( ^ω^)“ブーン”が閉じ込められたようです

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 19:38:12.35 ID:YAoCIs560
       


「ナア」「なにをしているんだい?――」


「三日も学校へ行かず」「部屋に閉じこもって」
「病気かと思って来てみたら元気そうじゃぁないか」




「あぁ父さん、ぼくね」

「機械になっちゃったんだ」
「愉快だろ?」「ハハハハハ......」


「機械?」



「そうさ、そうなんだよ」
「お尻から、コンセントが生えてきたんだ」「電気コードさ」
「コンセントが電気のところから抜けると、ぼく死んじゃうんだよ」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 19:41:27.64 ID:YAoCIs560
  
      
「なにを言ってるんだい…」
「○○○は機械なんかじゃあない」「人間だよ?」
「私の自慢の息子さ…」


「そんなもの、抜いても死にはしない……
 死にはしない、だから、さあ、
 コンセントなんて抜いて、部屋から出て学校へ行くんだ」




「ダメ!抜かないで!」

「父さんが知ってるボクと、今此処にいるボクは違うんだよ」「違うのさ」
「コンセントを抜かれたら僕は」「僕は――」



ブチッ



「ッ!? あぁあああああぁああああぁああ、ああああああぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 19:42:42.03 ID:YAoCIs560
       




















                             プツン...
         
          _____________∧,、_____
            



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 19:44:16.64 ID:YAoCIs560
         












          

          ( ^ω^)“ブーン”が閉じ込められたようです


            http://vipmain.sakura.ne.jp/603-top.html










5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 19:45:41.24 ID:YAoCIs560
        



( ^ω^)「フウム…、では君たちは、」
      「君たちAAは」「“キミ”は」
   
     「何者かに描かれた脚本の上を演じるだけの存在だと、薄々感づいているのだな?」


( <●><●>)「……ええ」「私が知る限り、そういう考えに至ったのは」

        「この“世界”だけですけどね」

       「他にもあるやもしれませんが、私はとんと知りません」
       「あなたたち、作者たちのの有り余る妄想が」
       「ネットの海を漂い、ニュー速VIPを云う媒体を以て」
       「私たちを、この、いや、AA全体の“世界”を作り上げたのです」



( ^ω^)「作者の、妄想が作り上げた?」



( <●><●>)「はい、そうです」「そうでしょう」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 19:48:05.74 ID:YAoCIs560
       

( ^ω^)「莫迦な」
      「現にこの“世界”はこうして存在しているじゃあないか」

( <●><●>)「先生、落ち着いてください」
       「御尤もです。不思議に思われるのは御尤も千万でしょう」

( <●><●>)「でも、ですね」


( ^ω^)「……」 


 ワカッテマスと話していると、突如、視界の先に
 体の四方にも、冷たい、絶望と言う名の濃い鼠色の暗黒が現れた。

 先程までは、この場所がとても愛おしく感じられ
 この世界でブーン小説を書くために、おれは生まれたのだ、とまで思い始めていたのだが、

 このワカッテマスという男と話していると、
 どうも糠味噌のように、心の中が描き回され、グチャグチャにされるのである。


( ^ω^)

 その突如現れた、闇黒の為めに、
 自分の思想が一層恐ろしく、絶望的に感ぜられた。



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:00:37.63 ID:YAoCIs560
              
 兎に角、急にぼくはここで死ぬのを、
 防ぐ事は出来ない、とまで急に感じられたのだ。


 なんだこの男。。。ワカッテマス。。。
 訳のわからない珍妙な事ばかり言い。。。。純真な僕を。。。煙にまいて閉じ込めておいて。。。。
 楽しいのか。。。。。犬畜生。。。


 こいつには弁明は一切聞かない。
 早いか晩いかブーン小説を書き続けても、現実世界に戻る事適わず。

 此処で、僕はブーンとして死ななくてはならないんだ。
 不老不死の己ではない。
 生死はこの目ばかり大きい犬畜生に握られているのだ。


 僕と云う、或る軟い、軽い、優しいものが
 鬼畜犬畜生に掌握され、責めさいなまれているのだ。


 ああ。。。。クソクソ

 脳髄の上へ被さって来るようなズシリと重い心持に、
 併し間もなくまた憎悪、憤怒、絶望がむらむらと涌き上がつて来た。


( ゜ω゜)「あぁあああああああああ」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:04:56.62 ID:YAoCIs560
      

 云い現わす事の出来ない、
 そしてやり場もない焦燥と不安と怒りで
 僕はカチカチと体を震わせ。顔は火のように紅くなった。

 
 面を擡げ辺りを見回すと目に入ったのはワカッテマスの大きな黒い目
 口を開き、まだなにかを言っていたが、最早聞こえはしない。


( ゜ω゜)「それか・・・・」

 それ?なに?
 

