ドクオは正義のヒーローになれないようです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:09:20.14 ID:JLL0ozNG0
- 連載開始時には予想もしてなかったほど話が長くなってしまったので、
今までの流れを整理するため今回は総集編ということにさせていただきます。
- 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:10:55.75 ID:JLL0ozNG0
- ('A`)「……いつになったら、正義のヒーローは来てくれるのかな」
変わらない日常。
変えられない現状。
鬱山ドクオは、そんな現実に絶望し、
ただ正義のヒーローになりきることによってのみ自分を騙し、慰めていた。
正義のヒーローなどいない。
正義のヒーローなどやって来ない。
その現実から、目を逸らし続けていた。
( ><)「ギコ巡査部長! これが例の仏なんです!」
(,,゚Д゚)「……ったく、犯人は怪人蜘蛛男かっつーの」
時を同じくして、ドクオの住むVIP市では連続猟奇殺人事件が発生していた。
現場には、必ず残されていた蜘蛛の糸。
この時、誰も知る由などなかった。
世界の裏側で、魑魅魍魎たちが暗躍していることなど。
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:12:04.06 ID:JLL0ozNG0
- 運命は廻り始める。
正義のヒーローになれなかった男、ドクオを中心にして。
そして――
「主は誰じゃ?」
('A`)「だ、誰だ!?」
そして、満月の夜、ドクオは出会う。
彼の人生を、大きく変える者と。
その者は――
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:12:50.79 ID:JLL0ozNG0
(´・ω・`)「このショボン様さ!」
('A`)ドクオは正義のヒーローになれないようです
〜『やっぱ活劇ものっていったらネタギレ時の露骨な引き伸ばし総集編でしょ』総集編〜
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:14:04.35 ID:JLL0ozNG0
謎の男、ショボン――
もとい、謎の女、ドス女こと銀に出会ったドクオ。
彼はそのあまりの怪しさから、一旦ドス女の前から逃げ出してしまう。
しかし、逃げ出したドクオを待ち受けていたのは、
連続猟奇殺人事件の真犯人、怪人蜘蛛男だった!
ドクオに襲い掛かる蜘蛛男。
ドクオ、絶対絶命!
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:14:34.81 ID:JLL0ozNG0
- 〜絶体絶命の状況〜
ミ 嵒彡「ではドクオさん、面接を始めさせていただきます」
('A`)「はッ、はひ!」
ミ 嵒彡「まず最初にお伺いしますが、当社を志望した動機を教えていただけますか?」
('A`)「あッ、かあッ、そのッ、何となく、面白そうだなあと……」
ミ 嵒彡「……では、次にあなたの長所を教えて下さい」
('A`)「はうゥッ! くあッ! そ、そのォ!」
ミ 嵒彡「学生時代、どんなことに打ち込んでいましたか?
友人は何人くらいいましたか?」
('A`)「はあァッ! のォっ! ぶあああァッ!」
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:15:52.33 ID:JLL0ozNG0
しかし、ドス女の加勢によって辛くも難を逃れたドクオ!
しかし、ドス女への不信は拭えない。
だがそんなドクオの心境とはお構い無しに、
新たな怪人の魔の手はすぐそこまで迫っていた。
偶然会った女の子の落し物を探していた最中、
怪人クマ男がドクオに襲い掛かる!
女の子を逃がす為、ドクオはクマ男と激闘を繰り広げた!
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:16:39.07 ID:JLL0ozNG0
- 〜激闘の状況〜
('A`)「あー、ドカポンやるのも飽きたな。
おい、そこのポテチ取ってくれよ」
( ・(エ)・)「嫌じゃボケ。 自分で取れ」
('A`)「取れ!」
( ・(エ)・)「だが断る!」
('A`)「てめーこら上等だ。 これでも喰らえ」 ブオッ
( ・(エ)・)「やったなこら。 お返しだ。 唾ぺっぺっぺ」
('A`)「ばーか、ばーか」
( ・(エ)・)「おまえのかーちゃんでーべーそー」
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:17:51.94 ID:JLL0ozNG0
しかし奮闘空しく、クマ男に倒されるドクオ!
