( ^ω^)ブーンが花火大会に行くようです

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:16:45.07 ID:E9gZyFZh0
  
危機一髪だった

( ^ω^)「ドクオ!助かったお!!」
(´・ω・`)(ちっ。邪魔が入ったか・・。)
     「やだなぁ冗談に決まってるじゃないか?ねえブーン?」
( ^ω^)「え・・・ああそうだったお・・。」
    (あの目は冗談に見えなかったお・・」
('A`)「・・・。まあ細かいことは気にしないことにしよう。」



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:21:03.96 ID:E9gZyFZh0
  
('A`)(そういえば・・・)
今日のドクオは本当に観察力が冴えていた。
('A`)(最初出発するとき・・)

>( ^ω^)「今日は花火大会だお!三人で見にいくお!」
>('A`)「ハァ・・。野郎三人で花火かよ・・。」
>(´・ω・`)「僕は別にかまわないんだな、うん。」

('A`)(ショボン・・あれはそういうことだったのか・・。
   あとショボンがヤクザをボコボコにしたときも・・)

>ドガシャアアアン!!!バキョオオオ
>メメタァ!ウホウホボキベキバキドカーン

('A`)(なんかウホウホ聞こえた気が・・・)

ドクオは怖くなってこれ以上考えるのをやめた。



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:25:35.11 ID:E9gZyFZh0
  
(´・ω・`)「ところで花火が始まるまで後どれぐらいなんだい?」
( ^ω^)(ショボンのやつ何事もなかったのように・・。)
    「気がつけば後5分ぐらいで始まるお。」
('A`)「まあいろいろあったがやっと花火か。」
( ^ω^)「wktk」
(´・ω・`)「花火が上がるのはあっちの方角だったよね。バッチリだ。」
( ^ω^)「まだかなまだかな〜。」
(´・ω・`)(そういえば下のやつら急に静かになったな・・。)



29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/05(土) 20:29:48.53 ID:E9gZyFZh0
  
そのころ下では
(*゚∀゚)「ア、ア、ア、アッ、アヒャ〜・・ン?あれやめちゃうの?」
(´∀`)「フィニッシュは花火のフィニッシュと同時もな。
     燃え上がるもな」
(*゚∀゚)「あひゃ〜ん。モナオったらさらにえっち〜。」
(´∀`)「つ〜ちゃんほどじゃなモナ。」
(*゚∀゚)「なんだと〜このォ〜。」
(*´∀`)「ハァハァ・・。怒ったつーちゃんもカワイイもな。」
(*゚∀゚)「アヒャ〜ン。モナオったら〜。」

('A`)「お、花火まで後1分か・・。」



44: :2006/08/05(土) 21:00:55.50 ID:E9gZyFZh0
  
(  ´_ゝ`)「弟者、親分遅いな。」
(´ <_`  )「そうだな兄者。やばいぞ花火打ち上げまで後30分だぞ。」

この2人の兄弟は花火師の弟子をしていた。
今日はVIP川での花火の打ち上げという大役を、親分と一緒にやる予定だった。

(  ´_ゝ`)「ほんとに遅いな・・・。」
(´ <_`  )「何か事件に巻き込まれたんじゃないのか?」
(  ´_ゝ`)「・・・ありえる話だな。親分見た目がヤクザそっくりだしな。」
(´ <_`  )「しかも言葉遣い荒いし言動も粗野だしな。怒ると奇声上げるし。」
(  ´_ゝ`)「ああ、すごい怖いよな。でも決して人に手を上げたりしないよな。」
(´ <_`  )「親分のそういうところが俺は好きだ。」
(  ´_ゝ`)「ツンデレハァハァ・・か?」
(´ <_`  )「馬鹿ちげーよ。」



46: :2006/08/05(土) 21:06:42.36 ID:E9gZyFZh0
  

(  ´_ゝ`)(しかし・・。ほんとに遅いぞ親分。何やってるんだ?やばいぞ流石に。)

(´ <_`  )「兄者、俺ちょっと親分探してくるわ。」
(  ´_ゝ`)「おう、そうだな。頼んだぞ弟者。なるべく早くな。」

そして弟者は川の人ごみのほうへ向かって走っていった。

(  ´_ゝ`)(何十万人と集まる花火大会、決して失敗は許されない・・)

