ブーンと相棒のようです

4: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 01:55:21.48 ID:+sNm8MQ5O
vipマンションという様々 な職種、個性を持つ人が住むマンションがある。そこに最近入居してきた少年がいる。

( ^ω^)と相棒のようです


▼・ェ・▼「おい!!ブー客人だぞ!?」

( ω)「むみゃむみゃ…後10分したら起きるお…」

▼・ェ・▼「不登校児かよ!!
     ブー早く起きねぇか!!」

ビーグルはブーンを起こそうと、顔を舐めたり、布団を引きはがしに計るがなかなか、機嫌良く寝ている熟睡しているブーンは起きない。


▼・ェ・▼「すまねぇ、ブーおきねぇみたいだわ!!
     折角来てくれたのに悪いな!?」

('∀`)「まぁ今日は皆来るし、あいつが来たらブーンの奴も起きるだろう…」

ブーンが相棒のようです

第四話 相談そして


▼・ェ・▼「取り敢えず、今日は持ってきてないのか!?」

('∀`)「(ビーグル様のポイント稼ぎ来たぁ!!)今日はビーグル様専用の食器をお持ち致しました。
是非ともこちらをこれからの食事時にお使い下さい。」



5: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 01:56:24.81 ID:+sNm8MQ5O
食器は、人用のフォーク等を巧みに扱うビーグルに、より扱い安く持ちやすいフォルムをしたフォークや、食べやすい形状の食器類の数々であった。



('∀`)「こちらはビーグル様が扱いやすいように、私めが厳選してきた食器でございます」

▼・ェ・▼「流石子分だな!!
ビーグル様が必要とするものを持ってくるとは褒めてやるぞ!!」

ビーグルはドクオの頭を、柔らかい肉球でなでなでとする。
そして他の訪問者、ブーンが起きるまで二人は、未だドクオが勝てないゲームで、勝負をする事にして時間を潰す事にした。



▼・ェ・▼「また稽古をつけてやろう!!
かかってくるがよい!」

('∀`)「(ビーグル様の癖は何回かの勝負で掴んでいる!!そこの隙を付けば、一矢報える筈!!)今日こそは勝たせて頂きますよ!!
このドクオを、昨日までと一緒に見ると大怪我しますよ!!」


二人の超絶なる戦いが今日も始まる。連日繰り返されてきた勝負だが、未だにドクオはビーグルには勝てずにいた。
熱い戦いが繰り返される中、一時間経った頃に新しい訪問者がやって来た。


ピンポーン♪


( ゚∀゚)「おいブーン来てやったぞ!!
重いから早く空けてくれよ!!」



6: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 01:57:05.47 ID:+sNm8MQ5O
('∀`)「一番乗りはジョルジュの奴か!!
はいはい今開けるから待ってくれ!」

▼・ェ・▼「んっまた客人か…ブーンに言われたように黙るとするか…」

ビーグルは、散歩が終わった後、交わした意思疎通に関しての新しい約束を思い出していた。

1・二人きりの時だけ話する。

2・外では犬の真似をする(動物村のシラネーヨさんの前では例外)。

3・ドクオ以外の客人が来た時は、犬の真似をする。
4・ブーンがOKを出した相手なら話してもいい。

きちんとビーグルは、約束を再度確認して、ジョルジュの前で黙る事にした。



('∀`)「ようこそ!!我が家へ!」

( ゚∀゚)「いやお前んちじゃあねーだろwwww
 取り敢えず酒買い込んできってやったから運ぶの手伝ってくれ!」

('∀`)「へいへい…しかし遅刻常習犯のジョルジュ一番乗りとは珍しいなwww」
( ゚∀゚)「俺も好き好んで遅刻してるわけじゃあねーよwww
今日は皆で、パーティーするのが楽しみで、昨日から寝てねーんだわwww」



8: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 01:58:50.39 ID:+sNm8MQ5O
('∀`)「遠足が楽しみな小学生かよwww」

