( ^ω^)ブーンとクラスメイト達が殺し合いをさせられるようです。

205: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:34:17.89 ID:MRszcAon0
  
第五話 3日目のAM12時


――ジョルジュ――

( ゚∀゚)「ここからやっとおもしろくなるねぇ」

ジョルジュは画面を見ている。

部下「ジョルジュ大佐!あの3人の場所を晒したのは何か理由があるのですか!!」

( ゚∀゚)「そうだねぇ。単純におもしろくなりそうだからかな。
といってもモララー君しか一ヶ所に留まっていないからプギャー君かクー君のどちらかが学校に行かなくてはならないけどね」

ジョルジュはにやける。
一つのレーダーが学校に向っているからだ。

部下「ジョルジュ大佐!プギャー君が学校に向っているようです!!」

( ゚∀゚)「おもしろい・・・・・おもしろいよ・・・・・ククク・・・」



206: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:37:28.93 ID:MRszcAon0
  
――モララー――

学校の2階。
モララーはここでいつ敵が来てもいいようにと狙撃の準備をしていた。

( ・∀・)「まぁ俺のところに来る奴なんてあいつくらいだけどな」

窓から外を見る。
来た。やはりあいつだ。

( ・∀・)「プギャー。丸腰過ぎるぜ・・・・・・・」

パァン!

弾は見事プギャーに命中。
プギャーはその場に倒れこんだ。

( ・∀・)「さてと・・・・・少しの間寝るかな・・・・・」

モララーはアラームをセットし、眠り込んだ。



208: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:41:19.20 ID:MRszcAon0
  
――ツン――

ξ゚听)ξ「また銃声・・・・・」

ツンはまだ公園にいた。

ξ゚听)ξ「また誰か・・・・死んだのかしら・・・・」

ツンは膝を抱えこむ。
恐怖からか震えている。

ξ;凵G)ξ「怖い・・・・怖いよ・・・・・お父さん・・・・・お母さん・・・・・ブーン・・・・」



210: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:43:14.26 ID:MRszcAon0
  
―――一時間くらいこうしていたのだろうか。
あたりはもう闇。時間はもうAM2時だった。

ξ゚听)ξ「なにか・・・・焦げてる匂いがする・・・・」

ツンは遊具から顔を出し、周りを見る。

ξ゚听)ξ「燃えてる・・・・・・・」

ツンは急いで地図を見る。
あの方角にある建物は一つ。

ξ゚听)ξ「学校・・・・だわ・・・・学校が燃えている・・・・」

ツンは遊具の中に入る。

ξ゚听)ξ「なにが・・・・起きているの・・・・?」



215: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:45:39.02 ID:MRszcAon0
  
――モララー――

モララーが起きるとすでに周りは火の海だった。

(;・∀・)「・・・・・っち!やられたぜ!」

モララーは扉から脱出しようとこころみるがドアが熱くてとてもじゃないが触れられない。
たとえ触れても廊下がもう焼け落ちていた。

(;・∀・)「・・・・とすると・・・・そこしかないか・・・・」

モララーの視線は窓。
どうやら窓から飛び降りるしか脱出方法は無いようだ。

(;・∀・)「飛び降りるか・・・・」

モララーは銃で窓を割り、飛び降りる。



216: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:47:39.81 ID:MRszcAon0
  
パァン!!

(;・∀・)「・・・・・ぐぅぅッ!!」

飛び降りている最中に撃たれてしまったようだ。
左腕から大量の血が出ている。

( ^Д^)「プギャーwwwざまあねえぜ!!!」

どうやらプギャーが学校を燃やした張本人のようだ。
右手には火炎瓶を持っている。

(;・∀・)「・・・・・プギャー・・・・・・」

学校の校庭。
『最強』対『最凶』の戦いが始まる。



218: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:53:32.16 ID:MRszcAon0
  
――ブーン――

(;^ω^)「ショボン・・・・学校が燃えているお・・・・・」

ブーンは窓を開け、学校の方を見ていた。

(´・ω・`)「たしかモララーが学校にいたはずだよね。」

ショボンはそういいながらメモ帳を取り出す。
どうやらこれに死亡者の名前やら誰がどこにいるかなどを書いているようだ。

(´・ω・`)「うん、やっぱりモララーが学校にいるようだ。」

(;^ω^)「・・・・・モララーは死んだのかお?」

ブーンはショボンに聞く。

(´・ω・`)「いや、まだ死んでいないと思うよ」

(;^ω^)「なんでだお?」

(´・ω・`)「ほら、耳を澄ませてごらん」

ブーンは耳を澄ます。
時折聞こえる銃声。



221: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 22:58:28.69 ID:MRszcAon0
  
