( ^ω^)ブーンとクラスメイト達が殺し合いをさせられるようです。

331 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:13:46.36 ID:hU7OUCIR0
  
――ドクオ――

時間は3時頃。
今は弟者が見張り番で、ドクオは休んでいた。

(´<_` )「・・・・」

弟者は双眼鏡で様子を探っていた。

(´<_` )「・・・・・!?」

向こうから人影が近づいてくる。
その人影の正体がわかり、窓を開け話しかける。

(´<_` )「お〜い!!ぃょ〜ぅ!!」

ドクオ・弟者・ぃょぅは軍事オタ仲間でよく一緒にいた。

(´<_` )(俺達3人が組めば絶対に生き残れる・・・・!)

ぃょぅは弟者に気付いたらしく、自分達がいる家の前まで来ていた。



333 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:15:39.05 ID:hU7OUCIR0
  
('A`)「・・・・・・・」

ドクオがぃょぅを見つめる。

('A`)「・・・・・窓をしめろ・・・・」

(´<_` )「・・・・え?」

弟者がドクオに振り向いた瞬間、ぃょぅが高岡製手榴弾を窓の中に全弾投げ込む。
その数5個。

('A`)「伏せろーーーーーーッ!!」

ドクオは部屋の中にあるテーブルの下に隠れる

ドォン!ドゴォォォォン!!ドン!ゴォォォォォンッ!!ドォンッ!!

爆発音が鳴り終わり、ドクオはテーブルから出る。
その光景はまさに地獄絵図であった。
弟者は直に爆発に巻き込まれたらしく、すべての肢体がバラバラになっていた。
弟者は死んでしまった。



336 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:18:30.52 ID:hU7OUCIR0
  
('A`)「・・・・・クッ・・・・」

階段から人が上がってくる音が聞こえる。

トントントントン・・・・・

ぃょぅがここに来る。

('A`)「俺はまだ死なねえよ!」

弟者が持っていたライフルを拾い、窓から飛び降りる。

('A`;)「こええぇぇぇーーーーーッ!」

うまく着地できるはずもなく、地面に大の字になる。
逃げようと立ち上がるが、痛みでうまく走れない・・・・・。

('A`)「クソッ!クソッ!クソッ・・・・・・!」



337 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:20:10.89 ID:hU7OUCIR0
  
ドクオがよろよろと走っていると、ブーン達がこちらに向ってきた。
どうやら爆発音が気になり、ここに来たらしい。

(;^ω^)「ド・・・・ドクオ!!どうしただおか・・・・?」

('A`;)「・・・・ぃょぅが・・・」

言葉を続けようとしたとき、後ろに違和感を感じる。
ドクオはそのまま倒れる。

ξ゚听)ξ「い・・・いやああああああぁぁぁ!!」

ドクオの背中には矢が数本刺さっていた。
刺さった所から血が出てくる。



338 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:21:52.31 ID:hU7OUCIR0
  
(=゚ω゚)ノ「お、ブーン達発見だょぅ!」

ぃょぅはそう言うと、今だ発狂し、取り乱しているツンに向かい矢を向ける。

(=゚ω゚)ノ「狙いOKだょぅ!」

その言葉と同時に矢が発射される。
ツンはまだこの矢の存在に気付いていない。

ぶずぅぅうぅ・・・・

矢が刺さる音。
しかし、刺さったのはツンではなく、ショボンであった。

(´ ω・`)「ぐぅぅううぅぅ・・・・」

矢はショボンの右目と腹を貫く。
ショボンはふらふらしたあと、勢いよくその場に倒れこむ。



340 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:24:14.15 ID:hU7OUCIR0
  
( ;ω;)「ショボーーーーンッ!!」

ξ;凵G)ξ「なんで・・・・なんで私なんかをかばったのよ!!」

二人が叫んでいるが何を言っているのかわからない。
ショボンは薄れゆく意識の中で自問自答していた。

(´ ω;`)(僕は・・・・死ぬのか・・・・・)

かすかに開いている瞼からブーンとツンを見る。

(´ ω;`)(このままじゃ・・・・ブーンとツンがあぶない・・・・)

(´ ω;`)(なにか・・・・なにか彼等を手助けできる武器はないのか・・・・!?)

ショボンは力を振り絞り、ポケットの中を探る。
そこにはあれがはいっていた。あの赤い箱の注射器・・・・・。



341 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:26:52.45 ID:hU7OUCIR0
  
(´ ω;`)(どうせ死ぬんなら・・・・・最後まで悪あがきをしてやるさッ!)

