ドクオは正義のヒーローになれないようです
- 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:38:46.49 ID:55QPUcNd0
- ('A`)ドクオは正義のヒーローになれないようです 番外編
『VIP温泉湯煙殺人事件 ポロリもあるよ☆ 〜問題編〜』
〜前回までのあらすじ〜
)、._人_人__,.イ.、._人_人_人
<´ 天狗じゃ、天狗の仕業じゃ! >
⌒ v'⌒ヽr -、_ ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: < _,ノ`' 、ヽ、_ ノ ;;;ヽ //
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// / ヽ::::: | ! || | ||!!| ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: : | `ー----−' |__////
- 2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:40:08.51 ID:55QPUcNd0
* 以下、何事も無かったかのように再開 *
(;'A`)「こ、これは――」
ブーンの叫び声を聞いてロマネスクの部屋に駆けつけた俺を待っていたのは、信じ難い光景だった。
( ФωФ)
ロマネスクが、血の海の中で溺れる様に仰向けになって死んでいる。
胸部には、血で真っ赤に染まった出刃包丁。
これが、直接の死因になったのだろう。
(;'A`)「ブーン! これは一体どういうことなんだ!?」
俺は叫ぶようにブーンに訊ねた。
(;^ω^)「わかんないお……
ロマネスクと一緒に朝食を取ろうと思って、
部屋の呼び鈴を鳴らしても出てこないからドアを開けてみたら……」
ブーンがしどろもどろになりながら話す。
ドアを開けてみた、と今言ったが、
つまりドアに鍵は掛かってなかったということか!?
いや、ブーンが犯人で、嘘を言っているという可能性も充分に考えられる。
決め付けるのは危険だ。
- 3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:41:55.32 ID:55QPUcNd0
- (;'A`)「だけど、誰がどうやってロマネスクを?
出刃包丁なんかで、ロマネスクが殺されるなんて……」
そう、ロマネスクの戦闘能力は群を抜いている。
不意討ちや騙まし討ちをしたところで、こいつの前では無意味だ。
こいつとやって勝てるのは、恐らく素直ヒートぐらい。
殺人のトリックを考えるより、
ロマネスクを殺す方法を考える方がよっぽど大変だと思うが……
( ФωФ)「あ、この番外編では各キャラの戦闘能力は無視して下さい。
それまで考慮に入れると色々めんどくさくなるんで」
('A`)「いやお前何死体が普通に喋ってんだよ!!」
( ФωФ)「以上説明でした。 では私は再び死体に戻ります。
勿論私が実は生きていたとか復活したとかそういうトリックではないんでそこんとこ4649」
('A`)「死ね!!」
いや、死んでるんだけど。
てか死体が状況を説明する推理小説なんて聞いたことねえぞ……
- 5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:43:12.29 ID:55QPUcNd0
- ('A`)「ん……?」
と、俺はロマネスクの死体の手元に何やら血で文字が書かれているのに気がついた。
これは……
ダイイングメッセージ?
いよいよ推理ものっぽくなってきたな
どれどれ、何と書いてあるんだ……?
- 6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:44:46.62 ID:55QPUcNd0
『犯人はセントジョーンズ(作者)』
- 8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:45:26.39 ID:55QPUcNd0
- (#'A`)「いきなり犯人判明しちゃったじゃねえかよ!!」
これおかしいだろ!
普通は一見謎のメッセージ残して隠された意味を見つけるのが、
ダイイングメッセージもののセオリーなんじゃないの!?
ダイレクトに犯人の名前書いちゃったら話終わるじゃねえか!
しかも何だよ(作者)って!
何で作者が直々に犯人バラしてるんだよ!!
( ФωФ)「いやホントに犯人セントジョーンズですから。 マジで」
(#'A`)「うるせえ!!」
お前死体に戻ったんじゃなかったのかよ!!
何でまた生き返ってんだよ!!