(´・ω・`)「どうやら今モララーと闘っている奴が学校を燃やしたようだね」

(;^ω^)「モララーは誰と戦っているおか?」

(´・ω・`)「そうだね、おそらくクーさんかプギャーかな。モララーと善戦できる人は彼等くらいしかいない」

(;^ω^)「どっちが勝つお?」

(´・ω・`)「それはわからない。でもこの戦いで強敵が一人減るということだから僕たちにとっては嬉しいことだね」

ブーンは迷っていた。
確かに彼等が死ねば僕達に降りかかる危険性が減る。でも人が死んで喜んでいいべきなのか?
その様子にショボンが気付いたらしく、僕に声をかけてくれた。

(´・ω・`)「ツンはまだ生きている。彼女が死ぬ確立が格段に減る。こう言えばよかったかな」

( ^ω^)「ツンは・・・・まだ生きてるおね?」



223: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:00:33.94 ID:MRszcAon0
  
(´・ω・`)「さっきのアナウンスではツンは死亡者で呼ばれていなかった。大丈夫、ツンはまだ生きている」

( ^ω^)「・・・・・明日の昼の放送でも呼ばれなかったら・・・・・・僕は行くお」

(´・ω・`)「それは約束だ。僕は止めない。そのときは僕もついていくよ。君一人だと危なっかしいからね」

ショボンの優しさに、ブーンは涙目になる

( ^ω^)「・・・・・ショボン・・・・・ありがとう」

(´・ω・`)「さて、もう遅い。明日のために寝よう。」

二人は布団に入り、寝ることにした。
明日、ツンに会えることを願いながら。



225: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:02:27.98 ID:MRszcAon0
  
――モララー――

――――ここは校庭。
凄まじい銃撃戦がくりひろげられていた。

パララララララ・・・・・・

パァン!パァン!パァン!

一方が撃てば一方は逃げながら弾を補充する。補充したら射撃。
そんな戦いが何分・・・・いや、何十分経ったのであろうか。

(;・∀・)(っく!左腕のせいでうまく的が定まだらない・・・・・!!)

モララーが撃つ銃弾は思っているところと全然違うところに飛んでいく。
左腕に力が入らない

(;・∀・)(しかし、なぜあいつは生きている・・・・!?)

モララーは疑問だった。
奴はあの時撃たれて、そのまま動かなかった・・・・・。
なぜ生きている・・・・・?



227: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:05:49.61 ID:MRszcAon0
  
プギャーは銃を懐に入れ、モララーに突っ込んでくる。

( ・∀・)「っふ。玉砕覚悟か・・・・?そういう行動は命取りになるぜ?」

モララーは勝利を確信した。
今の状態じゃとてもじゃないが頭を狙えない。ならば的がでかい胴体を狙おう。
そう考え、銃口をプギャーの胴体に向ける。

( ・∀・)「死ね!!」

パララララララ・・・・・・・

全弾命中。
これで勝った・・・・。モララーはそう確信していた。

( ^Д^)「効かねえよ!!プギャーwwwwwwww」

( ・∀・)「お前ッ!!まさか・・・・・・!?」

ドゴゥ!ゴンッ!べギィ!

プギャーの拳が次々と当たる。

(メ・∀・)「っぐぅぅ・・・・!!」



228: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:09:17.18 ID:MRszcAon0
  
機関銃を落としてしまった。
モララーは舌で口内を探る。
奥歯が折れているみたいだ。

( ^Д^)「てめぇには前からむかついてたんだよ!!死ねや!!!!!!!!」

それはまるでボクサーのようだった。
腹を殴り、頭が下がったならアッパーで頭を起こす。
起きた頭をジャブで距離を置き右ストレート。
ただの喧嘩家だと思っていたプギャーの攻撃は実に利にかなっていた。