( ゚∀゚)「今日は久しぶりに、ドクオに会えると聞いてたから余計な!!
しかしブーンに聞いてたがほんとにドクオじゃあねーみたいだなwww」

('∀`)「今までの俺は第一形態だったのさ!!
このドクオにはまだまだ進化が残されてる!」

( ゚∀゚)「進化かよwww
     まぁ俺は昔のドクオも今のドクオも好きだけどな!!」

('A`)「……えっ!?」

( ゚∀゚)「いや友達としてな!?
俺をショボーンと同じカテゴリーにいれねぇでくれwww」

('∀`)「だよなwww
ショボンも今日来るんだよな…少し鬱だわ…」

( ゚∀゚)「いやもう来てるぜ!?」

('∀`)「いやそれはねーだろ…姿見えねぇし…」

( ゚∀゚)「んっなんでも、ドクオを迎えにいってから、来るってさっきドクオの部屋入っていったぞ!?」

('A`)「部屋に…はいっただと…?
   わりぃ、俺心配だから見てくるわ…。
ブーンが起きるか、来客来たら対応頼むわ…」



9: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:00:11.63 ID:+sNm8MQ5O
( ゚∀゚)「任しとけww
早くいかねーといらん事してるかもしらんしなwww」


ドクオは慌てて部屋にもどると、そこにはショボンという名の変態がいた。ショボーンはドクオのベットで寝転がりうずくまりながら奇妙な声をあげている。


(´・ω・`)「はぁはぁ…ドックン可愛いよ…」

(;'A`)「あの…何されてるんですか…?」

(´・ω・`)「何って決まっるんじゃないか…ドックンの残り香を頂いてるんだよ…このなんともいえないフルティな香り…最高とは思わないかい??」

(;'A`)「いや俺本人だし…真面目に、お前と友達辞めたくなるから、辞めてくれ…」

(´・ω・`)「えっ…ドックン??
いやぁ何でもないんだよ…あぁそうそう久しぶりだね。
さぁ皆待ってるだろうし、いこうか?」

(;'A`)「急にしらふに戻らんでくれ…。
今度こんな事したら絶交だからな…!?」

(´・ω・`)「いや僕がおかしな事をするわけないじゃあないか…ドックンとは末永く仲良くしたいしね!」

(;'A`)「ならいいけど…さぁ…所でそのポケットに入ってる俺の私物はなに…?」

(´・ω・`)「さぁ、なんだろうね?
     気付かない内に、紛れ込んでたいだね。返すね?」



11: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:02:44.29 ID:+sNm8MQ5O
(;'A`)「あぁありがとう…(絶対盗もうとしてたよな…)
    取り敢えずもう部屋に触らず着いてくれ…」
 
そうして和解?した二人はブーンの部屋に戻る。二人が戻ると、全員集合していた。



( ^ω^)「おいすーwww
二人とも遅いお!!」

('∀`)「いや俺一番乗りだから!!
    家主より早く用意してたし!!」

( ゚∀゚)「まぁいいじゃねーか、ドクオ!?
     皆揃ったし、早くパーティーを始めようぜ!!」

ξ゚听)ξ「そうね。
それにこの馬鹿、幹事なのに、寝てるなんて飽きれるわ…罰として開始の挨拶はブーンね!!」

( ^ω^)「おっおww
       なら僕がするお!!皆グラスは持ったかお?
ドクオの復活を祝して乾杯だお!!」

('∀`)ξ゚听)ξ(´・ω・`)( ゚∀゚)▼・ェ・▼「乾杯!!」



12: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:03:36.05 ID:+sNm8MQ5O
( ゚∀゚)「今、一人人数多くなかったか!?」

(;^ω^)「気のせいだとおもうお…ねぇドクオ?(なんでこのタイミングで割り込んでくるんだお…)」

(;'A`)「あぁ…」

( ゚∀゚)「確かに聞こえたんだけどな…」

▼・ェ・▼「ここには俺達しかいねぇんだから、気のせいだろ!?」

(;^ω^)「(なんで話してくるんだお…何とかごまかさないと…)まぁだから楽しいパーティーを始めるお!!」

('∀`)(ブーン上手く繋げたな!!)