イ从゚ ー゚ノi、「何ですって!? この旅館にはそんな悲しい過去が……」
(#'A`)「お前ももう喋んな!!」
ともかく、いつまでも現場を放置しておくわけにもいかず、
俺達は警察に電話するのだった――
- 11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:46:09.11 ID:55QPUcNd0
从 ゚∀从「何だって!? 警察がすぐには来れないだと!?」
ハインリッヒが食いかかるようにツンに詰め寄った。
ξ゚听)ξ「ええ……
どうやら山道が崩れてしまってるらしくて、早くても来れるのは明日になるだろうって……」
ツンが絶望的な表情で告げる。
从 ゚∀从「糞ッ! だったらさっさとこの旅館から出るぞ!
いつまでも死体があるようなとこに居られるか!!」
川 ゚ -゚)「無理だな。 警察がこちらに来れないということは、こちらからも外部へは行けないということだ。
遭難したいというなら止めはしないが」
从 ゚∀从「くッ……!」
ハインリッヒが忌々しそうに舌打ちをした。
お約束ではあるが、
どうやら俺達はこの旅館に閉じ込められてしまったらしい。
さながら、陸の孤島と言ったところか。
- 13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:47:24.36 ID:55QPUcNd0
- (´・ω・`)「だけど、誰が、一体何の為にロマネスクを?」
それまで沈黙を保っていたショボンが初めて口を開いた。
( ´∀`)「あア? どっかのイカレポンチが金目当てにやらかしたんじゃねえのかよ」
(´・ω・`)「残念だけどそれは無いね。
ロマネスクの部屋からは何も盗まれておらず、部屋も荒らされた様子は無かった。
物盗り目当ての犯行じゃない。
それに、知らない人が部屋の中に入ってきたというのなら、
もっと抵抗した跡があっても良い筈だ。
何より、この旅館に続く山道は、昨日から山崩れで塞がってしまっていて、人の出入りは不可能。
つまり――」
イ从゚ ー゚ノi、「犯人は、この中にいる、ということか」
ショボンの言葉を遮って、ドス女が続けた。
そんな――
ロマネスクを殺した殺人鬼が、この中にいるかもしれないだって!?
从 ゚∀从「ふざけんな!
殺人鬼がいるかもしれないような所に、一緒にいられるか!
オレは自分の部屋に立てこもらせてもらうぞ!!
一歩も部屋から出ないぞ!!
それが一番安全なんだ!!!」
うわあ、ハインリッヒ、すごく死亡フラグナリィ……
- 17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:48:46.57 ID:55QPUcNd0
- イ从゚ ー゚ノi、「ちぇすとー」
从 ゚∀从「ヤッダーバアァーーー!!」
次の瞬間、ドス女の刀がハインリッヒの首を切断した。
クリティカル!
ハインリッヒは首を刎ねられた!
……じゃなくて!
(;'A`)「ドス女! お前何やってんだよ!?」
いきなりハインリッヒを殺すなんて、横暴にも程がある。
一体、何の目的で――
イ从゚ ー゚ノi、「いや、死亡フラグが立ってので、
真犯人に殺される前に殺っておこうかなあと」
(#'A`)「お前はアホか!!」
犯人はお前だ!(ハインリッヒ殺人事件の)
イ从゚ ー゚ノi、「どうせハインリッヒは犯人じゃないから大丈夫じゃ。
登場人物多いと作者が大変じゃし」
(#'A`)「それが本音かよ!!」
だったら最初から登場させてんじゃねえよ!
- 19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:50:08.08 ID:55QPUcNd0
- ('A`)「と、兎に角――
落ち着いて状況を整理してみよう。
ブーン、もう一度ロマネスクの死体を見つけた時の状況を教えてくれないか?」
気を取り直し、俺はブーンにそう質問した。
( ^ω^)「わ、分かったお……
さっきドクオに説明した通り、朝食を一緒に取ろうと思ってロマネスクの部屋に行ったんだお。
でも、呼び鈴を押してても反応が無くて、それで中に入ってみたらロマネスクが――」
('A`)「その時間は?」
( ^ω^)「大体、午前8時30分くらいだったと思うお」
('A`)「俺がお前の悲鳴を聞いたのも、確かそれぐらいだったな。
――部屋に鍵は掛かってなかったんだな?」
( ^ω^)「掛かってなかったお」
つまり、密室ではなかったということか……
でも、ホテルや旅館に宿泊する際、部屋に入って鍵も掛けないってことがあるだろうか?
