ドクオは正義のヒーローになれないようです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:41:53.58 ID:XAqP0squ0
- 第五十三話『烈火』
〜前回までのあらすじ〜
これは、まだ自分の運命に気付かぬ、
二人の変態の物語――
(,,゚Д゚)「しぃ! 俺はずっとお前のことが!!」
(*゚ー゚)「ギコ君…… 実は私も……」
(,,゚Д゚)「しぃ!」
(*゚ー゚)「ギコ君!」
- 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:43:17.47 ID:XAqP0squ0
('A`)「フヒヒヒヒ! やっとプロポーズシーンまで進んだぞ!
ここから評判の純愛イベントに移行するんだな!
フヒヒヒヒ! フヒヒヒヒヒヒヒヒィ!!」
( ゚∀゚)「くぉの馬鹿弟子があァァァァァ!!」
('A`)「あ、あなたはジョルジュ師匠!」
( ゚∀゚)「そんなだから貴様は童貞なのだァァァァァァァ!
貴様、何の為にエロゲをやっている!?」
('A`)「えぇッ!? そりゃもちろんラブラブイベントを見る為に……」
- 4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:43:52.20 ID:XAqP0squ0
- ( ゚∀゚)「だから貴様は馬鹿なのだァァァァァ!!
純愛イベントが見たいならコンシューマーのギャルゲーでもやってればいい!!
それなのに敢えてエロゲーをやるのは、エロシーンを見る為だろうがァァァァァァァァ!!」
('A`)「あ、安西先生、エロシーンが見たいです……!」
( ゚∀゚)「よおおおしよく言ったァァァァァ!
ならば、エロシーンに至るまでのレクチャーをしてやろう!!」
('A`)「うおおおおおおおお!!」
( ゚∀゚)「年齢=彼女いない暦の童貞は、
女とベッドシーンにまでもっていけるのか?
右手だけがパートナーの男は、
挿入が出来るのか?
出来る!
出来るのだ!!」
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:44:45.47 ID:XAqP0squ0
(,,゚Д゚)「へー、ここがしぃの部屋か。
来るのは初めてだな……」
(*゚ー゚)「えへへ、なんだか緊張するな……
あ、気なんか遣わないでして。 今日、家には誰もいなから」
(,,゚Д゚)(……落ち着かないなー)
(*゚ー゚)「ねえ」
(,,゚Д゚)「え?」
(*゚ー゚)「私達が付き合い始めてから、もう半年になるんだね……」
(,,゚Д゚)「え? ああ、うん、そうだな」
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:45:24.35 ID:XAqP0squ0
- (*゚ー゚)「……鈍感なんだね」
(,,゚Д゚)「え?」
(*゚ー゚)「今日、ギコ君を家に呼ぶの、すっごい勇気がいったんだよ?」
(,,゚Д゚)「しぃ……まさか……」
(*゚ー゚)「私……ギコ君になら、いいよ……」
(,,゚Д゚)「しぃ!!」
( ゚∀゚)「これが段階を経たお付き合いからのエロシーンだな」
('A`)「一番テンプレートなシチュエーションっすね」
( ゚∀゚)「うむ。 ありきたりと言えばありきたりだが、それだけに外れが無い展開だな。
様々なエロゲーで踏襲されているだけあって、安定感は抜群だ。
何より、後味が良いというのがいい」
('A`)「大体幼馴染同士とか、学生同士のカップルのエロシーンに多いっすね」
( ゚∀゚)「そうだな。
甘酸っぱいプラトニックな関係からエロに移行するシチュエーションだから、
必然的にそうなるだろう。
大人な関係では味わえない、胸キュンな展開だな。
では、次に移ろう」
- 7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:46:54.50 ID:XAqP0squ0
(,,゚Д゚)「し、しぃさん!? いきなり何を……」
(*゚ー゚)「うふふふふ。 ギコ君、私、前から君のことが気になってたの」
(,,゚Д゚)「ええ!?」
(*゚ー゚)「ここなら誰も来ないわ……
大きい声出しても大丈夫だからね」
(,,゚Д゚)「あ、あの……」
(*゚ー゚)「いらっしゃい、ボウヤ。
お姉さんが色々教えてあげる」
(,,゚Д゚)「し、しぃさーーーーーーーーん!!」
- 9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:47:41.02 ID:XAqP0squ0
( ゚∀゚)「これが女が男を襲うパターンだな」
('A`)「エロいっすねー。 いいっすねー」
( ゚∀゚)「このシチュエーションは、
女教師とか女医とか女上司とかいう年上の女タイプが多い。
ってか、これしか無いと言っても過言ではないくらいだ」
('A`)「俺もいっぺんでいいからこういう場面に遭遇したいっす」
( ゚∀゚)「諦めろ。 イケメンでもない限り、現実世界でこういうシチュに出くわすことは皆無だ」
('A`)「顔か! 結局この世は顔か!!」
( ゚∀゚)「ああそういえば、THEガッツシリーズも一応このタイプに分類されるんだが……
あれは、素人にはお勧めできんな」
('A`)「文字通り筋肉による逆レイプっすもんね」
- 10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:48:54.23 ID:XAqP0squ0
(*゚ー゚)「!! きゃあッ!!」
(,,゚Д゚)「ぐへへへへ。 久々の上玉だぜ」
(*゚ー゚)「な、何なのあなたは!! 何をするつもりなの!?」
(,,゚Д゚)「わかってんだろ?
