('A`)ドクオくんの家には変な人が来るようです

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:08:52.97 ID:RxRCIKi70
 
オレの名前は、鬱田ドクオ
貧乏大学1年生

住んでるアパートは、6畳風呂なし1R

南向き、日当たり良好
駅から徒歩で10分程度

立地条件からすれば非常にリーズナブル
大学生の一人暮らしとしては中々のものである


ただ、問題があるとすれば――…



ポカポカ

('A`)「春だ」

('A`)「暖かい日差しが窓から差込み、優しい風が頬を撫でる」

('A`)「穏やかで心地よい季節」


('∀`)「心が癒されていくなぁ…」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:11:57.76 ID:RxRCIKi70
 
ピンポーン

('∀`)「来客だ」

('∀`)「いつも変な人しか来ないけど」

('∀`)「そう、こんな日にはきっと素敵な出会いが」


('∀`) ガチャ


   _
 ( ゚∀゚)「おっぱい教に入りませんか?」



('∀`) バタン
⊂=

('A`)「春か…」

('A`)「良くも悪くも」



  変な人がよく来る、ということだ



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:14:06.41 ID:RxRCIKi70
 

 ('A`)ドクオくんの家には変な人が来るようです
                 _
           Case5:( ゚∀゚)



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:16:47.72 ID:RxRCIKi70
 
<ちょ!?

<話だけでも聞いて、いや、乳首だけでも見せてください!!


('A`)「いや、意味分かんないです」

('A`)「ただの変態じゃねーか」


<変態ではありません、おっぱい教の敬虔な信者…

<おっぱい信者です!!


('A`)「…」

(;'A`)(…警察に電話しようかな)



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:21:47.45 ID:RxRCIKi70
 
<つきましては、是非ともご入信を


('A`)「すいませんが、間に合ってます」


<間に合ってるというと…

<乳がですか!? 乳首もですか!?


(;'A`)「何をどう解釈したら、そんな返答になるんだ!!」


<そんなお客様にご朗報です

<今ならお米に洗剤、特濃ミルク(生乳)がついてきますよ!!

<今なら特別キャンペーン中につき、おっぱいプリンもつけます!!


('A`)「新聞の勧誘かよ、って…」

('A`)「特濃ミルク(生乳)もあれだが、おっぱいプリン?」

('A`)「そんなもん持ち歩いてんの?」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:24:29.52 ID:RxRCIKi70
 
ガチャッ
  _
( ゚∀゚)つ「おっぱいプリンに興味がおありで?」


(;'A`)「んなっ!? 鍵閉めてたろ!?」
  _
( ゚∀゚)「我が乳術にかかればこの程度の鍵なぞ容易いことです」

(;'A`)「乳で開けたの!?」
  _
( ゚∀゚)「えぇ、こう乳首でコリっと」

(;'A`)「あんな隙間に入るのかよ…」

(;'A`)「てか、不法侵入だから」
  _
( ゚∀゚)「まぁまぁ、お気になさらずに」
  _
( ゚∀゚)「それよりも、おっぱいプリンいかがですか?」

('A`)「まぁ、食べたいのは否定しないけどさ」

('A`)「…」
  _
( ゚∀゚)「どうかしましたか?」


('A`)「いや、何であんた上半身裸なんだ?」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:28:25.62 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「おっぱい教の信者は、常に乳を見せることとなってますので」

(;'A`)「よくそれで捕まらなかったな」
  _
( ゚∀゚)「まぁ、余裕ですよ」
  _
( ゚∀゚)「3桁行かないうちはまだまだヒヨっ子ですけどね」

(;'A`)「捕まってるじゃねーか!!」
  _
( ゚∀゚)「まぁ、それはそれとしてですね」

(;'A`)「置いといていい話なのか、それ」
  _
( ゚∀゚)「おっぱいプリン、食べます?」


('A`)(明らかに変だ、この人)

('A`)(変態度合いなら今まででトップクラスかもしれん)

('A`)(早く追い出したほうがいい)

('A`)(…けど、おっぱいプリン食いてー)

('A`)「…」


('∀`)「まぁ、食うだけなら」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:30:44.70 ID:RxRCIKi70
 

('∀`) ←なんだかんだで、おっぱいプリンを食べようとしている
  _
( ゚∀゚) ←なんだかんだで、自分の乳におっぱいプリンを乗せてる


Σ('A`;)ノノ「って、ぅおい!!!」
  _
( ゚∀゚)「なんですか? そんな大声出して」

('A`;)「準備万端のところ突っ込むのあれだけど、それ何のプレイなの!?」
  _
( ゚∀゚)「プレイ? 自分は単におっぱいプリンを味わっているだけですけど」

