( ^ω^)ブーンがリレー小説を企てているようです

264: 29 ◆/uRcTMmjiI :2006/09/02(土) 17:21:04.40 ID:2oNcK63A0
  
(#゚ー゚)「ブーンか!?ヤル夫か!?」
しぃは問う
( ^ω^)「どちらでもあり…」
「どちらでもねぇお」
顔がゴキゴキと変形し、二人の顔になる

(*゚ー゚)「ふぅ〜ん、どちらでもいいか。どうせ死ぬんだし」
次々と繰り出される冷気の槍と光線。だが、ホライゾンは全てかわす
( (●)ω(●))「フヒヒwwwwwツンの洗礼を受けた俺達は無敵だおwwwwww」

( (●)ω(●))「秘儀『VIPSTAR・ホライゾン』だお!!!!」
しぃの周囲を四角いフレームが囲む。それはいつの間にかホライゾンの持っていたパソコンの中に吸い込まれてしまった
(;゚ー゚)「なっ……ここは…」
1と0。しぃにはそれしか見えなかった
( (●)ω(●))「フヒヒィwwwwwさぁて、Delボタンを押すおwwwwwwwww」
(;゚ー゚)「やめて!!やめ」

カチッ
(;゚ー゚)「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」
デリート
しぃ……「VIPSTAR・ホライゾン」に完 全 消 滅

('A`)「勝った……のか?」
( (●)ω(●))「フヒヒwwwwwテラザコスwwwwwwwwwだお」(バンバン)
地面をバンバンと叩き続ける
( (●)ω(●))「後はHIROYUKIだけだおwwwwwwwww」



269: ◆74/uug7zMk :2006/09/02(土) 17:28:32.15 ID:WON0YsV50
  
(;'A`)「で、でも、俺らが追わなかったせいで…
    HIROYUKIはどこに居るかわかんなくなったんだぞ!?」

( (●)ω(●))「安心しろおwwwww
         ツンの洗礼を受けた俺等は無敵だって言ってんだろうおww
         この技で、強制的にHIROYUKIをこっち側に引き寄せるんだお!」

そう言って内藤ヤル夫は水晶の大剣を地面に突き刺し
パソコンを弄り始めてこう言い放った。

          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    <私は魂の分身だよ。
    |      |r┬-|    |   
     \     `ー'´   /
          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwwつまらないにもほどがあるおwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))



276: ◆2Rj120eiJs :2006/09/02(土) 17:50:27.18 ID:wKqgz69v0
  
(; ̄ー ̄)「はぁはぁ……ドクオとクーの力侮れぬ……」
( ><)「HIROYUKI様大丈夫です か?」
(; ̄ー ̄)「ええい、シャキンの力を得た分身はまだか!!」
(; -_-)「……HIROYUKI様……おちついて……」
(; ̄ー ̄)「ええいこうなったら、現実世界へ逃げ込むぞ!!
        わかんないです!お前の能力を使え!!」
( ><)「何を言ってるのかわかんないです! 僕には能力なんてないです!」
(; ̄ー ̄)「私が封印したのだ! 時が来るまでな!!
        お前の能力は『この世界と現実世界をつなぐ』能力だ!!」
( ><)「僕にそんな力が……。でも使い方がわかんないです!」
(; ̄ー ̄)「イメージしろ現実世界を! さぁ速くしろ!」
(;><)「やってるけど、できないです!僕には才能が無いんです!」
(; ̄ー ̄)「まじめにやれ!でないと……!」
(; -_-)「……HIROYUKI様……なにを……」
(; ̄ー ̄)「お前もこうなるぞ!」
あぼーん「あぼーん」
(;><)「ヒッキーがあぼーんされてしまったです……何でヒッキーをあぼーんしたですか! わかんないです!」
(  ̄ー ̄)「現実世界へ行くのは私一人で十分だからだ! さぁはやく扉を開け!」
( ><)「で、できないです。もうあなたにはついていけないです!」
(  ̄ー ̄)「く、この屑が! なら望みどおりおまえもあぼーんしてやる!」

その時、HIROYUKIの背後に四角い窓のようなものが現れ、それはHIROYUKIを吸い込み始めた!

( (●)ω(●)) 「さぁくるおwwwくるおwwwHIROYUKIこっちにくるおwwwwwww」



282: ◆/zdmSAnRd2 :2006/09/02(土) 18:13:59.72 ID:vIlN6R2C0
  
('A`) 「これで終わりか・・・なんだかあっけなかったな。」

ドクオはブーンの力に勝利を確信していた。

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・今のうちに逃げるべきだ。」

('A`) 「はぁ?なんでだよ?もうブーンにかなう奴なんていないぜ。」

川 #゚ -゚)「違う!しぃの能力は・・・」

ヤル夫のキモくて吐きそうな笑い声を聞きながらはなしていると、
どこからか光が集まり始めた・・・

('A`) 川 ゚ -゚)「!!!」



289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/02(土) 18:51:58.24 ID:NnRnFx+b0
  
