言ってやれよ!
壁|<っつーかそろそろ飯食わね? 腹減った
壁|<……飯か。 俺のことはどうでもいいんだな……もう駄目だ、世界滅びろ
壁|<そんな理由で滅ぶ世界のこと考えて発言しろよ!
- 347: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:29:22.54 ID:MKLaU0zR0
- 壁|<そのようなことをいちいち考えていたら呼吸すら出来なくなる。
やはり三次元は俺が生きるには過酷過ぎる環境だな……。
誰か二次元へ行くための術式を開発してくれ。 俺は帰る。
壁|<何を真顔で『実は二次元の住人なんだ』みたいなこと言ってるんだ!?
って兄者先輩は出てこなくていい! 話がややこしくなる! 親指立てンな!
壁|<はーらーへーったー。
壁|<欝だ……。
壁|<やぁ後輩諸君、実はPCの中へ根性で入る実験に協力してくれる人材を探しているのだが。
壁|<ふむ……このような空気、私は嫌いではないぞ。
壁|<何かかっこいいことを言ってる感じだけど、全然かっこ良くないからなクックル……。
- 351: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:31:43.29 ID:MKLaU0zR0
- ハハ ロ -ロ)ハ「さて、そういうわけで術式棟よ。
ここでは備え付けられているPCを使って、術式をプログラムする場なの。
確か本編ではまだ描写すらされていない場所よね?」
从 ゚∀从「主要人物がガシガシ殴りあったりするタイプだからなぁ」
ハハ ロ -ロ)ハ「基本的には一室に50台ほどのPCがあって、そんな部屋がたくさんあるって感じかしら。
一階は管理室や大元の機械を保管してたりするから、
実質は2階より上が術式棟として機能してるわね」
爪*゚〜゚)「あれ? 先客がいるようでありますが……」
ξ゚听)ξ「あ」
( ^ω^)「お?」
爪;゚〜゚)「こ、これは……広い室内に二人だけ……デンジャーなロマンスでありますね!?」
ノパ听)「デートかッ! つまりデートかっ!?」
ハハ ロ -ロ)ハ ピローン
ξ;゚听)ξ「何勝手に盛り上がってるのよアンタ達……。
って、ハロー! いちいち画像撮らなくていいから!」
从 ゚∀从「OKOK、あとで俺が削除しといてやるよ。 で、ツン達は何やってんだ?」
- 355: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:33:55.98 ID:MKLaU0zR0
- ( ^ωξ゚听)ξ「ここでやることって言ったら一つしかないでしょ。
デバイスの調整よ」
ハハ ロ -ロ)ハ「ブーン君と? 二人で? 仲良く?」
(*^ωξ゚听)ξ「えぇ、そうなるわね。 何か?」
爪*゚〜゚)「……やっぱりデート?」
( ´ωξ;゚听)ξ「ハッキリ言うけど違うっ。
ブーンに使うための術式の調整なんだから、本人がいないとどうにもならないじゃない」
ハハ ロ -ロ)ハ「あぁ、そういう言い訳ね」
(後ろが面白過ぎる……)
( ´ωξ゚听)ξ「はいはい勝手にそう思ってなさい」
ハハ ロ -ロ)ハ「ちっ、以前に比べて随分と私達の扱いが上手くなってるわね……。
まさかこれって調教!?」
从;-∀从「どーでもいいから進めようぜ……って、もう勝手にPCつけてるけどな。
ほら、ヒート。 あっこからケーブルを持ってきてくれ」
ノパ听)「これで良いのかっ?」
- 358: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:35:37.85 ID:MKLaU0zR0
- 从 ゚∀从「おう。 このケーブルを使ってデバイスとPCを繋ぐんだ。
こうやって、と……ほれ、PC画面に新規ウインドウが立ったろ?
これがデバイスの中身を示してて、製造番号やら何やらまで詳しく見ることも出来るってわけ」
爪*゚〜゚)「わぁ、すごいであります。 ハローさんよりも展開とか早くてイイ感じでありますね!」
ハハ ロ -ロ)ハ ガーン
爪;゚〜゚)「あ」
从;-∀从「スズキ……お前、たまーに何も考えずに言葉発する時あるよな?