万事休す!
だが絶体絶命のその瞬間、
ドス女がクマ男に立ち向かう!
最初は劣勢だったドス女。
だが体を人狼に変身させた途端、一気に形勢逆転!
圧倒的な強さでクマ男を打ち倒した!
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:18:38.74 ID:JLL0ozNG0
- 〜逆転の状況〜
(=゚ω゚)「はいではここまで進行しました『クイズ・アナルほど・ザ・ワールド』。
ここまでの得点は、ドス女さん10点、クマ男さん1万点です」
( ・(エ)・)「これはもう勝ったも同然かもわからんね」
ミ,,゚(叉)「…………」
(=゚ω゚)「では最後の問題!
最終問題は特別に、正解したら1億点です!」
( ・(エ)・)「はあ!? お前それ今までのクイズ意味ねえじゃねえか!」
(=゚ω゚)「それでは問題です! ドス女の人間形態時の靴のサイズは?」
ピンポーン
ミ,,゚(叉)「27センチ!」
(=゚ω゚)「正解! ドス女さん1億点獲得! 優勝はドス女さんでーす!」
( ・(エ)・)「待てこら! 絶対それエコ贔屓入ってるだろ!!
なあ!? なああァ!!」
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:19:35.06 ID:JLL0ozNG0
またしてもドス女に助けられたドクオ!
そして彼とドス女は恋に落ち、
結婚を前提とした友達からのお付き合いを始めることとなった!
しかし、そんな彼らの行く手を阻む黒い影!
ドス女の元彼、モナーがやって来る!
明かされるモナーとドス女の出会い!
それを聞かされたドクオは!?
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:20:27.29 ID:JLL0ozNG0
- 〜ドス女とモナーの出会い〜
( ´∀`)「ドス女たん萌えー、萌えー」
パシャパシャ
イ从゚ ー゚ノi、「ちょ、ちょっと、コスプレ会場での写真撮影はやめて下さい!」
( ´∀`)「萌えー、萌えー」
パシャパシャ
イ从゚ ー゚ノi、「やめろって言ってんだろがゴラア! 警察呼ぶぞ警察!」
( ´∀`)「僕のドス女たんはそんな言葉使いしない!」
パシャパシャ
イ从゚ ー゚ノi、「だから撮るなっつってんだろ! 人の話聞いてんのか!?」
( ´∀`)「怒らせていいんですか? 使いますよ。 イオナズン」
パシャパシャ
イ从゚ ー゚ノi、「だから写真を撮るなああああああああ!!!」
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:22:14.53 ID:JLL0ozNG0
だが二人は、モナーの魔手を愛の力で薙ぎ払った!
しかしこれから全てが順調に進むと思っていた矢先――
ドクオに、人生最大のピンチが襲い掛かる!
だが、いくら彼が助けを求めても、
正義のヒーローはやってこなかった!
- 27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:22:44.76 ID:JLL0ozNG0
- 〜人生最大のピンチ〜
('A`)「どうしたんだ? いきなりこんな所に呼び出して」
イ从゚ ー゚ノi、「……来ないの」
('A`)「え?」
イ从゚ ー゚ノi、「先月から、生理が来ないの」
('A`)「!!!!!!!」
イ从゚ ー゚ノi、「……産んでいいよね?」
('A`)「助けて! 正義のヒーロー!!」
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:26:25.73 ID:JLL0ozNG0
だがドクオは迷わずこう言った!
「堕ろせ」
その日から、彼の人生は大きく変わる。
中絶費。
慰謝料。
手切れ金――
増え続ける莫大な借金。
だがドクオはその中で、新たな力を身につけた!