兄者は不安と焦りを感じつつも待つことしかできなかった。
これで俺も探しに行って行き違いにでもなったりしたらさらに話がややこしくなる。

(  ´_ゝ`)(おいマジでやばい後10分しかねえじゃん。)

その時だった

(´ <_`  )「兄者ー!!!!!!!!!」
(  ´_ゝ`)「遅いぞおま・・・って親分!!どうしたんですかそのケガ!」



48: :2006/08/05(土) 21:15:10.63 ID:E9gZyFZh0
  
( ●-●)「くっ・・・うぐぅ・・」
(  ´_ゝ`)「大丈夫ですか!?親分しっかりしてください!!」
(´ <_`  )「花火の関係者席で親分が倒れてたんだ。ひどい怪我だろ・・コレ・・。」
( ●-●)「へ・・へへ・・・。ちょっとガキどもに注意しただけなのにボコボコにされちまった・・。
      注意の仕方がまずかったか・・・?へへ・・。」
(  ´_ゝ`)「親分・・。その見かけなんだからあれほど気をつけろと・・。」

そう、もうお気づきだろうが親分をボコボコにしたのはショボンである。
親分は花火の打ち上げが正しく行えるかどうか、観客の視点から調べようと
関係者席に向かっていたのだった。

( ●-●)「へへ・・。俺ってほんと不器用だよな・・。ちくしょうめ。
      それと今年は例年より観客が多いようだ・・・。
      遠くまでよく見えるように高めに花火を上げてやってくれ・・。」
(´ <_`  )「やってくれって親分・・あなたがやるんですよ。
       大丈夫ですかそのケガで?爆発物を扱うわけだし・・。」
( ●-●)「大丈夫なわけねえだろ。おい、テメーラやれ。」
(  ´_ゝ`)(´ <_`  )「ええ!?」



51: :2006/08/05(土) 21:24:41.65 ID:E9gZyFZh0
  
( ●-●)「俺は無理!時間がねえ!!やれテメーラ。」
(  ´_ゝ`)「無理ですよ親分・・・。」
(´ <_`  )「そもそも俺たち親分の手伝いしかしたことありませんし・・。」
( ●-●)「ほれ後もう1分だ。や る ん だ。
(  ´_ゝ`)「無理ですよ!だって爆弾を扱うんですよ!?一歩間違ったら氏にかねません!!」
(´ <_`  )「おちつけ兄者。」
(  ´_ゝ`)「落ち着いてられるかよ!?爆弾が何万発もあるんだぜ!?
        下手したら観客も巻き込んで大爆発だ!」
(´ <_`  )「・・そうだな。」
( ●-●)「大丈夫。オメーラならできる。俺の打ち上げを何回も見てるだろ?」
(  ´_ゝ`)「そりゃ頭では理解してますけど・・。無理です!まだ親分抜きでやったことありませんし。」
( ●-●)「おい、もう打ち上げの時間だ・・。バカ・・。
(´ <_`  )「・・・!」

観客からちらほら不安の声が上がる
遅いななにやってんだよ いつまでまたせんだ この暑い中ずっと待ってんだぞ
花火マダー?チンチン おぎゃああああ あらあらこの子泣き出しちゃった



52: :2006/08/05(土) 21:27:26.67 ID:E9gZyFZh0
  
(´・ω・`)「遅いね・・・。」
( ^ω^)「もう打ち上げの時間だお?変だお。」
('A`)「ったくダリーな。まだかよ。」
(´・ω・`)「花火師は何をやってるんだまったく・・・。」

自分がボコしたともしらず文句たれるショボン



53: :2006/08/05(土) 21:34:23.72 ID:E9gZyFZh0
  
(´ <_`  )「・・・俺はやるぜ兄者。」
(  ´_ゝ`)「本気かよ!?死んでもいいのかよ!?」
(´ <_`  )「何十万人もの人が俺たちの花火をまってるんだぜ?
       それに俺たちだって全くの素人ってわけじゃねえんだ。もうやるしかねえ。」
(  ´_ゝ`)「けどな・・」
( ●-●)「あまったれんじゃネエエヴォケガ!!!!!やれ!
      お前はガキだ!親がいねえと何にもできねえガキだ!!!!!
      カーチャンと一緒にお風呂にでも入ってなヴォケ。ヴァーカブァーカ」
(  ´_ゝ`)(・・・カチン)
(´ <_`  )「あ、兄者?」
(  ´_ゝ`)「やってやろうぜ弟者。おい親分、見てな。俺の完璧な美を。」
(´ <_`  )(兄者変なこと言い出しちゃった・・・。)
( ●-●)(へへっ。それでいーんだよ。がんばれよ。)