( ゜ω゜)「それかああああそれが悪いのかああああああ」



 ひとしきり叫ぶと僕はオムライスの食器の横に添えられたフォークを手に持ち
 クルリと翻すと


 鈍く光る先端を、宙を扇を描くかのように前に向け、振った。



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:09:58.73 ID:YAoCIs560
      
 そして、その左の目にさしこんだ、
 突き刺した突き刺した突き刺した突き刺した。 
 突き刺した突き刺した突き刺した突き刺した。
 突き刺した突き刺した突き刺した突き刺した。


( <●>< >)「ギャァアアアアア」


 振ったフォークは、思惑通りワカッテマスの眼底を突いた。


 鈍い光を放ちながら、突然の出来事に驚いたのか、
 ワカッテマスの大きな目が更に光彩が大きく見開きジュクっとした、
 トロトロの内液ガラス体が、噴水の如く沸きでた。

 次いで、目を潰し、骨を削る感触が、手に伝わる。


( <●>< >)「い、いきなりなにを!?」


( ゜ω゜)


( ゜ω゜)「ハハハ…」

 妙な快感がびりびりと体に伝わる、ぞくぞくした。



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:16:21.58 ID:YAoCIs560
            

 私はフォークをワカッテマスの左目にさしながら
 尚も、開いた左の指を、今度は右目にさしこむ。

 目を創りあげているジュクジュクろした液体を
 掻き廻しながら、独り言を云った。


( ゜ω゜)「そうやってお前はおれをばかにする・・・」
     「ホントウは現実世界に帰す気などないんだろう?ええ!」

     「たしかにぼくはここを気に入ってるし、暫く此処にいてもいいとおもっている」

     「だけどな」
     「ずっといる気はないなど毛頭ない、作家ごっこを一生するつもりはない」

     「それに、きみは僕の質問なぞ、適当にハグラカセバ
      ぼくがゴマかせられるもんだと思ってるだろ?その態度が気に入らんのだ!!犬畜生!」

      「たかがAAのくせに!!!ああああああぁああ!!」


 見た目以上に大きな眼底、骨の桶に、
 満たされたその透明で白い液体は血が混ざり、なんとも云えない妖艶な色になっていく。
 指が、ぬとぬとと血液と言う温源でジンワリ温められて、温かった。



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:25:50.99 ID:YAoCIs560
      

グチュグチュグチュガチュカチュ
グチュグチュグチュグチュグチュガガチュ............

( ゜ω゜)「このこの!目ばかり大きい犬畜生が!」


グチュグチュグチュガチュカチュ
グチュグチュグチュグチュグチュガガチュ............


 鉄の匂いが周囲に広まり、眼壺を書き廻す心地よい音が空間を支配する。

 ちょっとでも、手を憩める暇はない。


 一刻も早く、この白味を帯びた透明の眼液を、
 こいつの血で赤く染めなければならないのだから。
 
 眼窪を絶えずグルグル掻き廻わされていなければならない。

 ならないのだ。ならないのだから、ならないのだ。

 こいつの血で紅く染めなければならない。

 眼液は、血が混ざり紅くなって来たが、
 もっともっと、オカシいほど、紅くならなければならないのだ。



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:28:26.11 ID:YAoCIs560
       

( ゜ω゜)「クソッ!!!なにくそ!」

グチュグチュグチュガチュカチュ
グチュグチュグチュグチュグチュガガチュ............

 言葉と共に、血が跳ねる。

( < >< >)「うぉぽあぴkふぁおjふぉdj」


( ゜ω゜)「おのれ!!!まだ偉そうに僕にナニカいうつもりか?あぁ!?」


 そうだ、そうなのだ、この男だけは、容赦してはならない。
 早く、眼壺を掻きまわさなければ。

 この世で一番紅くせねばならぬのだ、
 赤の象徴として、イデア界で存在できる程に。

 まだまだこんなもんじゃ、掻き廻わし方が足りないのに違いない。

 そうでないと、こんなに大きく、魔を秘めた目だ。
 瞬く間に復活し、僕を見つめ、また僕をバカにするに違いないのだ。



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:33:33.74 ID:YAoCIs560
          

グチュグチュグチュガチュカチュ
グチュグチュグチュグチュグチュガガチュ............

