( ^ω^)ブーンとクラスメイト達が殺し合いをさせられるようです。

25 :ダイコン:2006/12/17(日) 17:47:27.30 ID:jNlNS8HO0
  
第二話 1日目のPM12時

アナウンス「さぁ〜12時になりました!殺し合いを開始してください!」

――ブーン――

(;^ω^)「とんでもないことになったお」

大VIP帝国第17条。この法律はブーンも知っていた。
しかし、自分たちのクラスが選ばれるとは思わなかったのだろう。

(;^ω^)「とりあえずツンと合流したいお・・・・」

ツンはブーンの彼女である。そんな能天気のことを考えながらバッグを開けることにした。

( ^ω^)「・・・・スタンガンかお・・・・」

スタンガン
接近戦にもちこめば超有利なのであるが、相手が銃だった場合は効果はほぼないと考えていいだろう。

( ^ω^)「・・・・とりあえずここどこだお?」

ブーンは周りを見渡す。住宅街で降ろされたみたいだ。近くに森がある事から上のほうにある住宅街であることがわかる。

(;^ω^)「さてこれからどうするお・・・・とりあえずここじゃ危ないから家の中に入るお・・・・」

ブーンは家の中に入った。



26 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 17:49:44.26 ID:jNlNS8HO0
  
――ショボン――

(´・ω・`)「さてと・・・・とりあえずここにいるのは危ないな」

ショボンはどうやら道路に降ろされたようだ。自分のことを隠してくれるような物はない。
ここにいることは危険だと察知し、草原の中にはいることにした。そしてバッグを開ける。

(´・ω・`)「・・・・アーミーナイフか。悪くないね」

ショボンは休みの日によくキャンプに行くので、ナイフの使い方についてはよく知っているようであった。

(´・ω・`)「このまま草原にいるのま危ないな・・・・ん?」

ショボンはみんなと別れてから初めてクラスメイトの姿を見る。
そのクラスメイトは高岡だった。

(´・ω・`)「高岡か・・・・。あいつならいつでも倒せる。今は地形について調べることが先だ」

高岡は運動神経が無く、クラスに一人はいる暗い奴であった。
なのでショボンは奴を放っておいても大丈夫、と思った。
ショボンは森へ消えていった。



29 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 17:55:05.18 ID:jNlNS8HO0
  
――モララー――

モララーはH-Eにいた。

( ・∀・)「・・・・・」

モララーは学校に向かっていた。学校はいわば城のようなもの。
学校の周りは見晴らしがいいため、来た者を狙い撃つにはもってこいという結論から学校へと向かっていた。

( ・∀・)「・・・・学校にいれば侵入者をすぐ撃ち殺せる・・・・・」

モララーは学校に向かう理由はもう一つあった。それは

( ・∀・)「・・・・学校に赤い箱は必ずある」

赤い箱。この村に数個存在する殺しを手助けするもの。
赤い箱を手に入れれば生存率は確実に上がるだろう。
学校に赤い箱はあるという予想からモララーは学校に向かっていた。



32 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 18:00:16.34 ID:jNlNS8HO0
  
そしてモララーが校庭に入ったとき、学校の中に人影が見えた。

( ・∀・)「・・・・・っち!」

モララーが横に転がった瞬間、パァン!という銃声が聞こえた。
もし転がってなかったら・・・・という考えもする余裕は無い。
モララーはバッグから武器を取り出したあとバッグを捨てる。
その手には機関銃。

( ・∀・)「・・・・先客がいやがったか・・・・」

( ´∀`)「惜しかったモナ・・・・」

モララーを撃ったのはモナーであった。
モララーはダッシュで学校に向かっていた。

( ´∀`)「撃つモナ!」

パァン!パァン!パァン!パァン!
銃声が鳴り響く。もう5回は撃った。しかしモララーには当たらない。

( ・∀・)「銃の使い方はまだまだのようだな」

モナーが銃に入っている最後の弾を撃つ。しかし当たらない。



34 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 18:03:10.83 ID:jNlNS8HO0
  
(;´∀`)「やばいモナ・・・・。弾を入れる時間はないモナ・・・・。こうなったら接近戦モナ!」

モナーは銃を捨て、学校の窓から飛び出す。そしてモララーを迎え撃とうとした瞬間

パラララララ・・・・・・・・・・・・・

モララーが撃った弾は全てモナーの両足に当たった。

(:´∀`)「っぐっふ!!」

モナーはあまりの痛さにその場で倒れこむ。
痛がっているモナーに対し、モララーはこう言った。

( ・∀・)「俺に勝てると思ったのか?」

モララーは全てにおいて常人より上回っている。
普通に闘い勝てる見込みが無いからこそ奇襲攻撃をした。しかしその攻撃も無駄に終わった。

( ・∀・)「お前、死ねよ」

パララ・・・・・



37 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 18:14:04.29 ID:jNlNS8HO0
  
頭に撃ち込まれたモナーは2度と起き上がることは無かった。
モララーは捨てたバッグとモナーの銃を拾い、学校の中を探索する。
モララーの予想通り赤い箱があった。

( ・∀・)「ほぅ・・・・。悪くないな」

モララーは箱の物をバッグに入れ、これからのことを考えることにした。



51 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 20:11:26.83 ID:jNlNS8HO0
  
