( ^ω^)ブーンが関西女に惚れたようです

63: ◆mFWJzt/.Cs :2006/06/30(金) 02:59:10.46 ID:4NWQuAGT0
  
第弍拾四話 最後のピザ

内藤の彼女、津村がマジ泣きしてやがる…
ほんとこいつら面倒くさいな…
川;゚ -゚)「ツン…しっかりしろ…」
ξ;凵G)ξ「ぐすっ…わたしらもーあかんわ…ぐすっ」
はぁ…仕方ないな…
口止されてたけど、それどころじゃねぇだろーし…
('A`)「津村、内藤が放課後に何をしてるか知りたいか?」
ξ;凵G)ξ「…え?ぐすん…あんた知ってんの…?」
('A`)「あぁ。内藤に口止されてた。すまん。」
川 ゚ -゚)「む!この裏切り者め!私たちサイドの振りをしてて実は内藤派閥だったとは!」
(;'A`)「仕方ねぇだろ!」
口止料として最新のエロゲを借りてたのは言わないでおこう…
ξ;凵G)ξ「お…教えて…ぐすっ」
('A`)「とりあえず泣き止め。」



64: ◆mFWJzt/.Cs :2006/06/30(金) 03:00:19.06 ID:4NWQuAGT0
  
ξ;凵G)ξ「あほ!内藤のあほ!!」
私は今、内藤を探して全力で走ってる。
2年前に両親が交通事故で死んで、それから叔父さんの家の新聞配達所で仕事を手伝いながら暮らしてる…
なんで言うてくれへんのよ!?
苦労してるとか…カッコ悪いとか思われたくないって…
私がそんなん思うわけないやん!
ξ;凵G)ξ「私の…あほ…」
赤信号が変わるのを待ちながら自分が嫌になる…
なんで…なんで内藤のこと信じられへんかったんよ…
(;^ω^)「ツン!?」



65: ◆mFWJzt/.Cs :2006/06/30(金) 03:01:34.86 ID:4NWQuAGT0
  
配達の途中、道路の反対側にツンらしき女の子を見かけた。
(;^ω^)「ツン!?」
ξ;凵G)ξ「内藤…?」
ツンは泣いていた。
僕が新聞配達を秘密にしてたのが彼女を泣かせるほど傷つけてしまったのか…
ξ*゚听)ξ「内藤!!」
ツンが横断歩道を渡って僕の方へ走ってくる。
信号は赤…
車がツンに迫る…
ドライバーの手にはケータイが…
ダメだ!ツンに気付いてない!!
(;^ω^)「ツン!!危ない!!!」
ξ;゚听)ξ「…え?」







ぐしゃっ

何かが潰れた音が…

聞こえた…

第弍拾四話 おわり



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