ガチュ...




( ゜ω゜)「……」


( < >< >)「…」


 ワカッテマスが気を失ったのを確認した僕は

 指に付いた、紅く染まったワカッテマスの目液をペロリと舐めた。

( ゜ω゜)「......!...なんと...」


 そのスバラシく懐かしい味に
 一瞬脳髄に電撃を受けてジーンと爆発する。

 がくんと全身が痙攣した後、後は何ごともない静けさなのだ。



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:40:48.15 ID:YAoCIs560
     
 
 そして、世界は停止する。


( < >< >)「…」

( ゜ω゜)「……」


( ;ω;)「アリガトウ…有難うワカッテマッス…」


( ;ω;)「有難う有難う」「君のお陰だよ、モウ僕は気付いてしまった…」
     「この世界は孤独なのだ…孤独でトテモ寒い」

( ;ω;)「まるで、真昼の夜のような寒さだよ…」


( ;ω;)「凍りつくような、オソロシい寒さはね」「続々延々とと僕の脳髄に侵入してくんだ」

     「僕の身躰、僕に物語、僕の存在、僕の脳髄、僕の核心、僕の書くもの
      何故、僕はこんなに冷えきっている存在なのか」

( ;ω;)「そんな冷たくわからぬモノばかりの世界に
      仄暗い一塊りの希望が見えたよ有難う有難う有難う有難う、神秘を有難う」



 そして物語も静止する。            ( ^ω^)“ブーン”が閉じ込められたようです 終



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:44:20.71 ID:YAoCIs560
     


 と、いうのはすべて嘘で。




 ( ^ω^)「おお、おおぉ......」


 僕は彼の両目を穿り出し、殺すどころか
 彼の熱弁に耳を傾け、感動していた。

 身をさすような、感動、初めて見えた真理、
 そうかブーン系とは作者の妄想の世界だったのか。


( ^ω^)「そうか、此処は妄想の類の世界なのかい…」


 脳髄を制すやうな感動は
 やがて同等に脳髄を制す愛情へ変わり、そして性的衝動に成り変わった。


(*^ω^)「......ワカッテマス・・・」

 ぼくは、ギンギンに勃起していた。



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:51:17.58 ID:YAoCIs560
     


 ワカッテマスは自分では気づいていないらしいが、
 かなり魅力的な男性なのである。

 
 嗚呼......筋の通った形良き鼻......凛々しい眉......良く動く小ズルい口...
 そして、何より大きく妖艶な眼......嗚呼、目の前で熱弁を振るう彼のなんと素晴らしい事か。

(*^ω^)「嗚呼ワカッテマスワカッテマス…嗚呼…あああああああ…」


 そんな魅力的な彼とこの狭い空間で二人きりなのだ、
 ボクはたまったものじゃなかった。


 最早、彼の声は僕には届かない、届けない。



(*^ω^)「嗚呼ワカッテマスワカッテマス…嗚呼…あああああああ…」


 気が付くと、ぼくは全裸になった。



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 20:57:19.60 ID:YAoCIs560
        

 天を突く勢いの僕のイチモツは、
 ジュクジュクと先から愛液を垂らし、彼を求めた。



(*^ω^)「嗚呼ワカッテマスワカッテマス…嗚呼…あああああああ…」


(*^ω^)「嗚呼ワカッテマスワカッテマス…嗚呼…あああああああ…」

(*^ω^)「嗚呼ワカッテマスワカッテマス…嗚呼…あああああああ…」

(*^ω^)「嗚呼ワカッテマスワカッテマス…嗚呼…あああああああ…」



 僕はその大きく、魅力的な眼を更に見つめ
 下半身の熱とボルテージはどんどん上がり、鉄火場の焔の如く、滾っていく。
 
 嗚呼......僕は今、ワカッテマスの大きな眼にイチモツを晒し、奉っているのだ......
 熱く、火照るイチモツを彼の眼下に晒してしまっているのだ.....

 
 .ああなんということだ...スバラシい、まったく素晴らしい...........



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:05:21.68 ID:YAoCIs560
         

(;<●><●>)「ど、どうしたのですか」「イキナリ......」


 いつもは動じない彼だが、今ばかりは
 その黒味がかかった神秘的な大きな眼で僕のイチモツを見て、
 動揺しているのが手にとるやうにワカる。


 僕のイチモツを見て......見て...見...見られている...
 ぼくは、イヤ、ボクのイチモツは
 今、まさにこの大きな両目を独占しているのだ......ああ...ほら凝視さてている...ああ...