('A`;)「食えてないから。あんたは乳首に味覚があんのか」
  _
( ゚∀゚)「あるわけないじゃないですか」

('A`;)「じゃあ、なんで胸にプリン乗せてんの!? 意外と艶かしくて気持ち悪いよ!?」
  _
( ゚∀゚)「何言ってるんですか」
  _
( ゚∀゚)「おっぱいプリンは乳に乗せて、その感覚を楽しむものです」
  _
( ゚∀゚)「ぷっちんプリンはぷっちんするでしょう? おっぱいプリンはおっぱいするんですよ」

('A`)「…ぷっちんはぷっちん、おっぱいはおっぱい」

('A`)「…なるほど」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:32:07.52 ID:RxRCIKi70
 
(;'A`)ノシ「いやいや、ないない。もっともらしいこと言ってるけど、それはないから」
 _
(;゚∀゚)「え!? 乳に乗せないでどこに乗せると言うんですか!?」

(;'A`)「舌の上に乗っけろよ!!」
  _
( ゚∀゚)「それだと食べちゃうじゃないですか」

(;'A`)「食いもんだからそれで良いんだよ!!」
  _
( ゚∀゚)「…」
 _,
(;゚∀゚)「はっ!?」

('A`)「何、その『見落としていた!!』みたいな反応」
 _
(;゚∀゚)「確かに言われてみれば…」
 _
(;゚∀゚)「てっきり乳の上に乗せてその快感を楽しむものとばかり…」

('A`)「一体どういう教育を受ければそうなるんだ」
  _
( ゚∀゚)「それは、唯一パイオツ神のお導きで」

(;'A`)「うわぁ、変な名前の人きたぁ…」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:33:12.85 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「変な名前とは失礼な。我がおっぱい教の始祖です」
  _
( ゚∀゚)「乳に生きて乳に死す、今では唯一神として崇められています」

('A`)「へ、へぇ…」

('A`)「そのパイオツさんがプリンは乳に乗っけろと言ったのか」
  _
( ゚∀゚)「えぇ」
  _
( ゚∀゚)「『プリンは乳に、ヨーグルトも乳に、おでんは二人羽織で』はパイオツ神の御言葉です」

('A`)「何か一瞬ダチョウ倶楽部が入ってたけど気のせいかな」
  _
( ゚∀゚)「竜ちゃんの乳首は中々良いですから、それもしょうがないでしょう」

(;'A`)「やっぱダチョウ倶楽部だったの!?」
  _
( ゚∀゚)「しかし、…れろれろ、こうやって…舌でおっぱいを味わうのも悪くないですね、れろれろ」

(;'A`)「舐めるなよ!! 噛め!!」
  _
( ゚∀゚)「かぷっ、ちゅばちゅば…ふむ、甘いです」

(;'A`)「それっぽく噛むな!!」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:34:20.19 ID:RxRCIKi70
 
(;'A`)「スプーンがあるだろ!! それで食え!!」
 _
(;゚∀゚)「き、器具を使うんですか!?」

(;'A`)「普通に食えって言ってんだ!!」


(;'A`)「はぁーはぁー…、何かすげー疲れた」
  _
( ゚∀゚)「大丈夫ですか?」

(;'A`)「…誰のせいだよ」
  _
( ゚∀゚)「お疲れのところ悪いのですが、ちょっとこの書類に拇印を」

('A`)「ん? あぁ…」

(;'A`)「って、おい!! これ入信届けじゃねーか!! ひっかけかよ!!」
  _
( ゚∀゚)「そうです、気付かれました? 拇印とボインをかけてたんです」

(;'A`)「そういうひっかけじゃねぇ!!」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:35:33.19 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「何なんですか、何が嫌なんですか」
  _
( ゚∀゚)「おっぱいプリンも味わったじゃないですか」

('A`)「そりゃお前が乳に乗せてただけで、オレはまだ一口も食ってない」
  _
( ゚∀゚)「あ、ホントだ」

('A`)「そもそもだ。オレは、そのおっぱい教なんてのに入る気はさらさらない」
 _
(;゚∀゚)「えぇ!!?」

('A`)「当たり前だろ。入るなんて一言も言ってねぇし」
 _
(;゚∀゚)「いや、入りたそうな目でこっちを見てたから」

('A`)「オレはドラクエのモンスターか」
  _
( ゚∀゚)「まぁ、面構え的には」

(;'A`)「失礼だな、あんた!! ちっとは言い方ってもんがあるだろ!!」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:37:09.80 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「まぁまぁ、そんなこと言わずちょっと入ってみようぜ〜」