恨むんなら、一人でこんな所まで来た自分を恨むんだな」
(*゚ー゚)「嫌ァ!
やめて! やめて! いやあァーーーーーーーー!!」
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:49:24.12 ID:XAqP0squ0
( ゚∀゚)「これが陵辱パターンだ」
('A`)「さすがの俺でもそれは引くわ」
( ゚∀゚)「説明は不要。 レイプ、輪姦、あらゆる黒いシチュエーションはこれに集約される。
純真なおにゃのこを押し倒したり、気丈な女を堕としたりと、
バリエーションも豊富だ。
クリムゾンの同人誌はほとんどこれだな」
('A`)「こんな奴にイかされるなんて……! くやしいっ……!」
( ゚∀゚)「欠点としては、嫌いな人には徹底的に受け入れられないという所だな
そりゃそうだ。 百歩譲っても立派な犯罪だし」
('A`)「強姦魔死すべしっすね」
- 12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:50:54.83 ID:XAqP0squ0
(*゚ー゚)「……あ、あの、こんなところに呼び出して、何の用なんですか……?」
(,,゚Д゚)「まあまずはこれを見てくれ」
(*゚ー゚)「!! こ、これは……!」
(,,゚Д゚)「いやはや、まさかあのしぃさんが、こんな痴態を晒しているとはね」
(*゚ー゚)「ど、どこでこんな写真を!?」
(,,゚Д゚)「今問題なのはそんなことじゃなりだろ?
この写真をばらまかれたくなかったら……わかるな?」
(*゚ー゚)「…………!!」
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:52:14.93 ID:XAqP0squ0
( ゚∀゚)「これが弱みを握って無理矢理……ってなパターンだな」
('A`)「さっきの陵辱が力ずくなら、これは知能で相手を屈服させるってタイプっすね」
( ゚∀゚)「そう。 この弱みってのは自分の弱みだけじゃなく、親しい人の弱みをダシにしてってのもあるな。
そのタイプは、主に寝取られものに多いな」
('A`)「寝取られは凹みますね」
( ゚∀゚)「陵辱時に写真をとっておいて、こっちのパターンに移行するってコンボもある。
これなら鬼畜度も倍率ドン! 更に増加だ」
('A`)「どっちにしろ犯罪っすけどね」
- 16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:52:47.14 ID:XAqP0squ0
( ゚∀゚)「とまあ、以上がエロシーンに至るまでの過程の一例だ。
あくまでこれらはほんの一部に過ぎず、他にも様々なシチュエーションはある」
('A`)「人の性欲の数だけ、シチュエーションはあるってことっすね」
( ゚∀゚)「その通り。 それこそが、人の業なのかもしれないな……」
('A`)「何今更良い言葉で締めようとしてるんすか」
( ゚∀゚)「うるせーくら。 性器クスコで開いてそこに精液と小便注入すんぞ」
('A`)「それは作sy……じゃなかった、ジョルジュ師匠の趣味じゃないっすか」
( ゚∀゚)「ムーディーズの強制中出しエロ玩具シリーズ大好物です!!」
('A`)「ブラックリリスの作品もね!!」
( ゚∀゚)「あと良い子のみんな! 避妊はちゃんとしようね!