――クー――

川 ゚ -゚)「・・・・・よし」

クーの手には刀。
どうやら住宅街の中にある屋敷で刀を見つけたらしい。

川 ゚ -゚)「・・・・あんな武器じゃ闘えないからな、刀を見つけれてよかった」

クーは剣道IHで優勝している。
そのクーが刀を持てばまさに鬼に金棒だった。

川 ゚ -゚)「ツンを探さなければ」

クーは中学生の時虐められていた。
理由は簡単だった。クーは美人であり、男子達に当然人気があった。
それに妬む女子達がクーを執拗に虐めていた。昨日まで仲が良かった友人でさえも。
クーはそんな人間達に嫌気が差し、それ以降人と必要以上に関わらないようにしていた。
高校生になってもそんな生活が続いていた。
そしてクラス替えになり、ツンと同じクラスになってから彼女は変わった。
最初はそっけない態度でツンに接していたが、ツンの優しさに気付き、ツンにだけは心を許していた。
ツンと一緒にいるときだけは本当の自分になれたのだ。

川 ゚ -゚)(ツンは私が守る)

胸の中に誓いをたて、クーは屋敷からでていった。



59 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 21:18:10.12 ID:jNlNS8HO0
  
――渡辺さん――

あたりはもう暗い。
時計を見るともう11時を回っていた。
本当はもう寝ている時間であったが、12時のアナウンスを聞くまで寝れない。
そんなことはバカな渡辺さんでもわかっていた。

从'ー'从「・・・・怖いよぅ・・・・」

(*‘ω‘ *)「大丈夫だぽっぽ!ここにいれば見つからないぽっぽ!」

渡辺さんとちんぽっぽは一緒にいた。
仲のいい二人は偶然森で会い、それ以来ずっと一緒に森で隠れていた。

(*‘ω‘ *)「いざとなればこれを使えばいいぽっぽ!」

ちんぽっぽは銃を持っていた。
どうやらちんぽっぽは銃があたったらしい。一方渡辺さんは

从'ー'从「私なんてハリセンだったのに〜〜!!ちんぽっぽちゃん私を守ってよね!」

(*‘ω‘ *)「大丈夫だっぽ!渡辺は私が守るっぽ!」

渡辺さんたちが喋っていると近くでカサカサ・・・・という音が聞こえてきた。
誰かが・・・・・近くにいる。



61 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 21:34:47.14 ID:jNlNS8HO0
  
( ^Д^)「プギャーwww やっと人を見つけたプギャーwww しかも二人もいるぜ」

从'ー';从(*‘ω‘; *)「・・・・・・・・」

最悪だ・・・・・。よりによってプギャー・・・・・・。二人はそう思っていた。
プギャーはVIP高校を牛耳っている番町であった。いつも手下を従い弱者を虐めている。
いつだったか隣町の高校の不良たちを一人で5人倒したということも聞いている。
そんな奴が今目の前にいるのだ。

( ^Д^)「お前らなんでつるんでるの?一人しか生き残れないんだぜ?」

プギャーは手にナックル(メリケンともいう)をはめていた。これが彼の武器なのであろう。
※ナックルとは指にはめ、打撃力を上げる武器である。

( ^Д^)「まあいいや。俺には関係ないしな。」

(*‘ω‘ *)「撃つっぽよ?撃たれたくなければどっかいけっぽ・・・・・」

その声はとても弱弱しい。そんなちんぽっぽにプギャーが近づく。

( ^Д^)「やってみろよ?」

その声は重く、ドスがきいていた。当然だ。場数が彼とは違うのだ



63 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 21:41:32.47 ID:jNlNS8HO0
  
(*‘ω‘ *)「!!」

ちんぽっぽが銃を構える。

バギィ!!!

凄まじい打撃音。ちんぽっぽの右頬をプギャーが殴りつけたようだ。
ちんぽっぽはあまりの痛さに銃を落とす。

( ^Д^)「銃はもらったぜ。おい渡辺。そこから動かなかったらお前は助けてやる。動いたらこれで撃つからな」

从'ー';从「・・・・・わかった」

(*;ω; *)「・・・・・」

ちんぽっぽは泣いていた。
「渡辺は許す」。つまりちんぽっぽは許さないということ。殺されるという恐怖感がちんぽっぽを襲う。

( ^Д^)「さぁ〜て。生意気なちんぽっぽちゃんを教育しないとな?」

(*;ω; *)「・・・・許し・・・・・」

バギィ!ドン!バゴッ!

痛々しい音が鳴り響く。ちんぽっぽの顔は赤く染まっていた。



65 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 21:47:37.94 ID:jNlNS8HO0
  
( ^Д^)「いやぁ〜!楽しい!今までのケンカは殺さないように手加減してたからな!!思う存分殴れるぜ!」

バギゥ!ボゴッ!