('A`)「突然フランクなノリになられてもこっちが困るわ」
  _
( ゚∀゚)「では、ご入信されるという形でよろしかりまするか?」

('A`)「尊敬でも謙譲でもないから、それ」
  _
( ゚∀゚)「おぱーおっぱぱーおっぱーいおっぱーいぼいんぼいん」

(;'A`)「日本語でしゃべれ!! 日本語で!! そんな言語よく口にできるな、恥ずかしい!!」
  _
( ゚∀゚)「注文が多い人ですね」

('A`)「その注文に悉く応えてねーだろ」

(-A-)「ともかく!!」

(-A-)ノシ「オレは、そんなのに入る気ないから!! 以上!!」
  _
( ゚∀゚)「そうですか…」

(-A-)「そうです」
  _
( ゚∀゚)「残念ですね」
  _
( ゚∀゚)「色んなおっぱいを楽しんでいただける良い機会だと思ったのですが…」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:39:52.29 ID:RxRCIKi70
 
(-A-)「…」

('A-)「…」

('A-)「それってどういう意味?」
  _
( ゚∀゚)「言葉どおりの意味ですよ」
  _
( ゚∀゚)「当たり前ですが、おっぱい教はおっぱいを嗜む宗教ですから」
  _
( ゚∀゚)「貧乳、巨乳、爆乳、魔乳、美乳、母乳、偽乳、様々なおっぱいを取り揃えています」

(*'A`)「もう少し詳しく話を聞きたいな!!」
  _
( ゚∀゚)「…」

(;'A`)「話を聞くだけだよ、聞くだけ」

('A`)、「よ、要は何をするところなんだ?」
  _
( ゚∀゚)「日々、おっぱいを思い描くのです」
  _
( ゚∀゚)「乳のことを考え、乳に触れる」
  _
( ゚∀゚)「母の象徴ともいえるおっぱい、それを通して自身の生に感謝をするのです」
  _
( ゚∀゚)「唯一パイオツ神のお導きのままに」

('A`)(言ってることはそれっぽいけど、パイオツ神で台無しだな…)



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:42:36.22 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「お分かりいただけたでしょうか?」

('A`)「まぁ、なんとなく」

('A`)「それで具体的には何をするんだ? その、特に、乳に触れるという部分」
  _
( ゚∀゚)「その通り、乳を揉みしだいておっぱいを感じるのです」

(*'A`)「え、マジ!?」
  _
( ゚∀゚)「マジですが」
  _
( ゚∀゚)「何か好みのおっぱいなどはおありで?」

(*'A`)「オ、オレは貧乳の子が良いなぁ」

(*'A`)「こう手に余るぐらいのおっぱいをきゅうとするのが…」
  _
( ゚∀゚)「なるほど、中々良いご趣味をお持ちですね」
  _
( ゚∀゚)「貧乳の子なら、このカタログに」

(*'A`)「え、カタログなんてあんの?」
  _
( ゚∀゚)「はい。ウチのおっぱいを全網羅してあります」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:44:00.90 ID:RxRCIKi70
 
(*'A`)「ちょっと見てもいいかな?」
  _
( ゚∀゚)「どうぞ」

(*'∀`)「ふふふん♪」

(*'∀`)「ふ 」






 ( 'A) …男しか載ってないんだけど、これ






37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:46:41.26 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「そうですが?」

(;'A`)「これで全部!?」
  _
( ゚∀゚)「そうです」

(;'A`)「…ちょっと聞きたんだが、女の信者っているの?」
  _
( ゚∀゚)「いるわけないじゃないですか」

(; A )「う」
  _
( ゚∀゚)「う?」



(;A;)「うがああああああああああああああ!!!!」 ビリビリビリビリ


 _
(;゚∀゚)「あぁ、カタログが!?」

(;A;)「うぅ、畜生…畜生…、期待したオレの馬鹿…」

(;A;)「入らんぞ、絶対に入らん!!」
 _
(;゚∀゚)「そ、そんなさっきまであんなにノリノリだったじゃないですか」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:48:04.76 ID:RxRCIKi70
 
