( ^ω^)ブーンが武器を手に取るようです

243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 03:47:25.51 ID:1y90wHIC0
  

(´・ω・`)「ただいまー」

('A`)「おかえり〜……」

(´・ω・`)「ドクオ、僕が出てくときと格好が一緒じゃない?」

('A`)「ああん?」

(´・ω・`)「床にくっついちゃうよ……」



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 03:47:44.90 ID:1y90wHIC0
  

(´・ω・`)「準備出来た?」

('A`)「なんの?」

(´・ω・`)「仕事だよ。今夜は花火大会の警備があるって言ったじゃない」

('A`)「あ〜あれ今日なの?」

(´・ω・`)「そうだよ。早くしないと遅刻しちゃうよ」

('A`)「わかった〜今行くよ……」



245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 03:48:09.73 ID:1y90wHIC0
  

(´・ω・`)「ドクオ……僕たち仕事で行くんだよ?」

('A`)「おう」

(´・ω・`)「なんで浴衣着てるの?」

('A`)「いや、俺花火好きじゃん?」

(´・ω・`)「……



246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 04:01:10.64 ID:1y90wHIC0
  

カランコロン

('A`)「……」

(´・ω・`)「……」


カランコロン

('A`)「……」

(´・ω・`)「……(下駄履いてる……)」



249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 04:17:16.08 ID:1y90wHIC0
  

(´・ω・`)「結構でかい会場だね……」

('A`)「よっしゃ、俺向こう行くからショボンはこのへんを頼んだ」

(´・ω・`)「え? ああ、うん」


(((*'A`)カランコロン……


(´・ω・`)「……」

(´・ω・`)「そっち特等席じゃん……」



252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 04:50:25.66 ID:1y90wHIC0
  

ヒュルルルルルル……

ドーン!!

(*'A`)「たーまやー」

(´・ω・`)「この花火大会の運営に脅迫文が送られてきたらしいよ」

ヒュルルルルルル……

ドーン!!

(*'A`)「かーぎやー」

(´・ω・`)「『中止しろ。さもなくば爆弾を仕掛ける』ってね」

(*'A`)「あ。ショボン、焼きそば買ってきて」



253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 04:50:45.65 ID:1y90wHIC0
  

(´・ω・`)「すいません焼きそば二つください」

「あいよっ」

(´・ω・`)「ん?……あれは……」


(´<_` )「兄者、早くしろ」

( ´_ゝ`)「落ち着け弟者」

(´・ω・`)「(爆弾魔の流石兄弟じゃないか!!)」



254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 04:51:16.43 ID:1y90wHIC0
  

(´・ω・`)「(脅迫文の送り主はあいつらか!! どうやら脅しじゃないみたいだな……)」

( ´_ゝ`)「おk。これで向きを観客のほうにセットして……」

(´<_` )「地上で爆発する花火だな。さぞかし綺麗な花火が見れるだろう」

(´・ω・`)「(大変だ……!!)」



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 05:35:37.20 ID:1y90wHIC0
  

(#'A`)「なんだって!?」

(#'A`)「そんなコトしたら花火大会中止じゃないか!! ふざけやがって……!!」

(´・ω・`)「ド、ドクオ? 落ち着いて……」

(#'A`)「落ち着いてられっか!!」

ドクオは青龍刀を振り上げた。
それを見た周りの観客が悲鳴を上げる。

(#'A`)「ドコだその馬鹿野郎は!! 俺がぶっ殺してやる!!」

(;´・ω・`)「こんなところで青龍刀振り回しちゃダメだよ!!」

(#'A`)「いいから早くしろ!! ぶっ殺す!!」

あっという間にドクオを中心に人だかりが出来る。
ショボンが危惧したとおり警備員が駆けつけてきた。



259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 05:39:33.79 ID:1y90wHIC0
  

( ><)「なにしてるんですか!!」

(;´・ω・`)「あっ!! わかんないんです、いいところに……」

(;><)「お前らが犯人だったんですね!! 逮捕です!!」

(;´・ω・`)「え?」

(#><)「ちんぽっぽちゃんは渡さないんです!!」

(;´・ω・`)「まだ根に持ってるの!?」



260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 05:40:14.18 ID:1y90wHIC0
  