( ゚∀゚)「そうだな!!
     さて今日は夜まで騒ぐぜ!!」

ξ゚听)ξ「まぁ折角だから楽しまないとね。
ブーン、台所借りるわよ?」

( ^ω^)「何か作ってくれるのかお?」

ξ゚听)ξ「皆で食べれて簡単にできる物として、鍋の材料を買ってきたわ!
決してブーンに美味しいって言われたいからじゃあないからね///」

( ゚∀゚)「ツンデレ乙www」

こうしてツンが台所で鍋の用意をしていると、四人は酒盛りをして、騒ぎ出す。皆がほろ酔い気分になった頃ブーンが話題を切り出す。

( ^ω^)「(やっぱり皆には話しておくお…)実は、みんなに話しておきたい事があるんだお!!」



13: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:04:34.78 ID:+sNm8MQ5O
( ゚∀゚)「急にどうしたんだ!?」

( ^ω^)「皆…大事な話をするお。
      飲みながらでいいから、聞いて欲しいお…」



ブーンは、ビーグルの事を皆に話す事に決めた。
中学の頃から付き添い、色々な事を皆で体験してきて共有してきた仲間だからこそ、自らに起こった事を、話しておきたかったからである。


( ^ω^)「びっくりしないで聞いて欲しいお!!
実は、ワンチャンを買ったんだお!!」

(;゚∀゚)「ずっと欲しがってたのは知っていたし、犬居るし、報告するまでもなくないか…?」

(´・ω・`)「ブーンがその為に頑張ってたのは皆知ってるしね」

( ^ω^)「そのワンチャンがこのビーグルなんだけど…」

( ゚∀゚)「嬉しいのは解るが……なぁショボン?」

(´・ω・`)「そうだね。       もしかして何か芸でも出来るのかい!?」

( ^ω^)「(上手い事あんまり皆がびっくりせず話せるタイミング来たお)それが本題なんだけど、驚くお!!」



14: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:05:17.65 ID:+sNm8MQ5O
( ゚∀゚)「勿体ぶんなよwww
どうせ飼ったばっかだし、お手とかそんなレベルだろwww?
愛犬家乙www」
(´・ω・`)「そんな事言わず、ブーンは真剣なんだから聞いてあげようよ…」

( ^ω^)「なんとブーンの相棒は人間の言葉が理解出来るんだお!!」

( ゚∀゚)「……あれだろ? 英語の一を何と言う?とかいってワンとかいう奴だろwww」

(´・ω・`)「あのびっくりペット大集合みたいな芸だね」

( ^ω^)「違うおwww なんと喋るんだお!!」

( ゚∀゚)「妄想乙www」

(´・ω・`)「ジョルジュ、きっとブーンは疲れてるんだよ。
     休ませてあげようよ…」

( ^ω^)「…ビーグル僕は疲れたお…僕は少し寝るおって、違うお!!
       実際に見てもらえばわかるお!!」

それを聞いていたビーグルは、ブーンの顔を眺め理解したのか話す事にした。



15: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:06:21.59 ID:+sNm8MQ5O
▼・ェ・▼「んっもういいのか!?
日頃喋るのが当たり前だから、無口でいると疲れるわ!!
お前らよろしくな!!」

(;^ω^)「(合間に喋ってた癖に…)という訳だお!!」

('∀`)「改めてビーグル様宜しく」

( ゚∀゚)「あぁよろしくな!!」

(´・ω・`)「よろしく」

(;^ω^)「あれ皆驚かないのかお…?」

( ゚∀゚)「いやブーンの事だから喋れるだけじゃあねーんだろ!?
いつも大事な話しする時触りしかいわねーからな」

(´・ω・`)「そうだね。
それで本題は何なんだい!?」

ξ゚听)ξ「早くいいなさいよ!!」

( ^ω^)「ツン料理してたのじゃあなかったのかお…?」

ξ;゚听)ξ「あんたね…鍋なんて材料きって煮込むだけじゃあない…いいから早くいいなさいよ」

('∀`)「まぁ、俺は知ってたけどね」



16: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:08:16.76 ID:+sNm8MQ5O
(´・ω・`)「ドックン隠し事は酷いよ…僕はドックンの全てを知っておきたいのに…」

(;'A`)「発言がきもいのは、何故なんだろう…
隠してた訳じゃあねーけどな?」

(´・ω・`)「ドックン…隠し事は僕らの仲では禁句だよ…」

(;'A`)「それは友達としてだよな?そうだよな?いやそう言ってくれ!!」

(´・ω・`)「僕達は…友達だからね…そりゃあそうさ」
( ゚∀゚)「(きめぇwww) ブーン本題頼むわ!!」



17: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:09:29.20 ID:+sNm8MQ5O
( ^ω^)「じゃあいうお…実は…」