(*^ω^)ニタア

 唾をネトリを垂れなはがら、僕は嗤った。


 ワカッテマスは動揺のためか、顔は火照り、
 頬は淡くピンクがかった色をして居た。



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:07:43.60 ID:YAoCIs560
         


(;<●><●>)「ともかく、落ち着いてください、ね?」「ホラ...」



 そう言うと、彼は全裸のボクを制すやうに
 腕をこちらに突き出し、近寄ってきたのである。


 明澄さを宿すその目が、
 暗いランプの光を反射し、艶かしく、光る。



 彼が近づくにつれ、
 鼻腔をくすぐるようなナントモ云えない甘い香りが漂ってくる


 彼の火照った顔。
 動揺に為か微かに汗を滲ませている手。
 ぼくを握る手......目...手...目...。




 全てが、僕の頭をクラクラさせる。



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:14:46.84 ID:YAoCIs560
      

 モウ我慢ならぬ僕は忽然、一度、思量の糸を切り。
 本能に従う事にした。

 すると、どうだろう。

(  ω )「ぉ...ぁ...?」


 家ではただの篦棒過ぎぬ
 僕の五体から、信じられないほど力が湧き出し
 それと同時に、彼を思う気持ちは更に強くなってくる。



(  ω )「.....ワカッテマス?ワカッテマス?ワカッテマス?ワカッテマス?」


( ^ω^)「愛しているよワカッテマス…好きだ…愛している…愛おしいよ...嗚呼...」


 日夜お祈りを欠かさず、祀るからさ
 日夜お祈りを欠かさず、祀るからさ..........君を僕にお呉れよ、ナア...良いだろ...?

 君と、僕の仲だもんナア...?ハハハ...


 気がつくと、
 僕は、ワカッテマスの上にマウントポジションの体性で、乗りかかっていた。



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:22:35.10 ID:YAoCIs560
   


 甘い彼の耳たぶを舌でイジくり廻すと、
 彼の大きな目が涙で濡れて、口からは耳たぶと同様に甘い喘ぎ声が漏れてきた。


 モウ辛抱たらまなくなった僕は。

 一抹の翳りも見せずに
 エクシオードし続けるイチモツを彼のお尻に、つきつけた。


 その様子を見、更に興奮した僕は、そのまま僕自身を彼に突いた。



 突いた突いた突いたはじめてだったのか血が出た突いた突いた突いた突いた突いた
 リズム良く突いた突いた突いた突いた締め付けてくる突いた突いた突いた大きな両目から涙が溢れ出す突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた締め付けがキツくなる突いた突いた突いた突いたもう限界だついた突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた
 突いた突いた突いた突いた突いた突いた精を放つ突いた突いた突いた突いた突いた突いたトテモ熱い突いた突いた突いた
突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた突いた



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:27:29.47 ID:YAoCIs560
      


 と、いうのもすべて嘘で
 上記二つの描写は、すべて僕の欲求不満を解消するための妄想に過ぎないのである。

 実際僕はこういう事をしない真人間であるので、勘違いしないで頂きたい。
 読者の方にはヤヤコシくなるばかりで イヤア、申し訳ないです。



( <●><●>)「.........どうされました?」「急に反応がなくなりましたが」



( ^ω^)「イヤア」「なんだか急に」
  
     「キミを殺したり、犯したくなってねデモ実際に行動にうつすわけにはいかないから
     脳内で実行させてもらったよ.........ハハハ......失敬失敬」



( ^ω^)「別に殺意や強姦欲は、ないといえばないんだけどねえ......どうにも悪いクセさ...」

      「イヤ、殺意だけは」「もしかしたらあるかもしれないなあハハハ」
      「僕のわるいクセさ、きみもあるだろう?妄想癖」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:33:20.31 ID:YAoCIs560
        

( <●><●>)「......いえ...」「そういう事は...」



( ^ω^)「フン」「うそだね、うそにきまってる」

( ^ω^)「赤ん坊を連れた、幸せそうな若夫婦をみつけたら
      急に、赤ん坊を奪い、床に投げつけたりしたら、どんな反応するかとか、想像するだろう?」

    
      「プルプル震える老人に、いきなり渾身のローキックを浴びせたらどうなるかを、想像するだろう?」

   
( ^ω^)「悲しみに泣き叫ぶのか」「怒りに震え此方を攻撃してくるのか」「案外なにもおこらないのか」


     「考えてるとゾクゾクくるだろう?
      行動に移したら、自分の人生も終わるし、
      別にそんな残虐なこともしたいわけでない......だが......」