(#'A`)「うおおおおおおおおおおお!!」

(#><)「やああああああああああああ!!」

(;´・ω・`)「馬鹿ばっかりだああああああ!!」



262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:17:03.39 ID:1y90wHIC0
  

(;´・ω・`)「くそ、こんなコトしてる場合じゃないんだ!!」

(#><)「あっ、待つんです!!」

(#'A`)「俺に構うな!! ショボン流石兄弟を止めろ!!」

(;´・ω・`)「わかった!!」



263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:17:27.94 ID:1y90wHIC0
  

その頃ブーンは……

(*^ω^)「はぁはぁ……」

ξ*゚ー゚)ξ「あっ……ダメだよブーンこんなところで……」

(*^ω^)「浴衣姿のツンテラカワユスwwwww」

ξ*゚ー゚)ξ「誰かに……んっ、見られちゃうよぉ……」



265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:23:32.83 ID:1y90wHIC0
  

(;´・ω・`)「うおおおおおおおおおおおお!!」

(;´_ゝ`)「!? ちっ!!」

(´<_` )「兄者!! アイツは俺に任せて早く花火のセットを!!」

ショボンの鉄鋼と弟者の剣がぶつかる。
ショボンは掌を返して剣をいなし、返す拳で弟者の顔面をはたいた。
弟者の剣が手を離れ飛んでいった。

(´<_`;)「ぐっ!!」



266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:24:05.58 ID:1y90wHIC0
  

(;´・ω・`)「させるかぁっ!!」

(;´_ゝ`)「ぐはっ!!」

顎に強烈な一撃を食らい兄者が吹っ飛ぶ。
しかし口の端を吊り上げて兄者は言った。

(;´_ゝ`)「ば、馬鹿め。俺を倒してももう遅いのさ!!」

(;´・ω・`)「何っ!?」

(;´_ゝ`)「導火線にはもう火がついた……あれは外部の力では消すことができない代物だ!!」

(;´・ω・`)「くっ!! 教えろ!!あれはどうやったら消えるんだ!!」

(;´_ゝ`)「素直に教えると思うか? 爆弾魔はこの瞬間のために生きてるんだ」

(;´・ω・`)「くそおおおおおおっ!!」



267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:24:23.86 ID:1y90wHIC0
  

〜その頃のブーン〜


(*^ω^)「ああっ、ダメだおツン!! もうイッちゃうお!!」

ξ*゚ー゚)ξ「出して!! 膣に……あン、膣にいっぱいちょうだい!!」

(*^ω^)「い、いいのかお!?」

ξ*゚ー゚)ξ「あっ、んっ!! 頂戴、お願い……!!」



269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:29:53.27 ID:1y90wHIC0
  

(#'A`)「何してんだショボン!!」

(;´・ω・`)「ドクオ!! このままじゃ観客が……!!」

(#'A`)「こんなのは……」

(;´_ゝ`)「あっ、なにをする!!」

(#'A`)「こうしたらいいんだよ!!」

ガポッ

花火の発射口に兄者の上半身がめりこんだ。
そのままドクオは角度を上げる。

(´<_`;)「あっ、兄者あああああああああ!!」

(#'A`)「お前もだ!!」

(´<_`;)「うわ!!」



270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:30:21.24 ID:1y90wHIC0
  

その頃ブーンは


ξ*゚ー゚)ξ「らめえ……」

(*^ω^)「おっおっ……」

ξ*゚ー゚)ξ「すごい……いっぱい出てるぅ……」

(*^ω^)「お……あ、ツン、見て」

ξ*゚ー゚)ξ「?」



271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:30:41.38 ID:1y90wHIC0
  
    .,,.    '"ろ,,,..      O :∵o∞∞o∵:   O
,,,,.. ..,;;;;;;;;iiii;;;,,... ....,,;;"そ   O .:∴o      o∴:  O
||iiiiiiiiiiiiiiiiii|||iiiiii;;;;;;,,... ...,"て  O :∴8 ( ´_ゝ`) .8∴  O
||||||||||||||||||||||iiiiiiiiiiiii"",,,...'"ろ O :∴o     o ∴: O
!!||||!!!!||||||||||||||||||||||iii;iiii!!!'"  .O ∵:∴∞∞∴:∵ O ,、*
::レ∠ii||||||||||!!!!!!!!ii;;~^''"      O :∵∴∵∴: O    -*
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: |  /⌒ヽ          !         *  *  *
iii;, (::::::::::::^)綺麗だお…  :   !
|||ii/::::::::::"ヽ⌒ヾ       :   :
|||||::::::::::::: |"' ノ  .__        :



272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:40:32.65 ID:1y90wHIC0
  

( ^ω^)「お?なんだおコレ……」

ツンの割れ目から滴り落ちる白濁液。
その隣に細身の長剣が落ちていた。

( ^ω^)「『弟者の剣』って書いてあるお……」

ξ*゚ー゚)ξ「ねぇブーン……ホテルで続きしようよ……」

(*^ω^)「あ、わかったお」



273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/19(水) 06:41:36.51 ID:1y90wHIC0
  

( ^ω^)「……」

ブーンは落ちていたその長剣を手に取った。
まさかこの行動が後々、彼を戦いの渦に巻き込んでいくことを誰も知る由がない。

若い頃ショボンの目指した『賞金稼ぎの伝説』を作ることになるのだが……それはまた別の話。





( ^ω^)ブーンが武器を手に取るようです

               〜完〜



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