54: :2006/08/05(土) 21:36:06.87 ID:E9gZyFZh0
  
ヒューールルルルルル・・・・



バーーーーーーーーーーン




(´・ω・`)( ^ω^)('A`)「!」



56: :2006/08/05(土) 21:43:43.30 ID:E9gZyFZh0
  
(´・ω・`)「お、始まった。」
( ^ω^)「きれいだお。」
('A`)「やっとかよだるかったぜ。」

(´ <_`  )「兄者!俺たちできるじゃん!大丈夫じゃん!」
(  ´_ゝ`)「いけるぞ・・!いけるぞ!」

その後も花火は順調に打ち上げられていった。

( ^ω^)「ああ、なんか花火をみてると夏だなぁ・・・ってしみじみ感じるお。」
('A`)「俺は2ちゃんに厨房が沸いたとき夏だナァ・・って感じるぜ。」
(´・ω・`)「もう、ドクオったら。けどやっぱり花火はいいなぁ・・・。」
('A`)「なんかさっきから単発ばっかじゃね?もっとドカドカやって欲しいんだが。」
(´・ω・`)「スターマインだね。」
('A`)「スターマイン?」
(´・ω・`)「花火を連続で打ち上げてコンビーネーションを決めることをそういうんだよ。
      ブーン、プログラムに何かのってないかい?」
( ^ω^)「8:30のところに1回目のスターマインって書いてあるお。」
(´・ω・`)「あと5分ほどだね。楽しみだな。」



57: :2006/08/05(土) 21:49:47.86 ID:E9gZyFZh0
  
(´ <_`  )「兄者、そろそろスターマインだぞ。平気か?」
(  ´_ゝ`)「あたぼうよ。はりきっていこうぜ!ガッハッハ」
(´ <_`  )(兄者さっきとキャラ違うよ・・・。)

・・・そして

(  ´_ゝ`)「弟者準備はいいか?」
(´ <_`  )「おk。しかしスターマインは気をつけないとな。
       少しでも点火のタイミングがずれるといっせいに爆発せず
       ただの単発のしょぼい花火になっちまう。」
(  ´_ゝ`)「ああそうだ。何百発もの花火が台無しだ。用心していこうぜ。」
(´ <_`  )「よし・・そろそろやるか。」



58: :2006/08/05(土) 21:57:17.22 ID:E9gZyFZh0
  
(  ´_ゝ`)「点火!」
(´ <_`  )「点火!」
(  ´_ゝ`)「よし次点火!」
(´ <_`  )「次点火!」

ヒューンヒューンヒューン

(  ´_ゝ`)「点火!」
(´ <_`  )「点火!」
(  ´_ゝ`)「よしこの調子だ!」

ババババババーーーーーーーン
ヒューンヒューンヒュヒュヒューン

(  ´_ゝ`)「点火!」
(´ <_`  )「点火!あっやべえ兄者!!」
(  ´_ゝ`)「どうした!?」
(´ <_`  )「あっちの一群点火し忘れてる!!」
(  ´_ゝ`)「!!!」
(´ <_`  )「ヤベエ・・!もうまにあわねえ!」
(  ´_ゝ`)「手を休めるな弟者!点火し続けろ!」
(´ <_`  )「おおそうだ。クソッ!どうすれば・・・!」