( ^ω^)「もし、してしまったら、と考えたら......ホラね...
      わけのわからない衝動と好奇心に駆られ、気を許すとホントウにして仕舞いそうになり」
 
     「罪悪感や、わけのわからない感情を、
      必死で押さえ込むことぐらいあるだろう?ナア?」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:37:30.98 ID:YAoCIs560
      


( <●><●>)「いえ...」


( ^ω^)「へっ」
      「つくづくかわいげの無い奴だ」


( ^ω^)「マアいい.」

( ^ω^)「君たちは僕たち作者の妄想の産物......キミ達じゃなく、この世界自体だったか
      僕たちブーン系作者の妄想から成り立ったもの って話だったな」


( <●><●>)「ええ」


( ^ω^)「で、君は僕たち作者に操られている実感があると」


( <●><●>)「ええ」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:42:11.87 ID:YAoCIs560
        


( ^ω^)「はああああああ、わけのわからん」

      「今流行りの哀れ君、という訳ではないが、
       あわれだなあああああああどんまいな存在だなきみたちってやつは」


( ^ω^)「と、いうとアレかい?」

    
( ^ω^)「この世界すべてが僕たち妄想ダイスキ萌え豚作者による妄想の産物で
      雲の霞のように実体のないものだと?
 
     はあ、じゃあ、あれかい?
     ぼくは今明晰夢を見ているようなものなのかい?ナア?」



( ^ω^)「そして、キミ達AAは僕ら妄想ダイスキ変態萌え豚作者に操られるためだけに存在し
      一切自由意志のない状態で飼われているのかい?この霞の世界で?
     
      で、キミらAAはそれを自覚し、受け入れていると?
      滑稽だよ滑稽、それも極上のね」


( ^ω^) 「行動思想存在すべてが僕たち作者が考え出し、それに沿ってしか生きれないのであれば
       ハハハハハ、何の為に生きてるんだい?、君たちは?何の意味があるんだい?」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:49:49.22 ID:YAoCIs560
    


( <●><●>)「.........そうでしょうか」



( <●><●>)「私達AAから見れば、確かに貴方達作者は神に等しき存在ですが、
        貴方方、作者、人間にも、いるじゃあないですか」

        「貴方達の、神がね」


( ^ω^)「其れが、どうしたんだい?」


( <●><●>)「貴方達作者だって、我らAAと同様に」
        「貴方達の神に運命という台本に操られてるにすぎないんじゃないですか?」
        

( ^ω^)「ハン、ぼくは唯物論者でね、
     科学という名の神しか信じないのさ、残念だったね」
 
     「第一ホントウに僕ら作者、人間にも神が居ようが、
     操り人形だと、分かってて受け入れている君達とは根本から、違うものだと思うよ」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 21:57:30.45 ID:YAoCIs560
       

( ^ω^)「だから、そういう意味で、僕は君達の考えを」
      「理解できないし、しようとも思えないね」


( <●><●>)「.........貴方はまだ世界の真髄がわかってない...」
        「そうでは、ありますが」「そうでは、無いのです」

( <●><●>)「それに......AA、AA と声を荒たげてますが
        大事な事を、忘れているように、見受けられますね」


( ^ω^)「なんだい、そりゃ?」「云ってご覧よ」


( <●><●>)「貴方作者、つまり先ほど申し上げたとおり
        我ら神に当たります、ですが、「今」はブーンでもあるのです」

       「半分、魂は神である身ですがモウ半分、魂の入れ物はブーン、AAなのです......」
       「其れを、ゆめゆめおわすれなく。。。。」


( ^ω^)「ハハハ、屁理屈を捏ねに捏ねに捏ねるやつだな、きみはホントウに」

( ^ω^)「大御所の彼を言うんじゃあないが、
      蕎麦屋なんて向いてるんじゃないか?
      コシの凄いソバができそうだ、
      今度君を主人公に蕎麦屋もののブーン系を書いてみようか」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/02/08(日) 22:00:41.24 ID:YAoCIs560
       


( <●><●>)「......」

( ^ω^)「......」



( ^ω^)「ハン、まあいいよ」


( ^ω^)「君は何も答えちゃくれないが
     いいモノを書けば此処から出られるんだろう?」


( ^ω^)「君の戯言を鵜呑みにする訳ではないが
      ぼくが世界の神であるなら、そう振舞うまでだ、書かせてもらおうか、ブーン系を」



( <●><●>)「そうですね、それがよろしいでしょう」



 そうして、僕はひとまず、机へと向かった。



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