中出ししても妊娠しないのはエロゲーだけだぞ☆」
('A`)「バイバイキーン」
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:53:51.88 ID:XAqP0squ0
* 以下、何事も無かったかのように再開 *
炎が、俺の周りを包んでいた。
熱い、どこまでも熱い、紅蓮の炎。
これは、俺に力を貸してくれたあの正義のヒーロー――
俺の羽織っているマントの持ち主の炎か。
それとも――
俺の心で燃え上がる、炎なのか。
(*゚ー゚)「――――!」
女が、信じられないといった表情で俺を見た。
(*゚ー゚)「その姿――
まさか、本当の正義のヒーローになったとでもいうの!?」
女が大声で俺に訊ねる。
正義のヒーロー――
助けを呼べば、やってくる存在。
だけど、俺は――
- 20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:54:54.49 ID:XAqP0squ0
- ( 《;;;||;;》)「――俺は、正義のヒーローなんかじゃない」
呟くように、言った。
( 《;;;||;;》)「俺は、正義のヒーローに憧れて、結局正義のヒーローにはなれなかった男。
正義なんかの為に闘ってさえいない。
ささやかな幸せを――自分の大切なものを――
それだけを護る為に闘う、ちっぽけな人間だ。
だけど――」
だけど、
そう、だけど、
( 《;;;||;;》)「そのちっぽけな人間が、今、ここで、お前達の野望を打ち砕く……!!」
( ´∀`)「大きい口をォ!!」
モナーが、俺の前に躍り出た。
狙いを俺に定め、弓の弦を一杯に引き絞る。
( ´∀`)「叩いてんじゃねえよォ!!」
放たれる魔弾。
幾筋もの軌道を描きながら、俺の心臓目掛けて突き進む。
必中必殺の、即死の一撃。
だが――
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:56:13.23 ID:XAqP0squ0
- ( 《;;;||;;》)「――――!」
心臓に到達する寸前、俺は右手で矢を受け止めた。
握った矢が燃え上がり、手の中で黒焦げに――
いや、蒸発した。
怖くない。
もう、こいつの攻撃なんか、ちっとも怖くない。
死なない体。
老いない体。
そんなものの為に、平気で他人を犠牲にするような奴の攻撃なんか、怖くはない。
死ぬことを怖れ、老いることを怖れ、
それから逃げ出すことしか出来なかった奴の攻撃が、
今の俺に通用などするものか……!
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:57:02.57 ID:XAqP0squ0
- ( ´∀`)「手前……!」
モナーが次の魔弾を放とうとする。
刹那――
(’e’)「そのくらいにしておけ」
突如、モナーの背後に現れた男が、モナーの肩に手を置いた。
イ从゚ ー゚ノi、( ´∀`)「セントジョーンズ……!」
ドス女とモナーが同時に声を上げた。
あいつが、セントジョーンズ……!
ドス女が言っていた、この惨劇の黒幕なのか!
(’e’)「ドクオ君……と言ったね」
セントジョーンズが、こちらを見た。
(’e’)「いや、実に素晴らしい。
どういう原理かは知らないが、
二段階変身による急激なパワーアップとは――
怪人の出来損ないを取り込んだことによる変身といい、
君には本当に驚かされるよ」
パチ、パチと、セントジョーンズが手を叩く。
その音が、酷く耳障りに聞こえた。
- 27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:57:54.13 ID:XAqP0squ0
- ( 《;;;||;;》)「そんなことはどうだっていい!
歯車王はどこだ! あいつを斃してこの惨劇を終わらせる!!」
拳を振り上げ、俺は叫んだ。
(’e’)「歯車王!?
ふっ――ククク、クハハハハハハハ!!」
セントジョーンズがおかしそうに笑い出した。
まるで、白痴を哀れむかのように。
(’e’)「歯車王か!
そんなに会いたいなら、会わせてやろう!!」
と――
セントジョーンズの後ろから、一つの影が現れた。
|::━◎┥
円筒形の形をした、
金属で覆われたその姿。
そいつこそ、歯車王だった。
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:58:52.14 ID:XAqP0squ0
- (’e’)「ほうら、とくと顔を合わせるがいい」
そう言うと、あろうことかセントジョーンズは、
歯車王のボディを左手で貫き、俺の前に投げ飛ばした。
馬鹿な。
歯車王は、セントジョーンズの所属する神威師団の首魁の筈。
それを、こうもあっさりと――
|::━◎┥「ギ……ギギギ……
破壊、ハカイ、ハカイ――」
俺の目の前で、歯車王はゆっくりとその機能を停止していった。
どういうことだ?