注射器を取り出し、腕にうつ。

(=゚ω゚)ノ「お・・・ラッキーだょぅ!ショボン君がいなくなればあとはちょちょいのちょいだょぅ!」

ぃょぅは矢を取り出し、目標をブーンに移す。
しかし、矢を放とうとしたとき、ショボンの異変に気付く。

(´ ω `)「ぐぅぅううぅうぅ・・・・おおおぉぉおおぉぉおお・・・・ッ!」

ショボンは叫び声をあげる。
目を白目を剥き、身体は痙攣をしている。

( ;ω;)「しょ・・・・ぼん?」

ブーンがショボンに声をかけたと同時に立ち上がる

(` ω・´)「はぁ・・・・はぁ・・・・」

いつものショボンと違う。
凄まじい怒りと殺気をあらわにしていた。
腰にかけているアーミーナイフを持つ。



346 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:29:34.23 ID:hU7OUCIR0
  
(` ω・´)「・・ぐぅぅぅおおお・・・ッ!!」

ショボンがぃょぅに向かい全力疾走をする。

(=;゚ω゚)ノ「こいつはやばいょぅ・・・・!」

ぃょぅは5本の矢を放ち、ショボンに全ての矢が突き刺さる。
それでもショボンの勢いは止まらない。

(` ω・´)「ぐわあああぁぁぁあ!」

ショボンがアーミーナイフをぃょぅの喉に刺す。
そして顔、肩、胸、手、腹、脚と刺し、攻撃をやめない。

( ;ω;)「ショボン!!もうやめるお!!ぃょぅはもう死んでるお!!」

ショボンはその言葉を聞きいたあとその場にへたり込む。
それをみたブーンとツンが駆け寄ってくる。



354 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:32:02.91 ID:hU7OUCIR0
  
(´ ω;`)「君・・・たちが・・・無事で・・・よ・・・かった・・・・よ・・」

ショボンには7本の矢が突き刺さっており、そこから大量の血が流れていた。

( ;ω;)「ショボン・・・・・嫌だお・・・・死なないでくれお・・・」

ξ;凵G)ξ「私の・・・・せいで・・死ぬなんて許さないからね!!」

(´ ω;`)「はは・・・はは・・・・は・・・・ツンはいつも・・・元気だなぁ・・・」

ショボンは穏やかな顔で二人の顔を見る。

(´ ω;`)「もう・・・僕は死ぬ・・・・でも・・・悔いはないんだ・・・・」

ξ;凵G)ξ「ううぅぅ・・ひっぐ・・・・そんなこと・・・・言わないでよ・・・・ッ!!」

( ;ω;)「ぅううぅう・・・しょぼん・・・死なないでくれお・・・・」

ツンは大泣きしてその可愛らしい容姿が崩れている。
ブーンなんかは鼻水、よだれまで垂れ流している。



360 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:34:32.35 ID:hU7OUCIR0
  
(´ ω;`)「・・・君・・・達に・・・あって・・・僕は感謝・・・・してるんだよ?」

(´ ω;`)「いつも・・・僕は・・・・親から虐待され・・・・死のう・・と・・・思っていたときに・・・・・君たちが・・・・そばにいてくれた・・」

(´ ω;`)「君・・・たちは僕の心の支えに・・・・・なってくれた・・・」

(´ ω;`)「あのときに・・・死んだ・・はずの・・・命を・・・・きみたちに・・・恩がえしした・・・までさ・・」

(´ ω;`)「ぶー・・・ん、つ・・・ん、・・・僕・・・・と・・・仲良くして・・・・くれて・・・ありがとう・・・」

(´ ω;`)「さよ・・・ならだ・・・」

( ;ω;)「しょぼぉぉおん!!」

ξ;凵G)ξ「死んじゃいやぁぁーーーーッ!!」

ショボンはその言葉を最後に動くことはなかった。
何時間泣いていたのだろうか?あたりはもう暗く、闇に染まっている。
二人はショボンの墓をつくり、ライフル、弓矢、ショボンのアーミーナイフを拾いどこかに消えていった。



363 :ぶん ◆YkpwaPEbXM :2006/12/19(火) 17:36:40.29 ID:hU7OUCIR0
  
アナウンス「今回死んだお友達は弟者君、ドクオ君、ぃょぅ君、ショボン君の4人です!ブーン君はG−B、モララー君はE−F、クー君B−Fです!
明日のPM12時がゲーム終了なのでみなさん最後までがんばってくださいね!おっぱい!おっぱい!」


死亡者:弟者、ドクオ、ぃょぅ、ショボン
残り4名



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