気をつけた方がいいと思うぜ?」
爪;゚〜゚)「あうあう、すみませんであります」
从 ゚∀从「今回の被害者はアイツだったから全然いいんだろうけどさ。
ほら、ツンもすげーイイ笑顔でガッツポーズしてるし」
ノパ听)「なぁなぁッ、早く次を教えてくれよーッ」
从 ゚∀从「おーすまんすまん。
んじゃあ、まずは専用のツール『カキコミ君』を起動させるんだ」
爪;゚〜゚)「……いきなりNASY、NORMAL、HARD、HELLって出たでありますけど?」
- 360: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:37:27.59 ID:MKLaU0zR0
- 从 ゚∀从「初心者だからEASYでいいだろ。
難易度が高いほど打ちミスに厳しくなるからなぁ。
HELLに至っちゃワンミスでゲームオーバー。 全部パーになっちまう」
爪*゚〜゚)「……それってやっぱり難易度が高い方が凄い術式に?」
从 ゚∀从「うんにゃ。 全てはプログラム次第だぜ。
ただ、プログラミングに刺激が欲しいっていうユーザーの意見を取り入れた結果、
こんないらねー難易度設定が入っちまったらしい。
次のバージョンアップ時にはマルチエンドとか二週目引継ぎとか盛り込むんだとか……」
爪;゚〜゚)「なんという無駄機能……」
ノハ><)「よーし私はHELLモードにチャレンジだぁッ! きゃほーいぇーッ!」
爪;゚〜゚)「ハ、ハインリッヒさん!
ヒートさんがオマケだからって若干キャラを崩しながら無謀な選択をっ!」
从 ゚∀从「ほっとけほっとけ……っと、ほら画面見ろよ。
このテキストエディタに文字を打って確定することで、ようやく術式の準備完了だ。
言語は解るか?」
爪*゚〜゚)「あ、初心者用の教科書がここにあるのであります」
- 364: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:39:10.26 ID:MKLaU0zR0
- 从 ゚∀从「まず明確に『どんなのを作りたいのか』をイメージすることが大切だ。
それによって色々と勝手が違うようになるからな。
例えばもし何かを複製召喚するつもりなら、3Dデータの方もイジらにゃならねぇから大変だぜ」
爪*゚〜゚)「イメージ、でありますか。 ううむ」
ノハ><)「うおおおおおッ! よしッ! これで第一ステージクリアーかッ!
ぬおっ、第二形態だとっ!? さすがはHELLモードだなッ!
だが甘いッ! 連打連打連打連打ッ! 今の私は連射王だぁぁぁぁぁッ!!」 ズダダダダダダダダダ
爪;゚〜゚)「ハインリッヒさんハインリッヒさん……」
从 -∀从「ほっとけほっとけ」
爪;゚〜゚)「う〜ん……教科書通りにやってるのに、どうも上手く出来てない気がするであります」
ξ゚听)ξ「何か解らない? ちょっと見せてもらっていい?」
爪*゚〜゚)「ええと、ここが……」
(*^ω^)(っていうか指打ち……い、いや、これはアリかお!?)
ξ゚听)ξ「ふむふむ。 ちょっと文法が間違ってるかもしれないわね。
ここはスイッチ使うよりも仮定系のを使った方が確実よ」
爪*゚〜゚)「へぇ、勉強になるであります」
- 367: ◆BYUt189CYA :2009/07/05(日) 23:41:44.46 ID:MKLaU0zR0
- ハハ ロ -ロ)ハ「ふふふ騙されてはいけないわ指打ち女。
確かにここは仮定系でしょうが、この金髪ドリルは一つ見落としている。
それは――」
ξ;゚听)ξ「!?」
ハハ ロ -ロ)ハ「そう。 ここで接続が三つ連結してるわけ。
ここを見逃して仮定系に入ると……」
爪;゚〜゚)「あ、エラーを示す文が出たであります」
ハハ ロ -ロ)ハ「くくくまだ甘いわね、ツン。 ちゃんとEND系で打ち切っておかなきゃ」
ξ;゚听)ξ「くっ……! でもまだ負けたわけじゃないわ!
こうなったらどちらが優れているのか、ここで決着をつけるわよ……!」
(;^ω^)(これが女の人の戦い……! ぶっちゃけ近付きたくないお!
でもツンが頑張る姿は目に焼き付けておかねば……!!)
爪;゚〜゚)「あのー、えーっと、私は放置でありますかー……?」
从 ゚∀从「あー面倒くせぇー……そもそも俺、授業受ける意味ねぇのにさー」
ノハ><)「うきゃーッ! 遂に出たなラスボスッ! 爆発する基地を背景にバトルかッ!!
だがパワーアップアイテムを全て取っている私に敵などいなぁいッ!!
ほーらほら喰らえ必殺の痙攣連射打ちぃぃぃぃぃッ!! うきーッ!! ボンバーッ!!」 ズダダダダダダダダダダ
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