(#゚ー゚)「はぁ……はぁ……さ、さすがに死ぬかと思ったわよ……」

集まった光の中心から歩み出てくる女。
見間違い様もなく、それは「VIPSTAR・ホライゾン」の前に消滅したはずのしぃだった。

('A`) 「あの技から逃れられるとは……っ!!」
(#゚ー゚)「私のバリアを舐めないでくれるかしら? どこかの馬鹿兄弟の即席バリアと一緒にされては困るわ」

ふらつく身体をどうにか立て直し、今までになく殺気のこもった目でしぃがドクオ達をにらみつけた。
その気迫は大地を揺るがし、大気を震わせる。
ショボンほど多くはないものの、ドクオもクーも始祖に魂を献上した身だ。
世界の本質が見えてくると同時に始祖の価値観にも影響される視界は、今やしぃの怒りを如実に反映し、今にも天変地異が起こりそうな光景を見せつけていた。

(#゚ー゚)「よくも……よくもこの私にこれ程のダメージをくらわせてくれたわね……!!!」

('A`) 「……これはまずい雰囲気だぜ」
川 ゚ -゚)「だから逃げろと」
('A`) 「おい、ブーン、HIROYUKIに構ってる暇はねぇ!
    つうか今ここで敵を増やすな、早くしぃの相手を……!!」
( (●)ω(●)) 「うはwwwwwwwこれは手後れかもわからんねwwwwwwwwwww」
('A`) 「なっ……!!!!」

振り向いたドクオの視界に入ったのは、ブーンのパソコンのモニタから溢れ出る黒い渦だった。



297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/02(土) 19:48:58.68 ID:ro4R6sRPO
  
モニタから溢れ出た黒い渦は雷を纏い、さながら雷雲のように渦巻いている。

(;'A`)「これは一体……?」
川;゚ -゚)「なんとまがまがしいんだ……」

(#゚ー゚)「人のことを無視するんじゃないよぉ!」

しぃの手から大量の光の礫がホライゾン達に向け打ち出される。
しかし、光の礫は突如現れた黒い壁によって遮られた。
そして、壁からは無数の触手が伸びていき、一斉にしぃを襲う。

(;゚ー゚)「一体……何なの?」

しぃは光の礫を触手に当てるが、触手の勢いが衰えることはない。
しぃは何とか触手を抑えるのに手一杯である。

(;'A`)「これは……味方なのか?」

「うわぁ!」「うはwwwwww」

ドクオは声がした方を振り向くと触手に足を掴まれ、逆さになっているホライゾンとクーがいた。

(*゚ー゚)「うわっ!?」

その声に注意をそらされたしぃはいとも容易く触手に捕らえられた。

「ククク……最高の気分だ。貴様が光なら俺は闇か……ちょうどいいじゃないか」

しぃに接近した黒い渦から言葉が紡がれる。
そして、渦が消え、真の闇が姿を現した。



302: 29 ◆/uRcTMmjiI :2006/09/02(土) 20:14:47.68 ID:2oNcK63A0
  
巨大な影――その先からたくさんの触手がでている
影の上に、上半身のみの男がいた
( (●)ω(●))「こいつがラスボスかおwwwww」
(;'A`)「………」
(:::ー:::)「私はカタストロフィー。終末の使者だ」
(:::ー:::)「HIROYUKIの暗黒を食らい、しぃの光をもらう」
触手がしぃを食い潰す
(;゚ー゚)「そんな……ここd」
気持ち悪い音をたてながら、触手はしぃを食い尽くす
ξ;゚听)ξ「そんな……」
(:::ー:::)「君たちの闘いは実に有益だった。魂を食いつ食われつ……その度に魂は淘汰されていく……始祖も吸魂者も私が作りだした」
(´・ω・`)「じゃあお前はなんなんだっ!」
(:::ー:::)「私?私は何なんだろうな?答えてくれよ」
(;'A`)「……」
誰も答えられない
(:::ー:::)「あるとすれば、君たちとすべての世界を消したいという気持ちかな。それだけが私の存在理由だ」
川;゚ -゚)「もうだめなのか…?」
 
「 あ き ら め ち ゃ だ め だ お ! ! ! ! 1 」

( (●)ω(●))「あきらめたらおしまいだおっ!」
( (●)ω(●))「僕の最終奥義……『合体』するおっ!!!」
ホライゾンが皆の触手を絶ち切り、ホライゾンの周りに集める
ξ゚听)ξ川 ゚ -゚)((●)ω(●)) ('A` )(・ω・` )
( (●)ω(●))「合体!!!!111!!!」
(:::ー:::)「まだあがくのか……・」

ξ´(●)'ω`(●)`川「ああ……精一杯あがかせてもらうお!!111!!!」
皆の心がひとつになり、終末の使者に立ち向かう・・・・・・!