(メ;)ω; (*)「渡辺・・・・助けて・・・・・」

ちんぽっぽの顔は異常に膨らんでいた。もはや面影も無い。

( ^Д^)「渡辺・・・・言えよ・・・・『助けない』ってな」

从'ー';从「・・・・」

渡辺さんは迷っていた。
さっき、ちんぽっぽは私を『助ける』と言ってくれた。なのにこんなことを言っていいのか・・・・。
友達を裏切っていいのか・・・・。彼女を裏切っていいのか・・・・。

( ^Д^)「はやく言えぇ!!!」

プギャーが渡辺さんを威嚇する・・・・・



70 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 21:57:53.64 ID:jNlNS8HO0
  
从'ー';从「・・・・けない」

( ^Д^)「聞こえねえよ」

从'ー';从「助けない!!!」

( ^Д^)「聞こえたか?可哀想になあ!今まで仲が良かった友達にこんなことを言われるなんてよお!!」

ギャハハハハ・・・・・!!耳障りな笑い声が辺り一面に響き渡る。

( ^Д^)「じゃ、死ねよ」

プギャーの右手が高らかに上がる。

(メ;)ω; (*)「い・・・・・いやあああああああああああああああああああああああああ!!」

メリィ!!

明らかに今までの感触と違う。殴った所をみると頭が陥没していた。



74 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 22:03:38.94 ID:jNlNS8HO0
  
( ^Д^)「初めて・・・・・人を殺したぜ・・・・ククッ・・・ククク・・・・」

从'ー';从「・・・・・・」

渡辺さんは硬直している。
目の前には人を殺して笑みを浮かべる人間と、仲が良かった人間が血を流し死んでいた。
私はああなりたくないという気持ちからプギャーに聞いてみる。

从'ー';从「私は・・・・・助けてくれるんだよね?」

( ^Д^)「殺す」

渡辺さんは耳を疑う。

从'ー';从「私は・・・・・助けてくれるんだよね?」

思わずもう一回言ってしまう。『助ける』という言葉が聞きたくて。

( ^Д^)「殺す」

同じ返答が帰ってくる。

从'ー';从「・・・・え?・・・・・・え?な・・・・なんでよ・・・・?」

( ^Д^)「そりゃこっちのセリフだぜ?これは殺しあうゲームなんだよ!プギャーwwww」



79 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 22:26:49.42 ID:jNlNS8HO0
  
なぜこの状況で笑えるんだこの男は・・・・・そんなことを考えていると拳が飛んできた。

ボゴゥ!!

初めて味あう痛み。なるべくなら一回も味わいたくなかった。

从;ー;从「・・・・痛いよぅ」

( ^Д^)「プギャーwwwwwwwww」

しばらく地面に倒れていたが、渡辺さんは起き上がり、よろよろとプギャーに近づいてくる。
そして渡辺さんはプギャーのズボンに手をかける。

( ^Д^)「なにしてんだテメエ?」

从'ー'从「男の子はここを舐められるのが好きなんだよね?」

そう言いながらプギャーのズボンのチャックを下ろそうとする。
これは渡辺さんなりの自己防衛だった。
プギャーはそんな渡辺さんに蹴りを入れる。



81 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 22:32:31.99 ID:jNlNS8HO0
  
( ^Д^)「バカかお前?」

从'ー'从「いいんだよ?私に任せて?ね?」

またズボンに手をかける。

( ^Д^)「気持ち悪いんだよ!!!」

また蹴りを入れる。
しばらく渡辺さんはうなだれていたがまた起き上がる。

从'ー'从「恥ずかしがらなくていいんだよ?ほら、はやく出して?」

(;^Д^)「・・・・・」

渡辺さんがまた近づいてくる。

( ^Д^)「・・・・・・・!!」



83 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/17(日) 22:38:59.54 ID:jNlNS8HO0
  
バキ!メキッ!ボキィ!ドコォ!べギィ!

殴る。殴る。殴る。殴る。殴る。殴る。

殺さないとまた近づいてくる。ゾンビみたいに・・・・・

べシィ!ドゴゥ!ボギィ!ドギィ!メリィ!

しばらく殴っていると動かなくなっていた。
プギャーは内心ホッとしていた。もう渡辺さんは動かない。なにしろ脳みそが出ているのだから

( ^Д^)「・・・胸糞悪ィ・・・・・」

すぐにこの場を去ろうとしたが、ある物が目に入ってきた。

( ^Д^)「・・・・これが赤い箱というやつか?」

プギャーは箱を開ける

( ^Д^)「・・・・こんなものも入ってるのかよ!!こりゃ勝ったな!プギャーwwww」

プギャーは赤い箱の中身を見て勝利を確信した。



88 :コンニャク:2006/12/17(日) 22:45:54.06 ID:jNlNS8HO0
  
アナウンス「みなさんお疲れ様です!
さて、最初の報告をします!今回死んだお友達はモナー君、ちんぽっぽ君、渡辺さんです!
みなさんも死なないようにがんばりましょう!
ドクオ君はG−@、弟者君もG−@、高岡君はA−Hにいます!それではみなさんがんばってください!」



死亡者:モナー、ちんぽっぽ、渡辺さん
残り14名



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