(#'A`)「完璧詐欺だろ、あれは!!」

(#'A`)「巨乳ゾーンなんて、相撲取りばっかだったぞ!!」

(#'A`)「誰が男の乳を揉むような宗教に入るか!!」
  _
( ゚∀゚)「揉むんじゃなくて、揉みしだくんです!!」

(;'A`)「変わらんわ!!」

(#'A`)「絶対、入らん!! なんと言われようとも!!」

(#'A`)「これ以上居座る気なら警察に電話するからな!!」
  _
( ゚∀゚)「…」
  _
( -∀-)「そうですか…」
  _
( ゚∀゚)「そこまで言われるなら仕方がありません…」
  _
( -∀-)「それでは」

('A`)「おーおー、帰れ帰れ」


  _
( ゚∀゚)「おっぱいを見せてください」

('A`)



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:51:42.25 ID:RxRCIKi70
 

('A`)「は?」


('A`)「今、なんて?」
  _
( ゚∀゚)「見せてください」

('A`)「何を?」
  _
( ゚∀゚)「おっぱいを」

('A`)「…」
  _
( ゚∀゚)「プリーズおっぱい」

(;'A`)「英語で言えばいいってもんじゃねぇ!!」
  _
( ゚∀゚)「おっぱいプリーズの方がよかったですかね」

(;'A`)「そういう問題じゃねぇよ!!」

(;'A`)「オレは帰れって言ったんだよ!! なんで乳を見せる流れになるんだよ!!」
  _
( ゚∀゚)「帰ります。えぇ、帰りますとも」
  _
( ゚∀゚)「ただその前に、おっぱいを」

(;'A`)「う、うわぁ」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:52:44.61 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「引かないでください」
  _
( ゚∀゚)「これは、おっぱい教の神聖なる儀式なんです」

('A`)「余計引くわ」

('A`)「どこの世界に人の乳を見る儀式があるというんだ」
  _
( ゚∀゚)「見るだけではありません、揉みます」

(;'A`)「なおさら嫌だよ!!」
  _
( ゚∀゚)「まま、そう仰らずに」

(;'A`)「酒を勧めるようなノリで服を脱がすな!!」
  _
(* ゚∀゚)「うふ、うふふふふふふふ」

(;'A`)「や、やべぇ…、目がマジだ」

(;'A`)「ぐっ…!!」

(;'A`)「こんなときは…!!」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:53:39.92 ID:RxRCIKi70
 
(;'A`)「助けて、リザードン!! ヘルプミー!!」

(;'A`)「ご主人様、ピンチだよ!! 助けてー!!」
  _
( ゚∀゚)「…リザードン?」

(;'A`)「…」
  _
( ゚∀゚)「…」



〜その頃のリザードンくん〜


   ▼-ェ-▼ zzZZ

   お昼寝中



  _
( ゚∀゚)「何も来ませんね」

(;'A`)「あの畜生がぁぁぁぁぁ!!!」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:55:59.51 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「ふふふ、ほれほれ」

(;'A`)「いやぁぁ、やめて!! アタイの裸見ないでぇぇ!!!」
  _
( ゚∀゚)「それぇ!!!」

(;ノAノ)「きゃー!!!」



  _
( ゚∀゚)「…」

(;'A`)「…うぅ、男にひん剥かれる経験なんてしたくなかった」
 _
(;゚∀゚)「む!?」
 _
(;゚∀゚)「こ、これは…!!」

(;'A`)「え、何?」


 _
(;゚∀゚)「ち」
 _
(;゚∀゚)「乳毛ェ!!!」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:57:00.84 ID:RxRCIKi70
 _
(;゚∀゚)「なんと立派な…、ここまでのものを見るのは初めてだ…」
 _
(;゚∀゚)「やはりパイオツ神のお導きは正しかった」


('A`)「いや、何?」

('A`)「てか、毛引っ張らないで下さいます?」

 _
(;゚∀゚)「し、失礼」
  _
( ゚∀゚)「あまりに立派な乳毛だったもので…」
  _
( ゚∀゚)「…」
  _
(* ゚∀゚)「…」


(;'A`)「え」

(;'A`)「なんで頬染めてんの?」

  _
(* ゚∀゚)「いやぁ、これほどの乳毛には中々お目にかかれない」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:58:07.03 ID:RxRCIKi70
 
(;'A`)「いや、いやいやいや」

(;'A`)「目がマジなんだけど」
  _
(* ゚∀゚)「今こそおっぱい教の悲願、乳毛保管計画の発動を」

<発動を!!