(メ・∀・)「・・・・っち!」

モララーはモナーから奪った銃を懐から出し、威嚇する。

( ^Д^)「まだ銃持っていたのかよ・・・・!」

プギャーは一度距離をおき、様子を探る。



230: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:13:31.80 ID:MRszcAon0
  
(メ・∀・)「お前・・・・・・防弾チョッキを着ているな?」

( ^Д^)「プギャーwwwww今更気付いたのかよ!遅えんだよバーカ!」

プギャーが赤い箱で拾ったものは防弾チョッキであった。

(メ・∀・)「・・・・・・・しょうがない」

モララーは懐から何かを取り出す。
その手には手榴弾。この手榴弾は赤い箱から手に入れたものだ。

(メ・∀・)(一個しかないんだが使うか・・・・・)

モララーはプギャーに向かい手榴弾を投げる。
プギャーは投げられたものが何かがわかったようで急いで回避する。

( ^Д^)「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

プギャーの激しい雄叫びとともに手榴弾の爆発の音が聞こえる。
あたり一面が手榴弾の爆風による煙がまっていた。



233: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:17:11.73 ID:MRszcAon0
  
(メ・∀・)「・・・・・死んだか・・・・?」

煙をやむのを待つ。
その煙から人影が見えてくる。

( ^Д^)「て・・・・めぇ・・・・・・・殺す・・・・・・・殺してやる・・・・・・」

プギャーの右腕がない。
爆発で吹っ飛んだようだ。血が次から次へと吹き出てくる。

(メ・∀・)「あれで生きているとは・・・・・・たいしたものだ」

プギャーは銃を取り出す。
この銃に入っている弾は正真正銘の最後の一弾。ストックももうない。

( ^Д^)「ころ・・・・・す・・・・・・・・」

左腕で構える銃からはもはや脅威が感じられなかった。
プギャーは最後の一弾を放つ。

パァン!!



235: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:21:58.66 ID:MRszcAon0
  
その弾は明後日の方向へと消えていった。

( ^Д^)「ぁ・・・・・あ・・・・・・ぁぁ・・・・・・・・」

プギャーは放心状態だった。
そんなプギャーにモララーは近づく。
プギャーの額に銃口を当てる。この銃に入っている弾も正真正銘最後の一弾。
しかし弾に込められている重みが違かった。

(メ・∀・)「さよならだ」

パァン!

弾はプギャーの頭を貫く。
その銃痕からは血が出ている。

(メ・∀・)「チョッキはもらうぜ」

返事が返ってくるはずがない死体に声をかける。
チョッキと機関銃を拾い、モララーは学校を後にした。



237: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:26:46.40 ID:MRszcAon0
  
――ブーン――

プギャーとモララーの戦いが終わり、数時間経過していた。
時刻はAM11:45分。あと少しでアナウンスがなる。

(;^ω^)「・・・・あともうちょっとだお」

ブーンは先ほどからそわそわしている。

(´・ω・`)「・・・・・ツンは生きているか・・・・死んでいるか」

(;^ω^)「生きててくれお・・・・ツン!!」

(´・ω・`)「多分死んでないと思うよ。モララーと誰かの戦いが終わったあとからは銃声は鳴らなかったからね」

ショボンの目は赤く充血していた。



238: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:28:40.19 ID:MRszcAon0
  
(;^ω^)「・・・・もしかして・・・ずっと起きていたおか?」

(´・ω・`)「僕だってツンのことは心配さ。それとあの戦いの行方も気になってたしね」

(;^ω^)「・・・・なにからなにまでショボンに頼りっきりだお」

(´・ω・`)「ブーン、君はツンのことだけを考えていればいい」

( ^ω^)「・・・・・ショボン、ありがとうだお」

(´・ω・`)「ではや ら な い か ?」

( ^ω^)「だが断る」

二人はくらだない会話をし、緊張を和らげる。
幾分かリラックスをし、外に出るための準備をする。

( ^ω^)「・・・・そろそろだお」



239: ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/18(月) 23:30:53.19 ID:MRszcAon0
  
アナウンス「今回死んだお友達はプギャー君だけです。このままいけば首ズドンッ!ですよ〜?
ショボン君はE−B、ツン君はG−D、弟者君はG−@です。それではがんばってくださいね!!おっぱい!おっぱい!」


死亡者:プギャー
残り8人



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