309: ◆74/uug7zMk :2006/09/02(土) 20:27:44.97 ID:5Les98gR0
  
(;:::ー:::)「ちょwwwwwおまwwwwこっち来んなwwww
      いやwwwwちょwwwまてwwwオメガキm…」

皆の心が一つになって誕生した戦士は、無敵の力を秘めていた
この通り、姿を見ただけでもカタストロフィーも驚愕する程だ。

…いや、驚愕と言うより…石化だ。

新戦士を見たカタストロフィーは
あまりのキモさと恐怖により、石化してしまった。

まるでメデューサの様だ!

ξ´(●)'ω`(●)`川「あれ? 終わり?」



335: ◆2Rj120eiJs :2006/09/02(土) 21:39:48.36 ID:wKqgz69v0
  
全ての敵は倒した。
その瞬間『合体』はとけた。

ξ゚听)ξ川 ゚ -゚)「お!」('A` )(・ω・` )

( ^ω^)「みんな元に戻ったお!」
「とりあえず身体は返しておくおブーン……」

('A`)「本当に終わったのか?」
川 ゚ ー゚)「ああ終わったんだ全部」
(´・ω・`)「どうやって元の世界に帰るんだい?」
(’e’)「うーん困ったのう。」
(;´_ゝ`)「流石の俺達にも解析不可能だ」(´<_`;)
ξ゚听)ξ「そんなせっかく悪い奴をやっつけたってのに、この世界から出られないの?」

( ><)「僕にまかせてほしいんです!!」

(;'A`)「わかんないです! 生きてたのか」
( ^ω^)「おっ敵かお?」

そいういうとすぐにブーンは内藤ヤル夫モードに変わった。

( (●)ω(●))「さぁwwwww成敗してヤル夫wwwwwwww」
(;><)「ま、待って欲しいです。敵対するつもりは無いです。
      僕には『この世界と現実世界をつなぐ』能力があるらしいです!!」

ξ゚听)ξ川 ゚ -゚)「な、なんだってー!!」 ('A` )(・ω・` )
( ^ω^)「本当に出来るお!?」

( ><)「わかんないです! でもやってみるです!!」



343: ◆/zdmSAnRd2 :2006/09/02(土) 21:59:31.73 ID:vIlN6R2C0
  
( ><)「やってみます」

わかんないですが、力を放出するとその場に光の玉のようなものがでてきた。

( ><)「これで帰れるんだと思います」

( ^ω^)「このなかに入ればいいのかお?よし、みんな行くお!」

('A`) 「よし!クーもさっさと帰ろうぜ!」

ドクオが言った。
しかし・・・

川 ゚ -゚)「私は帰れない。それはそこのお嬢さんや魂達も同じだ・・・」

( ゚ω゚)「な・・・なんでだお?」

川 ゚ -゚)「死人は現世には帰れない。分かりきったことだろ?」

(;'A`) 「まてよ!おまえは 死んでないだろ!」

川 ゚ -゚)「ドクオ・・・わたしは現世での命をもっていないんだ・・・」



359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/02(土) 22:35:40.21 ID:ro4R6sRPO
  
( ^ω^)「ツンは……ツンはクーの力で生き返らせられないのかお」
川 ゚ -゚)「…………」
(#^ω^)「何とか言うお!クー!」
ξ゚听)ξ「いいのよブーン……私はこっちの世界で力を使いすぎたの……もうあっちの世界には戻れないわ」

ツンはブーンをなだめるようにゆっくりと喋る。

( ;ω;)「何で……せっかく会えたのに……」
ξ゚听)ξ「私はいつでもここにいるわ」

そう言ってツンはブーンの胸に手を当てる。

( ;ω;)「……ツン……」
ξ^竸)ξ「ほらっ、男の子なんだから泣かないの」

ツンは笑顔でブーンの涙を拭う。
その笑顔はどこまでも明るく、どこまでも綺麗だった。

('A`)「お前ともお別れか……」
川 ゚ -゚)「ああ、そうだ」
('A`)「やっぱりこっちにはこれないんだよな」
川 ゚ -゚)「ああ……」
('A`)「あーあ、折角好きな女にまた会えたってのになぁ」
川 ゚ -゚)「ドクオ……」
('A`)「ちっ、涙はなしだ……お前のことぜってぇ忘れねぇからな……」
川 ; -;)「私も……絶対忘れない……」

クーは涙を流しながら頷く。



364: 29 ◆/uRcTMmjiI :2006/09/02(土) 22:49:40.39 ID:2oNcK63A0
  
一つになる心が世界を救った

全てを伝えたかった。君が好きだ。一緒にいたい

別れることは悲しいことじゃない

信じていれば、また会える

ξ;凵G)ξ「ブー…ン…」

( ;ω;)「泣いちゃ、泣いちゃだめだお」

(;A;)「クッ…クー……」

川 ;-;)「ドクオォ…」

( ;ω;)「さよなら…さよなら…」

(;A;)「ありがとう…約束は果たしたからな……」

川 ゚;-;)「ペガサスか……またいつか…乗せてくれ……」

光は輝きを増し―――ブーン達を連れていった

夏休みも終わりのこと。三人は地球で一番……いや、宇宙で一番つらく、悲しく

そして――最高の数日を過ごした
                         〜Fin〜



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