その線は、どうにも考え難い。
とすると、ロマネスクが殺されるとは知らずに犯人を招き入れたか、
犯人が何かしらのトリックを使ったか――
('A`)「そういえばクーさん、合鍵はどうなってるんだ?」
川 ゚ -゚)「そうか。 それを忘れていたな。 すぐ確認しよう」
そう言って、俺達は合鍵のあるフロントまで移動することにした。
- 21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:51:19.92 ID:55QPUcNd0
川 ゚ -゚)「これが合鍵だ」
素直クールが、フロントの奥の壁に備え付けられていたキーボックスの蓋を開けた。
中には、赤、黄、青と色分けされた鍵束が並べられている。
川 ゚ -゚)「……どうやら、ロマネスクの305号室の鍵は有るみたいだな」
見ると、確かに305とナンバーの振られた鍵掛け用のフックには、
305と書かれた赤色のキーホルダー付きの鍵が掛けられていた。
('A`)「このキーケースを誰かがこっそり開けたってことは?」
川 ゚ -゚)「それは無い。 このキーボックスの蓋の鍵は、私が肌身離さず持っている。
もし鍵を使わず無理矢理こじ開けたのだとしたら、蓋が壊れている筈だ。
加えて、このキーボックスの蓋の鍵は特別で、合鍵も作れない。
つまり、蓋を破壊しない限り私以外の者が合鍵に触れることは不可能という訳だな」
素直クールが淡々と解説した。
( ´∀`)「つまり、お前ならロマネスクの部屋にいつでも侵入出来たって訳だ」
川 ゚ -゚)「否定はしない。
だが、私ならこんな真っ先に自分が疑われる様な方法で殺人など起こさないがな」
特に表情を変えることもなく、冷静に素直クールは反論した。
('A`)「……階ごとに、キーホルダーの色が違うんだな」
川 ゚ -゚)「ああ。 1階が黄色、2階が青色、3階が赤色という風に、
キーホルダーの色を分けてある。 分かり易いだろう?」
('A`)「ふむ……」
そういえば、俺が受け取った部屋の鍵のキーホルダーも青色だったな。
2階だから、そういうことだったのか。
- 23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:52:23.02 ID:55QPUcNd0
- ( ゚∀゚)「死亡推定時刻が分かったぞ」
検死をしていたジョルジュ師匠が戻ってきた。
どうしてジョルジュ師匠が検死出来るのかとかそういう理由は聞かないで下さい。
大人の事情です。
( ゚∀゚)「死亡推定時刻は今日の午前4時から5時の間。
死因は見ての通り、心臓を包丁で刺された事による失血死だな」
午前4時から5時、か。
ジョルジュ師匠が嘘の時間を伝えている可能性もあるが……
ここで疑ってみても仕方が無い。
となると、次に確認することは……
('A`)「この中で、最後にロマネスクを確認した人は?」
ξ゚听)ξ「夜中の12時ころ、ロマネスクが部屋に入るのを見たわ」
( ´∀`)「俺もだな」
夜中の12時……
ツンとモナーが共犯で、二人同時に嘘を吐いているという場合でない限り、
この情報は信用出来そうだ。
となると……
('A`)「それじゃあ、全員のアリバイを確認することにしようか」
こうして、俺達は昨夜の出来事をそれぞれ語るのだった――
- 24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:54:10.48 ID:55QPUcNd0
〜ショボン、モナー、ブーン〜
(´・ω・`)「温泉といったらやっぱり卓球だね」
( ´∀`)「はン。 まあたまにはこんな餓鬼っぽい遊びも悪くねえかもな」
( ^ω^)「楽しみだお!」
( ´∀`)「見てな。 俺のはみちんサーブで全員ぶっ倒してやる!」
(;^ω^)「君、絶対間違った漫画で卓球覚えてるお……」
- 25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:55:22.76 ID:55QPUcNd0
- (´・ω・`)「しかし普通に卓球しても面白くないのは確かだね。
どうだろう、古今東西卓球ってのをやってみないか?」
( ^ω^)「古今東西卓球?」
(´・ω・`)「ルールは至って簡単。
玉を打ち返す際に、お題にそった単語を言う。
玉を打ち返す事が出来ても、お題が答えられなかったらアウト。
逆も同様。 どうだい?」