(;'A`)「どこからともなくエコーが!?」

(;'A`)「てか、嫌な予感しかしねぇ!!」
  _
(* ゚∀゚)「さぁ、リリンよ、導いてくれ」

(;'A`)「乳を揉むなぁ!! あ、あふぅ」
  _
(* ゚∀゚)「これは序章」
  _
(* ゚∀゚)「これからが本番です!!」

(;'A`)「え。ちょっと、だから、毛引っ張るのやめて…?」

(;'A`)「ちょっ、ちょっ!!!」
  _
(* ゚∀゚)「ふんぬぅ!!!!!」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 16:58:53.89 ID:RxRCIKi70
 



ブチブチブチ!!!



 ほがぁぁぁぁぁ ぁ ぁ  ぁ





49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:00:06.10 ID:RxRCIKi70
  _
(* ゚∀゚)「いやー、大漁大漁」

( A )「汚されちゃった…」

( A )「アタイ、汚されちゃったよぉ…」
  _
( ゚∀゚)「なに、嘆くことはありません」
  _
( ゚∀゚)「あなたの尊い犠牲の上に、おっぱい教は栄えるのです」

(;'A`)「乳毛で栄えるのか、お前のところの宗教は」
  _
( ゚∀゚)「えぇ」
  _
( ゚∀゚)「あなたの乳毛は後々立派な乳の花を咲かすでしょう」

(;'A`)「咲かしてたまるか!!」

(;'A`)「てか、もう帰ってくれよ!!」
  _
( ゚∀゚)「そうですね。名残惜しいですが、そろそろお暇しなければならないようです」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:01:09.82 ID:RxRCIKi70
  _
( ゚∀゚)「そうだ」
  _
( ゚∀゚)「せっかくですし、あなたも育ててみてはいかがでしょうか?」

('A`)「せっかくって…、何を?」
  _
( ゚∀゚)「乳の花を」

(;'A`)「嫌だよ!! んなの!!! 自分の乳毛を育てる奴なんていねーよ!!」
  _
( ゚∀゚)「まぁまぁ、騙されたと思って」

(;'A`)「本気で騙してるだろ、あんたの場合」



クゥーン

  _
( ゚∀゚)「むお?」

('A`)「あん」

▼・ェ・▼ クゥーン

  _
( ゚∀゚)「犬ですね」

(;'A`)「こいつ…、今更のこのこと…」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:02:00.43 ID:RxRCIKi70
 
▼・ェ・▼ グー

▼-ェ-▼ クンクン


('A`)「食べ物の匂いに釣られてきやがったな」

▼-ェ-▼ クンクン
  _
( ゚∀゚)「おや、どうしたんだい? 人の乳首なんて嗅いで…」

('A`)「プリンの匂いがついてるからか…」
  _
( ゚∀゚)「ははっ、可愛い犬ですね。将来有望で 」


▼・ェ・▼ ガブッ



  _

( ゚∀゚) ・∴



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:03:04.05 ID:RxRCIKi70
 



 ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁ ぁ ぁ  ぁ




(;'A`)「わーお…」

(;'A`)「ありゃ痛ぇわ」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:03:44.08 ID:RxRCIKi70
 
オレの名前は、鬱田ドクオ
貧乏大学1年生

住んでるアパートは、6畳風呂なし1R

南向き、日当たり良好
駅から徒歩で10分程度

立地条件からすれば非常にリーズナブル
大学生の一人暮らしとしては中々のものである


ただ、問題があるとすれば――



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:04:16.69 ID:RxRCIKi70
 
 
('A`)「…」

▼・ェ・▼ ガツガツ


('A`)「犬ってプリン食うんだな」

▼・ェ・▼ ガツガツ

▼・ェ・▼ ワンッ!!

('A`)「あー、はいはい。もうおかわりはありませんよ」

▼・ェ・▼ グルルルルル

(;'A`)「なんでうなるし!? ねぇもんはねぇんだよ!!」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/06/06(日) 17:06:24.10 ID:RxRCIKi70
 
('A`)「はぁ…、あのバカ犬は、全く」


('A`)「…」

('A`)「しかし…」

('A`)「本当に咲くとは思わなかったな」

('A`)「生命の神秘か」




   部屋唯一のインテリアが乳毛から生えた花、ということだ



                      Case5:おしまい



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