( ^ω^)ブーンとクラスメイト達が殺し合いをさせられるようです。
- 159: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 17:44:06.16 ID:MRszcAon0
- 第四話 2日目のPM12時
――ギコ――
ギコは今C−Bにいた
( ,,゚Д゚)「ハァ・・・ハァ・・・やっとしぃに会えるぞゴラァ・・・」
ギコはしぃを探していた。
先程のアナウンスでしぃの場所がわかり、今向っているところである。
( ,,゚Д゚)「死ぬ前に自分の気持ちをしぃに伝えるぞゴラァ・・・」
ギコが森に入ると、向こう側から誰かが走ってくる。
(*;゚ー゚)「はぁ・・・はぁ・・・早く逃げないと誰かが来ちゃう・・・・!!」
それはしぃであった。
しぃはギコの存在に気付いたらしく、足を止める。
(*゚ー゚)「ギコ君!?」
しぃは鉄パイプを構える。どうやら鉄パイプが彼女の武器のようだ。
- 160: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 17:47:20.17 ID:MRszcAon0
- ( ,,゚Д゚)「大丈夫だゴラァ!俺はしぃに危害を加えない!!」
ギコはそう言うと持っていた武器とバッグを地面に捨てる。
( ,,゚Д゚)「しぃ・・・・そっちにいっていいか?」
しぃはどうしたらいいか迷ったようだが小さな声でいいよとギコに告げる。
( ,,゚Д゚)「しぃ・・・実は前から言いたかったことがあったんだ・・・・」
しぃは多少戸惑いはしたものの、ギコの言葉を聞くことにした
(*゚ー゚)「・・・・いってみて?」
( ,,゚Д゚)「ホントは修学旅行中に言おうと思っていた。でもこんな状況になってしまって・・・・それから俺はずっとしぃのことを探していた・・・・」
(*゚ー゚)「・・・・・」
- 162: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 17:51:12.36 ID:MRszcAon0
- ( ,,゚Д゚)「俺は・・・・俺は・・・・・しぃのことが・・・・・」
言葉に詰まっていると、しぃがギコの手を握ってきた。
(*゚ー゚)「・・・・がんばって・・・!」
しぃが優しくギコに語りかける。
そんなしぃにギコは決心したようだ。
( ,,゚Д゚)「俺は・・・・しぃのことが好きだゴラァ!!」
自分の気持ちを伝える。
ふとしぃの顔をみると目から涙が出ていた。
(*゚ー゚)「ギコ君・・・・・私もギコ君のことが好き・・・・・!」
ギコはしぃのことを抱き寄せる
( ,,゚Д゚)「しぃ・・・・・お前のことは俺が護る」
( ^Д^)「そいつは楽しみだぁ!やってみろよプギャーwwww」
- 163: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:00:01.83 ID:MRszcAon0
- 後ろの茂みから声が聞こえてくる。
その茂みからでてきたものはプギャーだった。
( ,,゚Д゚)「ぷ・・・・プギャー!?」
( ^Д^)「ここに誰かさんがいると聞いて来てみたら二人もいたぜ。俺は昨日からついているなぁ!」
( ,,゚Д゚)「しぃ・・・・後ろに隠れてろ・・・」
ギコにそう言われ、しぃは後ろの木に隠れようとする。
しかし、プギャーは隠れることを許さない。
( ^Д^)「おっとそうはさせないぜ!」
パァン!!
( ,,゚Д゚)「グわあああああぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
右足が痛い・・・・・見てみると血が出ている。俺は撃たれたのか・・・・・?
ギコはあまりの痛さにその場に倒れこむ。
- 165: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:04:16.63 ID:MRszcAon0
- ( ^Д^)「しぃ・・・こっちにこい・・・・そしないとこいつを・・・・」
そう言いながらギコの頭に銃口を向ける
( ,,゚Д゚)「しぃ!逃げろ!俺に構うな!!」
( ^Д^)「うるさいんだよプギャーwww しぃ早くしろ!撃っちまうぞ?」
(*゚ー゚)「わかった!わかったから!ギコ君に銃を向けないで!」
( ^Д^)「よし・・・・鉄パイプはそこに置いとけよ?」
しぃは鉄パイプをおき、プギャーの元へ行く
( ^Д^)「よく来たな。これは餞別だ。もらってくれ」
プギャーは右手を振りぬく
ドゴォ!!