( ´∀`)「面白え。 やってやろうじゃねえか」
(´・ω・`)「決まりだね。
よし、じゃあまずは僕とモナーで対戦しようか。
ブーンは審判。 お願い出来るかい?」
( ^ω^)「おっおっ。 構わないお」
- 27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:56:43.88 ID:55QPUcNd0
- (´・ω・`)「有難う。 それじゃ、始めようか。
ところでモナー、最初のサーブ権が無い方がお題を決めるってのでいいかな?」
( ´∀`)「いいぜ。 なら俺からサーブさせてもらう。
お題はお前が勝手に決めな」
(´・ω・`)「フフフ……そうかい。 ならお題は、『調教系エロゲーのタイトル』だ!!」
(;´∀`)「!!! 何ィ!?」
(;^ω^)「な、何て恐ろしいお題を……!
ショボンは本気だお!!」
(´・ω・`)「ククク…… 怖気づいたかい?」
( ´∀`)「な、舐めんじゃねえ! やってやんよ!!」
(´・ω・`)「ならば来るがいい。 言っておくが、手加減は抜きだよ」
- 29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:58:11.09 ID:55QPUcNd0
- ( ´∀`)「ほざきやがれ! いくぜッ! 『カスタム隷奴』!」
(´・ω・`)「ほう……そう来たか。 ならばこちらも返礼しなければね。
『Natural 〜身も心も〜』!!」
( ´∀`)「くッ! 『-もみじ- 〜ワタシ…人形じゃありません…〜』!!」
(´・ω・`)「甘い! 『凌辱ファミレス調教メニュー』!!」
( ´∀`)「チッ……! 『地獄SEEK』!!」
(´・ω・`)「僕のエロゲーコレクションは108まであるぞ!
『永遠となった留守番 〜パパは帰らない〜』!!」
(;^ω^)「す、すごい……! 何て闘いなんだお!
一球一球打ち返す毎に、人間として大切な何かを失っていく!
しかし彼らはそれでも闘いを止めない!
何故ならそれが、彼らの生きる理由なのだから――」
- 34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:58:48.59 ID:55QPUcNd0
(;´・ω・`)「フウフウフウ…… 中々やるね。
正直、見くびっていたよ」
(;´∀`)「そっちこそ……
言うだけはあるじゃねえか……」
(´・ω・`)「そろそろ止めようか。 これ以上続けると、現実に戻って来れなくなりそうだし」
( ´∀`)「だな」
(;^ω^)(既に現実捨ててるも同然とは言えないお……)
- 35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 19:59:41.56 ID:55QPUcNd0
- (´・ω・`)「っと、しまった」
( ´∀`)「んあ? どうした?」
(´・ω・`)「いや、ラケットのラバーが剥がれかけてるみたいでね。
モナー、悪いんだけどそこのセロハンテープをいくつか千切って渡してくれないか?」
( ´∀`)「ったく、しゃあねえなあ」
ピリピリ……ブチッ、ブチッ
( ´∀`)「ほらよ」
(´・ω・`)「ああ、有難う」
( ^ω^)「それじゃ夜も遅いしそろそろ帰るお」
- 36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 20:00:20.41 ID:55QPUcNd0
・
・
・
('A`)「……それで、深夜1時ころに解散したんだな」
( ^ω^)「そうだお」
俺の質問に、三人は一様に頷いた。
('A`)「それからのアリバイは?」
( ´∀`)「ねえよ。 すぐに自分の部屋に戻って寝たからな」
(´・ω・`)「僕もだね」
( ^ω^)「ブーンもだお」
つまり、実質的にこいつらにアリバイは無い……ってことか。
まあいい。
全員の話を聞いてみないことには、話が進まない。
('A`)「それじゃあドス女、お前らの昨夜の行動を教えてくれ」
- 38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 20:01:56.03 ID:55QPUcNd0
〜銀、ハインリッヒ、ツン、素直クール〜
川 ゚ -゚)(非処女)「温泉旅行といったら徹マンだろう」
从 ゚∀从(非処女)「一応解説しておくと、徹マンってのは徹夜麻雀のことだからな!