- 37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:27:04.43 ID:JLL0ozNG0
- 〜変身! ネガティブアヴァター!!〜
( ▼w▼)「かさむ借金――
連日行われる執拗な取立て――
そんな生活が、俺を変身させた!」
「くるあァ!
ドクオォ!! さっさと金返さんかい!!」
「おんどれの内臓売って返済に充ててもいいんやぞ!!」
( ▼w▼)「俺は変身した! そう、世紀末多重債務者へと!!」
「居留守使ってんじゃねえぞ! あァ!?」
「てめえの妹薬漬けにして風俗に沈めたろか!?」
( ▼w▼)「借金地獄のはじまりだ!」
- 38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:28:53.64 ID:JLL0ozNG0
一方その頃――
別の場所では、宇宙大魔王ロマネスクと、
正義のヒーロー素直ヒートが激突していた!
しかし、素直ヒートのあまりの強さに、
ロマネスクは窮地に立たされる!
- 41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:30:03.08 ID:JLL0ozNG0
- 〜ロマネスク、危機一髪!〜
( ФωФ)「ヒ、ヒート、いきなり俺を椅子に縛り付けて、何をするつもりなんだ!?」
ノパ听)「……お兄ちゃん、今日薄汚い女と楽しそうに喋ってたよね」
( ФωФ)「!!? ご、誤解だ!! あれは――」
ノパ听)「絶対私以外の女と関わるなって約束したよね……?
指の一本でも無くさないと分からないのかな?」
( ФωФ)「や、やめろ! そのニッパを置くんだ! やめ――」
ノパ听)「まずは人差し指、と」
( ФωФ)「うぎゃああああああああああああああ!!」
ノパ听)「だらしないなあお兄ちゃんは。 これぐらいで悲鳴上げるなんて」
( ФωФ)「ヒィ……ヒ…… た、助、助け……」
ノパ听)「安心して。 殺したりはしないから。
生きててくれないと、私のこと、愛してくれないもんね。
そうだ、一思いに、他の女を抱いたりできないように両腕全部切っちゃおっか?」
( ФωФ)「ひぎィィィィィィィィィィィィィィ!!」
- 44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:31:18.50 ID:JLL0ozNG0
- 果てしなき怪人達との死闘。
拭い去れない過去。
暗躍する黒幕達――
様々な思惑が交差し、絡み合う中、
それでもドクオ達は闘い続ける!
怪人達の秘密結社、神威師団は倒されたが、
真の敵はまだ滅んではいない。
そう、ドクオ達の闘いは、終わってなどいないのだ。
加速する状況。
錯綜する運命。
果たして、最後まで生き残っている者は誰なのか!?
('A`)「俺達の闘いはこれからだ!!」
('A`)ドクオは正義のヒーローになれないようです
第一部、完!
先生の次回作にご期待下さい!!
- 46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:32:35.09 ID:JLL0ozNG0
- 〜次回、('A`)ドクオは正義のヒーローになれないようです 第二部
第一話『歪んでいく正義 その1』乞うご期待!〜
- 61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:39:54.86 ID:JLL0ozNG0
- えーと、作品以外の書き込みは控えるようにしてるのですが、
話が区切りのいいところまで進んだこともあるので一言だけ。
何だかんだで『('A`)ドクオは正義のヒーローになれないようです 』も、
50話を超える長編となりました。
ここまで続けることが出来たのは、
ひとえに読者の皆様の暖かいご支援があったからに他なりません。
そのことに対し、今回あらためて深く感謝させていただきます。
今まで応援して下さり、まことにありがとうございました。
これからも、引き続きよろしくお願いします。
あともし新しくこの作品を読み始められた方がおられましたら、
今回の総集編を読んでいただければ
この作品がどういうものか大体分かっていただけると思いますので、
興味があればご一読願います。
- 69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:44:05.39 ID:j4/pdOqtO
- >>61
こいつ信用ならねえwwwww
- 73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/09/05(水) 23:51:55.14 ID:aOeNw0Aq0
- 絶対理解できないwwwww
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