(*゚ー゚)「・・・っひ!!」
しぃは倒れこむ。そしてプギャーがしぃにマウントをとる
- 166: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:07:53.02 ID:MRszcAon0
- ( ^Д^)「ギコ。お前はそこで見てな」
次から次へとしぃに拳をあてる。
(*;ー;)「痛い・・・・いたいよぅ・・・・・」
( ^Д^)「プギャーwww これで女を殺すのは3人目だなwww」
( ,,゚Д゚)「やめろ・・・・やめてくれ・・・・」
( ^Д^)「やめねえよ!お前バカか?」
(*メ;ー;)「・・・・・ギコ君・・・・助けて・・・・」
( ^Д^)「うるせよプギャーwww」
ベキィ!
何かが折れた音がした。
しぃの鼻から大量の血が出てくる。
ギコはしぃの鼻の骨が折れたことがわかった。
- 169: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:10:15.74 ID:MRszcAon0
- ( ,,゚Д゚)「・・・・・ッ!!」
ギコは右足の凄まじい激痛に耐え、起き上がる
( ,,゚Д゚)「やめろおおおおおおおおおおおおお!!」
ギコは叫び、マウントをとっているプギャーの顔面を蹴り上げる。
プギャーはサッカー部で鍛えたギコの足に耐えれなかったのであろう。しばらくうずくまっていた。
( ,,゚Д゚)「し・・・・しぃ・・・・」
(*メ;ー;)「ギコ君・・・・ありがとう・・・・」
ギコはしぃを抱く。
( ,,;Д;)「しぃ・・・・・ごめんな・・・・護ってあげれなくて・・・・・」
(*メ;ー;)「ううん・・・・ギコ君は私を護ってくれたよ・・・・?・・・ありがとう・・・」
- 170: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:13:36.20 ID:MRszcAon0
- プギャーは起き上がる。
その顔は血管が浮き出ていて怒り心頭だ。
(#^Д^)「てめぇら・・・・・ぶっ殺してやる・・・・!!」
パァンパァン!!
銃声が二つ。
ギコとしぃはもう動かなかった。
しかし、二人の顔は嬉しそうに笑っていた。
- 172: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:17:01.47 ID:MRszcAon0
- ――ツン――
太陽が沈みかかっている。時刻を見ると5時。夕方だ。
そんななか公園の遊具の中に佇む少女が一人。
ξ゚听)ξ「はぁ・・・・もう嫌だわ・・・・」
ツンは遊具の中に隠れたいた。
何人か公園の前を通っていたがまさか遊具の中に隠れているとは思わなかったのであろう。
誰も遊具の中を見たりしなかった。ツンはこれまで誰ともまともに遭遇していない。
ξ゚听)ξ「・・・・ブーンどこにいるのよ・・・・・」
ξ///)ξ「べっ別にブーンが恋しいってことじゃないんだからね!」
独り言を言い独り言で突っ込むおもしろく、可愛らしい少女。
はたしてブーンとツンは会うことが出来るのか。
- 173: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:21:21.15 ID:MRszcAon0
- ――ぃょぅ――
ここはE−Gの砂浜。
(=゚ω゚)ノ「フサギコぃょぅ!」
ミ,,゚Д゚彡「ぃょぅじゃねえか・・・!」
驚いているフサギコにぃょぅは語りかける。
(=゚ω゚)ノ「残念だけど僕は手加減しないょぅ?」
ミ,,゚Д゚彡「・・・・だったら声かけずに殺せばよかったじゃねえかよ・・・・」
(=゚ω゚)ノ「動く的がほしかったんだょぅ」
ミ,,゚Д゚彡「てめぇ・・・・・俺を的だと!?」
フサギコはバットを持ち、ぃょぅへと向う
ぃょぅはおもむろに弓と矢を持つ。これは高岡との戦いの終わりに拾った木と枝で作ったものだ。
ぃょぅは構える。標的はフサギコ
シュン!
風を斬る音がとともにフサギコが倒れる。矢は眉間に当たっている。
(=゚ω゚)ノ「よしよし。狙いもバッチリだょぅ。これで強敵とも闘える」
ぃょぅは砂浜を後にした。
- 174: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 18:23:49.02 ID:MRszcAon0
- アナウンス「今回死んだお友達はしぃ君、ギコ君、フサギコ君です!このペースでがんばってな!
プギャー君はC−@、クー君はA−F、モララー君はH−Hです!」
死亡者:しぃ、ギコ、フサギコ
残り9人
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