59: :2006/08/05(土) 22:01:51.39 ID:E9gZyFZh0
  
( ●-●)「まだまだだな・・・。点火!」
(  ´_ゝ`)(´ <_`  )「!!」
(  ´_ゝ`)「おおおお親分どうして!?」
( ●-●)「コルァ!手を休めるな!」
(  ´_ゝ`)「おおとそうだそうだ点火」
(´ <_`  )「親分体のほうは!?点火。」
( ●-●)「あ?まあいいじゃねえか。ほい点火」
(  ´_ゝ`)(´ <_`  )「だましたなぁあああああああああああ!」
( ●-●)「まあいいじゃねえか。おかげでバカ弟子どもが立派にこうしてやってるんだし。」
(  ´_ゝ`)「くっ・・。まあとにかくありがとよ親分。助かったぜ。」
( ●-●)「へへ。いいってことよ。それにさっきは精神的なショックもあって
      ほんとに動けなかったんだ。なんたってガキにケツのあnゴホッゴホッ!」
(´ <_`  )「どうしたんですか?親分?」
( ●-●)「い、いや何でもねえよ。ほら手を休めるな。」



61: :2006/08/05(土) 22:06:47.79 ID:E9gZyFZh0
  
ババババッバーーーーババババーーーン

( ^ω^)「おおおおおおおっおっおっ」
(´・ω・`)「ほう・・・。」
('A`)「うおーーーーーーーーSUGEEEEEEEEEEEE!!!」

ヒュヒュヒュッヒューヒュヒュヒュウヒュー
バババババババババーババッバーッバーン

( ^ω^)「きれいだお・・・。」
(´・ω・`)「きれいだね・・・。」
('A`)「ビュウテホーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
( ^ω^)「ブーンは緑色のやつがすきだお。」
(´・ω・`)「僕は土星の形したやつかな〜。」
('A`)「俺は柳の木みたいなヤツがいい。あれいいわ〜」

こうして花火の時間は過ぎていった



63: :2006/08/05(土) 22:12:09.56 ID:E9gZyFZh0
  
( ●-●)「そろそろフィナーレだぜ!準備はいいかテメーラ!?」
(  ´_ゝ`)(´ <_`  )「おk!!!!!把握した!!!!!!」
( ●-●)「へへっ。たくましくなりやがって。いくぜ!!!」

花火のフィナーレが始まる

( ^ω^)「・・・」
(´・ω・`)「・・・」
('A`)「・・・。」

美しさにあっけにとられて声も出ないブーン達。

( ^ω^)「ああ。いいお。今日はきてよかったお。」
(´・ω・`)「予想以上だったな・・・。ほんとにきれいだった。」
('A`)「ああ、なんか幸せだぜ・・。」



65: :2006/08/05(土) 22:16:19.46 ID:E9gZyFZh0
  
その時だった

パンパンパンパンパン!!!!!!!!!!!!

(*゚∀゚)「アンアンアンアッッッアアアンッァアヒャーーーーーーーーーー!!」
(;´∀`)「イイヨ!イイヨ!すごくいいよ!つーちゃん!うっああああああ!!!」

( ;^ω^)(;'A`)(´・ω・`)「・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!!!」

(*゚∀゚)「イクイクああああイクアヒャーーーーーーーーー!!!」
(*´∀`)「一緒にいくもナ!花火のフィナーレと僕とつーちゃんでシンクロするもな!!!!!!」
(*゚∀゚)(*´∀`)「あああああああああああああああああああああああああああああ」

( ω )( A ) (´・ω・` )



69: :2006/08/05(土) 22:23:20.57 ID:E9gZyFZh0
  
そして花火も2人のお遊びも終わった。

('A`)「死にたい・・・。もう嫌だ・・。欝だ死のう・・。」
( ^ω^)「さっきまでドクオテンション高かったのに・・。」
(´・ω・`)「最後の最後であれはないよね、うん。」
( ^ω^)「・・・とりあえずそろそろ帰るかお?アパートの人に迷惑だし」
    (またショボンになにされるかわかったもんじゃないお。)
(´・ω・`)「そうだね。そろそろ帰ろうか。」
      (結局ブーンの奪えなかったな・・。
       まあヤーさんのあれに触ったし今日の収穫はそれでよしとしよう。)
( ;^ω^)(なんかショボンのやつ何考えてるのか恐ろしいお)
('A`)「フフフ・・・ハッハハ・・・ハァ・・・」



〜fin〜



72: :2006/08/05(土) 22:26:07.94 ID:E9gZyFZh0
  
おしまい。
読んでくれた人ありがとさん。
絵はよく描くけど文章書くの初めてなんで読みずらかったかもだけどすまんね。



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