それからブーンは、四人に自らに起こった事情を話しだした。ビーグルとの出会いそしてビーグルの秘密と狙われてるかもしれない事。神妙な顔付きで聞いてくれる四人に感謝しつつすべてを話す。



(#'A`)「んじゃあビーグル様に危機が迫ってるというのか!?
なんですぐいわねーんだよ!」

(´・ω・`)「しかし奇妙な話だね…狙われてるとは限らないし普通に飼ってる内は大丈夫とおもうよ。
     知らない人に話す所を知ると、大きな騒ぎになるとおもうけどね」

( ^ω^)「ブーンも最近しったんだお!!
       ビーグルはブーンが守る事に決めたから、皆にも知っていて欲しかっただけなんだお…」

ξ゚听)ξ「あんたほんと馬鹿ね!!
     ほんとにお人よしなんだから…」

( ゚∀゚)「んで俺達にどうしろと?」

( ^ω^)「ただビーグルと友達になってあげて欲しいんだお!!」

( ゚∀゚)「なんじゃあそりゃあ…」



18: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:10:10.90 ID:+sNm8MQ5O
( ^ω^)「ビーグルは確かに変わってるし生意気な犬だお…。
だけどブーンの大事な相棒なんだお!!
だから大事な皆とビーグルが仲良くなれば、きっとビーグルも幸せになれるお!!」

( ゚∀゚)「いいてぇ事はわからねぇが友達になればいいんだな!?
俺は気にしねーし、友達になるぜ!」

ξ゚听)ξ「ブーンの大事な物はあたしの大事な物よ!!」

(´・ω・`)「……まぁいいんじゃない?」

('∀`)「俺とビーグル様は既に仲良しだしなwww」

( ^ω^)「みんなありがとうお!!」

( ゚∀゚)「所でなんでドクオ犬を様付けで呼んでんの!?」

('∀`)「ビーグル様はビーグル様だからさ!!」

( ゚∀゚)「ドクオいつから日本語通じなくなったんだよwww
いいからなにがあったか聞かせろよ!!」
('∀`)「かくかくしかしか」

( ゚∀゚)「ほう…そんなにこの犬強いのか!!」

(´・ω・`)「じゃあさ…初の親睦会に皆でゲームしようか!!」

▼・ェ・▼「ほう。
まだこの、ビーグル様に掛かってくる奴がいようとはな!!
いいだろう!!掛かってくるがよい!!」



19: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:10:50.97 ID:+sNm8MQ5O
( ゚∀゚)「その生意気な鼻をへし折ってやるぜ!!」
(´・ω・`)「ドックンが負けたと、聞いたら引くわけにはいかないね…」

▼・ェ・▼「ビーグル様に、敗北という文字は存在しない」


それから二人はビーグルに挑み様々な種目で雌雄を決しようとするが、あまりに実力は掛け離れていた。

( ゚∀゚)「ちょwww
こいつ卑怯な位強いんだけど…」

(´・ω・`)「卑怯だけど倒すには組むしかないかもね…」

( ゚∀゚)「考えてみたらドクオが勝てない相手に、一人で挑んだのが間違いだったな!」

('∀`)「二人でビーグル様を潰すだと…くっくっく∪させん!!させんぞー!!」

(´・ω・`)「…ドックン目を醒ましてあげるよ…」

( ゚∀゚)「改めて勝負だ!!」

▼・ェ・▼「タッグで挑んでくるか…しかし何人で来ようが負ける気がしないわ!!
子分こいつらを叩き潰すぞ!」

('∀`)「勿論ですとも」



20: ◆2rDmABK7MA :2008/12/01(月) 02:11:25.28 ID:+sNm8MQ5O
結局二人はビーグルには勝てず時間が過ぎていく。
六人は初めての顔合わせをした。飲んでは食い、時には馬鹿騒ぎをし小さな犬と喧嘩をしながら仲を増していくのであった。

第四話終わり

▼・ェ・▼「第四話裏に続くぜ!!」



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