徹夜であっはんうっふんすることじゃねえぞ!」
ξ゚听)ξ(処女)「いや、別にそんなこと力説しなくても……」
イ从゚ ー゚ノi、(処女)「まあよい。 風呂での決着もまだついておらぬしな。
これで雌雄を決するのも一興じゃろうて」
川 ゚ -゚)(非処女)「だとしたら、ただ金を賭けるだけではつまらないな。
何か罰ゲームをつけるか」
从 ゚∀从(非処女)「だったら脱衣麻雀にしようぜ!
最下位の奴は全裸で恥ずかしいポーズな!」
イ从゚ ー゚ノi、(処女)「ほう……面白い」
ξ゚听)ξ(処女)「望むところよ!」
川 ゚ -゚)(非処女)「決まりのようだな」
- 40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 20:02:42.00 ID:55QPUcNd0
- イ从゚ ー゚ノi、(処女)「ところで、さっきから儂らの顔の横についておる丸括弧は何じゃ?」
ξ゚听)ξ(処女)「……さあ?」
川 ゚ -゚)(非処女)「気にするな。 本編とは一切関係無い」
从 ゚∀从(剛毛)「そうそう」
从#゚∀从(剛毛)「って何だこりゃおい! オレはボーボーじゃねえぞ!
人並みだっつーの!!」
ξ#゚听)ξ(パイパン)「何ムキになってんのよ……
って誰がパイパンよ! 私はロリキャラじゃないわよ!!」
イ从#゚ ー゚ノi、(数の子天井)「ふざけるな! 変な設定をつけるな!!」
川 ゚ -゚)(栗が大きい)「……無視して始めるぞ」
- 43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 20:03:39.28 ID:55QPUcNd0
〜南4局 親・素直クール 11巡目 ドラ7〜
イ从゚ ー゚ノi、 7000
川 ゚ -゚) 39000
ξ゚听)ξ 15000
从 ゚∀从 34000
イ从゚ ー゚ノi、(……まずい。 このままでは儂が最下位になってしまう)
イ从゚ ー゚ノi、(最下位を脱出するには、ツンから5200の直撃、それか満貫以上のツモかロン。
儂の手牌は……)
1…ソウズ @…ピンズ 一…マンズ
1235789DDD二二東
- 45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/11/25(日) 20:04:29.23 ID:55QPUcNd0
- イ从゚ ー゚ノi、(4か6を持ってきて東を切ってリーチなら、
リーチ、一通、ピンフ、ドラ1。 裏が乗らなくとも逆転は充分可能。
問題は、その4か6を引っ張って来れるかどうか……!)
イ从゚ ー゚ノi、 ツモ・4
イ从゚ ー゚ノi、(来た……! ここじゃ!!)
イ从゚ ー゚ノi、「リーチ!!」
从 ゚∀从「おいおいラス目がリーチかよ。
こいつは怖いな…… しゃあねえ、安牌だ」
从 ゚∀从 打・東
川 ゚ -゚)「私も降りよう」
川 ゚ -゚) 打・東
イ从゚ ー゚ノi、(くッ……! やはり出ない! リーチをかけるべきではなかったか!?
否! それだけクーやハインリッヒが当たり牌を切った時に見逃すしかなくなる!
ミスではない! しかし……!)
ξ゚听)ξ「私も降りるわ」
ξ゚听)ξ 打・6
イ从゚ ー゚ノi、「――――!」
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