( ^ω^)が下痢になったようです
- 120:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 14:44:31.59 ID:A/rHiB7aO
- 3時間目は数学。
ブーンの便意はピークに達していた。
(;^ω^)(ま、まじでやばいお…昼休みにトイレに行けば良かったお。)
腸が溶解しているかのような腹痛と強烈な便意にブーンはあと90分は耐えなければいけない。
もう本当に気が遠くなりそうだ。そして今までトイレをスルーしてきた自分が嫌になる。
/,'3「じゃあ今日は三角関数だ。テキストの160ページを開きなさい。
え〜、sin、cos、tanがどのようなものかについては先週教えたな〜。」
- 148:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 15:18:39.13 ID:A/rHiB7aO
- 荒巻先生が黒板に板書していく。
ブーンもノートをとるが腹痛でそれすらままならない。
ノートに書かれた字はミミズがのたうち回ったかのような汚いありさまだった。
ゴロゴロ…お腹が鳴っている。恥ずかしくてピクッと動いたりしてごまかす。
ゴリョリョとまるでおならをこいたような音が鳴る。うんこも出そうだ。
突然ブブブブブーとすさまじい音がした。
一応お腹のが鳴った音なのだが周りの生徒は、
ブーンがおならをこいたものだと思っただろう。
あまりの恥ずかしさにブーンはしばらく硬直した。もはやノートをとることさえできない。
ひざがガクガクブルブルと震え、手をお腹へあてがうことしかできない。
- 156:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 15:27:47.06 ID:A/rHiB7aO
- 机に顔をうつぶせてブーンは必死に耐えた。
(;^ω^)(やばいやばいやばいお。)
/,'3「おいブーン、ブーン!」
( ^ω^)「は、はいっ!何ですかお?」
どうやら先生に当てられたらしい。
/,'3「cosx=1/2のときsinxはいくつだ?答えてみろ。
ちなみに0゚≦x≦90゚だ。テキストは見るなよ。」
ブーンにもはや考える力などなかったが
それでも尻穴に力を込めて精一杯考える。
( ^ω^)「えっと…cosx=1/2ということはx=30゚?
らめぇ、あ、いや違うあふッ、60゚だからsin60゚はえっとええっと…」
- 166:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 15:34:37.94 ID:A/rHiB7aO
- いつもなら簡単に答えが出るかもしれないがなかなか答えが出ない。
冷や汗をだらだら流しながらも考える。
/,'3「…分からないのか?じゃあだな、」
( ^ω^)「あっー先生、√3/2ですおっせあgy@erkナ5ji」
急いで答えを言ったためブーンの菊門から実がわずかに顔を出した感があった。
にゅるり
/,'3「?まぁよろしい正解だ。しかしもっと即答できるようにな。」
( ^ω^)「…」
- 175:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 15:46:21.94 ID:A/rHiB7aO
- (;ヽ^ω^)(寸止め!寸止め…!!)
尻の両サイドにくぼみができるほど力を込めた。
もうみんなに内緒でトイレ行けるのなら一生童貞で構わないとさえ思った。
ブーンにはもう限界が近づいていた。
携帯を取り出して最後の力をふりしぼってぎこちない手つきでドクオにメールを送る。
( ^ω^)[タイトル:ちょうんこもれそうww]
[本文:先生に言った方がいいのかお?
恥ずかしくて言えないお。ドクオはどう思う?]
30秒後返信が来た。
('A`)[タイトル:無題]
[本文:くせぇwwwwwwwwwwwwww近寄るなよwwwwwwww]
- 185:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 16:03:10.56 ID:A/rHiB7aO
- ドクオは完全に他人事と思っている。
こちらの気持ちなど微塵も考えていない。
(#^ω^)(くせぇwwwwwwだと?今度ドクオのブログをVIPに晒してやろうか。)
ブーンの気持ちもかなりすさんできている。
(#^ω^)(周りでのうのうと授業を受けている奴らは
みんな腹痛に苦しめられればいいんだおーッ。)
と思ってもブーンの腹痛はおさまるわけもなく一層ひどくなっていく。
するとまたメールが来た。ドクオじゃないやつからだ、誰だろう。
(゚д゚)[タイトル:アド変]
[本文:アドレス変えました。unko_moresou2006@doqumo.me.jp]
( ^ω^)(は…?こいつとはもとからメールしてないお…)
するとまたメールが。正直バイブでさえ充分な刺激なのにやめてください。
(゚∀゚)[タイトル:無題]
[本文:よっ!ウンコマン!!]
( ^ω^)(…ジョルジュまで?あっもしかして!!)
すると再びドクオからのメールが、
('A`)[タイトル:つなげよう]
[本文:うんこの輪。
とりあえずみんなに送っといたから。]
- 198:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 16:16:31.91 ID:A/rHiB7aO
- その後も数人の男子生徒からスカトロメールが送られてきた。
( ^ω^)(ドクオの携帯のメモリ内に女の子がいないことだけは把握した。)
そして30回くらいトイレに行くか行くまいか自問自答し、
タイミングを計っては断念し、
便意と腹痛に耐え、
先生が自分の席に近づいてきたとき、とうとうブーンは小声で言った。
(´ω`)「せんせい……うんこがしたいです…」
/,'3「おk。」
( ;ω;)「どうもですお。」ブーンは席を外し、教室を出た。
ドクオはそんなブーンの後ろ姿を見て必死で笑いをこらえていた。
- 222:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 16:31:49.74 ID:A/rHiB7aO
- (;^ω^)(きっとみんなに注目されたお。
きっと僕の大好きなツンちゃんも見ていたお。うっ…)
後悔の念がどんどんわいてくるが、ブーンは気が楽になっていた。
トイレまでもらさないように、
お腹に負担をかけないように駆け抜けた。
とうとうトイレに着いた。
うんこが出せる!うんこが出せる!うんこうんこうんこっこー!
ベルトを外してズボンを脱ぎ、あられのない尻を出す。
もうこはんは楕円系だ。
トイレットペーパーの存在を確認し、急いで個室に入る。すると、
(´・ω・`)「やぁ、待っていたよ。まず、このタンクの水はサービスだ。」
( ω)゚゚「ア゛ッー」
- 251:うんこー(・∀・) ◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 16:45:37.84 ID:A/rHiB7aO
- ぶっブリョリョヴーッヴッスプーッ
ボッボフッ
ブッ…
パンパンパンパン!
(´・ω・`)「スカトロは初めてだった…
しかし、より独占欲を高めるっていうか何て言うか…まぁドクオ君乙」
ショボンは下痢が大量にほとばしった個室をあとにした。
身も心も菊門もボロボロになったブーンは今、
内藤ホライズンかそれともアナル内藤かそれとも内藤ウンコマンか
改名を迫られている。
―完―
- 261:◆Ex5OT5IVSQ :2006/07/31(月) 16:50:02.80 ID:A/rHiB7aO
- 今まで読んでくれた人、保守してくれた人、ROMってくれた人、
吐き気を催した人、
どうもありがとうございました。
お ま え ら 大 好 き !
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