ここで自らのリーダーを潰すことに、何の意味が――
|::━◎┥|::━◎┥|::━◎┥|::━◎┥|::━◎┥|::━◎┥|::━◎┥
( 《;;;||;;》)「!!?」
俺は仰天した。
セントジョーンズの後ろには、別の――
いや、何体もの歯車王が、控えていたからだ。
あれも、これも、それも、
どいつもこいつも、全く同じ歯車王だ。
- 32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 18:59:53.86 ID:XAqP0squ0
- ( 《;;;||;;》)「こ、これは一体――!?」
(’e’)「驚くことはないよ。 彼らも正しく、歯車王だ。
歯車王――その名の通り、いくらでも取替えの効く歯車に過ぎないということさ」
驚く俺を尻目に、セントジョーンズはしゃあしゃあと喋り出した。
(’e’)「もうすぐ君達も知ることになる。
自分達が、どれほど下らない茶番の為に闘っていたかということをな。
さあ、しぃ、オサム、モナー、引き上げるぞ」
セントジョーンズがそう言って三人を見た。
( ´∀`)「ざけんな! まだ俺と銀獣との決着はついてねえ!!」
モナーが激昂して食い下がる。
セントジョーンズはそんなモナーを冷ややかな目で見つめ、
(’e’)「残念ながら時間切れだ。
巻き込まれたいというなら、無理強いはしないがな」
( ´∀`)「くッ……!」
モナーが忌々しげに舌打ちをする。
待て。
こいつ、今何と言った?
時間切れ。
それはどういう――
- 33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 19:00:41.59 ID:XAqP0squ0
- (’e’)「さて、それでは逃げるとしようか」
( 《;;;||;;》)「待て! どこへ行く!!」
去ろうとするセントジョーンズ達を、俺は呼び止めた。
(’e’)「今は、君達の相手をしている時間は無いんだよ。
君達も、私達の相手をしている場合ではないと忠告させてもらおう」
( 《;;;||;;》)「!? どういう――」
イ从゚ ー゚ノi、「!! ドクオ! あれを!!」
ドス女が空のかなたを指差した。
それにつられ、俺は指差された方向を向く。
そこには――
( 《;;;||;;》)「!!!!!!」
そこには、夜空の一面に、戦闘機が並んでいた。
あれは、一体!?
まさか、神威師団の――
いや、違う!
一番先頭の戦闘機に乗ってる奴。
あれは――
( ゚∋゚)「――――」
JOWアメリカ本部の戦闘部隊隊長、クックル……!
- 38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 19:04:05.32 ID:XAqP0squ0
- (’e’)「ようやくお出ましか、JOW]
待ちくたびれたといった風に、セントジョーンズが言った。
(’e’)「さて、本格的に時間が無くなってきたようだな。
命が惜しいなら、君達もすぐにこの場を離れることだ。
国会議事堂に今回の事件の『首謀者』、歯車王がいることは周知の事実だ。
そんな『悪』を前にして、彼ら『正義』が何をするか――
想像するのは難しくないだろう?」
セントジョーンズが皮肉っぽく言った。
直後、耳をつんざく音と共に、
国会議事堂に向かってミサイルが高速で飛来してくる。
JOWの戦闘機群が、一斉に国会議事堂に攻撃をしかけたのだ。
(’e’)「それでは失礼させてもらうよ。
お互い生きていれば、嫌でもまた合うだろう」
今度こそ、セントジョーンズ達はその場を離れようとした。
行かせない。
ここで奴らを逃がしたら、もっと悪いことが起こる。
逃がすわけにはいかない……!
( 《;;;||;;》)「セントジョオォーーーーーーーンズ!!」
しかし俺のその叫びは、
爆炎と爆音の中にかき消されるのだった。
〜第五十三話『烈火』 終
次回、『('A`)ドクオは正義のヒーローになれないようです』第一部最終話『夜明け』
乞うご期待!〜
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/08/28(火) 19:04:37.67 ID:XAqP0squ0
- この番組は、
HEATS
STORM
嘆きのロザリオ
の提供でお送りしました。
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